製品について

様々な植物精油やハーブエキスを歯磨き・口腔ケア製品のオーラルピースに配合していますか?

まず、植物エキスや精油は、インターネットの精油ショップなどで世界中のほとんどの原料が簡単に購入できますので、口腔内臨床への植物精油やハーブエキスの効果を期待される方は、それぞれの原料の効果をご自身でお試しいただけますことをお勧めいたします。
オーラルピースには、様々な植物精油やハーブエキスは配合していません。
その理由は以下です。
植物精油や植物エキスは、数多くの成分を製品に配合した場合に消費者に何らかの効果を期待させるという販促効果はありますが、実際には口腔ケア製品に配合した場合に臨床上期待される効果はほぼ得られない課題がありました。
肌用の化粧品については、精油や植物エキスは主に香りづけとして、植物油については油分として処方されていますが、香りや油分の必要のない口腔ケア製品には、臨床上の期待される効果はほとんどないという課題があります。
何らかの効果を得るためには濃度を高める必要がありますが、味や香りに影響してしまい、口に入れられない味になってしまいます。味に影響しない量の配合であれば、エビデンスがあれば別ですが臨床上の効果は期待できないといえ、効果でプラスというよりは、むしろ安全上マイナスに作用してしまう課題がありました。
植物由来といっても、生物を忌避するために進化してきた成分は、高濃度にした場合、生物・人体に安全な物質かどうかは検証しきれていないものが多く存在します。
植物精油や植物・ハーブエキスは、古来から人間が好んで食べてきた食べ物でもないので、オーラルピースについては不使用としています。
抗菌性への期待であれば、「ネオナイシン-e®︎」の働きは植物精油や植物エキスの数千倍となります。つまり数千分の一の量で同じ効果が得られます。
オーラルピースには、「ネオナイシン-e®︎」のための梅果実エキスとダマスクローズ精油、清涼感のためのミント精油を配合しています。
これは、臨床上の効果を期待するに必要不可欠な最小限の植物精油・エキスの配合になっています。
植物精油やハーブエキスがお好みの方は、ハーブ・精油ショップ等より調達いただき、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。

2022-07-04T11:07:31+09:00

茶カテキンはオーラルピースに配合していますか?

こちらも、ヒノキチオールと同じく、配合していません。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、カテキンの約3,000倍です。つまり3,000分の一の量で同じ効果が得られます。
お茶は、健康食品として古来から人類が飲用してきました。
普通の濃さでは良いものですが、細菌への効果を発揮するためには濃縮して濃度を高めなければならず、高濃度にした場合にカナダ保健機関では肝機能についての危惧を発表し、副作用のない正しい容量を知ることが課題としています。
そういったことから茶カテキンは、要介護の高齢者や障害者、闘病中の方、乳幼児や妊婦にも使用できることを目指したオーラルピースについては配合しない処方と致しました。
茶カテキンがお好みの方は、オーラルピースと合わせて摂取していただくことをお勧めいたします。

2022-07-04T11:07:39+09:00

ヒノキチオールはオーラルピースに配合していますか?

配合していません。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、ヒノキチオールの約1,000倍です。つまり1,000分の一の量で同じ効果が得られます。
ヒノキチオールは、高温多湿の森林でヒノキ(樹木)が虫や微生物、カビへの対抗力を持つためにに作り出した忌避成分で、柱のシロアリ防止やご飯の防腐、カビやすい風呂桶などに使用されてきました。成分としては、「医薬部外品・薬用」として認可された成分です。
しかし細菌への効果を発揮するためには濃縮して濃度を高めなければならず、通常では害の少ない場合でも高濃度にすると、ラットの実験では奇形児(催奇性)のリスクがあり、女性への使用には課題がありました。
また、高濃度の場合はラミネートチューブを剥離させてしまうという強さもあり、要介護の高齢者や障害者、闘病中の方、乳幼児や妊婦にも使用できることを目指したオーラルピースへの配合は行なっておりません。
ヒノキオールがお好みの方は、精油ショップなどで入手していただき、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
ちなみに全国民の約30%、数千万人が毎年苦しんでいる花粉の原因である、約30年前に大量植林したスギとヒノキですが、日本の全森林面積の約30%にもなっています。
つまり日本の森の約3分の一が、毎年大量の花粉を撒き散らす、過去に自ら植えたスギとヒノキなのです。
毎年、花粉量と花粉に苦しむ人は増加しており、植林スギとヒノキの一日も早い伐採処理が、我々の健康維持や家計支出負担の低減、医療費の引き下げ、これから生まれてくる赤ちゃんを自分達の世代で作り出した大気汚染で苦しめないため、次世代に美しく過ごしやすい日本の春を残すためにも、待ち望まれています。

2022-07-04T11:07:48+09:00

動物由来成分はオーラルピースに配合していますか?

動物由来成分は一切使用していません。
動物由来成分、人間やウシ、ブタ、ヒツジ、ウマなどの家畜の胎盤から製造する成分、動物の卵から製造する成分、動物の細胞を培養して作る成分等は一切使用していません。また動物実験も行なっていません。
製品製造に関して、動物の命を犠牲にしない製品づくりを目指しています。
他人の歯垢や排泄物、垢等から摂取した細菌を培養等した成分、未認可の動物由来乳酸菌バクテリオシン等も使用していません。
また、ウサギなどによる動物実験を必ず必要とする医薬部外品・薬用成分も、オーラルピース製品には配合しない方針としています。

2022-07-04T11:07:57+09:00

乳幼児に使用したいと思います。ハチミツ・プロポリスはオーラルピースに使用していますか?

オーラルピースは乳幼児でも安心して使える製品を目指しているため、ハチミツ・プロポリスの類は無配合としています。
また、マヌカハニーなど抗菌作用が報告されているものもありますが、抗菌性を期待されてのハチミツやプロポリスの衛生剤としての活用には、これまでいくつもの課題がありました。
まずその抗菌性は、ハーブ等の植物の精油やエキスの抗菌性のそれと同じく、乳酸菌ペプチドの約1,000分の1以下というものです。
つまり1,000倍摂取しないと同じ力に及ばず、ほんの微量でも実現できることを、同じベネフィットを期待される場合の大量のハチミツ・プロポリスの摂取や持ち運びは難しく、高濃度の植物精油・エキスの経口摂取は危険であり、お金も相当かかります。
またハチミツの主成分は、「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」という糖であり、副作用として虫歯菌のエサになりう蝕の原因となる可能性が指摘されています。
以上の作用より副作用の方が大きくなってしまうという課題から、先進国である欧米や医療先進国である日本をはじめ、世界の医療や介護の現場では、口腔ケアにハチミツ・プロポリスを用いていない現状があります。
これらの理由から、オーラルピースについてはハチミツ・プロポリス類は無配合としています。
ハチミツ・プロポリスがお好みの方は、年齢および糖分摂取量を確認のうえ、う蝕に気をつけて、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。

2022-07-04T11:08:08+09:00

酸化チタンはオーラルピースに配合していますか?

歯磨き製品の多くが白いペースト状であるのは、多くの研磨剤(コンパウンド・石の粉)、発泡剤(石鹸や界面活性剤)を含むためです。
しかし、研磨剤や発泡剤がマイルド配合で白くなりきらない半透明のジェルの場合は、「酸化チタン」という成分を着色剤として配合すると、透明のものが真っ白のペーストになります。
「酸化チタン」は鉱物から作られますが、世界保健機関は「発がん性の可能性がある」と指摘しており、フランス政府は2020年1月から「酸化チタン」を含む食品の製造販売を禁止しました。
以上の事から、オーラルピースについては配合しない処方と致しました。

2022-07-04T11:08:17+09:00

「グレープ」や「ストロベリー」等の化学合成フレーバー、香料はオーラルピースに使用していますか?

使用しておりません。オーラルピースの味付けはすべて天然の植物精油で行なっています。
「グレープ」や「ストロベリー」、「メロン」や「コーラ」等の味については、天然の精油やエキスでは作ることができず、化学合成した合成香料(フレーバー)となります。
天然の香料や味覚は、ミントなどの植物、柑橘類などの果物の精油に限られます。
オーラルピースでは、ミント精油と柑橘精油のみを味に使用しています。
「香料」と成分表示される化学物質(合成香料や合成保存料)は配合しないようにしています。

2022-07-04T11:08:25+09:00

ポリリン酸やメタリン酸等のリン・リン酸塩はオーラルピースに配合していますか?

一切配合していません。
食品添加物として、ハムやサラミの結着補強剤、乳化剤、膨張剤等に用いられるポリリン酸やメタリン酸、ピロリン酸等のリン酸塩は、漂白効果もあり歯みがき製品にも活用されることがあります。
しかし、オーラルピースは乳幼児から化学合成成分が苦手な方、闘病者や要介護高齢者などにも使用できる製品づくりを目指しているため、リン・リン酸塩は不使用としています。
リンおよびリン酸塩の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。

2022-07-04T11:08:36+09:00

海外製品に多いキャリーオーバー成分(表示されていない合成保存料等)はオーラルピース製品に含まれていますか?

海外からの輸入製品に多い、全成分表示に記載なく製品に含まれる不純物としての保存料等、海外製品の成分に表示されていないキャリーオーバー成分は、日本国内の厳密な生産管理体制のもとその混入を防いでいます。
海外と異なり日本での使用が厳しく禁止されているホルムアルデヒドなども混入していません。
海外の薬事法では、自ら配合した成分のみ記載が必要で、製品に配合した植物エキス(腐りやすい)などの成分に含まれていた防腐剤・保存料等は成分表示に明記されません。
そして、ホルムアルデヒド等の保存料が結果的に製品中に含まれる場合があります。その場合でも全成分には記載されません。
これらの海外製品に表示されない成分は製品になった時にキャリーオーバー成分と呼ばれ、ガスマトグラフィー分析等により、一定量が製品中に含まれていることが初めて判明します。
海外製品の場合は、日本への輸入開始の際に製品のガスマトグラフィー分析が義務付けられていますが、初回サンプル分析以降、各生産・輸入ロットごとでのガスマトグラフィー分析はコスト的(毎回1アイテムに付き10万円ほどかかる)にも難しく、毎回の輸入・販売時には行われていないのが現状です。

2022-07-04T11:13:27+09:00
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