犬・猫の口臭は健康チェックが必要なサイン
愛犬・愛猫のお口の臭いが気になり出したら、健康チェックが必要なサイン。
人間と同じく健康な犬・猫は口臭も少なくお口も健康的。
一方、体に不調があると口臭となります。
また体臭も健康チェック要因です。
それは口臭のある口で毛繕いした後は、体からも臭いを感じることになるから。
お友達に会うときや、エレベーターなど狭い空間で他の人と一緒になるとき、
飼い主が慣れてしまっている口臭や体臭も、他の人には気になるエチケット。
そして歯周病は世界的な細菌による感染症で、
ペットからペット、ペットから人、人からペットにも感染してしまう病気です。
お口をきれいにケアしているお友達に歯周病菌をうつさないように、
日頃から愛犬・愛猫のお口のチェックをしましょう。
日々のケアやトリミングに合わせて、愛犬・愛猫のお口のケア・エチケットはマストです。
そして飼い主のお口のケアも大切です。
愛犬・愛猫の口臭は、実は飼い主の口臭も気づかせてくれるチャンス。
お化粧やお洋服も大切ですが、お口の清潔さは結構人に見られているものです。
愛犬・愛猫と一緒に健康できれいなお口を心がけたいですね。
歯石の原因は口腔内細菌のかたまりの歯垢(プラーク)
口腔内の歯周病菌などの細菌は、歯の間に塊となって繁殖し、歯垢(プラーク)となります。
歯垢(プラーク)をそのまま放置するとカルシウム化し、歯石となって歯にこびりついてしまいます。
そして歯周病などの原因になります。
また、歯石の除去には全身麻酔など、小さな命にリスクが伴います。
歯石の予防には、人間と同じように口腔内細菌へのアプローチと歯間のブラッシングが大切。
人間の赤ちゃんと同じように、小さな愛犬・愛猫のことを考えて、安全な成分の歯磨き剤でお口のケアを行ってあげてくださいね。
愛犬・愛猫を歯磨き嫌いにさせるか、歯磨き好きにさせるかは飼い主しだい
子犬・子猫が成長して成犬になるまで。
歯磨きが好きで、きれいな歯で口臭もない方が、その子にとって幸せなはずです。
しかし「どうしてもうちの子は歯磨きが嫌い」という方は、どうして嫌いになったのかよく考えてみましょう。
それは、歯磨き粉の味が「イヤ!」だったからでは?
犬・猫には防御本能があり、体に害のある・違和感のあるものは吐き出してしまう力があるのです。
外遊びをしても土や葉っぱは吐き出します。また外で買ったもので、人間には美味しく感じても、添加物などに反応して食べない敏感な子もいます。
人間には微量のものであっても、臓器や体の小さな犬・猫にとっての影響は図り知れ無いもの。
愛犬・愛猫は本能的に自分の身を守って、歯磨き剤を口に入れるのを抵抗しているのかもしれません。
飼い主が毎日歯磨きのたびに、体に危険なものを口に入れることから身を守る度に泣いていたのだとしたら。
愛犬・愛猫の気持ちになって考えてあげることも、愛犬の一生の健康に大きく効果のあることになります。
歯磨きに慣れさせるには赤ちゃん・子犬・子猫の頃から
歯磨きに慣れず、お口に触らせることを嫌がる子はたくさんいます。
それは犬・猫の本能的なもの。
人間の様にうがいや吐き出しが出来ない犬・猫は、危険なものを大切な口に入れたがらないためです。
お口を触られることは苦痛で、そして味覚の鋭い犬・猫にとって添加物が多いケミカル物質の変な味のものを、
口に入れられるのは本当に嫌なことなのです。
犬・猫が危険なものと警戒しない、安全な成分・食べれる成分でできた歯磨き・口腔ケア製品を使ってあげるのは、
愛犬・愛猫への優しさと歯磨きを成功させる第一歩の選択。
健康で長生きのための歯磨き、歯石予防、歯周病予防を毎日させてくれるには、
赤ちゃん・仔犬・子猫のころから徐々に安全な抗菌剤入りの歯磨き・口腔ケア製品を使って歯磨きに慣れさせてみてください。
歯磨きをしないで大きくなった子にも、ちゃんと言い聞かせて根気よくケアを。
家族みんなの幸せのために、ペットにも1日ほんの数分の歯磨きに協力してもらいましょう。
そして歯磨きが終わったら最大限にほめて可愛がってあげましょう。
ペットは飼い主が喜ぶことを喜んでする本能があるのです。
惜しみない愛を注いであげることが、何よりも大切なことです。
体や臓器が小さく、うがいが出来ない犬・猫への安全性の大切さ
近年、犬・猫用の歯磨き・口腔ケア製品についての世界の消費者志向についても意識が急速に大きく変わりつつあります。
それは、口腔内粘膜は通常の皮膚の10〜20倍の経皮吸収率と高いことが知られ、
日々口にする口腔ケア製品に配合されたケミカル物質が思った以上に口に残る、
体内に吸収および蓄積されるということも分かってきたため。
微量のケミカル成分は、日々の摂取量は微かであっても、代謝されなかったキャリーオーバー化学物質は時間をかけて確実に体内に蓄積されていくといわれます。
そして花粉症の発症の様に、数十年という長期間に渡って蓄積され続けたケミカル物質は、
ある時、蓄積したケミカル物質が自分の許容量を超えた時、コップにいっぱいの水が溢れる様に、
突然アレルギー症状や化学成分過敏症として発症するとのこと。
その治癒は対処療法をもっても難しく非常に困難なものとなり、好きなものが食べれなくなるなど愛犬の様々な楽しみや喜びを奪ってしまう可能性も。
女の子の場合は、将来の子供への影響も考えられます。
ヨーロッパを始め先進国においては約10年前から、「オーラルケアこそ安全性の高いものを」という消費者ニーズが主流になってきました。
特に、体や臓器が小さく、うがいや吐き出しのできないペットの歯磨き・口腔ケア製品には、
蓄積されるケミカル物質は無添加の「口腔内のトラブル原因菌にアプローチしながら、飲み込んでも安全」な革新的な製品が大切。
ペット用のものだから何でも良い、安いもので良いという逆の考えは、もう捨てましょう。
体や臓器が小さい犬・猫用の歯磨き・口腔ケア製品ほど本質を吟味する必要があることを忘れずに。
犬・猫用の口腔ケア製品・歯磨きジェル・歯磨き粉・マウススプレー・液体ハミガキの比較・選び方・選択方法について
ペット・犬・猫の歯磨き・歯周ケア・口腔ケアを行いながら、同時に歯石や口臭予防までを行う機能を期待される「ペット・犬・猫用の口腔ケア製品・口腔衛生剤・口腔湿潤剤・口腔保湿剤・オーラルケア製品の選択ポイント」は以下といえます。
まず第一に、ご自身で味見をしてみることです。これで「そのまま飲み込んでも安全な成分であるかないかの感覚」「口の中に入れて気持ちが良いか悪いかの使用感」「使用しての効果の実感」など殆どのこと、違いが分かります。
第二として、「飲み込んでも安全な抗菌性を期待される成分」が入ってるかいないかを確認することがポイントとなり得ます。
口腔内のトラブル原因菌を増やさないためには、単なるジェルでは臨床現場のニーズに応えられず、「飲み込んでも安全な抗菌剤が配合される製品」が口腔内の清浄や保湿、清潔に保つことに関して有用性が高いと考えられます。
第三に大きなポイントはペット・犬・猫の使用感です。
食べ物ではない合成増粘剤や合成ポリマーなど化学成分を多く含むものは、原料コストは安いですが、使用感・水溶性に難点が出ます。つまり口の中で異物のように残り、気持ちが悪いのです。例えば口の中にずっとワセリンやラード、絵の具がへばりついているような感じになります。
それぞれの製品の水溶性については自宅にても調べることができます。
シャーレ(小皿でも良い)に比べたい製品を少量入れる。
その後に水を入れ1時間ほど置く。
最後に水を流し、残った製品の状態を観る。
溶け残るものは、上顎部にへばりつく感じとなります。水(唾液)がついても、殆どそのまま残るものタイプのものから、「オーラルピース フォーペット」の様に自然に水(唾液)となじみ薄く広がり作用するというタイプのものまであります。
化学原料を多用した溶けにくいものは、体内での消化や腸管内の微生物による分解が難しく、また自然界に排出されても難分解性を示し、微生物による生分解が難しい物質となります。
唾液で溶けず、口の中に残ったままの感じが良いか、それとも口の中に馴染んで広がり、違和感なく作用される感じが良いか、以上の実験方法でご自身のペットにとってよりベストな製品を選択していただくことをお勧めいたします。
それぞれの製品の研究・開発背景や、使用感などの特徴をよく理解して、使うペットのニーズに合った製品を選択することが重要です。
犬・猫の歯磨き・口腔ケア製品の効果や安全性のデータやエビデンス(証拠)について
「雑貨・雑品」に属されるペット用の歯磨き・口腔ケア製品には、薬機法下にある人間用の歯磨き・口腔ケア製品と異なり、効果や安全性のデータやエビデンス(証拠)が乏しい現状があります。
しかし、臓器や体の小さい、また医療費も高額な犬・猫用だからこそ安全性や効果の高いものを使いたいもの。
人間用にも採用される研究成果のある、効果と安全性のデータやエビデンスのある製品を選ぶことが、賢明な選択といえます。
人間の医療現場でも使われる効果と安全性、信頼性のある製品が◎
では、様々な犬・猫用製品が世界にあふれる中で、どんなものを選んだら良いのでしょうか。
ネット広告の数?検索上位に来ること?口コミプロモーション書き込みの数?ランキング広告の上位にあること?量販店でどこでも売ってること?店頭での目立ち度?製品名や製剤名をそれっぽくしてること?価格が安いこと?逆にとても高価で何か凄そうに見えること?
でも少し考えてみましょう。
犬・猫も人間も動物でほとんど口腔機能や臓器、そして歯周病菌や歯石についても同じです。
効果と安全性が求められる人間の医療用として、国立大学機関による研究背景や、医師や歯科医師、獣医師や歯科衛生士が開発に関わり、誠実に作られた製品、
ICUなど医療現場、また国際宇宙ステーション等で実際に用いられて支持されている製品や研究は、ペットにとっても効果的で安全、信頼性が高いといえ、確実に安心ですね。
一方逆で、ペット用しかない製品って少し不安。
効果は期待できるの?効果があるならなぜ人間の医療現場で活躍してないの?科学的根拠はあるの?なぜ信用性の高い百貨店では取り扱われてないの?どうして有名な雑誌などでは紹介されないの?なぜ日本でしか売ってないの?なぜ配合全成分を明示しないの?どんな成分が入ってるの?人間用の製品よりなんで高いの?どんなところで作ってるの?衛生面は?人間にはなぜ使えないの?安全性は?
やっぱり飲み込んでも安全な人間用としても信頼できる医療現場や百貨店で取り扱われ、新聞や雑誌、テレビで取り上げられ、多くの人に支持されている製品、世界中で使われている信頼できる製品を、自分の愛犬・愛猫やお友達にはお勧めしたいもの。
本物を見極める力のある、医師、歯科医師、獣医師やトリマーさん、世界のバイヤーや海外の消費者、百貨店バイヤーや新聞記者、宇宙飛行士など、効果と安全性という最新技術が求められる現場にいる人の目にかなった製品がやっぱり◎。
人間の医療現場でも活躍する、百貨店バイヤーやメディア関係者、世界の消費者に愛される、ちゃんとした本物の製品を賢く選んで、ワンちゃん・ネコちゃんやお友達ワンちゃん・ネコちゃんにも喜んでもらいましょう。
動物歯科の第一人者である歯学博士・獣医師・歯科医師による最新の犬の歯磨き方法
動物医療・歯科医療現場での最新の犬の歯磨き・口腔ケア方法については、臨床件数は日本一におよぶ日本の動物歯科の第一人者であり、オーラルピースプロジェクトメンバーである林一彦 日本大学名誉教授・ヤマザキ動物看護大学元教授(獣医師・歯科医師、歯学博士・獣医学修士)による書籍「犬の歯みがき読本」「犬の歯みがき絵本」「犬の予防歯科学」をお勧めしています。
動物看護学に基づいた犬の歯・口腔の構造や機能、実際の歯科予防にかかわる器具・器材の準備、その使い方や手技、使用後の後片付けと器具類のメインテナンス等についてその理論的な解釈も含めて解説、犬の予防歯科学あるいは歯科予防処置について実際に即して記述されています。
理解しやすいように図や写真も多く取り入れてあり、犬の歯磨き・口腔ケアの基礎知識、準備、技術、ポジショニング、多様な症例別のケア方法、日常的口腔ケアの指導、基礎から応用までの臨床現場で必要となる知識を、写真やイラスト入りで初歩から詳細に解説されています。
犬の歯磨き・口腔ケアを行う獣医師の方、看護師の方、トリマーの方、歯科衛生士の方、愛犬の健康と長生きを望む飼い主の方はぜひ参考にされ、最新の適切な歯磨き・口腔ケアを行ってみましょう。
犬の歯磨き方法への多くの疑問は?
書籍「犬の歯みがき読本」「犬の歯みがき絵本」「犬の予防歯科学」をよく読んでいただくと、より医学的な見地からの犬の歯磨き方法について学ぶことができます。
それでも、どうしてもうまく家庭での歯磨きが難しい場合は、林先生の動物病院で受診し指導をいただくことをお勧めいたします。
製品を塗るだけ・飲ませるだけではダメ
犬・猫の口や歯も人間と同じ。
人間用でも、歯磨き粉やジェルを塗るだけ、うがいするだけ、水を飲むだけで歯の間から歯垢がきれいに取れて、
虫歯や歯周病にならないということはあり得ません。
そんな医学的見地に基づく革新的な研究があれば、歯磨きが困難な高齢者介護や医療現場で注目され、人類を救う大活躍が期待されます。
しかし、実際の医療・介護現場や百貨店などでは、そのような研究技術は臨床使用・取り扱いされていないのが現実です。
人間の歯磨きと同じく、犬の歯間にこびりついた歯垢の除去と歯石の予防には、物理的な先の細いブラシによる歯間のブラッシングが必要です。
効果と安全性の高い特許取得乳酸菌抗菌バクテリオシン製剤「ネオナイシン」が配合された製品については、
鹿児島大学歯学部の研究結果で歯垢(プラーク)にも浸透し殺菌するという医学的なデータがあることから、
塗るだけ、飲ませるだけでも有用性があり推奨しています。
しかし、やはり基本は一日一回のブラッシングです。
歯石・歯周病予防にブラッシングもちゃんとしてあげるのが、愛犬・愛猫の健康な未来を考えた本当の愛情です。
犬・猫の歯磨きの回数は一日何回が適当か
一日一回でじゅうぶんです。
3食やるのは負担が重いですね。それに唾液による自浄作用があります。
寝る前や愛犬・愛猫が落ち着いている時、スキンシップも兼ねて歯磨きしてあげてください。
犬・猫用の歯ブラシの選び方
歯ブラシも様々ですが、歯肉を傷つけないように柔らかい毛の物を選びましょう。
種類や年齢によっても異なるので、獣医師や歯科衛生士、トリマーさんやショップオーナーに相談して、最適な歯ブラシを選ぶことが大切です。
犬・猫用歯磨き・口腔ケアジェルと口腔ケアスプレーの使い分け方法
それぞれの特徴に合わせた使い分けが有効です。
ジェルの場合は歯磨き・口腔ケア時に、また口内保湿に便利です。
一方スプレーの場合は、時間のない時に直接口腔内にスプレーし、口腔内の菌数コントロール、口腔衛生や保湿が簡単に実現できます。
外出時や忙しい時、寝てしまったペットに使う場合などスプレー製品は便利です。
また飲み水に口腔ケアスプレーを数プッシュし薄めると簡単に犬の口腔ケアができます。
ほぼ水分であり容量の大きいマウスウォッシュに比べて水分量も少なく済むので、スプレー製品は保存や携帯にも向いている製品と言えます。
両方のアイテムを効果的に使い分けることが、適切な口腔ケアのポイントとなります。
用途に合わせた使い分けで飼い主のケアの負担を軽減できます。
賢く製品を使い分けて大変なペットの歯磨きを、楽で楽しい時間に変えてみましょう。
犬・猫の摂取に特に気をつけなければいけない添加物
犬の研究から注意が必要な成分があります。
実際に犬を用いた動物実験を行っているわけではないので発症ベースになりますが、内臓での代謝が難しいキシリトールやアルコール(エタノール)、合成保存料、合成殺菌剤などは、避けるべきといわれています。
また抗菌効果があるといっても人間の医療現場や口腔ケア製品ではあまり用いられない塩素や次亜塩素酸、
うがいが出来ない体や内臓の小さな犬には心配なCPC(塩化セチルピリジニウム)やヒノキチオール などの殺菌剤、
パラベンや安息香酸Na、ソルビン酸Kやフェノキシエタノールなどの合成殺菌剤、
副作用が指摘されているグリチルリチン酸、プロポリス、メントール等にも注意が必要です。
その他にも様々なケミカル物質がありますが、アレルギーは人間と同じ様に一般的なものは存在せず人それぞれ、犬の個体それぞれで犬の頭数と同じ数のケースがあります。
またヒューマングレードの全成分表示が法律で義務付けられている人間用ではなく、薬機法には準拠しない雑貨製品としての犬用のみの製品で、
配合成分をはっきり明示していない犬用歯磨き・口腔ケア製品(雑貨)の場合は、記載義務は無いが実際は配合している、人間用には用いられることのない多くの添加物やケミカル物質への注意も必要です。
一方で、水やお茶に合成保存料を加えて容器に詰めたようなものや、単なるジェルやペースト状の雑貨製品では歯石の原因である口腔内細菌への臨床効果は期待できず意味がありません。
安全性がありながら、効果を医学的に証明した研究背景があるものが信頼できます。
大切な愛犬にとっての効果や安全性は飼い主が、きちんと調べて守ってあげましょう。
犬種別の歯磨き方法は?
歯ブラシの大きさを変えます。
人間と同じように、小さなお口には大きな歯ブラシは届きません。
犬種の口の大きさに応じて歯ブラシを選びましょう。
歯磨きシート・ウェットティッシュで歯石や口臭予防になりますか?
ご自身で試してみることです。
歯ブラシを使わずに、ウェットシートだけで何日も過ごし、人と会ったり、話したりすることを。
愛する犬・猫にもブラシングをしてあげる方が良いと思います。
犬・猫用の歯磨きと人間用の歯磨きの違いは?
基本的に味以外の処方はほとんど変える必要がありませんが、多くの場合ペット用の歯磨きには研磨剤を無配合とした製品が多くあります。
それは、犬や猫はうがいや吐き出しができず飲み込んでしまうため。また発泡剤も含まないものもあります。
しかし、実際には犬猫用のボディケア製品も人間用のボディケア製品も、女性用も男性用も、香りや細かな部分以外は内容的にはほぼ同じクリーム状の物質であるように、歯磨き製品もほとんど同じです。
「○○用」とは、消費者ニーズをより追求した製品開発という観点もありますが、もし「全員に使える」となるとマーケットセグメンテーションと、プロモーション、つまり宣伝、販売が難しくなる実情があります。
よって大きな違いは、プロモーション上の売り手側の事情であり、(もし人間用の製品の転用であれば)同じ工場で作る製品を、犬用に「製品名を変える」、「パッケージを変える」、「味を変える」、「売価を変える」、
さらに近年無法地帯になりつつある検索サイト上で、新興ブランドがバーチャル社会でのプレゼンスを奪取するために、「検索SEOトップにするためにキーワードを絞る」、「ネット広告を出しキーワード検索上位を自社ブランドで埋め尽くす」、「逆SEO」といった手段で行われる、
消費者や製品、ビジネスや社会、仕事や生き方に対する向き合い方の違いといえます。
もし愛犬・愛猫も含めて家族全員で使える効果と安全性、皆のお口に合う優秀な歯磨きがあると1本で済んで、経済的で環境にも優しく理想的ですね。
犬・猫のお口のケアの重要性
口腔は体の入り口として全身の健康を保つためにとても重要な器官で、健康と密接な関係が。
人間にとって様々な疾患を引き起こす原因として、
口腔つまり口や歯の健康が深く関わっていることが近年分かり始めました。
歯がたくさん残っていると、全身疾患のリスクが低く、
健康で長生きであるというデータが数多く報告されています。
そしてコロナウィルス出現以降は、歯磨き・口腔ケアによる口腔衛生が重要であると、多くの人に認知されるようになりました。
それは同じ動物である犬・猫も同じこと。
不健康を続ける結果は、将来の病院通いなど家族の大きな時間・お金・悩みにも跳ね返って来てしまいます。
そして愛犬・愛猫の寿命や一緒に幸せに過ごす時間も奪ってしまいます。
ペットの歯磨き・口腔ケアを行うことは、食事や散歩と同じくペットライフの基本であり、大切なことなのです。
犬・猫のトラブル原因菌対策は最新のバイオ・グリーンテクノロジーで安全に解決できる時代に
最近の医学研究では歯周トラブルの原因菌と、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、早産や低体重児といった様々な疾病との関係性も明らかになっています。
そして歯を失う原因・お口のトラブルである歯周病などの多くは、口の中の細菌が原因。
菌を増やさないためには、菌にアプローチする製剤の研究と口腔ケアが重要。
歯石の原因は細菌の塊である歯垢(プラーク)が固まったもの。
歯磨きをしないで数日すると、その細菌の塊である歯垢が石灰化して歯石に。また歯石の内側で歯周病も進行していきます。
そして歯石の除去には全身麻酔など、小さな体の愛犬の生死に関わるリスクも生じてしまいます。
歯石を作らないためには、口腔内細菌に有効な「飲み込んでも安全な抗菌剤」と飼い主の日々の歯磨き・口腔ケアが大切。
また効果的に安全に簡単ケアすることが出来、ケアする飼い主側の負担も軽減することも大事なこと。
近年は、飼い主による予防ケアの負担も軽減できるテクノロジー・イノベーションが生まれてきています。
ペット用歯磨き・口腔ケア製品への「飲み込んでも安全な抗菌剤」の必要性
動物も人間と同じ様に口の中の細菌が原因で、細菌のかたまりである歯垢(プラーク)が出来ます。
歯石は歯垢が石灰化したもので、口臭や歯周病の原因は、口腔内の細菌によるものです。歯垢や歯石、口臭等を防ぐには日々の口腔ケアと、原因菌への対応が重要となります。
また一方でうがいや吐き出しのできない動物には、飲み込んでも安全でありながら効果のある成分が必要となります。
水、植物エキスや酵素、乳酸菌自体では効果は期待できず、実際の臨床上の課題が残り、また合成殺菌剤の動物への投与も課題があります。
原因菌への対応と、飲み込んでも安心という相反する課題を解決する新たな製剤の研究開発が世界中の愛犬愛猫家から望まれていました。
いま世界の医療現場では、20年以上に及ぶ九州大学での研究成果から2012年に発明された、トラブル原因菌にアプローチしながら飲み込んだ場合は安全に消化分解される、
特許を取得した乳酸菌抗菌性バクテリオシン製剤配合「ネオナイシン」配合のケア製品を選ぶことが、愛犬への効果と安全性のために賢明な選択とされます。
飲み込んでも安全な抗菌剤についてぜひ調べてみましょう。
犬・猫の歯磨き・口腔ケア製品に活用されるケミカルフリーの特許技術
地球の環境破壊や温暖化による災害発生、大気汚染や海洋汚染は日々深刻に進んでいます。
大自然の中で愛犬と私たちが楽しく過ごせる日々はかけがえのないものになりつつあります。
先進国ではこれからの時代は、これまでの20世紀のレガシー技術との世代交代が急速に進み、
グリーンテクノロジー・最先端のバイオテクノロジー研究を活かした、
臨床効果も実現しながら、からだに優しく、生分解性が高く自然界で分解され微生物生態系にも優しい、流した後の海を汚さない、
Co2を排出するケミカル物質を用いない、地球や生き物たちに優しいサステナブルなプラントベースの犬用歯磨き・口腔ケア製品が、
SDGs時代の地球や未来の人類にとって賢い選択、そしてデファクトスタンダード、
グローバル産業のメインストリームに置き換わると考えられています。
それは地球上の生き物である人間にとっても犬・猫にとっても、
同じく有益である賢明な未来の選択であるから。
そして毎日少しずつでも愛犬・愛猫の健康や地球の自然環境に良いことをして、気持ちよく過ごすこともペットライフには大切です。
ペット動物用(犬猫)の歯磨き・口腔ケア製品6分類の成長性とリスク要因は?2050年グローバルペット市場予測
①「甘味ジェルおよび液」
歯磨きをしやすくするために、人工甘味料と保存料、合成ポリマー、香料でできたもの
(基材・ベース、成分:アスパルテーム・ソルビトール・スクラロース・マルチトール・エリスリトール・サッカリンNa等の人工甘味料、カルボマー・ポリアクリル酸Na・ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性合成ポリマー・液体プラスチック、合成香料、パラベン・フェノキシエタノール・安息香酸Na・ソルビン酸K・BG・PG・グリシン・ポリリジン等の合成保存料)
成長性:健康・環境規制されない成分のみ配合であれば低価格優位で一定のシェアを維持
リスク要因:抗菌効果に課題、口腔内細菌対応の新技術の出現、臨床効果データや安全性データの整備、健康や環境対応
②「ケミカルジェルおよび液」
口腔内細菌の殺菌目的で、合成殺菌剤や塩素、漂白剤、界面活性剤、その他の化学物質や化合物、抗生物質を配合したもの(キー成分:CPC、IPMP、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、ベンザルコニウムクロリド、LSS、トリクロサン、サリチル酸、ユッカ抽出物、フェノール、クレゾール、過酸化水素、塩素、二酸化塩素、リン酸塩、ヨウ化カリウム(ヨード)、ホルムアルデヒド、アンモニア、シアン化物・青酸、農薬・殺虫剤使用成分等)
成長性:石油由来合成殺菌剤等の化学物質は代替グリーンテクノロジーに置き換わっていく趨勢
リスク要因:副作用や薬害訴訟リスク、環境汚染リスク
③「チオシアナートジェルおよび液」
口腔内細菌の殺菌目的で、口腔内の過酸化水素とラクトパーオキシダーゼやグルコースオキシダーゼ等の唾液成分を配合し、唾液成分とppm単位で化学反応させ(チオシアネート)、口腔内でシアン化様物を発生させ大腸菌の一部を殺菌させる作用機序
(キー成分:ラクトペルオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸Na、過酸化水素)
成長性:シアン化物の甲状腺や生殖機能、環境への影響から代替グリーンテクノロジーに置き換わっていく趨勢
リスク要因:法規制(ex2014年欧州連合での規制から2021年環境省の規制準備)、薬害訴訟リスク、環境汚染リスク
④「強アルカリジェルおよび液」
口腔内細菌の殺菌目的で、Ph 10以上の強アルカリ(水酸化K・苛性カリや水酸化Na・苛性ソーダ)、電解アルカリ水を配合したのもの
(キー成分:水酸化k・苛性カリ、水酸化Na・苛性ソーダ、アルカリ電解水・ph調整強アルカリ剤、塩)
成長性:苛性・粘膜損傷のない代替グリーンテクノロジーに置き換わっていく趨勢
リスク要因:苛性による粘膜損傷、法規制、薬害訴訟リスク、環境汚染リスク
⑤「天然由来成分配合ジェルおよび液」
口腔内細菌への効果想起で、アルコール(エタノール)や自然毒の抗菌成分(植物・生物)、乳酸菌自体等を配合したもの
(キー成分:穀物エタノール、ヒノキチオール、カテキン、マスティック樹脂、セントジョンズワート精油、ウィンターグリーン精油、ティーツリー精油、植物エキス、麹エキス、漢方、アルカロイド、プロポリス、ヨーグルト、乳酸菌自体、乳酸菌培養エキス、カビ生産物、銀や亜鉛等)
成長性:代替バイオテクノロジーに置き換わっていく趨勢
リスク要因:臨床効果データや安全性データの整備など
⑥「乳酸菌抗菌ペプチド(バクテリオシン)ジェルおよび液」
口腔内細菌への清浄目的で、乳酸菌抗菌ペプチド(バクテリオシン)を配合したもの
(キー成分:乳酸菌抗菌ペプチド・植物エキス)
成長性:健康・環境に優しい宇宙で活用される人類に有益な発明として当該ニッチ分野で世界市場に普及
リスク要因:研究や生産におけるコスト増大と競争価格の維持、模倣イメージ製品との差別化
コロナ禍以前の2010年代までは人間用の製品もあった③のカテゴリーが大きなシェアを占めていましたが、2014年の欧州連合(EU)による化学物質の規制を受けて、人間用は2015年にブランドオーナーシップの変更と処方変更により課題の抗菌作用機序を排したシンプルな保湿用製品に生まれ変わり①のカテゴリーとなることで一時的に①のシェアが増加、また2020年代前半は定期販売通販事業者等による④のカテゴリーへの同質製品の参入が相次ぎカテゴリーも伸長した。②と⑤については人間用製品がメインでサブラインとしてのペット用オーラルケア製品を研究開発するプレイヤーは存在するが、オーガニックコスメ市場やケミカル消費財市場の衰退と共に減少傾向にある、としています。
各カテゴリーの正確な市場規模、将来の成長性、健康・環境・事業リスク、各ブランドのポジションマップ、シェア、30年後の市場動向については現在調査中だが、健康や環境保護が重要視される21世紀においては代替グリーンテクノロジーへの世代交代を進め、⑥のカテゴリーがメインストリームとなる、とされています。
DTC World Pets product review 2024 Health and Environment
愛犬・愛猫の健康のために飼い主ができること
新型コロナウイルス(COVID-19)禍以降のいま、時代は大きく音を立てて変化を始めています。
そして、人類はこれまでより大きな視野で、犬・猫用の歯磨き・口腔ケア製品やペットとの幸せな生き方を選ぶべき時代に、
急激に大きく変化してきています。
毎日愛犬の口に入れ続けるオーラルケア製品も、一生の自身や家族の健康を考える事と同じ様に、
健康へのトータルコストや幸せ、本質や安全性を見極め、それぞれがよく考えて賢く選ぶ時代に。
人類全体、そして個人個人が、愛する犬・猫と共に未来に大きく一歩を踏み出すタイミングが来ています。
愛する家族である大切なワンちゃん・ネコちゃんと飼い主の幸せのために、
犬・猫の歯磨きと口腔ケアについて、少しだけちゃんと考えて勉強してみましょう。
ブランドや製品を選ぶのはその人の価値観やリテラシーに合ったものを
様々なブランドや製品が世の中に溢れている中で、どの様なブランドや製品を選ぶのかは、共感や相性といえます。
「お買い物は投票」という言葉もありますが、そのブランドや製品を支持・応援したい人が、好きなブランド・製品を購入して、
応援・投票するというものです。
自分自身と価値観が合うブランド・製品を選ぶこと、研究背景やデザイン、企業の姿勢や、
そのブランド・製品を愛する他の人たちとの相性など、支持者がブランドを作り、ブランドが支持者のライフスタイルを作ります。
どんなブランドであるか、どんな研究背景があるか、どんな製品であるか、どんなデザインであるのか、どんな人たちが作っているのか、
どんなどんな雑誌や新聞などのメディアで取り上げられているのか、どんな店格のお店で売られているのか、どんな人が評価しているのか、
そのブランド・製品を大切な人にも勧められるか、ブランドのトーン&マナーは自身の価値観を表しているか、、、
自分自身の価値観やリテラシーに合ったブランドや製品を選ぶこと、
またブランド側にとっても、ブランド側の価値観やリテラシーに合った人に選んでいただくことが、
恋愛や人の縁、友達作りのように、双方にとってハッピーであると言えますね。
皆さんにとって、素敵だな・応援したいなと思うブランド・製品とはどんなものですか?