オーラルピース クリーン&モイスチュア
オーラルピース クリーン&モイスチュア(歯磨き口腔ケアジェル・マウススプレー&ウォッシュ)は、
九州大学大学院農学研究院 生命機能科学部門 微生物工学研究 教授、日本乳酸菌学会副会長、日本生物工学会会長を歴任された工学博士、園元謙二九州大学名誉教授の20年以上に及ぶ、
菌で菌を制す乳酸菌バイオテクノロジー研究をベースに発明された、乳酸菌抗菌ペプチド(バクテリオシン)特許製剤「ネオナイシン-e」配合。
世界の保健機関で食品認可された唯一の抗菌ペプチド(バクテリオシン)であるナイシンから生み出された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」が、
口腔内のミュータンス菌・Pg菌・カンジダ菌・大腸菌・黄色ブドウ球菌等のトラブル原因菌に、
これまでの抗生物質や合成殺菌剤、植物毒系抗菌剤以上に超低濃度で瞬時にアプローチしながら、
飲み込んでも安全な食品成分100%・ケミカルフリー(化学成分無配合)の歯磨き・オーラルケア製品。
「超低濃度での原因菌への効果と高い生分解性と安全性」という旧来ケミカル技術では乗り越えられなかった相反する課題を、
日本の国立研究機関による最先端の乳酸菌抗菌ペプチド研究・グリーンテクノロジーにより解決、
世界中に他にない発明から、人類の持続可能な発展に新たな可能性を生み出した、
環境にも配慮した新しい時代の、からだにも自然にも優しい、
日本生まれの口腔衛生ブランドです。
プロジェクトメンバーが障害のある子供を授かったこと、また末期癌で闘病した父親の口腔内トラブルを目の当たりにしたことがきっかけとなり、
うがいや吐き出し・口腔ケアが困難な方に対し、体内吸収しても安全な成分で、負担なく行いたいという医療・介護現場のニーズに応え、
九州大学大学院農学研究院、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科、国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部等との産学官連携と、
医学博士・工学博士・農学博士・歯学博士・薬学博士・医師・歯科医師・獣医師・歯科衛生士・看護師・介護士・言語聴覚士等から編成される、基礎研究から臨床応用までのプロジェクトチームにより、
日本の国立研究機関の産学官連携による先端乳酸菌バイオテクノロジー研究をベースに、10年以上の研究期間を経て2013年に開発。
日本発の技術革新により、世界中の多くの人の口腔内環境を整え健康な毎日と健康寿命の伸延、
日々の医療・介護者の負担低減、日本国内だけでも年間10兆円に迫る介護費用の低減、口腔ケアによる感染・重症化予防、
そして、本業において収入の少ない全国の障害者の仕事を創出、収入向上を目指す持続可能な取り組みを推進、、また各地の災害被災地支援活動や美しい地球環境の保護という、事業を通した社会活動への取り組みが評価され、
横浜ビジネスグランプリ最優秀賞・ジャパンベンチャーアワード最優秀賞・日本農芸科学技術賞・グッドデザイン賞・ソーシャルプロダクツアワードなど様々な賞を受賞。
国立成育医療研究センター・東京医科歯科大学医学部附属病院・東京大学医学部附属病院をはじめとした総合病院や歯科医院、薬局など、日本全国の医療機関やICUで採用されています。
また飲み込んでも安全で水がなくても使える・生分解性が高くからだや環境に優しい特徴から、高齢者や闘病者にとどまらず、
家族の健康を気遣う方、ケミカル成分を摂取したくない方、乳幼児や妊婦、授乳中のママ、水の使用が限られる災害被災地や登山などのアウトドア、大切な家族であるペットへの有用性も認められ、
全国の福祉施設だけでなく、伊勢丹・BEAMS・クレヨンハウス・アーバンリサーチ・GoodDesignStoreTOKYO・東急ハンズをはじめとした百貨店や全国の先進的なセレクトショップにもお取り扱いいただき、
さらに、革新的なメイドイン・ヨコハマ・ジャパン製品としてヨーロッパ・アメリカはじめ世界15カ国に輸出され、世界中の皆様に愛されています。
そして2020年12月には、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)により国際宇宙ステーション(ISS)搭載品として選定、宇宙飛行士の皆様の宇宙生活での健康維持に活用、人類の宇宙進出も支えています。
これ一つで毎日の、口腔ケア・歯みがきによる「口腔内の清浄」「口内保湿」 「口臭予防」「歯周ケア」「舌ケア」「粘膜ケア」「虫歯予防」「口腔内マッサージ」「ドライなマウス予防」「唾液の補助」「誤嚥性の肺トラブル予防」「感染・重症化予防ケア」そして「美しく健康な歯」までのトータルケアを同時に実現、
日本の国立大学の研究成果により、健康を気遣う人のニーズ、医療・介護現場のニーズ、新型コロナ時代の世界の口腔衛生ニーズ、宇宙生活時代の人類の新たな歯みがき・口腔ケアニーズに応えます。
口腔内のミュータンス菌・Pg菌・歯周トラブル原因菌・大腸菌・誤嚥性肺トラブル原因菌・口臭原因菌・カンジダ菌等に、
これまでの抗生剤や合成殺菌剤、植物毒系抗菌剤以上に、
超低濃度で瞬時にアプローチしながら、
飲み込んだ場合は腸管内で速やかにアミノ酸として分解・消化され、
免疫力の源である腸内フローラを殺菌せず守れる、
副作用がなく安全な、
福岡県産の「おから」から発見された、清潔な植物性食品由来の乳酸菌が産出する乳酸菌ペプチド特許製剤「ネオナイシン-e®」配合。
すべてトレーサビリティの高い安全成分、水と植物由来成分、食品成分、オーガニック成分で国内生産されているので、味も美味しい。
保湿剤も配合し、唾液の洗浄作用を高めることでステイン(色素)の付着を予防して白い歯を維持すると共に、
マスク着用の口呼吸から乾燥しがちな口腔内を潤して口臭を予防。
研磨剤無配合で大切なエナメル質を削らず知覚過敏を予防、セラミック歯なども傷つけない。
発泡剤も不使用でしっかり磨け、磨き残しが少ない。
就寝中の菌の増殖や口渇を防ぐためお口に塗布・スプレーして寝ても、お腹を壊さないこともオーラルピースの大きな特徴です。
日本の産学官の技術革新・グリーンテクノロジーにより実現したケミカルフリー、
またアルコール(エタノール)も無添加だからみんなで使える。
フッ素(チタン腐食成分)が含まれていないのでインプラントでも使える。
水の使用が限られる災害被災地や宇宙船でも使える。
難分解性の合成殺菌剤やケミカル物質は無配合。
体内に蓄積されず、自然環境に排出されても微生物により速やかに生分解され、美しい自然の土壌や水辺の微生物生態系に影響を与えない、
流した先にある海を汚さない、地球を美しく保つ環境調和型のSDGs対応製品でもあります。
愛する人に。
家族の健康に気をつけ、日々の食べるものや口に入れるものに安全性を求める方。日々の健康・予防ケアを心掛けている方。
誤嚥・誤飲の心配のある、うがいや吐き出しが難しい要介護のお年寄りから闘病中の方、医療・介護の現場で。
歯磨き剤を飲み込んでしまう乳幼児や化学成分が苦手な方、妊娠中・授乳中・妊活中の方。
化学成分過敏症の方、将来の過敏症・アレルギー発症を予防しケミカル成分の体内蓄積を避けている方。
加齢やお薬の副作用によるドライなお口に保湿に。誤嚥性による肺トラブルの予防に。
歯が生え始めた赤ちゃんの初めての歯みがきに。大切な家族であるペットにも。ヴィーガンの方にも。
また水の貴重な災害現場、アウトドア、宇宙生活に。そして美しい地球の環境を守りたい方にも。
そして口腔ケアによるウイルスの感染予防ケアにも。
スプレーはシュッと簡単に口臭・虫歯・歯周・保湿・誤嚥性の肺トラブルケアに。水に溶かしマウスウォッシュとしてうがいにも。
風邪の季節のお口・お喉に。赤ちゃんの外出時の予防ケア。寝たきりの方、寝てしまった子供の簡単ケアにも。
ご家族全員で毎日お使いいただける、からだにも地球にもやさしい製品。
そして心にも気持ちの良い製品です。
* 清掃助剤
FOR WHO?
- 家族の健康に気を使っている
- ケミカル物質を毎日摂取したくない
- 口がドライになりがち
- 宇宙でも活用が期待できる技術や研究を信頼する
- 介護の負担を軽くしたい
- 宇宙でも使いたい
- 口臭が気になる
- 日々の口腔ケアが大変
- 環境にやさしい製品が好き
- 乾燥して話しにくい
- 妊活・妊娠・授乳中
- 唾液が少ない
- 口の中が荒れている
- 訪問歯科で使いたい
- 歯磨き剤を飲み込んでしまう
- 抗がん剤により口の中がしみる
- 両親に健康で長生きしてもらいたい
- 肌や体に使うものに気を使っている
- 大人数の口腔ケアを効率的に行いたい
- 介護施設で効果的な口腔ケア製品を探している
- 海外でも実力が認められている製品を選びたい
- 特許性のある研究・技術を用いた口腔ケア製品を使いたい
- 手に取ったり口に入れた時に、やさしい気持ちになるような製品が好き
- 国際宇宙ステーションでも使用できる歯磨き・口腔ケア製品が欲しい
- 日々患者さんに使う口腔ケア製品でも、社会貢献に結びつくような製品の方が好ましい
- 効果と安全性を両立する、家計負担にならないリーズナブルな価格の口腔ケア製品があれば嬉しい
- 製品を購入するより、日々の口腔ケアの方が大変。であれば使うのは効果的な口腔ケア製品の方が有難い
- 宇宙技術に興味がある
- お口を健康に保ちたい
- 安心できる口腔ケア製品を使いたい
- お口の中にトラブルがある
- うがい・吐き出しが難しい
- 朝起きた時に口の中がネバネバする
- 飲める歯磨きジェル*が欲しい。
- 薬の副作用で口が渇く
- 朝起きた時の口臭が気になる
- 口腔内が乾燥しがち
- 新生児に
- 電動歯ブラシに
- 口の中がネバネバする
- 入れ歯を使っている
- 地球の環境保護を大切と思う
- 就寝時に清潔にうるおしたい
- 歯やお口がきれいな人が好き
- 宇宙で使える歯みがき剤が欲しい
- 安全なものでケアしてあげたい
- 日常を豊かにするデザインの製品が好き
- しっかりとした研究背景のある製品が好ましい
- 製品の成分表をよく見て口に入れるものを選んでいる
- 病棟でどのような口腔ケア製品を使って良いのかわからない
- しっかりとした研究・エビデンスに基づいた口腔ケア製品を使いたい
- 大人用・子供用と一家でいくつもの歯磨きを購入せず、家族全員で使える一本が欲しい
- 口は万病の入り口、安心して本当に使わせたいと思える愛のある口腔ケア製品が好き
- 心と体を形成する大切な口に入れるものとして、心と体に優しい口腔ケア製品が使いたい
- 患者さんには、単に安い低付加価値製品ではなく、健康の為のトータル支出の引下げに役立つ高付加価値な口腔ケア製品を薦めたい
- 口に入れるものに気を使っている
- 誤飲・誤嚥の心配がある
- 医療・介護現場のニーズに応える口腔ケア製品を探している
- 化学合成成分を摂取したくない
- 訪問歯科・介護に使いたい
- 災害時や水のない環境で
- エナメル質を削らず歯を白くしたい
- 自然でやさしい味が好き
- 食べ物の飲み込みが難しい
- 乳歯ケアに
- 家族のケア負担が大変
- 舌上が白く汚れている
- 歯のエナメル質を削りたくない
- 唾液の分泌が少なく口が渇く
- 子供に化学成分を摂取させたくない
- 山や自然な場所で歯みがきしたい
- 被災時の水のない環境で使いたい
- 社会的ブランドに価値・共感を感じる
- かけがえのない家族にずっと元気でいて欲しい
- 化学合成成分の経口摂取・経皮吸収が気になる
- 良い製品とは広告や謳い文句だけでなく内容であると思う
- 信頼できる病院や歯科医院、百貨店等に置いてある製品を使いたい
- 食品原料や安全な成分であっても、効果を実感できる製品が欲しい
- 国際的なオーガニック認証基準に適合する、安全性の高い口腔ケア製品があると嬉しい
- 医学博士・歯学博士・工学博士・農学博士・歯科医師等により研究開発された製品を信頼する
- 国立大学等の研究機関との共同研究などによる科学的なアプローチによる口腔ケア製品を信頼する
PRODUCT FEATURES
日々の口腔ケアがこれひとつで
- これまでにない安全性と臨床効果を追求し、世界の先端技術により研究開発。
- 乳酸菌バクテリオシン特許製剤「ネオナイシン-e®*」(特許第5750552号)配合で医療・介護等、臨床現場のニーズに応える。
- 歯みがき・清浄・虫歯予防・歯周ケア・口臭予防・口内保湿がこれひとつで**。
- 研磨剤無配合。エナメル質を削ることなくブラッシングで美しく白い歯に。
- 口内が荒れていて敏感な方、化学合成成分が苦手な方にも。
- 要介護の高齢者や重度の心身障がい者、乳幼児など誤飲・誤嚥の心配のある方にも。
日々の口腔ケアを安心して
- 日本の産学官の技術革新により実現した化学成分・アルコールフリー。
- 天然由来成分100%、ケミカルフリー。食べ物に気を使っている人にも安心の成分。
- 原料に用いる乳酸菌も植物(食品)に住む菌を活用。
- 高齢者や闘病中の方、新生児から妊婦さん、授乳中の方にも。
- 飲み込んでも安全な植物由来の食品とオーガニック成分のみ使用。
- 万一飲み込んでも体内で分解・消化。 水のない災害時にも。
- 味に影響を与えない自然でやさしい味。
日々の口腔ケアを負担なく
- 口腔ケアにより口腔内を清潔にし、うるおい感を与え、健康な状態を保ちます。
- 手間なく短時間で。ご自身も、お子様も。患者さんも、医療・介護者・家族の負担も軽減。
- 水がなくても、すすげなくても、だれでもいつでも簡単ケア。
伸びがよく、後味も爽やか。患者QOLの向上。
- リーズナブルな価格での負担軽減。
- 生分解性が高く、キャンプや登山など環境に足跡を残さない。
* 清掃助剤
Product Line up
「ネオナイシン-e®*」配合 低刺激の口腔ケア健康ジェル
簡単でいながら安全・効果的ににオーラルケアができる、「ネオナイシン-e®*」配合の歯磨き・口腔ケアジェル。
これ一つで毎日の、口腔ケア・歯みがきによる「口腔内の清浄」「口内保湿」「口臭予防」「歯周ケア」「舌ケア」「口腔内マッサージ」「粘膜ケア」「虫歯予防」「ドライなマウス予防」「誤嚥予防」そして「感染予防ケア」までのトータルケアを同時に実現します。
植物性食品由来の乳酸菌バクテリオシン特許製剤「ネオナイシン-e®*」(特許第5750552号)が、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたり、歯磨きだけでは届きにくい箇所も清浄、口腔内にうるおいを与え健康に保ちます。
「ネオナイシン-e®*」配合で、虫歯や口臭を予防し歯周ケア。
ブラッシングにより歯を白く、息をフレッシュに。
口腔ケアにより誤嚥性の肺トラブルも予防、またドライになりがちな口腔内をうるおし健康に保ちます。
発泡剤も研磨剤も刺激成分も不使用でしっかり磨け、磨き残しが少なく、すっきりさっぱりとした爽快感が持続します。
特に就寝前については、口に含んだ状態で歯間ブラシやフロスを使って歯間を清掃することをお勧めいたします。
できれば舌ブラシ(歯ブラシでも構いません)で舌の清掃も。
またゆすいだ後に、再度少しの量を、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたらせておくことも効果的です。
伸びがよく、後味も爽やか。
就寝中の菌の増殖や口渇を防ぐためお口に塗布して寝ても、お腹を壊さないこともオーラルピースの大きな特徴です。
オーラルピースでお口を丁寧にケアして休んだ翌日、目覚めた時の口臭やお口の爽快感の変化をお感じいただけると思います。
お口が気持ちいいと、空気もお水もご飯もお酒も美味しい。
今日も一日健康に。
口腔ケア製品も美味しく 自然でやさしく爽やかな味
クリーン&モイスチュア
歯みがき&口腔ケアジェル
- 内容量:80g(約2か月分)
- 価格:1,200円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、キサンタンガム*(増粘剤)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、カエサルピニアスピノサガム*(増粘剤)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、スペアミント油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●やさしいナチュラルなミントの、美味しく爽やかな味です。ご家族全員の毎日の歯磨き・口腔内のケアに。医療・介護現場の口腔ケアに。新生児からお年寄りまで、安心してご使用いただけます。
お子様や女性にもやさしい ユズやレモンのジューシーな味
クリーン&モイスチュア オレンジ
歯みがき&口腔ケアジェル
- 内容量:80g(約2か月分)
- 価格:1,200円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、キサンタンガム*(増粘剤)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、カエサルピニアスピノサガム*(増粘剤)、オレンジ油*(香味剤)、レモン果皮油*(香味剤)、ユズ果皮油*(香味剤)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●ミント味が苦手なお子様や女性等にも好評の、ユズやオレンジのジューシーな味です。歯磨きが嫌いな子供たちも喜ぶ化学成分無添加の天然の味。新生児の初めての歯みがき・オーラルケアにも。赤ちゃんからお年寄りまで、ご家族全員でお使いいただけます。
すっきりさっぱり口臭予防 クールで清涼感のある味
クリーン&モイスチュア ミント
歯みがき&口腔ケアジェル
- 内容量:80g(約2か月分)
- 価格:1,200円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、キサンタンガム*(増粘剤)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、カエサルピニアスピノサガム*(増粘剤、マメ科植物由来)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、スペアミント油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●オリジナル(グリーン)やオレンジでは爽快感が物足りない方にも好評の、クールで清涼感のあるミント味です。研磨剤不使用で、歯茎や口腔粘膜、エナメル質に優しい知覚過敏予防ケアの歯磨きジェルとしてお使いいただけます。
「ネオナイシン-e®*」配合 低刺激の口腔ケア健康液
忙しい時や外出時、就寝中・寝たきりの方にも簡単にオーラルケアができる、「ネオナイシン-e®*」配合の口腔ケア用高機能スプレー。
産学官の技術革新とグリーンテクノロジーによりトラブル原因菌への効果と飲み込んだ場合の安全性を追求。
忙しい時に、寝たきりの方や寝てしまった子供に、シュッと簡単にできるオーラルケア、口内保湿、口臭予防。うがいや吐き出しが難しい「外出時のオーラルケア」という新たな製品カテゴリーを世界に先駆けて拓きました。
安全性と機能性の両立を目指す製品として、コロナ禍における外出時の口腔ケア高機能スプレーとしてもお使いいただけます。
これ一つで毎日の、口腔ケア・歯みがきによる「口腔内の清浄」「口内保湿」「口臭予防」「歯周ケア」「舌ケア」「口腔内マッサージ」「粘膜ケア」「虫歯予防」「ドライなマウス予防」「誤嚥予防」そして「感染予防ケア」までのトータルケアを同時に実現します。
植物性食品由来の乳酸菌バクテリオシン特許製剤「「ネオナイシン-e®*」(特許第5750552号)が、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたり、歯磨きだけでは届きにくい箇所も口腔ケアで清浄、虫歯や口臭を防ぎ、歯周ケア、口腔内にうるおいを与え健康に保ちます。
直接お口にスプレーして、また水で薄めてマウスウォッシュとしてうがいに。すっきりさっぱりとした爽快感が持続します。
特に就寝前については、口に含んだ状態で歯間ブラシやフロスを使って歯間を清掃することをお勧めいたします。できれば舌ブラシ(歯ブラシでも構いません)で舌の清掃も。
またゆすいだ後に、再度少しの量を、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたらせておくことも効果的です。
オーラルピースでお口を丁寧にケアして休んだ翌日、目覚めた時の口臭やお口の爽快感の変化をお感じいただけると思います。
また、鼻うがい時にも生理食塩水にスプレーして加えてお使いいただくと、鼻腔から咽頭にかけてすっきりしますので、是非お試しください。
シュッとすると、お口も心も、スッキリ。
今日も一日頑張って。
口腔ケア製品も美味しく 自然でやさしく爽やかな味
クリーン&モイスチュア
マウススプレー&ウォッシュ
- 内容量:30ml(約2か月分)
- 価格:1,000円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、スペアミント油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●やさしいナチュラルなミントの、美味しく爽やかな味です。医療・介護現場の口腔ケアに。ご家族全員でご使用いただけます。
お子様や女性にもやさしい ユズやレモンのジューシーな味
クリーン&モイスチュア オレンジ
マウススプレー&ウォッシュ
- 内容量:30ml(約2か月分)
- 価格:1,000円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、オレンジ油*(香味剤)、レモン果皮油*(香味剤)、ユズ果皮油(香味剤)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●ミント味が苦手なお子様や女性等にも好評の、ユズやオレンジのジューシーな味です。赤ちゃんの予防ケアにも。
すっきりさっぱり口臭予防 クールで清涼感のある味
クリーン&モイスチュア ミント
マウススプレー&ウォッシュ
- 内容量:30ml(約2か月分)
- 価格:1,000円(税別)
全成分
グリセリン*(保湿剤)、水、乳酸球菌培養エキス**(九州大学との産学連携で発明された特許製剤「ネオナイシン-e®︎」主材、独自技術により世界で唯一無色透明・無味無臭・高安定性とした「高精製ナイシンA」、清掃助剤、製品保存性能補助)、ウメ果実エキス*(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、清掃助剤、製品保存性能補助)、セイヨウハッカ油***(製品保存性能補助、香味剤)、ダマスクバラ花油***(特許製剤「ネオナイシン-e®︎」助剤、製品保存性能補助、香味剤) *植物由来 **植物性乳酸菌由来 ***オーガニック成分
●オリジナル(グリーン)やオレンジでは爽快感が物足りない方にも好評の、クールで清涼感のあるミント味です。
Designed by Noriteru Minezaki ((Studio))
以下成分は使用していません
×口に入れる食品として認可されていない成分
×アルコール(エタノール、ドライマウスの原因・乳幼児は忌避)
×石油由来成分
×化学物質
×フォーエバーケミカル(有機フッ素化合物・PFAS)
×ホルムアルデヒド(毒物、殺菌剤、輸入製品に原料の防腐剤キャリーオーバーで抗菌目的にppm単位で配合しているケースがある)
×シアン化物(青酸カリ等、毒物、食品には無許可物質、ppm単位で環境中に排出禁止物質)
×チオシアン酸カリウム(危険物、ppm単位で食品への配合・環境排出禁止物質、2011年にEPA・米国環境保護庁が規制、2014年にEU・欧州連合が規制、厚生労働省が甲状腺機能低下症の原因リスクや生殖機能低下リスク示唆、2021年に環境省が内分泌器官かく乱化学物質とし規制準備)
×過酸化水素(劇物、食品には残存無許可物質、日本の歯磨き製品にはppm単位で配合禁止)
×チオシアナート(CASno.463-56-9等、甲状腺)
×免疫力の源である腸内フローラを乱す、環境排出により自然界で毒性を示す合成殺菌剤
×塩化セチルピリジニウム(別名:セチルピリジニウムクロリド・CPC)・塩化ベンゼトニウム・ベンザルコニウムクロリド・グルコン酸クロルヘキシジン・IPMP(イソプロピルメチルフェノール)・トリクロサン・サリチル酸メチル・ラウロイルサルコシン塩(LSS)等の合成殺菌剤
×塩素や二酸化塩素(CIO2)、亜塩素酸Naや次亜塩素酸Na、塩素系ガス等(劇物・危険物・漂白剤・プールの消毒剤)
×水酸化Na・水酸化K(劇物、苛性ソーダ・苛性カリ、強アルカリ、生体危険性、2%溶液で角膜損傷観測、食品には残存禁止物質)
×強アルカリ電解水(水だが強アルカリで口腔や内臓粘膜を傷つけ誤飲で胃酸を薄めるリスク、医療介護現場の口腔ケアには用いない)
×ヨウ化カリウム(ヨード、消毒薬、ヨウ素中毒や甲状腺機能失調等の副作用リスク、2011年にEPA・米国環境保護庁が規制)
×カルボマー・ポリアクリル酸Na・ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性合成ポリマー(液体マイクロプラスチック、皮膚呼吸を妨げる可能性、ナノ化プラスチックとして環境中で難分解性を示し海産食品や体内へのリスク)
×フッ素(EU・欧州連合は子供のIQ・知能指数や生殖機能への影響を示唆、米国ではフッ化物0.12mg/kg体重/日を安全暴露限界としている)
×二酸化チタン・二酸化TI・酸化チタン・酸化TI(着色料、漂白剤、発癌性の疑いでフランス政府は2020年より食品への配合禁止)
×リン(ポリリン酸・メタリン酸・ピロリン酸等のリン酸塩、漂白剤)
×アスパルテーム(人工甘味料・2023年にWHOが発癌性の疑いを示唆)
×ソルビトール・スクラロース・マルチトール・エリスリトール・サッカリンNa等の人工甘味料(腸内細菌への影響他)
×キシリトール(腸内細菌への影響)
×パラベン(パラオキシ安息香酸エステル・メチルパラベン・ブチルパラベン)
×フェノキシエタノール(合成保存料、食品には無許可物質)
×安息香酸ナトリウム(合成保存料)
×ソルビン酸K(合成保存料)
×ペンチレングリコール(合成保存料)
×グリシン(ホルムアルデヒドとシアン化水素から化学合成される防腐剤・食品添加物)
×ポリ-ε-リシン(ポリリジン、カビ様の放線菌が産出する抗生物質の類縁物、防腐剤・食品添加物)
×飲み込むリスク、環境汚染リスクのあるラウリル硫酸Na・ラウリルグルコシド・コカミドプロピルベタイン・ココイルグルタミン酸Na等の合成界面活性剤・発泡剤
×石鹸素地・ヤシ油脂肪酸K・オリーブ脂肪酸K等の石けん・発泡剤
×飲み込む・歯茎に蓄積する・エナメル質を削りすぎ知覚過敏リスクのある研磨剤(石・マイクロプラスチックビーズ・泥・塩等)
×研磨剤:炭酸カルシウム(炭酸Ca・粒子の大きな研磨剤・石灰石の粉・運動場の白いライン引きの粉・チョークの原料)・ゼオライト(沸石)・炭酸水素Na(重曹)・サンゴ末・貝殻・泥(クレイ・モンモリナイト)・チャコール(木炭)・マイクロビーズ(プラスチック)等の研磨剤(コンパウンド・石の粉等)
×大量のヒドロキシアパタイト(環境排出で浄化槽や下水処理場の微生物を吸着殺菌するリスク、自然界排出で環境汚染リスク)
×口臭など病気のサインを香りを誤魔化してしまう強い合成香料・化学芳香(健康のためには患部の治療が必要)
×「香料」「保存料」とのみ表記し名を伏せている化学物質(薬用・医薬部外品は全成分表記義務はなく表示名称・INCI名を伏せれる)
×化学物質によるグレープやコーラなどの合成香料・フレーバー
×PEG(ポリエチレングリコール)・プロパンジオール等の可溶化剤
×BG(ブチレングリコール) ×PG(プロピレングリコール)
×EDTA-2Na ×エチドロン酸 ×フィチン酸 ×ナノ粒子
×青色1号、黄色2号など石油系タール原料による合成着色料
×銅・銀などの金属・重金属・ヘビーメタル
×動植物の毒成分(自然毒) ×トリカブト類(アルカロイド)
×植物毒性を蒸留濃縮した精油・樹脂類 ×ティーツリー精油
×ヒノキチオール(催奇性リスク、妊婦・女児は避ける)
×松ヤニ ×スギヤニ ×マスティック樹脂 ×ユーカリ精油 ×ウィンターグリーン精油 ×セントジョーンズワート精油
×ユッカ・シジゲラ抽出物(化合物の複合混合物、2021年EU・欧州食品安全機関はトリテルペノイドサポニン(triterpenoid saponin)とステロイドサポニン混合物の影響(甲状腺毒性及びオスの生殖毒性)、皮膚・目への深刻な刺激、水生生物への影響を示唆)
×難消化性デキストリン ×カテキン ×茶葉 ×カフェイン ×塩・海塩
×虫・幼虫・芋虫・虫の卵や・昆虫由来の原料 ×ハチミツ・プロポリス ×唾 ×体液 ×糞便
×鳥類の卵や動物の胎盤など他の動物の小さな命を犠牲にする動物由来原料
×動物由来乳酸菌(人間・動物の不潔な糞便・腸管由来や口腔内細菌・歯垢由来等の乳酸菌は不使用)
×乳酸菌自体(生菌・死菌ともに無配合、乳酸菌自体の口腔内細菌への即効性エビデンスデータ無し)
×海洋環境のサンゴ等の有限天然生物原料
×排尿等で排出された川や海、土壌で自然環境や生物生態系に毒性と濃縮蓄積を示し、飲料水や水産物、農産物等から間接的に人の健康に影響を与える化学物質
×世界保健機関で人体や環境への悪影響から今後規制が検討されている化学物質
*お子様やご家族、患者様のお口に入れる製品を購入する場合は必ず、各製品の「全成分」(配合されているすべての成分)をご自身で確認したうえで選択して頂くことをお勧めいたします。
*また一部のインターネット検索サービスは、消費者に本当の事を知られないためのSEO工作等の様々な情報操作が可能であるため、同じ内容を新たなAI質問回答サービス等に行う事で、真実をご自身で調べられることをお勧めいたします。
* 清掃助剤
How to use
クリーン&モイスチュア(ジェル)
歯磨きジェルとして
通常の歯磨き粉と同じように、起床後や食後、就寝前に歯ブラシに適量を取り、お口全体、歯間、歯茎にジェルがいきわたるようにします。そして丁寧にブラッシングします。ブラッシング後は、軽くゆすぎます。
発泡剤も無配合ですので丁寧なブラッシング、電動歯ブラシ、乳歯ケアにもお使いいただけます。
なお、特に就寝前については、口に含んだ状態で歯間ブラシやフロスを使って歯間を清掃することをお勧めいたします。できれば舌ブラシ(歯ブラシでも構いません)で舌の清掃も。またゆすいだ後に、再度少しの量を、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にジェルをいきわたらせておくことも効果的です。
オーラルピースでお口を丁寧にケアして休んだ翌日、目覚めた時の口臭やお口の爽快感の変化をお感じいただけると思います。
口腔ケアジェルとして
お口の中の状態をよくチェックします。
お口が乾燥されている方には、水などでお口の中を十分にうるおわせます。乾燥した汚れには「クリーン&モイスチュア スプレー」を使うと効果的です。
汚れがやわらかくなったら、介護用のスポンジブラシ等にクリーン&モイスチュアを適量を取り、口腔内を清掃します。
口腔内マッサージにもお使いいただけます。
保湿ジェルとして
口腔ケア・歯磨きの後に、清潔な指やスポンジブラシに適量を取り、口腔内にまんべんなく塗布します。
口腔内が乾燥すると、口腔内の原因菌が増殖しトラブルの原因となります。保湿を心掛けましょう。
また就寝中は唾液の分泌が少なくなり、口腔内の原因菌が増殖する時間帯です。唾液が少なくお口が乾燥する時、夜の就寝前に塗布するとより効果的です。
舌ケアジェルとして
柔らかいブラシや舌用のブラシに適量を取り、舌をやさしく清掃します。
研磨剤や発泡剤が無配合なので、味蕾を傷つける・味覚を変えることなく、舌苔の清掃ができ、口臭を予防します。
*医療・介護現場での口腔ケア方法については、ともに日本の在宅歯科医療の第一人者であり、オーラルピースプロジェクトメンバーである角田愛美歯科医師(東京医科歯科大学歯学博士)と十時久子歯科衛生士による書籍「在宅口腔衛生管理スタートブック」(クインテッセンス出版刊行)に、依頼対応から基礎知識、準備、技術、ポジショニング、多様な症例別のケア方法、日常的口腔ケアの指導、多職種連携、感染管理までの基礎から応用までの臨床現場で必要となる知識を、写真やイラスト入りで初歩から詳細に解説されています。医療・介護従事者の方はぜひ参考にされ、口腔ケアを行っていただけましたらと存じます。
医療従事者・介護者向け口腔ケア動画
「オーラルピースを用いたガム&口腔内マッサージ法」
株式会社ヨシダ デンタル・プロダクト・ニュース 224号 掲載
臨床実践テクニック編 予防・PMTC
対象者:歯科医師,歯科衛生士,看護師,介護士,言語聴覚士,介護者
画像提供:内田佳代 歯科衛生士
クリーン&モイスチュア(スプレー)
マウススプレーとして
「すぐうがいが出来ない時」や人混みの中などで。赤ちゃんの予防対策にも。お口が気になる時やうるおいが欲しい時などにマウススプレーとして口内に直接数プッシュします。
食品成分のみで飲み込んでも気になりません。水の貴重なアウトドアでのご使用も便利です。吐き出しても環境に足跡を残しません。風邪の季節、喉にもお使いいただけます。
なお、特に就寝前については、オーラルピースを口に含んだ状態で、歯間ブラシやフロスを使って歯間を清掃することをお勧めいたします。できれば舌ブラシ(歯ブラシでも構いません)で舌の清掃も。またゆすいだ後に、再度少しの量を、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたらせておくことも効果的です。
オーラルピースでお口を丁寧にケアして休んだ翌日、目覚めた時の口臭やお口の爽快感の変化をお感じいただけると思います。
マウスウォッシュとして
コップの水約20mlに約3プッシュを希釈し、口に30秒ほど含んで洗口します。
入れ歯の洗浄にもお使いいただけます。
口腔ケアスプレーとして
口腔ケア時に、口腔内が乾燥されている方の汚れをふやかしたり、簡単に口腔ケアを行いたい際に直接スプレーお使いいただけます。
就寝前や寝たきりの方などに定期的にスプレーするのも、手がかからず簡単にケアできる使い方です。
特に就寝中は口の中の原因菌が増加する時間帯となります。就寝前にシュッとスプレーするのも効果的な使い方です。
保湿スプレーとして
口腔ケア・歯磨きの後に、口腔内にスプレーします。
口腔内が乾燥すると、口腔内の原因菌が増殖しトラブルの原因となります。保湿を心掛けましょう。
また就寝中は唾液の分泌が少なくなり、口腔内の原因菌が増殖する時間帯です。唾液が少なくお口が乾燥する時、夜の就寝前に使用するとより効果的です。
舌ケアスプレーとして
お口にスプレーし、柔らかいブラシや舌用のブラシで舌をやさしく清掃します。
味蕾を傷つける・味覚を変えることなく、舌苔の清掃ができ、口臭を予防します。
外出時の口腔・喉ケア用高機能スプレーとして
難分解性で腸内フローラまでを殺菌し、免疫力の低下を招いてしまう合成殺菌剤は不使用。
飲み込んだ場合は腸管内で消化分解され、腸内フローラを守り、飲み込んでも安全な成分のみでつくられながら、口腔・喉のトラブル原因菌にアプローチする「ネオナイシン-e®︎」配合により、口内環境を清潔にケアできることが特徴の高機能スプレーは、感染予防ケアをからだに優しく安全性を求める方のための新しいアイテムです。
医療従事者・介護者向け口腔ケア動画
MEDIA INFORMATION
その他映像や記事はWebでご覧いただけます。
Q & A
体や心をつくり、大切な身体・健康のすべての入り口である、「お口」に入れる製品を購入する場合は必ず、各製品の「全成分」(配合・添加されているすべての成分)をご自身で確認、調べた上で選択して頂くことをお勧めいたします。
「全成分」は製品パッケージで確認することができます。
多くの場合、「製品の本質以外」に目を奪われがちです。
しかし科学や研究、ものづくりの世界においては、製品の背景にある研究や技術革新、安全性についての新たな取り組みや努力はすべて、「全成分」という成果に結実されるためです。
「全成分」を確認し、製品の本質を見極めることが大切です。
第二に、「研究背景」と「成果」の確認です。
どの様なプロジェクトメンバー、大学・大学院や研究機関で(国立機関か私営団体か・国際的な競争力のある公立機関か)、
どの様なキャリアとプロファイルを持つ研究者(所属機関や専門領域において国際的な競争力を持ちうる研究者か)により研究開発された技術・製品であるのか、また何のための研究しているのか、
そしてその研究・技術に革新性や客観的な優位性(「特許」や「論文」、「受賞歴」、「新聞掲載」など)が存在するのか、
です。
各製品に関する「研究背景」や「データ」、「論文」や「特許」、「受賞歴」や「メディア掲載」などもインターネットで簡単に調べられる時代となっています。
どの様な研究機関・研究者・関与メンバー等の「研究背景」で取り組みを行い、その結果どの様な「成果」を収めている研究であるのかを見極めることが大切です。
第三に、それらの研究成果や製品は、どの様な新聞やテレビなどの報道機関、雑誌などの公共メディアなどのパブリシティに取り扱われているか、です。
信頼性の高い報道機関や公共メディアに、広告ではなく記事として扱われる、ニュースとしての価値を持つ研究成果や製品であるのか。
日々数多の研究機関や企業のプレスリリースを受け取り、見尽くしている記者のフィルターを通して記事化され報道されるものは、専門知識を持たない多くの消費者にとって、新しい社会有用性のある研究成果やこれまでにない価値を持つ製品であるか、を判断する大きな要素となります。
第四に、どの様な医療機関・店舗に選ばれているのか、どの様な国々で販売され使用されているのか、です。
信用性の高い医療機関や百貨店等の店舗には、世の中の様々な製品を自身の責任で選択し、患者や顧客に自身の病院・店舗が自信を持って進められる製品を提供する医療者およびバイヤー(仕入担当者)が居ます。
世界中に多くのものや情報が溢れる今、消費者にとって、ここで購入する品は間違いないという店格の高いお店があります。
それら医療機関や百貨店などのお店で選ばれるということは、世界中の製品を見尽くしている目利きのバイヤーのフィルターによって選ばれ、信頼され、大切な患者や顧客に勧めるべき製品である、という事になります。
また日本だけでなく海外の国々で正式現地販売されるには、各国の保健機関による厳しい認可の末に初めて販売することができます。
正式現地販売されている製品は、それぞれの国で内容を吟味され、国民の健康に資するものとして使わせるべきであると判断された製品となります。
選ぶべき製品は、どの様な医療機関・行政機関・公共機関、どの様な店格の百貨店やお店に選ばれ、取り扱われている製品であるのか。
日本だけでなく米国やヨーロッパ、中国やアジア諸国、中南米等の世界各国でも販売されている製品なのか。そして、多くの世界中の人に求められている製品であるのか。
冷静に当該製品の取り扱い・販売実績を知ることも、専門知識を持たない多くの消費者にとって、世界中の他の製品との違いや製品の本質、研究や技術の優位性、選ぶべき製品の良さ、を判断する要素となります。
最後に、「社会性」の確認です。
その選択によって自分だけでなく社会や他の人にとっても良いことに繋がる製品・事業なのか、人の健康や環境配慮を優先している製品であるのか、単なる営利目的の製品なのか、社会的取り組みを行なっている製品なのか、等を調べることが大切です。
以上の企業の実態や経営姿勢についても、ウィキペディアなどで簡単に調べることが出来る時代となっています。
単に製品スペックそのものだけでなく、製品・企業の「社会性」を医療者や消費者が自ら賢く見極めることが大切です。
様々な情報が溢れ、企業や製品も溢れているいま、自身や家族、患者さんの健康を守るためには、また自分たちの健康や生活を守るためには、自らが本質を見極め判断できることが求められる時代にもなってきました。
これまでとは大きく変わるコロナウイルス禍以降の時代には、医療者や消費者各自が、どのよう企業の製品が社会や自身にとってより良いことに繋がっていくのか、社会・経済の仕組みを知り、賢明な選択に変えていく必要があるといえます。
【Oral】=【オーラル】=口腔、【Peace】=【ピース】=平和、平穏。
口腔内には約700種類もの細菌が常在するといわれ、バランスを保って健康な状態にしています。
この平穏なバランスが乱れ、総細菌数が増えすぎると、不健康な状態となり病気になってしまいます。
そこで、「安心な成分で口腔内を平和な状態に保つ」という意味で「オーラルピース」と名づけました。
また、心の平穏(ピースオブマインド)、家族の健康と平和も表現しています。
「特許製剤である『ネオナイシン-e®︎』を配合しているか、いないか」、
「口腔内トラブル原因菌への対応研究を行なっているか、いないか」
です。
飲み込んでも安全なミニマムな口腔ケア製品、天然由来100%での製品づくりや、食品原料のみでの製品づくり、オーガニック認証の取得や、合成保存料不使用の製品は、九州大学等の国立大学や国立長寿医療研究センター等の研究機関での基礎研究や、特許技術を必要とせずに作ることが出来ました。
オーラルピースについても、「『ネオナイシン-e®︎』を配合していなければ」、単に安全性を訴求する口腔ケア製品の開発であったと思います。
オーラルピースと似たような形状のジェルは、材料をネットショップ等でご購入いただければ、ご家庭で安価で簡単にお作りいただけます。
【ハミガキジェルの作り方】
「ハミガキジェル」の場合は、お好きな製品の成分を参考に、保湿剤とミント精油やオレンジ精油など(オーガニック認証付きのものが望ましい)をネットショップ等で購入し、ご家庭で混ぜ合わせれば、食品用原料だけで作られた安心成分の食品成分100%の歯みがきジェルが作れます。
お子様用などに甘みが欲しい方は、砂糖の代替甘味料であるキシリトールもネットショップで販売されているので混ぜてみても良いと思います。
また、乳酸菌(自体)が実際に、口腔内や歯に対する影響・効果があるかどうかを確かめてみたい方は、ヨーグルトの上澄み液(乳酸菌発酵エキス・ホエイ)やヨーグルト自体(生きた乳酸菌)を混ぜても良いかと思います。
製品に配合されている乳酸菌が生きている製品の場合は、ご家庭で牛乳からヨーグルト製造機で菌を培養し発酵して作ることが可能です。
(防腐剤・殺菌剤を含まない冷蔵保存で販売されているヨーグルトなど製品。常温で流通している製品は乳酸菌が生きていると発酵して腐ってしまうので防腐剤・殺菌剤・重曹などの強アルカリを配合して殺菌しており、乳酸菌は死滅し残骸となっているので不活性。)
【自然派ハミガキ粉(ペースト)の作り方】
「自然派ハミガキ粉」の場合は同じく、炭酸カルシウム・炭酸Ca(研磨剤・石灰石の粉・運動場の白いライン引きの粉・チョークの原料)と保湿剤とミント精油(オーガニック認証付きのものが望ましい)を、ネットショップやドラッグストアで購入し、ご家庭で水と混ぜ合わせれば、簡単に自然派ハミガキ粉が作れます。
それらに、気になる・お好みの植物エキス、精油、キシリトール、プロポリス、炭酸水素Na(重曹・研磨作用・強アルカリ)、塩(研磨作用・保存料)、その他の研磨剤などもネットショップで手に入りやすい成分ですので、混ぜてみても良いと思います。
以上の材料や、これまで化粧品のキー成分として訴求されている様々な成分やエキス等も、ほぼすべてネットショップで原液が購入できます。
それらの成分が、口腔内や歯に臨床上どのような効果が期待・実感できるのか、ご自身の口腔内・歯に実際に試して、自分自身で判断してみるのも良い機会と思います。
以上は特許性のある成分ではないので、ご家庭でも歯みがきジェルやペーストを作ることが出来ます。
しかし21世紀のニーズに応え、医療や介護の臨床現場での口腔内のトラブル原因菌に対応するため、九州大学等との10年以上に渡る共同研究にて発明された乳酸菌抗菌ペプチド特許製剤「ネオナイシン-e®︎」(清掃助剤)は、これまでの臨床上の課題解決に取り組んだ研究成果・発明となります。
その違いを実感していただくためには、特に就寝前にオーラルピースを口に含んだ状態で歯間ブラシやフロスを使って歯間を清掃、また舌ブラシ(歯ブラシでも構いません)で舌の清掃を行い、またゆすいだ後に、再度少しの量を、お口全体・歯・歯間・歯周・舌にいきわたらせておくことをお勧めいたします。
お口を丁寧にケアして休んだ翌日、目覚めた時の口臭やお口の爽快感の変化を実感いただけると思います。
オーラルピースは、「ネオナイシン-e®︎」が配合されていなければ、人類に対しての新たな存在意義はないと考えられます。
「これまでの合成殺菌剤やアルコールに代わる、乳酸菌抗菌ペプチド『ネオナイシン-e®︎』を使用しているかいないか」、
「製品は飲み込んだ場合でも安全と考えられる食品成分のみで作られているか、いないか」、
「製品に合成殺菌剤等の化学合成成分やアルコールを無添加としているか、いないか」
です。
近年の世界的な医療や介護の臨床現場ニーズ、消費者ニーズである、口腔内のトラブル原因菌への対応を、
「誤って飲み込んでも安全な成分で行いたい」、
「これまでの副作用を伴う合成殺菌剤やアルコール(エタノール)、高濃度植物抗菌剤に置き換わる安全な抗菌剤で行いたい」
という、歯磨き粉の誕生から1世紀が過ぎた現代の、世界の高齢化や消費者の安全・健康志向へのパラダイムシフトに応えるため、九州大学等と共同で10年以上にわたる乳酸菌抗菌ペプチド「ネオナイシン-e®」の研究を行ってきました。
オーラルピースは、
口腔内のトラブルにお悩みの方、口に入れるものに気をつけている方、家族の健康・予防に心がけている方、化学成分の日々の経口摂取を避けたい方、妊婦や授乳中の方、添加物や合成殺菌剤が苦手な方、うがいや吐き出しが難しく、誤って製品を飲み込んでしまう要介護高齢者や闘病者、乳幼児やペット、
そして難分解性の化学製品で自然環境を破壊したくない方のために、
21世紀にこの日本で発明・開発された製品となります。
そして、単に製品の優位性の追求だけでなく、ブランドの背景に共感をいただき、事業を通した社会貢献にもお力をいただける、オーラルピースを本当に必要としていただける日本全国、世界中の方のために、メンバー皆で力を合わせて研究開発、生産しお届けしている製品でもあります。
詳しくは「ネオナイシン®」のホームページをご覧ください。
「ネオナイシン-e」は、以上の成分の合剤となるためです。
「乳酸菌培養・発酵エキス」とは乳酸菌を発酵させた液体であり、多くの場合はヨーグルトの上澄みのようなものです。そしてその発酵液の中には、水分や不純物、塩分など多くのものが混濁しています。
「ネオナイシン-e」に使用している「乳酸菌培養エキス」は他の発酵液とは異なり、乳酸菌を発酵させた発酵液から、乳酸菌が作り出した抗菌ペプチド「ナイシンA」のみを独自のバイオテクノロジー技術により単独分離・高度精製したものとなります。
乳酸菌発酵液からは10分の1程の量しか取り出すことはできない、製造コストも手間も10倍以上かかる、純度の高い乳酸菌抗菌ペプチド液としての「高精製ナイシンA」となります。
高精製された「ナイシンA」は、その純度や精製度、安定性や効果について、通常の乳酸菌の発酵液とは100倍以上の差が出ます。
九州大学等との産学連携により研究開発された特許取得成分「ネオナイシン-e」は、成分表示上は他の「乳酸菌培養・発酵エキス」「酵素」等と同じ表示名称ですが、その内容は異なるものとなります。
オーラルピースには、乳酸菌が作り出す乳酸菌ペプチドを高純度に精製したバクテリオシン製剤「ネオナイシン-e®︎」(清掃助剤)を配合しています。
口腔ケア製品に「乳酸菌」自体を配合しようとした場合の臨床上の効果について、世界中の研究機関によるこれまでの課題は、「ネオナイシン」のホームページをご覧いただけましたら幸いです。
また、「乳酸菌」と「抗菌物質」や「保存料」、「アルコール(エタノール)」「合成殺菌剤」、「炭酸水素ナトリウム(重曹・アルカリ)」等を「一緒に配合した製品は成立しない」という大きな課題がありました。
それは、乳酸菌バクテリオシンなどの「抗菌物質」、パラベン・フェノキシエタノール・安息香酸Na・ソルビン酸K・アルコール(エタノール)・BG(ブチレングリコール)・グレープフルーツ種子エキス・酸などの「保存料」、また「合成殺菌剤」や「炭酸水素ナトリウム(重曹・アルカリ)」は、一緒に配合した生物である「乳酸菌」を殺してしまうためです。
またヨーグルトの様に冷蔵保存ではなく、常温で保存・使用できる口腔ケア製品とする場合は、「乳酸菌」が生きていては腐ってしまうので、殺菌する事が必要となります。
よって、「乳酸菌」も「抗菌物質」等もどちらも配合されている製品は、「効果を想起させる成分を両方配合した」ことにはなりますが、
実際は「抗菌物質」等により「乳酸菌」は死滅しており、使用や臨床においては意味のないものになってしまうという課題がありました。
オーラルピースには、乳酸菌が作り出すペプチドを精製した「ネオナイシン-e®︎」を配合しており、「乳酸菌」自体の配合はしない処方となっております。
「ネオナイシン-e®︎」を配合しない一般的な食品原料によるジェル状の保湿剤・歯磨き剤は、見た目は同じ様な製品に見えるがオーラルピースに比べ研究開発コスト、製造コスト、販売価格が安いというメリットがあります。
しかし原因菌への効果がない、合成保存料などの添加物が多く安全性リスクというデメリットの考察が得られます。
有効成分を配合しない食品原料によるジェル状の保湿剤・歯磨き剤では、洗剤をつけないでお皿やお風呂をスポンジで洗うこと、病原菌のいる患部を消毒効果のないガーゼで拭くこと、と同じ様に口腔ケア・歯磨きの結果が限定的になってしまい手間が惜しい、家族や介護職員の介護者負担が重いという課題がありました。
口腔ケア・歯磨きに「飲み込んでも安全な口腔衛生剤」というキー成分を配合した製品で口腔ケア・歯磨き・保湿をしてあげると口臭や歯石の原因菌も退治でき、誤嚥性の肺トラブルも予防できて結局トータルの手間が減って良い、という医療・介護現場ニーズに応える新技術が求められていました。そのニーズに応えるため2016年に日本で発明されたのが「ネオナイシン-e®︎」です。
ただ相乗効果を確かめるために、見た目は同じだが、キー成分がなく効かないもの(ノンアルコールビール、ニコチンなしタバコ等)と、キー成分が入っている普通のもの(アルコール入りビール、ニコチン入りタバコ等)と同じように、見た目は同じだが、普通のキー成分なしの食品ジェルと、「ネオナイシン-e」配合のオーラルピースとの違いを知っていただくために、是非一度使い比べてみていただけましたら、トラブルの原因菌にアプローチする研究の「ネオナイシン-e®︎」と歯磨き・口腔ケアの相乗効果をご実感いただけると思います。
目の前の安いものを優先するか、安全で高品質な内容のものを選び健康で長生きするか、賢い消費者の購買重視点の変化が世界のオーラルピースの支持につながっています。
また、アルコール(エタノール)や防腐剤・合成保存料など化学(ケミカル)物質の添加剤を含まないことも(飲み込んだ場合は消化される抗菌剤「ネオナイシン-e®︎」が防腐の役割も果たす)オーラルピースの大きなメリットと言えます。
2000年代以降に顕在化し、近年世界中の人類全体の問題となっている「フォーエバーケミカル」の問題など、数十年経ってから健康被害が顕在化する化学物質の体内蓄積が及ぼす健康リスクや胎児の発育障害などのリスクを未然に最小にすることが、大切な家族や人生、友人や人類全体を守ることと考えられます。
その生産に用いられる乳酸菌について、以下に説明いたします。
食べれるイメージの「乳酸菌」といってもその生息場所・由来は様々です。
イメージの良い「乳酸菌」といっても、菌種・菌株によって全く異なるものになります。
地面や河川、虫や動物、人間由来の乳酸菌等もあります。また動物の腸管(糞便)や排泄物、ドブやヘドロに生息する乳酸菌もいます。
歯磨きができないが虫歯・歯周病になっていない人の口に溜まった歯垢(プラーク)から発見した乳酸菌や、他人の糞便や垢から発見された乳酸菌などもあります。
そして実際には、乳幼児や子供の糞便や歯垢の菌よりも、大人の糞便や歯垢の菌株の方が強い場合が多く、製品には大人の人間の糞便や歯垢から分離した菌を用いていることが多いのが実情です。
しかし、これまで世界中の研究機関による乳酸菌研究の実用化に際し、そうした他の人の糞便や歯垢を発酵してつくるヨーグルトや飲料、口腔製品は、消費者志向として自身や家族、子供や患者さんの口には入れたくない、という大きな課題がありました。
また、それらの糞便由来や歯垢由来の菌の「発酵物」に混入するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)については、その生息場所から雑菌への力がある可能性はありますが、「ナイシンA」以外の抗菌ペプチド(バクテリオシン)はWHOはじめ世界の保健機関、日本の厚生労働省でも安全性の検証がされていない未認可物質となっています。
オーラルピースに配合される乳酸菌「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」は、清潔で安全な食べ物である、福岡県産の豆腐のおからから発見された乳酸菌です。
そして、世界中で認可された乳酸菌抗菌ペプチド「ナイシンA」を量産する植物由来の食品に生息する乳酸菌であり、日本乳酸菌学会元会長である九州大学の園元謙二名誉教授の数十年に渡る研究成果です。
オーラルピースに用いている乳酸菌は、豆腐のおからという食べられる植物由来の食べ物の中から見つかった清潔で安全な乳酸菌を活用しております。
皆様のお口に入れる乳酸菌の種類・由来については、それぞれ菌の名前からインターネット等で調べていただくことをお勧めいたします。
九州大学大学院農学研究院、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科、国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部等、日本の英知を集める研究機関・研究者による基礎研究から製剤の生産、配合原料の厳密な管理、バルク生産から充填、梱包までを清潔に衛生管理された日本国内の研究機関・生産工場で行なっている、真の日本製です。
以上の製品としての国際競争力だけではなく、日本の大学機関等との研究、国内工場での生産により日本国内の雇用を創出し地域の人々の収入を向上させる、多くのこの日本に住み働く人や、その家族、地域や社会を豊かにすることも目指した製品です。
研究や生産においても多くの国内地域の人と力を合わせ、地域の消費者等で作ったものを地域の皆で消費し、働く喜びや利益を分け合う事業を目指しています。
オーラルピースの研究は九州と神奈川、中部で、製品や資材の生産は関東や甲信越、東北、関西、北陸、北海道、四国で、出荷作業は東京と東北で、流通は全国各都道府県の障害者施設で行われおり、オーラルピース事業には日本全国で沢山の人やその家族が携わっています。
現在、この日本国内は産業が空洞化し、各地域での仕事や雇用、収入が失われつつあります。
また、社会・公共サービスの維持が厳しくなっているところもあります。
さらに、地球全体で広がる自然環境の破壊についても、海外からの製品輸送には多くの二酸化炭素を必要とし、環境破壊のさらなる進行が危惧されています。
買い物でも社会を変えられます。
毎日使うものだからこそ、エシカルなプロダクトを。
皆様におかれましても、身近な口腔ケア製品は、製品力や価格が競争力を持ち得る製品であれば、地域の社会や経済に寄与し回り回って自身にも良い影響をもたらす、結果的にお互いに支え合う、地域や地球環境全体のことを考えた、持続可能でソーシャル・エシカルな国内製品の購買・消費にお力をいただけましたら幸いです。
オーラルピースは使う人にとって最高に気持ちの良い口腔ケア・オーラルケアジェルの開発を目指しました。
「オーラルピースは、伸びがよく、後味も爽やか」です。
水溶性の高い植物由来食品原料のみを成分としてケミカルフリー、合成ポリマーや人工甘味料、合成保存料、合成界面活性剤は無配合とし、口中に広がりやすく、
乳酸菌ペプチド特許製剤ネオナイシン配合や天然ミント精油で、お口の中を清浄に。
オーラルピースは安全成分、体にも心にも気持ちの良い製品です。
口腔ケアを行いながら、同時に保湿までを行う機能を期待される「口腔ケア製品・口腔衛生剤・口腔湿潤剤・口腔保湿剤・オーラルケア製品の選択ポイント」は以下といえます。
まず第一に、ご自身で味見をしてみることです。これで「そのまま飲み込んでも安全な成分であるかないかの感覚」「口の中に入れて気持ちが良いか悪いかの使用感」「使用しての効果の実感」など殆どのこと、違いが分かります。
第二として、「飲み込んでも安全な抗菌性を期待される成分」が入ってるかいないかを確認することがポイントとなり得ます。
口腔内のトラブル原因菌を増やさないためには、単なる保湿剤(グリセリン・ヒアルロン酸等のジェル)では臨床現場のニーズに応えられず、「飲み込んでも安全な抗菌剤が配合される製品」が口腔内の清浄や保湿、清潔に保つことに関して有用性が高いと考えられます。
第三に大きなポイントは患者の使用感です。
食べ物ではない合成増粘剤や合成ポリマーなど化学成分を多く含むものは、原料コストは安いですが、使用感・水溶性に難点が出ます。つまり口の中で異物のように残り、気持ちが悪いのです。例えば口の中にずっとワセリンやラード、絵の具がへばりついているような感じになります。
それぞれの製品の水溶性については自宅にても調べることができます。
シャーレ(小皿でも良い)に比べたい製品を少量入れる。
その後に水を入れ1時間ほど置く。
最後に水を流し、残った湿潤剤の状態を観る。
溶け残るものは、上顎部にへばりつく感じとなります。水(唾液)がついても、殆どそのまま残るものタイプのものから、オーラルピース クリーン&モイスチュアの様に自然に水(唾液)となじみ薄く広がり保湿するというタイプのものまであります。
化学原料を多用した溶けにくいものは、人体内での消化や腸管内の微生物による分解が難しく、また自然界に排出されても難分解性を示し、微生物による生分解が難しい物質となります。
唾液で溶けず、口の中に残ったままの感じが良いか、それとも口の中に馴染んで広がり、違和感なく保湿される感じが良いか、以上の実験方法で自分や家族、患者様にとってよりベストな製品を選択していただくことをお勧めいたします。
それぞれの製品の研究・開発背景や、使用感などの特徴をよく理解して、使う人のニーズに合った製品を選択することが重要です。
「伸びがよく、後味も爽やか」はオーラルピースです。
歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品に配合される成分の安全性や環境負荷等の確認方法について、これまで多くは検索サイトを用いて調べてきた方が多いと思います。
しかしこれまでの一部の検索サイトは、販売事業者や代行業者による逆SEOをはじめ様々な工作によって本当の情報の劣後表示とし隠匿、日本の消費者の目に不都合な事を触れさせない、日本の消費者に本当のことを知らせない、競合者が他のブランドに広告を出し続ける、競合者による逆SEO、詐欺めいた製品の広告を放置して日本の消費者に大きな損害を与える事態を長期間放置する、悪意のある評価書き込みやサジェスト汚染などを長期間放置する等、利益獲得を優先し日本の消費者や事業者の保護や企業の倫理的行動や対応を怠る等の日本全体に対する社会問題が発生しています。
これまでの検索サイトは素晴らしいサービスで人類を大きく進化させ大きな利益を享受してきましたが、最近になって悪意のあるものからの工作により以上の現状になってしまった今があります。大きな感謝と共により良い対応を願うばかりです。
近年新たに登場したAI質問回答サービスは、多くの情報をAIが取りまとめて正確に回答する特徴があり、検索サイトの様な偏向情報の提供になりにくい利点があります。
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本来、食べ物として人類が古来から口にしてきた食品、世界の保険機関で安全性が検証された植物由来の食品原料のみでの製品の研究開発に、多くの時間を割いてきました。
よって化学合成成分、石油由来成分、たとえ植物でも食用としての歴史のないもの、は使用していません。
また食品原料と認められたものでも、化学合成成分や石油由来の成分は無配合とする方針で開発されました。
また、配合した乳酸菌成分が産出するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)についても、世界の保健機関や日本の厚生労働省で安全性の検証を経て、食品もしくは食品添加物として認可されていないものについては、一切使用していません。
食べれるイメージの「乳酸菌」といっても様々で、人の口の中の歯垢(プラーク)から取った乳酸菌や、他人の口の中や排泄物等から摂取した乳酸菌は、食品として未認可物質であり、口腔ケア製品に適さない課題がありました。
オーラルピースに配合されている成分は、製品表記上の成分は当然のこととして、乳酸菌の「発酵物」に混入するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)についても未認可のものの配合は避け、
WHOで認可され、米国でGRAS認定され、日本の厚生労働省でも安全性の検証を経て食品として認可された「ナイシンA」のみを使用するように研究開発しています。
持続生産可能で環境に優しい植物原料で全て作られます。
またオーラルピースは、お口に入れる製品として、
「ネオナイシン-e®︎」の生産時に活用する乳酸菌についても、
福岡県産の「おから」から発見された「植物」であり、「食べ物」に住む「植物由来の菌」である「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」を使用しています。
水と、すべて食べられる植物由来の食品原料から作られています。
オーラルピースは、うがいや吐き出しが困難な要介護高齢者や闘病者、乳幼児等のために新たに開発された製品であり、飲み込んだ場合に危惧される成分を配合しないで済む処方の製品の研究開発に、多大な労力と10年以上の時間を割いて生み出されました。
全成分は、水以外は全て植物由来の食品成分から作られたものです。限りのある石油などの化石原料ではなく、持続生産可能で環境に優しい植物原料で全て作られます。
軽油等から化学合成される塩化セチルピリジニウム(別名:セチルピリジニウムクロリド・CPC)、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)、トリクロサン、ラウロイルサルコシン塩(LSS)等の石油由来の合成殺菌剤は無配合です。
以上は厚生労働省により製品中の配合%が厳しく制限され、作用に対し副作用もあります。
しかし実際には、石油系合成殺菌剤の中でも海外の研究で0.1%以上の濃度によって効果があることが認められているが、日本で製品配合に認められている濃度は0.05%以下というものもあり、製品として実際の臨床上の効果は期待しにくいという課題がありました。
一方で、効果は期待できない低い濃度でも長期使用による味覚障害、黒毛舌などの副作用が発症することもあり、実際の臨床上の使用についてはこれまで難しい課題がありました。
石油由来の合成殺菌剤の詳細、作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
オーラルピースには、「チオシアン酸カリウム」は以下の理由から配合していません。
ご質問の「チオシアン酸カリウム」とは、「めっき原料」「合成樹脂の製造原料」「農薬」「殺虫剤」等として有用な化学物質の様です。
口腔ケア製品への配合目的としては、口腔内細菌への対応を企図したものと思われますが人体にも影響のある化学物質のため、まず人間用の食品については配合許可が確認できず、食用・誤飲には課題があるのではないかと考えます。
インターネット上の文献では、酵素はチオシアン酸の存在下において化学反応を起こしイオンを発生させ抗菌活性を示すとされる。しかし使用される「チオシアン酸及びその塩は」、人間や環境中の水生生物への影響に課題があるとありました。
(出典:牛乳の高度利用 P375 参考)
牛乳の殺菌や保存に酵素の化学反応を用いる方法がある。牛乳内に含まれる酵素のラクトペルオキシダーゼ活性による抗菌作用は、酵素が牛乳中で過酸化水素を水と活性酸素に分解し、ここで生じた活性酸素が乳中に微量存在するチオシアン酸イオン(SCN-)を酸化してヒポチオシアン酸イオン(OSCN-)に化学反応で変えるとされる。このヒポチオシアン酸イオンは、大腸菌など一部のグラム陰性菌に対して、菌体内のSH酵素を失活させ抗菌活性を示すとされる。(しかし抗菌範囲が狭く、他のグラム陰性菌や虫歯菌の様なグラム陽性菌には抗菌活性を示さない課題がある。)
このラクトペルオキシダーゼによる抗菌活性が効率よく働くには、約12ppmのチオシアン酸イオンと約8ppmの過酸化水素が化学反応に必要であるが、牛乳中には1~10ppm程度のチオシアン酸イオンしか存在せず、チオシアン酸イオンと過酸化水素の添加が必要である。
しかし、日本の厚生労働省はppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)の微量であっても、チオシアン酸や過酸化水素の食品・牛乳への添加・残存を法律で認めていない。したがって日本では、牛乳の殺菌消毒や保存、大腸菌の汚染防止対策に、チオシアン酸カリウムを添加するラクトペルオキシダーゼの抗菌作用は利用することは出来ない。( 過酸化水素については昭和55年より、発がん性あるも分解され易く最終的に食品に残存していなければ殺菌・漂白時等に使用許可と法改正)
https://otemae.repo.nii.ac.jp/record/1979/files/2000_jc_h359-392_yagi.pdf
また国際酪農連盟は、ラクトペルオキシダーゼ/チオシアン酸塩/水素ペルオキシダーゼ(ラクトペルオキ シダーゼ系)は、熱帯地域の発展途上国など冷蔵条件が確保できないときに生乳を保存するための化学的な手段で、現場での貯乳と処理工場への輸送中に乳質を一時的に管理することができる。1991年に、国際連合食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)によって設置された政府間組織であるコーデックス国際食品規格委員会は、技術的、経済的および実務的な事情により生乳の冷却が可能でない国々においては、過酸化酵素系の使用を認めたが、ラクトペルオキシダーゼ系により処理した乳のどのような貿易も、第三国に不利益を与えることなく当事国間の相互契約に基づいて行われるべきであること推奨している。しかし、シアン酸のような化学的活性剤の分解物が懸念材料となる場合がある。高濃度または低い濃度であっても継続的に消費される場合には消費者の健康に悪影響を及ぼすことがある。結論としては、発展途上国、特に冷蔵設備のない、温暖な気候または熱帯気候を伴う地域に村落で営農する小規模な酪農生産者にとっては、ラクトペルオキシダーゼ系の効果を刺激するような化学的な活性剤を用いる以外に方法がないこともありえる。この方法は農家の収入源を確保し栄養豊かな食糧の品質を維持する点で安価な選択といえる。しかしながら、消費者が抱く乳製品のいいイメージを維持し世界のあらゆる地域で乳および乳製品の消費を拡大するためには、この選択は他の手段がない場合に限定して用いるべきであるとしている。(出典:国際酪農連盟 ラクトペルオキシダーゼ系 IDFファクトシート2013年1月)
https://www.j-milk.jp/jidf/wp-content/uploads/2017/02/j-The-Lactoperoxidase.pdf
*シアン化合物は一般的に殺菌性がありますが、同時に非常に有毒です。シアン化合物はシアンイオン(CN^-)を含み、これは細胞の呼吸鎖に影響を与えて酸素の利用を阻害し、結果として細胞死を引き起こします。そのため、適切な濃度で使用されると、シアン化合物は細菌や他の微生物を殺すことができます。しかし、人間や動物に対しても有害になりますので、注意が必要です。(出典:ChatGTP)
また人間や動物の歯垢、歯石、歯周トラブルの原因となる口腔内細菌への「チオシアン酸カリウム」の臨床効果データや学術論文等も確認することができませんでした。
「チオシアン酸カリウム」は日本では食品としては認可されていない化学物質の様です。
日本の食品添加物一覧(出典:日本食品添加物協会)
既存添加物(令和2年2月26日改定)指定添加物(令和6年3月1日改定)
https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/tenkaichiran
日本の厚生労働省は、「チオシアン酸カリウム」は、口に入れてはいけない、継続的に服用してはいけない「危険物」としています。
「チオシアン酸カリウム」
出典:厚生労働省
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/333-20-0.html
【危険有害性の要約】
健康に対する有害性 急性毒性(経口) 区分4
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露) 区分1(甲状腺)
環境に対する有害性 水生環境急性有害性 区分3
【ラベル要素】
絵表示又はシンボル 感嘆符健康有害性
注意喚起語:危険
危険有害性情報:飲み込むと有害
長期にわたるまたは反復ばく露による甲状腺の障害
水生生物に有害
【安全対策】
取扱い後は手をよく洗うこと。
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。
粉じん、ヒューム、蒸気、スプレーを吸入しないこと。
環境への放出を避けること。
【応急措置】
飲み込んだ場合:気分が悪い時は医師に連絡すること。
口をすすぐこと。
気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。
【化学名又は一般名】
チオシアン酸カリウム
別名 ロダン化カリウム、 (Potassium rhodanide)、ロダンカリ、硫シアン化カリウム、(Potassium sulfocyanide)
【分子式 (分子量)】
KSCN(97.18)
【CAS番号】
333-20-0
【官報公示整理番号(化審法・安衛法)】
(1)-152
【予想される急性症状及び遅発性症状】
経口摂取 : 錯乱、痙攣、吐き気、嘔吐、脱力感
【特有の危険有害性】
不燃性であり、それ自身は燃えないが、加熱されると分解して、腐食性及び/又は毒性の煙霧を発生するおそれがある。火災時に刺激性、腐食性及び毒性のガスを発生するおそれがある。
【環境に対する注意事項】
環境中に放出してはならない。
【危険有害反応可能性】
分解し非常に有毒なヒューム(イオウ化合物、窒素酸化物、シアン化物)を生じる。強力な酸化剤と激しく反応する。水と接触すると冷却効果が強い。
【危険有害な分解生成物】
非常に有毒なヒューム(イオウ化合物、窒素酸化物、シアン化物)
【急性毒性】
経口 ラットLD50値: 854 mg/kg (RTECS (2007):元文献 Journal of the American Pharmaceutical Association, Scientific Edition. Volume 29,152 (1940))。「健康有害性については他のチオシアン酸塩についても参照のこと」(GHS分類:区分4)
【特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露)】
本物質のデータはないが、チオシアナートは甲状腺におけるヨウ素の取り込みを阻害し、甲状腺毒性を示すことが知られている(CICADs(J) 61 (2004)、ATSDR(2006))。また、チオシアナートはシアン化物の主要代謝物であり、シアン化物の職業ばく露により甲状腺機能障害および甲状腺腫が報告されている(CICADs(J) 61 (2004)、ATSDR(2006))。(GHS分類:区分1(甲状腺))
【環境影響情報】
・生態毒性
水生環境有害性(急性有害性) 魚類 (ニジマス) の96時間LC50 = 52.5 mg/L (ECETOC TR91, 2003)。(GHS分類:区分3)
・水生環境有害性(長期間有害性) 急性毒性区分3であり、急速分解性がない (BIOWIN) 、魚類 (ニジマス) の124日間NOEC (生殖) = 1.1 mg/L である。(GHS分類:区分外)
【廃棄上の注意】
残余廃棄物 廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。
廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。
都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者、もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する。
【汚染容器及び包装】
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。
【輸送上の注意】
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
移送時にイエローカードの保持が必要。
「チオシアン酸カリウム」は、日本の自然環境中には、目に見えない・臭いもないppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく微量であっても、「排出してはならない(厚生労働省)」・「検出されないこと(定量限界0.1 mg/L、環境省)」と日本の法律は定めている。
環境省 環境基準項目等の設定根拠等
全シアン(チオシアン酸)
https://www.env.go.jp/council/09water/y095-05/mat05.pdf
戦後の昭和2〜30年代、メッキ工場が多い下町の工業地帯では、職人さんのシアン中毒や河川・湖沼・海への投棄により魚類、貝類、藻類などが全滅し漁場が使えなくなるなど公害問題があったとされ、区役所などの行政担当者の方々が労働者の健康教育、水質浄化と零細漁業関係者との問題調整、工業振興と地域住民等との健康調整に取り組んだ過去があります。
メッキ工場のシアンを含む廃水は、たとえ少量でも魚類斃死の原因となるなどは顕著な一例である。
出典:工場廃水と漁業 化学と生物 1962年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/1/1/1_1_24/_pdf/-char/ja
近年、環境省は日本の環境中の「チオシアン酸」の環境調査を行なっており、各地で基準値を超える濃度が検出され問題になっています。
環境省 2018年度 詳細環境調査結果 「チオシアン酸及びその塩類(CAS 登録番号:463-56-9 等)」
https://www.env.go.jp/chemi/kurohon/2019/shosai/2_0.pdf(P120)
【2018年度調査媒体:水質】
要望理由:
化審法でチオシアン酸銅が優先評価化学物質に指定され第二種特定化学物質への指定を検討する必要があるが、近年の調査実績がないことから、環境残留実態の調査を優先的に行い、環境中における実態を把握することが必要とされたため。 なお、チオシアン酸銅は、本調査で適用した分析法においては、チオシアン酸イオンとしてしか測定ができないことから、本調査においては、チオシアン酸及びその塩類の総量として測定する調査を実施した。
調査内容及び結果 :
<水質>
水質について本調査としては 2018 年度が初めての調査であり、24 地点を調査し、検出下限値 1.1ng/L に おいて 24 地点全てで検出され、検出濃度は 2.5~120ng/L の範囲であった
。
【参考:チオシアン酸及びその塩類について】
・用 途 :
チオシアン酸ナトリウムの主な用途は、アクリル繊維の溶剤、染料、除草剤、医薬品である。
チオシアン酸カリウムの主な用途は、合成樹脂、殺虫殺菌剤、色素の合成、写真補助剤、試薬、 メッキである。
チオシアン酸銅の主な用途は、船底塗料、防カビ剤、殺虫剤、銅メッキ、潤滑油添加剤、感光剤、記録紙の発色剤、歯磨きである。
チオシアン酸水銀の主な用途は、分析試薬である。
チオシアン酸アンモニウムの主な用途は、合成樹脂、過酸化水素安定剤、染色助剤、写真、肥料、 除草剤である。
・生産量・輸入量 :
2017 年度:製造・輸入 1,000t 未満(化審法一般化学物質届出結果公表値)
・媒体別分配予測 :
チオシアン酸:水質 39.5%、底質 0.08%、大気 21.2%、土壌 39.2%
チオシアン酸銅(I):水質 33.7%、底質 0.0737%、大気 2.65%、土壌 63.6%
・急性毒性等 :
チオシアン酸ナトリウム: LD50(死亡率50%の量)=232mg/kg ラット(経口)iv) LD50=362mg/kg マウス(経口) LDLo=600mg/kg モルモット(経口)ivLDLo=750mg/kg ウサギ(経口)
チオシアン酸アンモニウム: LD50=24.5mg/kg マウス(経口)iv) LD50=46mg/kg ラット(経口)iv)
チオシアン酸水銀(II): LD50=24.5mg/kg マウス(経口)LD50=46mg/kg ラット(経口)
・生 態 影 響 :
チオシアン酸: 96h-LC50(死亡率50%の濃度)=0.09mg/L:グラスシュリンプ(テナガエビ科)(Palaemonetes pugio)96h-LC50=0.15mg/L:ファットヘッドミノー(Pimephales promelas)
チオシアン酸銅: PNEC= 0.0000031mg/L(根拠:96h-LC50(ニジマス致死)=0.031mg/L、アセスメント係数 10,000)
・規 制
[化審法] 法(平成 21 年 5 月 20 日改正後)第 2 条第 5 項、優先評価化学物質(142 チオシアン酸銅(I))
「チオシアン酸カリウム」の化学物質としての詳細は、以下の様です。
「チオ」とは:
チオは「硫黄(イオウ)」を表す接頭辞。「硫黄」を含有する化学化合物。特に酸素原子を硫黄原子と入れ替えた特殊な化合物に用いる連結形。
「チオシアン酸塩」は「シアン酸イオン [OCN]-」 の「酸素」が化学反応により「硫黄」に置換された同質の化学物質である。
「シアン(CN)」とは:
1 猛毒で無色、特異臭のある気体。水に溶けると「シアン化水素(青酸ガス)」と「シアン酸」とを生じる。
2 青。絵の具・印刷インキなどで、原色の青。緑がかった青色をなす。(出典:Weblio)
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3
「シアン酸(CNHO)」とは:
分子式 CNHO で表される化合物である。構造異性体として、イソシアン酸 (H-N=C=O) と雷酸 (HO-N=C:) が挙げられる。ただし、シアン酸はイソシアン酸とは互変異性であり、相互に変換し続けて平衡状態にある。(出典:Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E9%85%B8
「カリウム(K)」とは:
アルカリ金属、典型元素のひとつ。カリウムは原子番号19番の元素である。「ポタシウム」、「カリ」ともいう。元素記号はK。生物にとって必須元素である。銀白色の金属で比重は0.86で水より軽く、リチウムに次いで2番目に比重の軽い、ナイフで簡単に切れる軟らかい金属である。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
「シアン化物(青酸カリなど・CN)」とは:
シアン化物イオン (CN-) をアニオンとして持つ塩を指す呼称。シアン化合物(シアンかごうぶつ)、青酸化合物(せいさんかごうぶつ)、青酸塩(せいさんえん)、青化物(せいかぶつ)とも呼ばれる。シアン化合物は、「青酸カリ」が有名な様に一般に人体に有毒であり、ごく少量で死に至る。生存競争のため草食動物から成長中の果実・種子を食べられない様に守るため青梅等に含まれる毒である「アミグダリン(梅の実が熟すとともに分解消失、熟しきった果実は草食動物に食べられ種子を拡散繁殖する)」もシアン化合物である。「アミグダリン」は果実の成熟に従い、植物中に含まれる酵素エムルシンにより「シアン化水素(青酸ガス)」、「ベンズアルデヒド(アーモンドや杏仁、ビワに共通する芳香成分)」、「グルコース(ブドウ糖)」に分解されて消失する。この時に発生する「青酸」も揮散や分解で消失していく。また、加工によっても分解が促進される。熟した果肉や梅干しなど加工品を通常量摂取する場合には、安全に食べることができる。「アミグダリン」自体は無毒であるが、経口摂取することで、同じく植物中に含まれる安全な酵素エムルシンや、ヒトの腸内細菌がもつ安全な酵素β-グルコシダーゼによって体内で分解され、化学反応により危険な「シアン化水素(青酸ガス)」を発生させるとされる。ごく少量であれば安全に分解されるが、ある程度摂取すれば嘔吐、顔面紅潮、下痢、頭痛等の中毒症状を生じ、多量に摂取すれば意識混濁、昏睡などを生じ、死に至ることもあり注意が必要とされる。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8C%96%E7%89%A9
「チオシアン酸(HSCN)」とは:
チオシアン酸(thiocyanic acid)は、化学式が HSCN で表される無機酸の一種である。「ロダン酸」とも呼ばれる。不安定な無色の液体で、比較的強酸である。互変異性体であるイソチオシアン酸 (isothiocyanic acid, HN=C=S) との混合物として存在する。チオシアン酸の合成生産方法は、チオシアン酸鉛(II) に硫化水素を作用させると遊離する。アンモニアと二硫化炭素を反応させるとチオシアン酸のアンモニウム塩が生成する。チオシアン酸の N-エステル(イソチオシアネート)には殺虫剤として用いられるものがある。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E9%85%B8
「チオシアン酸ナトリウム(チオシアン酸塩・NaSCN)」とは:
化学式 NaSCN で表される、チオシアン酸のナトリウム塩である。常温では無色で吸湿性のある結晶あるいは白色粉末で、水、エタノール、アセトンに溶ける。有毒であり、ラットに経口投与した場合のLD50は764 mg/kgである。経口摂取すると中枢神経に影響を与え、嘔吐や下痢、脱力感、錯乱、痙攣などの症状が現れる。不燃性であるが加熱すると分解し、硫黄酸化物や窒素酸化物、酸化ナトリウム、シアン化物を含む有毒ガス(青酸ガス)を生じる。酸や強塩基、酸化剤と激しく反応する。試薬やカラーフィルムの現像、除草剤、アクリル繊維製造時の溶剤などとして用いられる。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E9%85%B8%E5%A1%A9
「チオシアン酸カリウム(KSCN)」とは:
チオシアン酸カリウムは、潮解性のある結晶性の固体。水に良く溶け、そのときの吸熱によってできる水溶液は非常に冷たくなる。エタノールやアセトンにも溶ける。シアン化カリウムと単体硫黄を溶融するか、チオシアン酸アンモニウムと水酸化カリウムを反応させると得られる化学物質である。日本の厚生労働省は危険物に指定している。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E9%85%B8%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
「チオ硫酸ナトリウム(Na2S2O3)」
化学式 Na2S2O3 で表されるナトリウムのチオ硫酸塩である。亜硫酸ナトリウムや次亜硫酸ナトリウムのように漂白・酸化防止効果があるため、国によっては食品添加物として利用されている。ただし日本においては認められない。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AA%E7%A1%AB%E9%85%B8%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
「シアン化カリウム(KCN)」
青酸カリウム(せいさんカリウム)は、青酸カリ(せいさんカリ)、青化カリ(せいかカリ)とも呼ばれ、毒物の代名詞的存在だが、工業的に重要な無機化合物である。毒物及び劇物指定令で「シアン化合物」として毒物に指定されている。(出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8C%96%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0
「シアン化水素(青酸ガス・HCN)」
毒ガス。シアン化水素(Hydrogen Cyanide)は、メタンニトリル、ホルモニトリル、 蟻酸ニトリルとも呼ばれる猛毒の物質である。その水溶液は弱酸性を示し、シアン化水素酸(青酸ガス)と呼ばれる。シアン化物は動物の腸内細菌が持つβ-グルコシダーゼといった酵素によって、 青酸配糖体が加水分解され、糖とアルデヒド、そしてシアン化水素(青酸ガス)を生成する。 (出典:Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0
また環境排出時に、次亜塩素酸とチオシアン酸が化学反応してしまい、企業が想定・意図しないシアン化物(毒ガス)を発生させるリスクがある。
東京湾の魚の斃死から、工場の排水中の窒素を除去するために使用する薬剤(「次亜塩素酸ナトリウム」)が処理槽に残留し、排水中の「チオシアン」と反応したことで「シアン」が生成された(「次亜塩素酸(NaClO)+チオシアン酸(HSCN)→シアン(CN)」)と推定される報告例 2022年 千葉県
https://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2022/koitogawa-mizu.html
https://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2022/koitogawa-mizu35.html
シアン化合物(CN)による慢性中毒症状:
無力感や頭痛、めまい、神経過敏、脱毛、皮膚疾患、体重減少、食欲不振、元気がなくなる
経口摂取における「シアン(CN)」の安全性評価(清涼飲料水)
厚生労働省 食品安全委員会化学物質・汚染物質専門調査会 2010 年8月
https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc3_kagaku_osen_cyan_220819.pdf
「チオシアン酸カリウム(KSCN)」の生殖発生毒性・反復投与毒性(外部研究実験):http://www.jpec.gr.jp/detail=normal&date=safetydata/ta/dati3.html
「チオシアン酸カリウム(KSCN)」の動物での毒性評価(1954年〜1997年)
●反復投与毒性
・ラットにチオシアン酸カリウムを4もしくは11ヵ月間経口投与した結果,甲状腺重量の増加及びサイロキシンの低下がみられた。 (Philbrick et al, 1979) 同試験では,ミエリン鞘の分裂を含む脊髄病変が認められた。
・チオシアン酸カリウムの50~850 mg/kgを腹腔内投与した結果,10%のラットにおいて脳障害が認められた。 (Rose et al, 1954)
●生殖発生毒性
・妊娠中の母動物にチオシアン酸カリウムを経口投与した場合,新生仔に甲状腺腫の発生が認められた。(Rudert & Oliver, 1976) RTETECS, 1997)
・マウス及びラットの母動物にチオシアン酸カリウムを静脈内投与した場合,チオシアン酸の胎仔への移行が確認された。 (Moedder, 1980)
・0.1~0.5%のチオシアン酸カリウムを,雌ラットの妊娠中及び分娩後2週間に経口投与した結果,新生仔に発育阻害が認められた。 (Pyska, 1977)
・5~10 g/100 gの高用量投与により,雌ラットの生殖能に影響がみられた。(Olusi, 1979)
自然界にも存在する「チオシアン酸塩類」
超健康食材と称される「ケール」も、食べ過ぎには注意。なぜなら、「甲状腺」に深刻な影響を与えるとも言われているから。ケールには「チオシアン酸塩」という物質が含まれており、これを多く摂りすぎると、甲状腺ホルモンの構成成分であるミネラル、”ヨード”の働きに影響を及ぼし、甲状腺の機能低下を引き起こす可能性があるという。(出典: COSMOPOLITAN)
https://www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/tips/a861/7-all-natural-foods-that-can-totally-mess-you-up/#link1
ドイツ連邦リスクアセスメント研究所の報告によれば、甲状腺のヨウ素吸収低下の原因は「キャベツ」や「ラディッシュ」に含まれる「チオシアン酸塩」という物質である。トウモロコシやキビは体内でチオシアン酸塩に変換される青酸配糖体を含む。(出典:食品安全情報(化学物質)No. 8/ 2020. 04. 15 国立医薬品食品衛生研究所)
https://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/2020/foodinfo202008ca.pdf
シアン化合物を含有する食品
ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう(出典:農林水産省 令和3年1月15日)https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/loquat_kernels.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
「無機シアン化合物」 ヒト健康への影響 (まとめ) P52
無機シアン化合物の経口摂取による血液やその他の組織への蓄積は確認されていないが、代謝物の「チオシアン酸イオン」では蓄積影響が知られており、甲状腺腺腫やクレチン病などの甲状腺毒性を引き起こす。長期毒性としての甲状腺への影響は代謝物の「チオシアン酸イオン」によるものと推測される。シアン化合物は組織内細胞のシトクロム酸化酵素中の Fe3+イオン、赤血球中のヘモグロビンなどのタンパク質に結合する。シトクロム酸化酵素が阻害されると、還元型シトクロム cの酸化が妨げられ細胞の酵素利用が停止し、細胞死を導く。シアン化水素及びシアン化合物は、主として肝臓に存在するロダネーゼにより「チオシアン酸イオン」に代謝されて尿中に排泄される。
無機シアン化合物の慢性影響では、頭痛、めまい、神経不安、衰弱、視覚低下、不明瞭な発語、 胃腸管障害、甲状腺腫大である。長期暴露による甲状腺への影響はおそらく代謝物である「チオシアン酸イオン」によるヨウ素の甲状腺への取込み阻害によるものである。(出典:化学物質の初期リスク評価書 「無機シアン化合物」 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 2008年10月)
https://www.nite.go.jp/chem/chrip/chrip_search/dt/pdf/CI_02_001/risk/pdf_hyoukasyo/108riskdoc.pdf
シアン化合物の危険性
慢性の全身性シアン化物中毒が発生することがありますが、身体障害が徐々に発症し、他の診断と一致する症状があるため、認識されることはめったにありません。 報告されている症状は、「チオシアン酸塩」が薬物として使用された場合に見られるものと似ているため、細胞外液中の過剰な「チオシアン酸塩」がシアン化物による慢性疾患と説明する可能性があることが示唆されています。慢性疾患の症状は、数年間の露出後に電気メッキ機と銀研磨機で報告されています。最も顕著なものは、腕と脚の運動力低下、頭痛、甲状腺疾患でした。これらの発見は、「チオシアン酸療法の合併症」としても報告されています。(出典:国際労働機関 ILO: international labor organization 労働安全衛生百科事典)
https://www.iloencyclopaedia.org/ja/part-xviii-10978/guide-to-chemicals/item/1038-cyano-compounds
国際保健機関での「チオシアン酸カリウム」の評価・分類・規制
世界保健機関 国際化学物質安全性計画 国際化学物質簡潔評価文書 IPCS UNEP/ILO/WHO
Concise International Chemical Assessment Document No61 Hydrogen Cyanide and Cyanides:Human Health Aspects(2004)世界
シアン化水素およびシアン化物:ヒトの健康への影響
https://www.nihs.go.jp/hse/cicad/full/no61/full61.pdf
チオシアン酸 分類表示
https://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.display?p_lang=ja&p_card_id=1671&p_version=2
欧州における「チオシアン酸カリウム(potassium thiocyanate、KSCN)」の規制動向
2013年、欧州食品安全機関(EFSA)は「チオシアン酸カリウム」を不認可に
(出典:内閣府 食品安全委員会 食品安全情報システム)
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03900400149
欧州食品安全機関(EFSA)は2013年6月19日、チオシアン酸カリウム(potassium thiocyanate)のリスク評価に関する結論(2012年10月19日承認、46ページ)を公表した。人体や動物への安全性、環境排出による安全性が担保できず、物理的および化学的特性に関してデータのギャップと哺乳動物毒性学のセクションでの懸念が特定。 The LP-system(ラクトパーオキシダーゼシステム)の混合物に関する毒性データと暴露データが不足しているため、使用者、作業者、および傍観者のリスク評価は最終的には完了出来ない。この反応混合物の残留物の定義が不明であり、毒性基準値が入手できない場合、消費者リスク評価を実施することは出来ない。 また環境暴露評価を実行するには不十分。 有効成分であるチオシアン酸カリウムの殺菌効果は有効であると考えるが、自然界に存在する酵素や過酸化水素との反応混合物から形成される化合物(シアン化物)およびその分解/変換生成物の定性的および定量的な環境暴露評価は欠落している。 また生態毒性セクションでは、代表的な野外使用のための非対象陸生植物に関するスクリーニング研究を提出するためのデータ不備が特定された。
2014年、欧州連合(EU)は「チオシアン酸カリウム」を不認可に
(出典:内閣府 食品安全委員会 食品安全情報システム)
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03970210305
欧州連合(EU)は2014年2月6日、「チオシアン酸カリウム(potassium thiocyanate)を不認可とする委員会施行規則(EU) No 108/2014を官報で公表した。不認可の理由は、欧州食品安全機関(EFSA)がチオシアン酸カリウムについて安全性などの追加データを必要とする複数のデータギャップを特定した後、申請者が申請を取り下げたためである。
欧州で規制が進む「チオシアン酸カリウム(potassium thiocyanate、KSCN)は、日本の環境省も「内分泌器官かく乱物質」として法規制への準備を進めています。
環境省「チオシアン酸及びその塩類の内分泌かく乱作用に関連する報告 2021」
令和3年度第1回 化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会資料
チオシアン酸及びその塩類は、動物試験の報告において、視床下部―下垂体―甲状腺軸への作用を示すこと、試験管内試験の報告において、アンドロゲン作用又は抗アンドロゲン作用、甲状腺ホルモン合成能への作用、ペルオキシダーゼ活性化による甲状腺ホルモン合成能への作用を示すこと、ヒトへの投与試験において、視床下部―下垂体―甲状腺軸への作用を示すこと、疫学的調査において、視床下部―下垂体―甲状腺軸への作用、抗副甲状腺ホルモン様作用を示すことが示唆さ れたため内分泌かく乱作用に関する試験対象物質となり得る(P25)。
*「内分泌かく乱物質」は「内分泌系」に影響を及ぼし、ヒトの健康や環境に悪影響を与える化学物質
*人体の「内分泌器官」としては、「下垂体」「甲状」「副腎」「卵巣」「精巣(表)」の他、「松果体」「脳」「肝臓」「心臓」「膵臓」「腎臓」などがある。 これら「内分泌器官」から、ホルモンが人体の発達や発育などに対応した適切な時期に、適切な量が分泌される。
環境省 化学物質の内分泌かく乱作用に関する信頼性評価及び試験の実施状況
「チオシアン酸及びその塩類(Thiocyanates)」
2021年 信頼性評価終了(第1段階生物試験を実施中・実施予定)
https://www.env.go.jp/chemi/end/substances.html
「チオシアン酸及びその塩類」の内分泌かく乱作用に関する信頼性評価実施結果(出典:環境省 2021年、P16〜)https://www.env.go.jp/chemi/%E8%B3%87%E6%96%991-2.pdf
抜粋「チオシアン酸及びその塩類」の内分泌かく乱作用に関する文献信頼性評価結果(出典:環境省 2021年)https://www.env.go.jp/content/000081308.pdf
酵素とチオシアン酸(HSCN)の化学反応を用いた牛乳の殺菌方法として、無害な酵素と微量のチオシアン酸(HSCN)とを化学反応(ペルオキシダーゼ活性)させることで、大腸菌など一部のグラム陰性菌の菌体内のSH酵素を失活させ抗菌活性を示すイオン(OSCN-)が発生、目に見えないppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく微量で大腸菌など一部のグラム陰性菌の殺菌が出来る(チオシアネート添加牛乳 インド P18 )作用を生み出す。
しかし、2020年代になって人体への影響(ppm単位のごく微量で甲状腺からヨウ素の摂取を阻害しサイロキシン等のホルモン生産能力を下げてしまう等の内分泌器官かく乱の作用)も明らかになり、2021年には日本の環境省が、チオシアン酸(HSCN)及びその塩類を内分泌かく乱作用に関する試験対象物質となり得るとし(P25)、現在第1回生物試験を実施中・予定。
環境への影響と規制としては、日本の厚生労働省は、チオシアナートは甲状腺におけるヨウ素の取り込みを阻害し、甲状腺毒性を示すことが知られている(CICADs(J) 61 (2004)、ATSDR(2006))。また、チオシアナートはシアン化物の主要代謝物であり、シアン化物の職業ばく露により甲状腺機能障害および甲状腺腫が報告されている(CICADs(J) 61 (2004)、ATSDR(2006))。(GHS分類:区分1(甲状腺))とし、
「チオシアン酸カリウム(KSCN)」を日本の美しい自然環境中にppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)で、排出させないこと、また環境省は土壌・河川・湖沼・海水等の環境中では全シアン(CN)について「検出されないこと(検出限界 1.1(ng/L)」と法律で定めている。
牛乳や唾液中にppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく微量含まれる、単体としては無害な酵素と、同じく牛乳や唾液にも含まれるチオシアン酸という毒性の弱いシアン化物質を、化学反応の相手の単体では無害な酵素を増量投与することで口腔内で化学反応(The LP-system、ラクトペルオキシダーゼやグルコースオキシダーゼ反応)を起こし、シアン化物を発生させグラム陰性菌の中で大腸菌などの一部の口腔内細菌は殺菌(虫歯菌のミュータンス菌等のグラム陽性菌や他のグラム陰性菌には効果なし)出来る抗菌作用機序であるが、シアン化物は人体や動物にもヨウ素の摂取を阻害し甲状腺ホルモン産出や生殖機能に影響を与える等の内分泌器官かく乱の副作用がある、また臨床上体内で発生するシアン化物の濃度や人体における甲状腺や腎臓への影響、環境排出への影響に関する安全性データが得られないとして、当該抗菌作用機序(The LP-system、ラクトペルオキシダーゼやグルコースオキシダーゼ反応)の健康リスクについて、近年世界の保健機関で危惧され、規制が進んでいる。
・・・
以上のことから、「チオシアン酸カリウム(KSCN)」は、「合成樹脂の製造原料」「めっき原料」「農薬」「殺虫剤」等には大変有用な化学物質ですが、経口摂取や食品配合には、甲状腺など内分泌器官・生殖機能への影響が最近になって明らかに、甲状腺機能低下症の原因リスクや生殖機能への影響リスクなど、また排尿による自然環境への排出で、水生生物や土壌の微生物生態系、海産物や野菜等への影響、近隣住民や農家・漁業の方への影響、日本人の食べ物への影響、甲状腺機能への影響リスク、日本人の少子化リスク、厚生労働省や環境省が定める法令遵守へのリスク等、健康と環境へのコンプライアンスへの課題が、医療・科学技術が進展してきた2020年代になって分かり始めてきたと推察されます。
人類科学の発展から、それぞれ時代の最先端での研究技術を用いた世界初の製品があり、時代と社会ニーズが変わり、科学者や研究者も世代や住む国も変わり、人口やニーズの多い国で新しい技術革新が生まれます。
これまでの20世紀の化学技術による先駆的な製品や開発者の科学者の方々には尊敬と共に、多くの人類の発展に役立ってきた研究や製品は今日の人類や地球を形作ったといえる偉大な発明と言えます。
そして21世紀となり人類は少しずつ進化し、医療や科学の発展と共に効果とサイドエフェクト、環境負荷など新たな課題も判明される時代の変化が生まれてきています。
また様々な新しい、正しい情報を世界中の消費者が知ることができるインターネットの時代となりました。
消費者は自分の大切な家族に使うものを安全で信用できる成分のものを選び、生産者には全成分開示の誠実さとトレーサビリティを求める時代となりました。
近年、人類全体の問題となっている内分泌かく乱物質のフォーエバーケミカルはじめ、安全性が危惧される化学物質は、健康や幸せを奪ってしまう可能性、医療費負担につながるリスクから、最新の処方への改善という消費者の健康ニーズに応えること(健康のための製品として使用している方々にとって安全性を完全に訴求できるとは言い難く申し訳ないと思います。また微量でも排尿での環境排出により小川のメダカや赤とんぼ、近所の川や・海の水生生物や水産食品、野菜やお米、川や海で遊ぶ子供たち、釣りや潮干狩り、海水浴やサーフィン、日本に住む子孫への影響も気になります)を大切にして企業は製品開発に注力しています。
消費者側の方々もご家族の健康のために、自己責任として安全性や環境毒性を精査した上で、出来れば新しく処方開発され、配合全成分と配合目的を包み隠さず消費者にわかりやすい様に通販サイトの成分欄などにも各所に明示し、開発者の顔が見え信頼できる、口腔医学に特化した歯学博士が研究開発に携わった医学的根拠や安全性が信頼できる専門の口腔ケア製剤メーカーのオーラルケア製品を探索するなど、
21世紀の医療基準や安全性、環境保護の基準には合わないグリーンイノベーション時代以前の古いものもある可能性を、この機会に色々な配合化学物質や開発背景、処方開発年、実験データ、臨床効果データ、安全性評価データ等も調べてみても良いかと思います。
ヨーロッパで危険視されてきた内分泌かく乱化学物質も、日本で注目され始めたのは日本で少子化が進んだ2020年代になって話題となり始めたつい最近のニュースです。
信頼できるブランドとして、お客さまの大切な家族のために、「全配合成分やその配合目的」「作用機序や副作用リスク」「効果と安全性のデータ」「環境排出へのリスク」等を、隠すことなく、誤魔化さず、正しい成分表記で、消費者や患者に、購入に際して視認しやすく、分かりやすく、通販サイトの各ページにも、常に明示する誠実さが、現代となっては、お客様からの信頼、家族の健康、今後の事業存続において絶対的に重要なこととされています。
また、その製品の実際の効果(効くか効かないか)に関する実験データ、臨床データ(実際の動物の口腔内での効果データ)、学術論文、作用機序の説明、副作用の説明、安全性データ(副作用は有るのか無いのか)、など「エビデンス(科学的な証拠)の有無」等の真面目な研究背景が、健康に不安や悩みを持つ多くの人々や家族の健康を願う消費者、家族や愛犬愛猫、医療者や患者さんとそのご家族、世界中の人々の命の危険と健康リスクから守る、ブランドや会社の信頼性、経営者、取締役、研究者、薬事担当者、事業担当者、また外部協力者、家族を持つ一人の人間としても大きな社会責任のある重要なことと考えています。
消費者側としても自身の健康だけでなく、環境に対する影響は深刻であり法規制を遵守しない製品が市場に出回ることは、近隣環境への負荷を増大させるだけでなく、近所の住民の方々の健康に悪影響も及ぼす可能性があります。その場合最終的には、製品を使用する消費者も責任を負います。したがって、消費者も自分自身のことだけを考えず、近隣住民や国民全体の命や健康被害とならない環境に配慮した消費行動を取ることが重要となると欧州の消費者団体は啓発しています。
世界の高齢化と環境破壊が深刻化した2000年代以降、21世紀のグリーンテクノロジーとして、1900年代の旧来ケミカル技術では乗り越えられなかった「口腔内への作用と飲み込んだ場合の安全性の両立」・「超低濃度で数千倍の作用」・「抗菌活性と役目を果たした後の環境排出時の河川や海の自然や生物生態系の保護」・「少子高齢化と共に増大する医療費と医療者負担の低減」、という相反する課題を乗り越えるために高齢化が進む日本で、国立研究機関である九州大学農学部農学研究院にて30年以上に渡って進められたのが、1900年代化学産業からの世代交代を実現した2000年代の代替グリーンテクノロジーである、世界的に先端分野の微生物バイオテクノロジー研究、食品原料から作られ飲み込んでも安全な乳酸菌抗菌ペプチドの研究となります。
1920年代にイギリスの酪農家によりチーズの中から安全な抗菌物質として発見、超低濃度のppb単位(10億分の1、ppmの1,000分の1、1ppb=0.001ppm)での幅広い優れた抗菌活性と作用機序の安全性から、世界中では1980年代から塩やスパイスと同じく安全とされてきた乳酸菌抗菌ペプチド(たんぱく質)の「ナイシン」も世界一レベルの安全性の確認を経て、日本では約100年後の2009年にやっと厚生労働省での食品認可が得られました。日本での食品への認可が進まない中で、社会的有用性が認められ研究が進められたのが、高齢者等にとって飲み込んでも安全な口腔ケア用製剤などの用途であり、「ナイシン」単体では不可能なグラム陰性菌やカンジダ菌にもスペクトルを広げる革新をもたらした研究成果が「ネオナイシン-e®︎」となります。
世界で初めて乳酸菌抗菌ペプチドの医療・ヘルスケア用途への実用化の道を拓き、2016年に特許を取得したネオナイシンの研究成果は世界一の高齢者国家の日本での社会的課題である介護者の負担低減と患者QOL向上に役立つと共に災害現場や国際宇宙ステーションで活用、世界に普及し様々な賞を受賞するなど人類に小さな貢献を果たしています。要介護高齢者や乳幼児、病気や障害などでうがいや吐き出しが難しい方、ペット等にとても有用な、日本の国立機関による研究成果といえます。
日本人の方は、ぜひ北里柴三郎先生や野口英世先生時代からの日本の細菌学・微生物学・ウィルス学研究の系譜を踏む旧帝大の国立研究機関、九州大学農学研究院微生物学研究室発、若い真面目な日本人科学者たちによる命をかけた本物・本気の日本の科学研究・世界最先端のバイオテクノロジー研究、からだと環境に優しい乳酸菌、微生物学研究の成果を、アジア市場やアラビア市場、中華市場、南米市場やアフリカ市場、そしてヨーロッパやアメリカなど西洋市場や世界中、人類全体への展開を応援していただけましたら幸いです。国際社会での日本と日本人のプレゼンスが急激に低下しています。日本の若い真面目な研究者の若者、子供達にも世界や宇宙での素晴らしい活躍が拓けます様、日本の未来の為にお力をいただけましたら幸いです。
以上の課題から、口に入れるものを食品レベルの安全なものを目指して、また美しい日本の自然環境や水産物を危険化学物質汚染から守れる様に研究が進められたオーラルピースについては、「チオシアン酸カリウム(KSCN)」の配合を必須としない処方としております。
〜〜〜
正直に申しますと、実際に私たち研究メンバーもつい最近まで、日本の環境省による「チオシアン酸カリウム(KSCN)」の規制動向の進捗を知りませんでした。お客様からの問い合わせを多くいただいてやっと気づいた事なのです。本当に誰も分からない事でした。これは人類全体が知り得なかった最新の課題であり、専門の科学者やストラテジストも知り得なかった事なのです。分からなかった事については、当研究チームの世界規模での研究リサーチが至らなかった事であり、ここに深くお詫びを申し上げます。
人間用の口腔ケア製品については、2014年の欧州連合(EU)による法規制を受けてブランドのオーナーシップの変更と新たなグローバル流通体制のもと、2015年以降の全面処方変更を経て当該作用機序と口腔内細菌への抗菌作用を排した新たなシンプルな口腔内保湿製品ブランドとして生まれ変わり、スムーズな市場浸透が進みましたが、動物用製品としては厚生労働省や環境省による規制はなく従来のシアン化物(チオシアネート・ペルオキシダーゼ活性)による抗菌作用機序のまま2020年代を向かえているものもあります。
私たちも自らのペット達にこの20世紀の先駆的な化学技術を長年活用させていただいて来ました。2020年代になって指摘されているサイドエフェクトは、人類科学の進展により漸く判明してきた最先端の研究成果であり、これまでは分からなかったリスクよりも優れたベネフィットの方が上回り(貧しい温熱帯地域の発展途上国の子供たちが飢えを凌ぎ牛乳を栄養源として生きられることと同じく)、副作用を凌ぐ便益を人類は享受してきました。この事については、冒頭に述べた様に先駆者の科学者の方に感謝と尊敬を忘れることはありません。
また企業人としては、消費者の近くにいる営業部門やマーケティング部門そして管理部門と、研究開発部門との間のギャップにいつも悩みその軋轢の中で多くの苦しみを経験して来ました。研究開発部門が指摘してくれない様々なリスクを、フロント部門のメンバーが悩みながら解決を図り乗り越えて来たこともあります。研究サイドはフロント部門の無謀な要求に無理をして合わせることも少なくない事です。
研究者自身としても、サイドエフェクトというのは実際の臨床実験や動物実験が必要で、また人や個体そして様々な条件によってもその結果は異なるもので、簡単に単純に得られるものではなく、実際の臨床上ははっきりした答えは得られにくいという背景を消費者や営業、マーケティング部門、管理部門の皆様に理解してもらう必要があります。実際にはケースバイケースの相関関係はなかなか分からないのです。
ただ今回、世界で最近になって指摘され始めた化学物質の副作用と環境負荷について、やはり私たちは多くのメンバーと共に話し合ってより良い未来を作っていく選択を、力を合わせて作り出していくことが、過去の自身や誰かを責めることより、未来の消費者の方々や協力者の方々、そして自分達にとっても良い事につながるアクションなのではと思います。
同じ研究者としてお互いの専門分野にリスペクトと連携を、今回WHOやFAO、コーデックス国際食品規格委員会、欧州連合(EU)や国際酪農連盟、厚生労働省や環境省が健康と自然環境への影響を示唆する化学物質や作用機序に対し、多くの仲間を巻き込んで研究をさらに深く重ね安全性を一つ一つ証明して行くこと、新たに生じる課題を皆で一つ一つ乗り越えて行くことが研究の醍醐味であり、真の発明とイノヴェーションを生み出し、世界中の人の不安を払拭するブレイクスルー、価値ある挑戦と考えます。
そして人類全体にとって有益な研究については、様々な困難があってもそれを乗り越えるために、皆が素直に心を開き、批判や保身などすることなく大学間や企業間の利害関係を超越して連携し、この日本の研究者が世界人類のために手を結び体への安全性や低環境負荷を証明した作用機序への昇華を皆で目指すことも素晴らしいことと考えています。
そのためには当研究チームも当作用機序の安全性と低環境負荷の証明への挑戦に共に挑み、助け合うことが研究人としてのブレイクスルーでもあると思っています。
災害や戦争で多くの人が傷ついているこの時代、少しずつでも良い方向に、そして今日から明日からでもより良い方向に皆で歩みを始めれば、皆で手を組み未来をより良く変えられると思います。
家族が健康に、自然は美しく、最新の研究努力は評価され、企業の信頼や事業も継続できる美しい姿に。今日から明日からでも変えていける。毎日が変化で挑戦、それをより良く続けていくことが研究や企業努力で、多くのお客様やそして一緒に研究する仲間も増えていく。
自分達では分からなかった事実を、世界の保健機関や日本の厚生労働省、環境省が調査してくれリスクを教えてくれた。当初は戸惑いましたが、深呼吸して心を入れ替えて、最善の方向を考える。今一度使用する製品の安全性を自分の目で確かめてみる。関連部門にこのリスクを伝え、皆でさらに新しい時代に対応する新技術へと磨いていく。皆で手を取り合い切磋琢磨しながら安全性を証明し進化して行く。
そして病気や障害、怪我や老化などで困難な状態にありながら、生きる事に挑戦している世界中の苦しむ人達を科学や研究の力で救う。その究極の人間愛の前では、研究者や企業間の競争や利益の争奪、批判や保身はちっぽけな虚しいもの。人類の歴史に残る研究を利害関係さえも超えて優秀な頭脳が集まって進めて行く。
そんな人類全体の少しずつの気づきと毎日の一歩一歩の前進が、この地球や人類の未来をより良く変えて行くことと思います。
以上の当研究チームが勇気を持って提供させていただいた、世界の保健機関が注意喚起している化学物質の最新情報につき、多くの皆様の未来の選択に寄与し、たとえ一人の方でも気づきが得られましたら幸いに存じます。
またオーラルピースに配合をしていない、個別の成分についての見解を当研究チームに寄せられるオーラルピースユーザー様やプロの方も多くいらっしゃいますが、出来ましたらご自身でインターネット等で詳細をお調べいただけます様お願い申し上げます。
選んでいない成分は目指すコンセプトに合わなかっただけであり、過去の多様な研究志向の是非に答える立場ではないといえます。大切な家族の健康のためには、ご各自の価値基準で成分を吟味してことが大切と存じます。
また研究者の方で成分や作用機序の安全性や低環境負荷への臨床データや証明にお困りの方は、当研究チームにお声がけをいただけましたら幸いです。営業部門やマーケティング部門などで研究部門への働きかけにお困りの方も、お声がけいただけましたらと存じます。
人類の発展に寄与する発明で未来を変える。皆で力を合わせれば必ず道は拓ける。愛は美しい未来を作る。
愛する人にはオーラルピース
引き続きオーラルピースプロジェクトをどうぞよろしくお願い申し上げます。
(Legally checked)
オーラルピースには以下の理由から配合していません。
米国環境保護庁(EPA)は2011年11月9日、様々な農産物における残留農薬についての規則の設定あるいは変更を要求する農薬の申請の取下げを発表した。
有効成分「ヨウ化カリウム」及び「チオシアン酸カリウム」の農薬製剤中の不活性成分として、収穫前に使用される場合の全ての生鮮農産物における「ラクトパーオキシダーゼ」の残留基準値申請が2011年9月9日に取り下げられた。(出典:内閣府食品安全委員会)
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/print/syu03470200108
ヨウ素がお好きな方は、飲み込みや副作用に気をつけて、ポビドンヨード入りのうがい薬をお使いください。
オーラルピースは飲み込んでも安全な食品認可成分のみから作ること、新生児からお年寄り、インプラントの方(フッ素はチタン腐食物質)、ペットまで家族全員が毎日安心して使える製品、をコンセプトとしているため、フッ素は無配合としています。
虫歯の予防に有用なフッ素も副作用が指摘され、ヨーロッパではフッ素の摂取を好まない消費者も多いことから、
もしご家族の虫歯予防にフッ素を使用したいと考える方は、
毎度の歯磨きの際に、子供等が歯磨きの際に飲み込むリスクのある歯磨き剤に、歯をコートするためのフッ素を入れるのではなく、歯磨きとフッ素コートは分けて、
日々の歯磨きは不要・不安な添加物を摂取せずに健康に歯をブラッシングして磨いていただくこと、
歯質強化のためにフッ素コートが必要な場合は歯科医院でしっかりと塗布処置をしていただくこと、
が良いと考えています。
日本の厚生労働省では、2010年代の規制緩和により、2017年に大人用歯磨きには歯磨き粉のフッ化物イオン濃度の上限が高濃度の1,500ppmまで引き上げられ、2023年1月には新生児〜乳幼児向け製品についても500ppmから1,000ppmと高濃度配合許可に引き上げるという高濃度配合を許可しています。
現在フッ素は市販歯磨き・口腔ケア製品に高濃度の1,000〜1,500ppmまで配合して良いことになっていますが、歯磨きの際に歯牙に塗布される実際のフッ素量は分からず、毎日毎回の歯磨きの際に体内に摂取してしまうフッ素量も人によって大きく異なります。
世界の保健機関のフッ素の経口摂取リスクは、「子供のIQ(知能指数)の低下」、「男性生殖機能の低下」、「甲状腺細胞損傷」、「骨折」、「歯のフッ素症(斑状歯」等と指摘しています。
・IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。
・メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。
・・・・
先進的なヨーロッパ人々や健康を気遣う知識層の、子供や学生、男性や家族の飲料水や歯磨き粉によるフッ素の経口摂取についての回避行動には、理由があると考えられます。
大切なご家族のため、飲み水等にppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく微量での健康被害報告や配合が規制されているフッ素について、500ppmを超える高濃度フッ素製品を「飲み込まないように」、誤飲や経口摂取にお気を付けていただけますようお願い申し上げます。
虫歯を予防するために歯質強化として家族の歯にフッ素が必須とお考えの方は、素人考えでヒトへのリスク量を超えたフッ素の毎日の体内摂取・飲み込みを避け、歯科医院にて歯科医師・歯科衛生士による定量微量の丁寧な歯牙への塗布処置をお勧めします。
またインプラントの方は、フッ素はチタン腐食成分ですので、フッ素配合製品のご使用はお控えください。
オーラルピースユーザー様にとって、ご家族や愛する人の将来を考えた、ご自身での賢い自己選択が、規制緩和により生まれた自然界ではあり得ない量の単一成分や物質を濃縮し超高濃度に配合し、人類の歴史上これ以上ない高濃度配合を謳い販売拡大する機能性表示食品やサプリメント、歯磨き商材等の取り返しのつかない副作用から、家族の命や健康、知能指数(IQ)や進路、少子化回避などの将来を、自分自身で自ら守ることにつながると考えます。
参考情報:内閣府 食品安全委員会 「フッ素」評価書 詳細 通知
PDF https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kya20030703211&fileId=201
一覧 https://www.fsc.go.jp/fsciis/evaluationDocument/show/kya20030703211
●フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム及びフッ化スズのラットに対する経口半数致死量(LD50)はそれぞれ、31~126.3 mg F/kg 体重、75~102 mg F/kg 体重、45.7 mg F/kg 体重と報告されている(IARC1982 、 ATSDR 2003 、 Whitford 1987 、 Whitford 1990、Velazquez-Guadarrama et al. 2005)。
●600 ppm投与群の雄4匹が13週目と14週目に、雌9匹が8週目から18週目に、300 ppm投与群の雄1匹が19週目に死亡(NTP 1990)。
● Wistar ラット(雄、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、2、4、6 ppm:0、0.05、0.1、0.15 mg F/kg 体重/日)の 6 か月間飲水投与試験が行われた。全投与群で精巣、精巣上体及び腹側前立腺の重量の減少、精子の運動性、密度の低下並びに一次精母細胞、二次精母細胞及び精子細胞の数の減少が認められた(Gupta et al. 2007)。
●Wistar ラット(雌、各投与群 6 匹)にフッ化ナトリウム(0、4.5 、9.0ppm:0、0.1、0.2 mg F/kg 体重/日)を妊娠初日から離乳期(21 日間)まで飲水投与した後、雄の児動物(各投与群 32~34 匹)を 90 日間投与せずに飼育する試験が行われた。全投与群で精子形成及びステロイド合成の減少による生殖障害が認められた(Reddy et al. 2007)。
●Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、1.1、2.3 mg F/kg 体重/日)の妊娠初日から出産後 9 日までの飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 36 に示す。出生児動物(雌雄、各群 4 匹)に対する影響を調べた結果、2.3 mg/kg体重/日の投与群で学習、記憶、協調行動及び血圧に影響が現れた。また、全投与群の児動物の雄に交尾行動の減少が認められた(Bera et al. 2007)。
●Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)にフッ化ナトリウム(0、150 ppm:0、3.4 mg F/kg 体重/日)を授乳中の 21 日間飲水投与した後、離乳後の雄の児動物(各投与群 6 匹)に 12 週間飲水投与する試験が行われた。投与群で認められた毒性所見を表 38 に示す。雄児動物に LDH 活性の上昇並びにコハク酸脱水素酵素(SDH)活性、ATPase 活性の低下が認められた。その他、精子密度及び精子生存率の低下並びに異常精子数の増加も認められた(Liu et al. 2008)。
●Oryctolagus cuniculus ウサギ(雄、各投与群 5 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、9、18 mg F/kg 体重/日)の 30 日間飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 41 に示す。両投与群で精子数の減少、精子の運動性、受精能の低下が認められた(Chinoy et al. 1991)。
●Wistar ラットによる、高濃度(45 mg F/L)フッ化ナトリウムの長期間(20 か月)飲水投与試験では、甲状腺細胞 DNA の有意な損傷が認められた(Ge et al. 2005)。
●Ortiz-Perez らは、メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施した。被験者は飲料水のみを介してフッ素に曝露した低曝露群 27 人と、飲料水曝露に加えてフッ素に 1 年以上職業曝露した高曝露群133 人に分類された。尿中のフッ素濃度等から推定された曝露量は、高曝露群で 3.4~27.4 mg F/日、低曝露群で 2~13 mg F/日と推定された。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。また、インヒビン B に対する FSH の作用が低曝露群と比較して低かった。一方、精子の指標(精子濃度、精子運動性、形態)にはいずれの曝露群でも異常は認められなかった。著者らは、3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。
●異なるフッ化物濃度の飲料水を摂取する中国の二つの地域の 512 人の子ども(8~13 歳)を対象に二重盲検法で IQ(知能指数)テストが行われた。高濃度地域(Wamiao)の飲料水のフッ化物平均濃度は 2.47±0.79(範囲 0.57~4.50 mg/mL)で、低濃度地域(Xinhuai)の飲料水のフッ化物平均濃度は 0.36±0.15(範囲 0.18~0.76 mg/mL)であった。テスト対象は石炭の煙気、工業汚染、だん茶の摂取など他の有意なフッ化物源に曝露されておらず、飲料水が唯一のフッ化物曝露源であった。Wamiao 地域の子どもの尿中フッ化物濃度は 3.47±1.95(範囲 0.90~12.50)mg/mL で、Xinhuai 地域では 1.11±0.39(範囲 0.47~2.50)mg/mL であった。IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。
●歯のフッ素症(斑状歯)は、歯が石灰化する年齢(前歯は 8 歳ぐらいまで)にフッ化物に過剰に曝露されることで起こる。歯のフッ素症は、軽度の場合は歯の 50%が白濁し、重度の場合は歯が茶色~黒色に着色し穴が開く(US EPA 1985a)。外見を損なう歯のフッ素症(中等度から重度)が毒性又は有害影響であるかどうかについてはかなりの議論がある。EPA は、このような歯のフッ素症は毒性又は有害影響ではなく、美容上の影響であるとした(US EPA 1985a)。歯のフッ素症と飲料水のフッ化物濃度の関係についての疫学研究は米国で多く実施された(US EPA 1985a)。これらに基づくと、美容上問題となる歯のフッ素症の NOAEL は、飲料水中のフッ化物濃度として約 1.0 ppm である。子どもの体重を 20 kg、1 日の飲水量を 1.0 L とし、食物からのフッ化物の摂取量を 0.01 mg/kg 体重/日(US EPA1985a)とすると、飲料水中フッ化物 1 ppm の NOAEL は、0.06 mg/kg体重/日と一致する。データが高感受性集団(子ども)でのみ得られているため、不確実係数は 1 が適切である。骨フッ素症になるには、1 人当たり20 mg/日以上で 20 年間のフッ化物摂取、すなわち 0.28 mg/kg 体重/日が必要であるとされてきた(US EPA 1985b)。ヒトの骨フッ素症の NOELは未知であるが、フッ化物曝露の安全濃度の決定は可能である。米国では飲料水中のフッ化物濃度が 4 ppm(1 日 2 L 飲水)で骨フッ素症が起きたケースはない(US EPA 1985a)。体重 70 kg の大人が 0.01 mg/日のフッ化物を食物から摂取し、8 mg/日のフッ化物を飲料水から摂取(フッ化物濃度 4 ppm、1 日 2 L 飲水)するならば、全体で 0.12 mg/kg 体重/日の摂取量となる。したがって、フッ化物 0.12 mg/kg 体重/日の量は、厳しいエンドポイントにおける安全曝露濃度である。
●厚生労働省(2003)我が国における水質基準の見直しの際の評価の概要は以下のとおりである。フッ素は、必須元素と考えられているが、必ずしも明確な根拠は示されていなく、最小栄養学的必須摂取量も設定されていない。経口摂取による急性毒性の発現には 1 mg/kg/ 日の摂取が必要であるとされている(Janssen et al. 1988)。数多くの疫学研究からは、飲料水濃度2 mg/L以上で虫歯の予防効果が特に子どもにおいて増強されることが報告されており、この作用は少なくとも約0.5 mg/L以上の濃度が必要であるとされている。しかし、0.9~1.2mg/Lの範囲の飲料水中のフッ素濃度は、軽度の斑状歯を12~46%のヒトに発生させることも報告されている。より高濃度の飲料水濃度では、骨へのフッ素沈着が認められ、骨の内部構造変化も引き起こすことが報告されている。最近のいくつかの研究からは1.4 mg/L以上で骨へのフッ素沈着の発生頻度や骨折リスクが増加するとされているが、診断基準の曖昧さや飲料水以外、主に食物からのフッ素の摂取量の扱い方などについて、不確実性が残っているとしている。総合的には14 mg/日以上の総フッ素摂取量では明らかな骨への有害影響があり、約6 mg/日以上の総フッ素摂取量では有害影響のリスクを増加させることを示唆する知見が認められると結論している(IPCS 2002)。
ご質問の、近年がんや胎児の発育障害などとの関連が強く疑われ、欧米で全面禁止を含む大幅な規制強化が進む「フォーエバーケミカル:有機フッ素化合物(PFAS)」は、オーラルピースには配合していません。
いま世界的に人類全体の問題となっている「フォーエバーケミカル:有機フッ素化合物(PFAS)」についての詳細は、各自インターネットやテレビ等の報道ニュースをお調べいただき、お子様はじめ大切なご家族の健康に留意していただきます様お願い申し上げます。
地球の環境破壊や人類の健康リスクが顕在化してきた21世紀の現在、1900年代に開発され活用された難分解性(自然界でバクテリアにより生分解されないで、人体や生物の内臓、土壌や水に永遠に=フォーエバー 濃縮蓄積される)の化学物質=ケミカルについて2010年代以降、健康被害や環境破壊、食糧や飲料水の汚染等、人類への重大なリスクが明らかになりつつあります。
日本ではまだ規制が進まない化学物質についても、大切なお子様やご家族、患者様の未来を守るために先進的な欧米の化学物質の規制動向や、21世紀の技術革新による代替グリーンテクノロジーの研究開発動向にも留意していただけます様お願い申し上げます。
参考情報:出典
NHKクローズアップ現代 2023年4月10日「追跡 “PFAS汚染”暮らしに迫る化学物質」
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4767/
経済産業省 2023年5月「米国及び EU等における内分泌かく乱物質の規制動向(食品・歯磨き剤・化粧品等に配合されている化学物質)」 2022 年度分
https://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/other/naibunpi/endcrin2023_May.pdf
*「内分泌かく乱物質」は「内分泌系」に影響を及ぼし、ヒトの健康や環境に悪影響を与える化学物質
*人体の「内分泌器官」としては、「下垂体」「甲状」「副腎」「卵巣」「精巣(表)」の他、「松果体」「脳」「肝臓」「心臓」「膵臓」「腎臓」などがある。 これら「内分泌器官」から、ホルモンが人体の発達や発育などに対応した適切な時期に、適切な量が分泌される
乳幼児やアルコール(エタノール)を摂取したくない方、また口渇の方も使えるようにアルコール(エタノール)は無配合としています。
アルコール(エタノール)は、口中内をすっきりさせる、製品を腐らせないという効果がありますが、
口腔粘膜を荒らしてしまう、口の中を渇かしてしまう、ドライになった口腔内は虫歯や口臭、歯周トラブルの原因になってしまうなどの副作用があります。
子供やペット、高齢の方のドライマウスへの使用を考え、オーラルピースにはアルコール(エタノール)は無配合としています。
オーラルピースには、BGやPGは配合していません。
オーラルピースは、うがいや吐き出しが難しい介護が必要な高齢者、闘病者や障害のある方でも使用できる製品を目指して研究開発に多くの時間を割いてきました。
塩素や塩素系ガスの作用、副作用、人体への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
炭酸水素ナトリウム(重曹)とはアルカリ性の物質で、汚れを浮かせ油脂やたんぱく質を破壊・分解する作用があります。
また粒子が大きく水に溶けにくいという性質があり、キッチン周りの研磨剤として重宝されています。
炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)を配合した歯みがき剤は、キッチンにある重曹で作れることからキッチンコスメとして自然志向の人達によって家庭でも作られてきました。
しかし現代の世界中の口腔臨床現場においては、歯みがきや口腔ケアへの使用について推奨されない様々な課題がありました。
オーラルピースについても、開発において様々な検証がなされましたが、以下の理由により配合しない処方にいたしました。
まず、「研磨作用によって歯が削れてしまう」という課題です。
炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)は頑固な汚れを落とすクレンザーにも配合されているほど、研磨作用の強い物質です。
米国歯科医師会(ADA)においては、炭酸水素ナトリウム(重曹)の粒子は市販されている歯磨剤のどの研磨成分よりも粒子が荒く大きいとされ、ヤスリやクレンザーで歯を磨く行為と同じということで推奨されてないとのことです。
連日研磨するとエナメル質が日々削られ、いずれ知覚過敏の症状が出る、虫歯になりやすくなる、歯の表面についた傷に色素が残りやすくなり黄ばみの原因となる、最終的には中の象牙質が見え歯が白色を超えて灰色になってしまう可能性があります。
そして削れてしまった歯は元には戻りませんので、注意が必要です。
次に、「塩分の過剰摂取を招く」という課題です。
炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)は塩と同じくナトリウム化合物で構成されています。
健康な人でも1日に摂取できる炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)の量は5グラム以下とされています。
炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)による歯磨きやうがいで誤って飲み込んでしまうと、塩分を過剰摂取することになります。また、飲みこまなくても口腔内粘膜から塩分は吸収されてしまいます。
とくに腎臓・心肺機能に低下が見られる方、塩分やナトリウム制限を受けている方、高血圧の方、持病で塩分の摂取を制限されている方は注意が必要となります。
また、健康な方でも塩分過剰摂取は、むくみなどの代謝異常の症状やアルカローシス等につながるという課題がありました。
次に、「口内がアルカリ傾くと歯石の付着の原因になる」という課題です。
進化してきた人類の口腔内はお肌と同じ弱酸性に保つように生理機能しており、口の中のPHを一定に保ち、原因菌の働きを抑え、歯の再石灰化作用を進める働きがあります。
人間の口内は唾液により弱酸性に保たれていますが、アルカリに傾いた口内は歯石が付着しやすくなります。
歯石は細菌の集まりである歯垢(プラーク)がアルカリによって石灰化したもので、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
イメージとして、食事によって酸性に傾いた口内を中和することで歯の再石灰化を促進し虫歯予防に繋がるかもしれない、という期待もありますが、実際には再石灰化は唾液のミネラルにより行われます。
虫歯も口内が酸性になるからできるのではなく、口腔内に住む虫歯菌が糖を分解して出す酸によって歯が溶かされてできます。
また通常の口腔内の弱酸性は虫歯菌を活性化させるわけではない(アルカリ性に傾けても虫歯菌を不活化できない)ので、一時的に口腔内をアルカリに傾けても意味がない、また虫歯菌を退治することはできない(その前に口腔粘膜や皮膚組織が損傷してしまう)、逆に歯石のリスクが高まるという臨床上の課題がありました。
最後に、「アルカリによる強い刺激で口腔粘膜にダメージを与える」という課題です。
強いアルカリに処理すると一般的な細菌を殺菌、ウイルスを不活化することができます。
強アルカリは、塩素や次亜塩素酸といった消毒薬と同じように、医療機器やキッチンの消毒には適しますが、様々な菌と成り立っている人の体への使用にはダメージを与えてしまう課題がありました。
細菌も殺菌しますが、薬傷により口腔内粘膜を構成するたんぱく質を破壊し、歯茎や歯周の皮膚組織を傷つけ、口腔粘膜を荒らし口腔内状態を悪化、また歯周トラブルの原因をつくってしまう可能性があります。
皮膚組織やたんぱく質を破壊する特徴から動物の骨格標本を作る際には、炭酸水素Na(重曹)で煮たりします。
また、油で汚れたキッチン道具や目詰まりしたセラミックフィルター、車やバイクの部品などを重曹を加えて煮ると油分やタンパク質が分解し、とてもきれいになります。重曹は100均ショップで売っているのでぜひお試しください。
以上のことから、炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)は、要介護高齢者、闘病者、塩分を控え健康に気遣う人、口腔粘膜の弱い赤ちゃんには使用できないという口腔臨床上の課題がありました。
よってオーラルピースについては、配合しない処方としております。
しかし、炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)がお好きな方は、食品用の重曹がスーパーなどで売っていますので、各自ご注意のうえご使用いただけましたらと存じます。
前述の様に、この点は九州大学農学部の食品にも活用できる乳酸菌バクテリオシン研究の世界第一人者の研究者をはじめとした長く深い研究の背景による、世界的に大きなオーラルピースの優位性となります。
オーラルピースは、「お口に入れる」製品として、
人や家畜の糞便等から発見された、「動物」の腸管内の「排泄物」等に住む「動物由来の菌」ではなく、
「ネオナイシン-e®︎」の生産時に活用する乳酸菌についても、
福岡県産の「おから」から発見された「植物」であり、「食べ物」に住む「植物由来の菌」である「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」を使用しています。
皆様のお口に入れる乳酸菌の種類・由来については、それぞれ菌の名前からインターネット等で調べていただくことをお勧めいたします。
研磨剤(コンパウンド・石の粉等)は、歯の表面を削り取ることで白くすることができますが、削り過ぎた場合元には戻らない、削りすぎで知覚過敏になってしまう、歯周に溜まってしまう可能性がある等の課題がありました。
よってオーラルピースについては、炭酸カルシウム(炭酸Ca・研磨剤・石灰石の粉・運動場の白いライン引きの粉・チョークの原料)・炭酸水素Na(重曹)・ゼオライト(沸石)・泥(クレイ・モンモリナイト)・チャコール(木炭)、マイクロビーズ(プラスチック)等の研磨剤(コンパウンド・石の粉等)は使用しない処方と致しました。
オーラルピースは、食べられる成分のみで安心して使用でき、エナメル質・象牙質を傷つけることなく一定時間歯を丁寧にブラッシングして歯を白くすることや、電動歯ブラシでのご利用にも適しています。
また口腔用保湿ジェルとしても口腔内に塗布して使用できます。
「歯を白く保つ」ということに関して当研究チームでは、過去の時代ではスタンダードであった、歯みがき「粉」で歯のエナメル質。象牙質を削り取って歯を白く見せるという方法ではなく、良質な歯ブラシによる丁寧なブラッシングによる日々の自宅メンテナンス。
年に一度、数ヶ月に一度の、歯科医院・クリニックでの処置によるホワイトニング処置が、お肌のシミ取りと同じように、効果と安全性を両立する美しく白い歯を保つリーズナブルな方法として推奨しています。
しかし、研磨剤がお好みの方は、炭酸カルシウム・ゼオライト・クレイ・木炭等のパウダーは、ネットショップで入手できますので、オーラルピースと合わせてお使いいただけましたら幸いです。
歯を全体的に覆っている白っぽい部分が「エナメル質」、歯と歯肉の境目で少し色が濃くなっている部分を「象牙質」といいます。
「象牙質」は強く歯ブラシでこすると象牙質は比較的に柔らかいため、「エナメル質」より先に削れて、波に削られた岩のようになってしまいます。
また「象牙質」には、細かい穴(象牙細管)が開いていて、そこから、直接神経に刺激が伝わるので、冷たいものが特にしみるのです。
歯周病などでも歯茎や歯槽骨(しそうこつ)は下がりますが、さらに「研磨剤(コンパウンド・石の粉・木炭等)」を配合した歯磨き粉で、「象牙質」や「エナメル質」を削ってしまう事が最大の原因です。
また、「発泡剤(界面活性剤・石鹸)」入りの歯磨き粉を使うと、口から泡があふれ出る前に磨こうと焦って強くみがいたり、泡があふれでた時が終了(時間制限)になっている方が非常に多いと思います。
焦って強く磨くと、「研磨剤(コンパウンド・石の粉・木炭等)」はさらに歯を削ってしまう可能性があります。
これが本来のアジア人の歯の色です。
まず歯が「本来の色」より黄色くなるのは、大きく以下の原因が挙げられます。
①着色(コーヒー、お茶、赤ワイン、カレー、喫煙、合成着色料入りの食品やうがい薬などによるステインの付着)、
②歯の磨きすぎ(「研磨剤」「ペーストタイプの歯磨き剤」によりエナメル質が徐々に薄くなり下の象牙質が透けて黄色くなっていく)、
③口の乾燥(口が乾燥すると唾液による洗浄効果が弱くなり、本来洗い流されるステインが付着する)、
④加齢による変化(加齢により象牙質の色が濃くなり、黄色く見える様になっていく。さらに長年の研磨でエナメル質が薄くなり、より黄色く見える様になっていく)、
⑤虫歯や歯石の付着、
⑥神経がなくなった歯、
⑦病気による変色、
です。
そして、歯を白くするには大まかに3つの方法があります。
それは、
①歯の表面についた汚れを除去して「汚れを落としてその人本来の歯の白さ」にする、
②過酸化水素などの薬剤を用いて「漂白して出来る限り歯を白く」する、
③希望の色のベニアを歯の表面に貼り付け、「真っ白」にするなど「自分の希望の色に変える」
というものです。
②の「漂白して出来る限り歯を白く」することについては過酸化水素などの漂白剤は刺激が強く、海外と異なり日本では口腔ケア製品の認可がされていません。
そして日々の化学成分の粘膜からの体内吸収を考えると、家庭での毎日数回の、数十年にわたる口腔内への漂白剤の使用には健康上の課題があります。
また③の「真っ白」など「自分の希望の色に変える」ことについては家庭で行うことは簡単ではなく、歯の表面を覆うことは歯の再石灰化を妨げる恐れがあるため、歯科医院での施術をお勧めいたします。
以上の、自分本来の歯の色より白くしたい方、「真っ白」など自分の好みの色に変えたい方、加齢や病気による歯の変色、虫歯や神経を取った歯の変色を治したい方は、素人判断ではなく歯科医師等の専門家に相談して処置を受けることが賢明です。
①の家庭でも日々行える「汚れを落としてその人本来の白さ」にすることついて、様々な考察・検証の結果、以下を使用しない方法が特に知覚過敏の方にはより良いと考えられます。
●「研磨剤」「ペーストタイプの歯磨き剤」
●「発泡剤入りの歯磨き剤」
●「化学合成成分配合の歯磨き剤」
●「アルコール(エタノール)配合の歯磨き剤」
まず、「研磨剤」「ペーストタイプの歯磨き剤」を用いると、簡単に白くすることはできますが、同時に歯のエナメル質を傷つけ、削り過ぎによる歯が黄色くなっていくことや知覚過敏となってしまう可能性があるためです。
研磨剤とは、「炭酸カルシウム」(炭酸Ca・石灰石の粉・運動場の白いライン引きの粉・チョークの原料)「炭酸水素ナトリウム」(炭酸水素Na・重曹)「塩」「チャコール」(木炭)「ゼオライト」(沸石)「マイクロビーズ」(プラスチック粒子)等です。
「研磨剤」「ペーストタイプの歯磨き剤」で磨いていると、少しずつエナメル質が削れて薄くなり、象牙質が透けて歯が黄色くなってくる可能性があります。
特に欧米人等に比べアジア人の歯はエナメル質が薄い特徴から、削りすぎは白い歯を通り越して黄色くなり、また知覚過敏の原因となります。研磨剤でついた傷はそこからう蝕に発展する可能性が高くなります。
傷ついたエナメル質は、1日に分泌される1.5ℓ~2ℓの唾液により再石灰化され修復することは可能ですが、傷つけすぎてしまった場合は修復されません。
一度削りすぎた大切な歯は元には戻りませんので、注意が必要です。
気にされる方は、「研磨剤」として配合目的を表記しなくてもエナメル質を削ることになりかねませんので、「炭酸Ca(石灰石)」「炭酸水素Na(重曹)」「ゼオライト(沸石)」「マイクロビーズ(プラスチック)」「塩」等が配合されているかいないかのチェックは必要と思います。
また「研磨剤」「ペーストタイプの歯磨き剤」では「歯を磨く」事はできますが、味蕾を傷つけてしまう可能性も生じ、舌や歯茎、頬の内側、上顎部、口腔粘膜などの「オーラルケア」は難しくなります。
結果、「オーラルケア」用にまた新たな製品を購入する必要があり家計に負担となる、限られたシンクスペースに置く事で邪魔になる、インテリアに美しさを失うということにもなってしまいます。
次に「発泡剤入りの歯磨き剤」の不使用の理由は以下となります。
「発泡剤」とは、「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウリルグルコシド」「ココイルグルタミン酸Na」等の「合成界面活性剤」や、「石鹸素地」「ヤシ油脂肪酸K」「オリーブ脂肪酸K」等の「石鹸」です。
歯磨き剤の歴史は当初は「研磨粉」のみでしたが、100年ほど前に発泡剤を配合したペーストが登場しました。
「合成界面活性剤」や「石鹸」には、発泡により歯を磨いた感が出る、成分の水と油を乳化(界面活性)させられるということから配合される場合があります。
しかし歯を磨くということは、口の中や歯の油汚れを分解することではないので、「合成界面活性剤」や「石鹸」などの発泡剤は、実質的に必要のないものと考えられます。
「合成界面活性剤」や「石鹸」で歯を磨くということは、ご家庭にあるシャンプーや固形石けんで歯を磨くことと同じですので、お試しいただいても良いかと思います。
またツバを泡立てて口の中に広げることは、あまり気持ちの良いものではないと考えます。
一方、作用があまり期待できない代わりに副作用の可能性が生じます。
それは、「発泡剤」入りの歯磨き剤を使うと、口から泡があふれ出る前に磨こうと焦って強く磨いたり、泡が溢れ出た時が終了(時間制限)になっている方が非常に多いと思います。
焦って強く磨くと「研磨剤」でさらにエナメル質を削ってしまい、歯が黄色くなったり、知覚過敏となってしまう可能性があります。
そしてすぐに口の中が泡だらけ、口から溢れる様になれば、丁寧に一本一本の歯や歯間、歯周を丁寧にブラッシングして磨く事ができなくなってしまいます。
その結果、常に磨き残しが生まれ、結果う蝕や歯周病、歯石沈着や口臭に繋がってしまいます。
次に、「化学合成成分配合の歯磨き剤」不使用の理由は以下となります。
あまり知られていませんが、口腔粘膜からの化学成分の吸収・摂取は、皮膚の10〜20倍と言われます。
数十年間にわたる毎日数回の歯磨き時に、化学合成成分を歯茎に擦り込み、口腔粘膜から体内吸収させることは、食べ物や健康に気を使っている方、妊婦や女性、乳幼児にとっては極力避けるべきと考えられます。
次に、「アルコール(エタノール)配合の歯磨き剤」を使用しない理由です。
歯磨きをしなくても歯を洗浄して綺麗に保つ生理作用を、人間をはじめ動物は進化の過程で獲得してきました。
それを実現する重要なものが「唾液」です。「唾液」は、汚れを洗い流し、歯に付着するのを防ぐ大切な役割を果たしてくれます。
しかし、口が乾燥すると唾液による洗浄効果が弱くなり、本来付着しないステインや歯石が付着してしまいます。
よって、歯を白く保つには口腔内の「保湿」も重要となり、ドライマウスの原因になる「アルコール(エタノール)配合の歯磨き剤」の使用は避けるべきと考えています。
歯のステインのことは、コップの茶渋やフライパン等についたコゲにも同じことが言えます。
洗っても落ちない茶渋やコゲには、洗剤(発泡剤・界面活性剤)やアルコール(エタノール)はあまり効果がありません。
茶渋やコゲを取るには、研磨剤(コンパウンド・石の粉)や研磨スポンジ、スチールウールを使用することが多いと思います。
研磨剤やヤスリでゴシゴシ摩擦することで汚れや焦げは簡単に取れますが、表面は小傷だらけとなってしまいます。
また作ってしまった新たな傷に汚れが入り、汚れがつきやすくなり、最終的には傷だらけ、汚れだらけ、また傷には菌が繁殖しやすく、不潔な状態にもなります。
また白くするために表面を削りすぎると、下地が出てきて修復不可能となります。
そして、そもそも傷をつけない方が、汚れもつきにくくなります。
一方で、漂白剤などの薬剤を用いると、小さな傷にも薬剤が浸透しすぐにコップやフライパンは白くなります。
しかし、黒いものを白く変色させる強さを持つ薬剤は刺激が強く、人体への安全性を考えると毎度の素手での使用には課題があります。
そしてよく洗い流さず、薬剤や化学合成成分が付着したままのコップやフライパンを使ったお茶やお料理を毎日家族に食べさせ続ける事になれば、健康上あまり好ましいことではありません。
歯や口の中、人体にも同じことが考えられます。
以上の前提から、
「日々の歯磨きは、
口腔内のトラブル原因菌に対応する製剤が配合された、
体にやさしい体内吸収しても安全な成分の、
ジェル処方の製品で、
丁寧にブラッシングして歯の表面の汚れを落とすメンテナンスを行う。
また口腔内を保湿することにより唾液の洗浄作用を高め色素の沈着を防ぐ。
より白くしたい場合は、
歯科医院での歯科医師による医学的見地に基づいたホワイトニング処置を効果的に、そして安全に行ってもらう」
方法が、
「日々の素人によるエナメル質の削りすぎや化学成分の粘膜吸収を防ぎ、
その人本来の健康で美しい歯を保つために、リスク/ベネフィットの観点から最も効果・効率的・健康的でリーズナブルな方法」
と考えられます。
しかし、「研磨剤」「発泡剤」「漂白作用のある化学合成成分」「アルコール(エタノール)」のすっきりとする使用感がお好みの方は、各原料はネットショップなどで入手可能ですので、オーラルピースと合わせてお使いいただけましたらと存じます。
また、簡易的に家庭でもできる「歯磨き粉・歯みがき剤・オーラルケア製品の歯の研磨作用の有無・研磨力の強弱の比較・選択・選び方」をご紹介いたします。
まな板などの上にアルミホイル等を置き、比較したいものをその上に乗せて指で研磨してみます。
研磨力の強いものはアルミが削れてペースト・ジェルがグレーに変わり、ティッシュなどに削れたアルミが取れます。
そこで、どの程度アルミが削れるのかを見ることで、研磨作用の有無、研磨力の強弱を知ることができます。
「研磨剤無配合」「柔らかい研磨剤」「ナチュラル・オーガニック系」のものも削れる場合や研磨力の違いがありますので、気になる方はご自身で一度チェックしてみることをお勧めいたします。
研磨剤主体で作られており、歯牙を研磨し削り取ってしまうタイプのものから、知覚過敏の予防やエナメル質の薄い歯質の方にもお使いいただける「オーラルピース クリーン&ホワイト」、研磨剤を全く含まない「オーラルピース クリーン&モイスチュア」といった様々なタイプの製品があります。
それらの製品の研究・開発背景や意図、また製品の特徴をよく理解し、ご自身や家族、患者の歯質に最適なものを選択することが大切といえます。
陰イオン性合成界面活性剤である「ラウリル硫酸ナトリウム」は、合成界面活性剤としてシャンプー類に多用される合成原料です。
泡立ちのための合成界面活性剤や石鹸などの油分を分解するための洗浄・界面活性剤は、口腔内は油分を清掃するわけでなく、また食べ物ではないので、オーラルピースには界面活性剤は使用しておりません。
界面活性剤でのオーラルケア・歯磨きは、シャンプーで歯を磨くことと同じですので、一度お試しいただいても良いかと思います。
また、「ラウリル硫酸ナトリウム」の代替物質である、「ラウリルグルコシド」・「ココイルグルタミン酸Na」等の合成界面活性剤は、一切無添加としています。
合成界面活性剤の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
ノニオン性合成界面活性剤である「ラウリルグルコシド」は、合成界面活性剤としてシャンプー類に多用される合成原料です。
泡立ちのための合成界面活性剤や石鹸などの油分を分解するための洗浄・界面活性剤は、口腔内は油分を清掃するわけでなく、また食べ物ではないので、オーラルピースには界面活性剤は使用しておりません。
界面活性剤でのオーラルケア・歯磨きは、シャンプーで歯を磨くことと同じですので、一度お試しいただいても良いかと思います。
合成界面活性剤の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
植物由来の化学合成界面活性剤である「コカミドプロピルベタイン」は、合成界面活性剤としてシャンプー類に多用される合成原料です。
泡立ちのための合成界面活性剤や石鹸などの油分を分解するための洗浄・界面活性剤は、口腔内は油分を清掃するわけでなく、また食べ物ではないので、オーラルピースには界面活性剤は使用しておりません。
界面活性剤でのオーラルケア・歯磨きは、シャンプーで歯を磨くことと同じですので、一度お試しいただいても良いかと思います。
合成界面活性剤の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
植物由来の化学合成界面活性剤である「ココイルグルタミン酸Na」は、合成界面活性剤としてシャンプー類に多用される合成原料です。
泡立ちのための合成界面活性剤や石鹸などの油分を分解するための洗浄・界面活性剤は、口腔内は油分を清掃するわけでなく、また食べ物ではないので、オーラルピースには界面活性剤は使用しておりません。
界面活性剤でのオーラルケア・歯磨きは、シャンプーで歯を磨くことと同じですので、一度お試しいただいても良いかと思います。
合成界面活性剤の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
石けんには、発泡により歯を磨いた感が出る、成分の水と油を乳化させられるということから配合される場合があります。
しかし、口腔内の洗浄に油分を分解する石けん類や発泡は不要であり、食べ物ではないので石鹸素地・ヤシ油脂肪酸K・オリーブ脂肪酸K等の石けん・発泡剤は無配合としています。
石けんで歯を磨くということは、ご家庭にある固形石けんで歯を磨くことと同じですので、お試しいただいても良いかと思います。
オーラルピースに、「ソルビトール」「マルチトール」「エリスリトール」「スクラロース」「サッカリン」「アスパルテーム」等の人工甘味料・食品添加物は、配合していません。
人工甘味料はカロリーゼロ、砂糖の数百倍〜数万倍の甘さ、合成でき砂糖に比べて安い、安く製品が作れる等のメリットから1980年代から使われてきましたが、近年安全性についての議論が高まってきました。
人工甘味料の組成、安全性や危険性の確認、最新の世界保健機構(WHO)の見解などについて気になる方は、各自インターネット等で報道ニュースなどをお調べいただけます様どうぞよろしくお願い申し上げます。
参考情報:
NHKニュース 2023年7月14日 「世界保健機構 人工甘味料に発がん性の可能性示す」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230714/k10014130231000.html
日本経済新聞 2022年10月3日 「人工甘味料が腸内細菌乱す可能性 血糖値に影響も」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD206FD0Q2A920C2000000/
NHK健康ch 2022年7月30日 「人工甘味料と腸内フローラ」
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_39.html
オーラルピースには、「ソルビトール」「マルチトール」「エリスリトール」「スクラロース」「サッカリン」「アスパルテーム」等の人工甘味料は配合していません。
人工甘味料はカロリーゼロ、砂糖の数百倍〜数万倍の甘さ、合成でき砂糖に比べて安い、安く製品が作れる等のメリットから1980年代から使われてきましたが、近年安全性についての議論が高まってきました。
大切なお子様やご家族のために気になる方は、妊娠と人工甘味料について、赤ちゃんと人工甘味料について、人工甘味料の妊活中の影響、人工甘味料の妊婦からの胎児への移行や腸内細菌への影響、人工甘味料の母乳を通した乳児への移行や腸内細菌への影響、人工甘味料の赤ちゃん用ミルクへの配合の是非、人工甘味料の赤ちゃんの離乳食への使用の是非、人工甘味料の子供の発達への影響、腸内細菌と脳の発達の関連性、これまでの世界保健機関の安全性評価や最新の人工甘味料に関する世界の報道ニュース等は、各自でインターネットでお調べいただけます様お願い申し上げます。
「グレープ」や「ストロベリー」、「メロン」や「コーラ」等の味については、天然の精油やエキスでは作ることができず、合成香料(フレーバー)となります。
天然の香料や味覚は、ミントなどの植物、柑橘類などの果物の精油に限られます。
オーラルピースでは、ミント精油と柑橘精油のみを味に使用しています。
「香料」と成分表示される化学物質(合成香料や合成保存料)は配合しないようにしています。
また、パラベンの代替で用いられるフェノキシエタノール、安息香酸Na、ソルビン酸K、ベンジルアルコール、エタノール(アルコール)等もオーラルピースには使用しておりません。
オーラルピースの配合全成分は、パッケージ・ホームページ等に記載の全成分表示の通りとなります。
パラベン、フェノキシエタノール他合成保存料の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
フェノキシエタノールは、パラベンを好まない消費者向けに、その代用として用いられることが多くなってきた合成保存料・防腐剤です。
害虫から身を守るため茶葉や綿花が類似物質を揮発する可能性の報告もありますが、実際にはフェノール(コールタールから作った無色針状の結晶体。防腐・消毒に使う)のヒドロキシエチル化(合成)によって、アルカリ金属水酸化物またはアルカリ金属水素化ホウ素の存在下で化学合成される合成保存料・防腐剤です。
フェノキシエタノールは、日本及び欧州連合では肌用の化粧品については配合量が厳しく制限され1%までは製品に配合にすることが可能ですが、食品への使用は禁じられている成分となります。
(パラベンについては食品添加物として、食品への使用が許可されています。)
また肌用の化粧品であっても、国際的なオーガニック製品認証基準では、フェノキシエタノールの配合は禁止されています。
よって、乳幼児や妊婦をはじめ、口に入れ経口摂取・粘膜吸収される口腔ケア製品であるオーラルピースには、フェノキシエタノールは無配合としています。
フェノキシエタノールの作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
経口摂取する場合の安息香酸Na(ナトリウム)の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
経口摂取する場合のソルビン酸K(カリウム)の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
海外と異なり日本での使用が厳しく禁止されているホルムアルデヒドなども混入していません。
海外の薬事法では、自ら配合した成分のみ記載が必要で、製品に配合した植物エキス(腐りやすい)などの成分に含まれていた防腐剤・保存料等は成分表示に明記されません。
そして、ホルムアルデヒド等の保存料が結果的に製品中に含まれる場合があります。その場合でも全成分には記載されません。
これらの海外製品に表示されない成分は製品になった時にキャリーオーバー成分と呼ばれ、ガスマトグラフィー分析等により、一定量が製品中に含まれていることが初めて判明します。
海外製品の場合は、日本への輸入開始の際に製品のガスマトグラフィー分析が義務付けられていますが、初回サンプル分析以降、各生産・輸入ロットごとでのガスマトグラフィー分析はコスト的(毎回1アイテムに付き10万円ほどかかる)にも難しく、毎回の輸入・販売時には行われていないのが現状です。
食品添加物として、ハムやサラミの結着補強剤、乳化剤、膨張剤等に用いられるポリリン酸やメタリン酸、ピロリン酸、リン酸2K等のリン酸塩は、漂白効果もあり歯みがき製品にも活用されることがあります。
しかし、オーラルピースは乳幼児から化学合成成分が苦手な方、闘病者や要介護高齢者などにも使用できる製品づくりを目指しているため、リン・リン酸塩は不使用としています。
リンおよびリン酸塩の作用、副作用、環境への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。
歯磨き製品の多くが白いペースト状であるのは、多くの研磨剤(コンパウンド・石の粉)、発泡剤(石鹸や界面活性剤)を含むためです。
しかし、研磨剤や発泡剤がマイルド配合で白くなりきらない半透明のジェルの場合は、「酸化チタン(酸化TI)=二酸化チタン(二酸化TI)」という成分を着色剤として配合すると、透明のものが真っ白のペーストになります。よって着色剤としても配合される場合があります。
「酸化チタン」は鉱物から作られますが、世界保健機関は「発がん性の可能性がある」と指摘しており、フランス政府は2020年1月から「酸化チタン」を含む「食品」の製造販売を禁止しました。
以上の事から、オーラルピースについては配合しない処方と致しました。
動物由来成分、人間やウシ、ブタ、ヒツジ、ウマなどの家畜の胎盤から製造する成分、動物の卵から製造する成分、動物の細胞を培養して作る成分等は一切使用していません。また動物実験も行なっていません。
製品製造に関して、動物の命を犠牲にしない製品づくりを目指しています。
他人の歯垢や排泄物、垢等から摂取した細菌を培養等した成分、未認可の動物由来乳酸菌バクテリオシン等も使用していません。
また、マヌカハニーなど抗菌作用が報告されているものもありますが、抗菌性を期待されてのハチミツやプロポリスの衛生剤としての活用には、これまでいくつもの課題がありました。
まずその抗菌性は、ハーブ等の植物の精油やエキスの抗菌性のそれと同じく、乳酸菌ペプチドの約1,000分の1以下というものです。
つまり1,000倍摂取しないと同じ力に及ばず、ほんの微量でも実現できることを、同じベネフィットを期待される場合の大量のハチミツ・プロポリスの摂取や持ち運びは難しく、高濃度の植物精油・エキスの経口摂取は危険であり、お金も相当かかります。
またハチミツの主成分は、「ブドウ糖(グルコース)」と「果糖(フルクトース)」という糖であり、副作用として虫歯菌のエサになりう蝕の原因となる可能性が指摘されています。
以上の作用より副作用の方が大きくなってしまうという課題から、先進国である欧米や医療先進国である日本をはじめ、世界の医療や介護の現場では、口腔ケアにハチミツ・プロポリスを用いていない現状があります。
これらの理由から、オーラルピースについてはハチミツ・プロポリス類は無配合としています。
ハチミツ・プロポリスがお好みの方は、年齢および糖分摂取量を確認のうえ、う蝕に気をつけて、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
配合していません。
キシリトールは虫歯菌のエサにならない、砂糖に代わる有用な甘味料(糖アルコール)ですが、摂りすぎでお腹がゆるくなる、腸内細菌への影響という課題がありました。
虫歯菌の餌にならない砂糖に代わると甘味料ということで配合製品の甘みが増します。
一方キシリトールには腸の水分を吸収するという下剤のような作用があるとされており、人間の第2の脳とされる大切な腸内細菌叢を、摂り過ぎにより下痢で破壊してしまうリスクがあるとされます。
腸内フローラは生きるための免疫力の源でもあり、腸内細菌叢は脳や精神の発達にも影響することが近年医学的に明らかとなっており、抗がん剤などで衰弱した患者様、要介護のお年寄り、障がい児、病児、新生児等の体調を、甘味のために下痢等のサイドエフェクトで崩させてしまうリスクは極力避けるべきと考えます。
以上のことから、新生児や子供、介護が必要な方、闘病中の方、障がいのある方への使用に際し、オーラルピースの製品中にはキシリトールは配合しませんでした。
キシリトールの甘味が好きな方は、ネットショップなどで購入できますので、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
オーラルピースには、「カルボマー」「ポリアクリル酸Na」「ヒドロキシエチルセルロース」などの合成ポリマーは配合していません。
オーラルピースは、お口の中で優しく溶けて消化される、植物性の食品成分のみでつくられた、水溶性と安全性の高い成分の、歯磨き・口腔ケア・口腔保湿ジェルです。
安心してご高齢者や新生児などのご家族にご使用いただけます。
またご使用感もお口の中で「広がりやすく、後味爽やか」と、患者様にはご病気等で美味しいお酒やご飯は食べられないかもしれませんが、せめても歯磨き・口腔ケアで最高の気分を味わっていただけます様、良い製品づくりを目指しています。
ぜひ、安価な低コスト追求のケミカル合成物質では味わえない、厳選した食品成分による美味しい口腔ケア製品オーラルピースを、一度の人生、是非一度お試しいただけましたら幸いです。
また各原料中に含まれる塩分(ナトリウム)も極微量であり、ほとんど含まれていない量です。
塩は製品の研磨・防腐用途としては便利ですが、口渇になる、塩分の口腔粘膜からの直接摂取が好ましくない方もいらっしゃいます。
オーラルピースは、食品原料100%でありながら、塩分やアルコール(エタノール)、合成保存料に頼らない保存技術を研究開発しています。
塩がお好みの方は、市販の塩をオーラルピースに合わせてお使いいただけましたら幸いです。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、ヒノキチオールの約1,000倍です。つまり1,000分の一の量で、副作用なく同じ効果が得られます。
ヒノキチオールは、高温多湿の森林でヒノキ(樹木)が虫や微生物、カビへの対抗力を持つためにに作り出した忌避成分で、柱のシロアリ防止やご飯の防腐、カビやすい風呂桶などに使用されてきました。成分としては、「医薬部外品・薬用」として認可された成分です。
しかし細菌への効果を発揮するためには濃縮して濃度を高めなければならず、通常では害の少ない場合でも高濃度にすると、ラットの実験では奇形児(催奇性)のリスクがあり、女性への使用には課題がありました。
また、高濃度の場合はラミネートチューブを剥離させてしまうという強さもあり、要介護の高齢者や障害者、闘病中の方、乳幼児や妊婦にも使用できることを目指したオーラルピースへの配合は行なっておりません。
ヒノキオールがお好みの方は、精油ショップなどで入手していただき、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
ちなみに全国民の約30%、数千万人が毎年苦しんでいる花粉の原因である、約30年前に大量植林したスギとヒノキですが、日本の全森林面積の約30%にもなっています。
つまり日本の森の約3分の一が、毎年大量の花粉を撒き散らす、過去に自ら植えたスギとヒノキなのです。
毎年、花粉量と花粉に苦しむ人は増加しており、植林スギとヒノキの一日も早い伐採処理が、我々の健康維持や家計支出負担の低減、医療費の引き下げ、これから生まれてくる赤ちゃんを自分達の世代で作り出した大気汚染で苦しめないため、次世代に美しく過ごしやすい日本の春を残すためにも、待ち望まれています。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、カテキンの約3,000倍です。つまり3,000分の一の量で、副作用なく同じ効果が得られます。
お茶は、健康食品として古来から人類が飲用してきました。
普通の濃さでは良いものですが、細菌への効果を発揮するためには濃縮して濃度を高めなければならず、高濃度にした場合にカナダ保健機関では肝機能についての危惧を発表し、副作用のない正しい容量を知ることが課題としています。
そういったことから茶カテキンは、要介護の高齢者や障害者、闘病中の方、乳幼児や妊婦にも使用できることを目指したオーラルピースについては配合しない処方と致しました。
茶カテキンがお好みの方は、オーラルピースと合わせて摂取していただくことをお勧めいたします。
配合していません。
そして薬用成分なので、この成分を製品に一部配合することで「医薬部外品・薬用」にすることができます。
しかし、歯科・口腔外科における臨床現場においては、皮膚の炎症に対して使用されることはないので、オーラルピースについては無配合としています。
また食品への添加は認可されてはいますが、甘草は古来から人間が好んで食べてきた食べ物でもないので、味も不味いという課題がありました。
グリチルリチン酸ジカリウム(甘草エキス)がお好みの方は、ネットショップなどで甘草(リコリス)エキスが販売されていますので、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
副作用としてグリチルリチン酸ジカリウム(甘草エキス)は、体内に塩分をためる働きがあるため、腎臓に疾患のある方は控えた方が良いとされています。
ご注意の上ご使用いただけましたらと存じます。
オーラルピースには、様々な植物精油やハーブエキスは配合していません。
その理由は以下です。
植物精油や植物エキスは、数多くの成分を製品に配合した場合に消費者に何らかの効果を期待させるという販促効果はありますが、実際には口腔ケア製品に配合した場合に臨床上期待される効果はほぼ得られない課題がありました。
肌用の化粧品については、精油や植物エキスは主に香りづけとして、植物油については油分として処方されていますが、香りや油分の必要のない口腔ケア製品には、臨床上の期待される効果はほとんどないという課題があります。
何らかの効果を得るためには濃度を高める必要がありますが、味や香りに影響してしまい、口に入れられない味になってしまいます。味に影響しない量の配合であれば、エビデンスがあれば別ですが臨床上の効果は期待できないといえ、効果でプラスというよりは、むしろ安全上マイナスに作用してしまう課題がありました。
植物由来といっても、生物を忌避するために進化してきた成分は、高濃度にした場合、生物・人体に安全な物質かどうかは検証しきれていないものが多く存在します。
植物精油や植物・ハーブエキスは、古来から人間が好んで食べてきた食べ物でもないので、オーラルピースについては不使用としています。
抗菌性への期待であれば、「ネオナイシン-e®︎」の働きは植物精油や植物エキスの数千倍となります。つまり数千分の一の量で同じ効果が得られます。
オーラルピースには、「ネオナイシン-e®︎」のための梅果実エキスとダマスクローズ精油、清涼感のためのミント精油を配合しています。
これは、臨床上の効果を期待するに必要不可欠な最小限の植物精油・エキスの配合になっています。
植物精油やハーブエキスがお好みの方は、ハーブ・精油ショップ等より調達いただき、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
ヒノキチオールや高濃度カテキン、マスティック樹脂や松ヤニ等と同じ理由です。
人間やペットなどの生物に対して、作用よりも副作用の方が大きくなる課題があるためです。
多くの植物は、虫や草食動物に食べられて絶滅しないために、生物に対する毒性、忌避性を発達させ進化し、この地球の数百万年に及ぶ厳しい生存競争に生き抜いてきました。
毒性の強い植物は虫や草食動物も食べられないのと同様で、人間も食べられません。
特に人間が食べられる野菜や果物などの植物は、自然の森の中で食べられる植物がごく僅かである様に、地球上の植物全体の中でごく少数の植物に限られています。
しかし、そのままでは食べられ安全な野菜や果実も、またお庭や身近にある大体の植物も、ご家庭でも煮煎じて高濃度にすれば細菌や生物を殺すことのできる力を持ちます。
わかりやすい例で言えば、植物を蒸留した精油に菌やウイルスは繁殖しません。
しかし、そのままでは安全と思われる植物も、高濃度にして細菌・生物をも殺菌する力を持つ物質にした場合は、生物である人間やペットへの副作用が大きい、また口に入れることが難しい味となり口腔ケア製品として成立せず、効果の期待できる量の配合は口に入れられず、実際の製品はイメージとは異なり意味がなくなってしまう、という大きな課題がありました。
以上のことから、超低濃度でも効果を発揮する天然製剤の開発が世界中で求められていました。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、ティーツリーの約1,000倍です。つまり1,000分の一の量で、副作用なく同じ効果が得られます。
ティーツリーは、オーストラリア原産の樹木で、虫や動物から食べられないために忌避成分(毒性)を発達させてきました。そのことによって濃縮した樹液や精油は、生物を殺菌するまでの抗菌性を持ちます。
しかし、赤ちゃんやペット、妊婦さんをはじめとした方々、日々の経口摂取には注意が必要です。
ティーツリーオイルに含有される皮膚刺激物質(1,8–シネオール)の量は様々で、この化合物の含有量が高い製品では、一部の人に皮膚のかぶれや接触性皮膚炎、アレルギー反応がみられる可能性があります。酸化したティーツリー油(空気と接触していた精油)は、新鮮なティーツリー油と比較してアレルギー反応を引き起こす可能性が高いとされています。
またティーツリー油は飲用してはいけません。
主に子供で中毒をおこし、眠気、見当識障害、発疹および運動失調(腕や脚の筋肉の制御が不能になり、バランスや協調性を失う)の原因とされます。ティーツリー油を1/2カップ飲用した後に昏睡状態に陥った例が報告されています。
さらに米国において1990年代に高濃度でティーツリーの木の葉を蒸留した精油が配合された商品を猫のに与えた後に具合が悪くなるケースがNational Animal Poison Control Center(動物中毒事故管理センター)寄せられました。検証の結果、米国では猫用製品のティーツリーの精油について配合比率を1.0%以下にすべきとされています。
生物である細菌にも殺菌効果があるティーツリーの植物毒成分を濃縮した精油は、口腔ケア製品に配合する場合、生物であり、様々な微生物が腸管内に住む人体にも副作用をもたらします。
また人類が古来から口にしてきた食べ物ではなく、人体への安全性が学術的に担保されていない成分となります。
よって口に入れる製品、要介護の高齢者や障害者、闘病中の方、乳幼児や妊婦にも使用できることを目指したオーラルピースへの配合は行なっておりません。
ティーツリー精油がお好みの方は、精油ショップなどで入手していただき、アロマテラピーなどにご使用いただけましたら幸いです。
その理由は以下です。
植物は、自分を食べてしまう生物に対抗・忌避するため生物への忌避成分を進化させてきました。
そうでないと地球での数億年にわたる種の生存競争の中で、全ての植物が動物や微生物、菌に食べられて絶滅してしまうためです。
つまり植物というものの成分には、すべての生物や細菌を忌避する能力があります。
さらに実験上で菌への殺菌・抑制効果が得るためには、水分を飛ばして乾燥させ粉状にしたり、蒸留して精油化したり、エキス化するなど濃縮することが必要になります。
そのままでは安全な食べられる野菜や果物であっても、植物の成分は以上のように濃縮すれば、ほぼ全ての細菌や微生物を抑制する効果を持ちます。
しかしそのままでは人体に安全な植物でも、高濃度にした場合に生物・人体・腸内細菌などに安全な物質かどうかは検証しきれていないものが多く存在します。
一方、抗菌性への期待であれば、「ネオナイシン-e®︎」の働きは植物粉末や植物エキスの数千倍となります。
生物や人体、腸内細菌への副作用が危惧される濃縮植物成分を活用するより、安全な抗菌物質が世界で求められていました。
また、植物エキスや粉末には色素が多く含まれ、歯にステインが付着し黄色くしてしまうなどの副作用があります。
よって臨床上の効果や副作用を鑑みると、リスク/ベネフィットの観点から、オーラルピースには、漢方や植物粉末などの成分は配合しない方針で開発されました。
漢方や植物粉末がお好みの方は、スーパーなどで入手していただき、ご使用いただけましたら幸いです。
医薬部外品は、記載義務のある成分や主成分のみを記載し添加物の詳細名称記載を省略して良い場合もありますが、オーラルピースは消費者の皆様に全てを知っていただきたく、配合全成分を記載しています。
またキャリーオーバー成分も含まれておりません。
どの成分が製品中に含まれているか、いないかについては、全成分表示にて確認いただけましたら幸いです。
また、口に入れる製品を購入する場合は必ず、各製品の「全成分」(配合されているすべての成分)をご自身でインターネットなどで確認したうえで選択して頂くことをお勧めいたします。
第2に、作用には反作用があり、強い作用のものは人体に大きなダメージを与え、その修復にさらに保護作用のものを必要としていく、という悪循環に陥る可能性もあるということもあります。
口腔粘膜は、皮膚から続く口の中の皮膚と言えます。例えば、お肌や頭皮などを強い作用の石油系合成界面活性剤で洗うと皮脂を取りすぎ、皮膚のバリアが破壊され、肌荒れを起こしてしまいます。そこで肌荒れを治す作用の薬品を購入し肌荒れを治そうとします。
その場合、皮脂を取りすぎて肌を痛める強い洗浄剤と、肌を治す薬品を購入して同時に使い続けるよりも、皮脂を取りすぎず、肌を傷めない製品か、お湯で顔を洗い、作用の強くない保湿成分を肌に用いた方がリーズナブルと思います。
強い作用の製品を購入して副作用として傷をつけ、その傷を治すためにまた製品を購入するという、2つの製品を購入・支出するよりも、そもそも丁寧メンテナンスして傷を抑え、購入・支出を減らす選択をするということです。
例として、顔や頭皮をお湯で洗っていくうちに、皮脂の過剰分泌が減り、また皮膚の保護に用いていた油分量も少なくて済むようになり、肌が持つ本来の力や美しさになっていくという報告もあります。
口の中の皮膚である口腔粘膜や歯においても同じことが言えます。
強い洗浄剤や合成殺菌剤、研磨剤を用いた毎日のブラッシングでは、口の中の皮膚である口腔粘膜や歯茎、歯肉は荒れ、歯は研磨剤で傷だらけになることもあり得ます。
そこで、歯茎や歯肉の炎症を抑える、また知覚過敏に対応する製品を購入して用いるわけですが、そもそも強すぎる最初の製品の使用を控え、人間が持つ本来の健康な状態に体を戻す選択も必要になってきました。
そして、口腔内トラブルになってしまった場合については、素人判断をせずに、適切な医療機関で診てもらうことが、様々なリスクを発見することにもなり賢明なことです。
第3に、無垢な赤ちゃんや口腔内が健康な方、また本来持つ力で健康な状態に戻せる方にとっては、強い作用の薬品は不要であると考えています。
むしろ健康な方や、妊婦さん、授乳中のママ、妊活中の方、乳幼児には、口腔粘膜への強い作用の薬品の使用、毎度の歯磨きでの成分摂取はない方が良いという判断もあるのです。
第4に、いま世界では歯磨き・口腔ケア製品の市場は成長し続けているとのことです。つまり、世界中の人たちが昔より沢山の歯磨き剤を使い、自然環境に排出されていることになります。
化学合成成分は、安価に大量生産と大量販売が出来る点が特徴です。
しかし、このまま世界中で毎日「難分解性」の合成殺菌剤・合成界面活性剤等を自然環境に排出し続ければ、自然の中の微生物生態系にダメージを与え、地球は必ず汚れていくことは容易に想像できます。
次の世代に美しい地球を残すために、自分の身の丈で出来るアクションがあります。
一人一人にとっては小さな事かもしれませんが、世界中の心ある皆の小さなアクションの広がり、積み重ねで、地球をそして自分たちを良い方向に変えていけます。
オーラルピースは、飲み込んでも安全な食品成分のみから作られ、ヒト細胞を壊さない天然由来の抗菌ペプチド「ネオナイシン-e®︎」(清掃助剤)配合、そして「生分解性」の高い歯磨きジェルです。
いま世界の消費者の志向は、「病気になってしまってから薬に頼る」ではなく「病気にならないための日々口に入れるものや食べ物、健康に気遣う」という「予防ケア」に大きくシフトしてきています。そして美しい生活環境を保つ大切さにも気づいてきました。
オーラルピースは、飲み込んでも安心な成分での予防ケアで健康を保ちたい、家族や美しい地球を大切にする方にとって、賢い選択になれば幸いです。
よって、これまでの合成殺菌剤等の薬用成分は配合しない方針としています。
また、「病気になってから治療薬を用いるより、口に入れるものや健康に気遣い病気にならないで元気に長生きしたい」という世界中の方々の予防ニーズに応える製品の開発を目指しました。
当研究チームでは、まだ無垢な新生児や健康なお口の方々の日々の予防ケアに際しては、都度の歯磨きごとの強い薬剤使用ではなく、食品原料から作られた「ネオナイシン-e®︎」配合のオーラルピースと良質なブラシによる丁寧な予防ケアが有用と考えています。
また、ウサギなどによる動物実験を必ず必要とする医薬部外品・薬用成分は、オーラルピース製品には配合しない方針としています。
「医薬部外品・薬用」にするには、これまで過去に認可された合成殺菌剤等の成分を組み合わせて製品を作ることになります。
薬効が認可された成分を配合することで「殺菌」等の効果を表現できることができます。薬に準ずるイメージがあり、製品への「医薬部外品・薬用」表示は一つの製品優位性訴求のポイントにもなり得ます。
しかし、これまで過去に薬用認定された合成殺菌剤については、効果はありますが人体に摂取したくない課題がありました。
オーラルピースは、乳酸菌バイオテクノロジー研究により、これまでの合成殺菌剤を使用しない、新たな製品づくりを目指したためです。
また医薬部外品・薬用にするには、配合することが許可された成分のみで製品を作らなければならず、どの製品も同質化するという課題もありました。
そして新たな配合成分の許可のためには数千万円の費用と期間がかかり、そのコストは消費者価格に上乗せされますが、その選択をしなかったためです。
また海外においては多くは「医薬品」か「化粧品」の2つしかなく、「医薬部外品・薬用」といったカテゴリーは日本だけの分類であり、海外での販売ではこのカテゴリーは意味がないという理由もあります。
また、ウサギなどによる動物実験を必ず必要とする医薬部外品・薬用成分は、オーラルピース製品には配合しない方針としています。
オーラルピースは、社会のニーズである「飲み込んでも安全な成分で、口腔内トラブル原因菌対応を行いたい」というニーズに応えて、効果と安全性を両立するための研究を重ね、2013年に発売された新しい製品です。
国内の薬事法上のカテゴリーにとらわれず、研究成果を論文発表や賞の受賞等により世界中に真実を伝え、多くの皆様の健康に役立てますように努めて参ります。
ちなみに「医薬部外品・薬用」とは以下の説明となります。
積極的に治療に用いられるものではなく、吐き気等の不快感、あせも、ただれ等
の防止を目的として使用されるもの。また、口臭、体臭、脱毛の防止、育毛、除毛等の美容目的に使用されるもの。人体に対する作用が緩和なもの。ねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止をするもの。
歯みがき類の「医薬部外品・薬用」への新しい研究の市場参入や技術革新(イノベーション)を難しくする仕組みについては前述しましたが、「口腔化粧品」としての効果表現も同じく、もし人類に有用な新しい研究や技術革新(イノベーション)が生まれたとしても、その真実を消費者に伝えることは困難な仕組みになっています。
「口腔化粧品」のパッケージ等への効果効能表記については、以下の文言以外は使えない規則になっています。
(1)ムシ歯を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(2)歯を白くする(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(3)歯垢を除去する(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(4)口中を浄化する(歯みがき類)。
(5)口臭を防ぐ(歯みがき類)。
(6)歯のやにを取る(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
(7)歯石の沈着を防ぐ(使用時にブラッシングを行う歯みがき類)。
もし若く情熱のある研究者やベンチャー企業が、
「今までの合成殺菌剤を飲み込んでしまうとお腹を壊してしまう恐れのある高齢者や乳幼児、障がい者や闘病中の方のために、効果は同等でありながら飲み込んでも安全な食用成分100%で、今まで世界にない革新的な新製品を作りたい・作った」としても、以下の利点は製品パッケージなどには記載できないことになっています。
【禁止表現と理由】
・「製品は飲み込んでも安全」・「製品は食べられる」
(理由:「化粧品」は「食品」ではないので飲み込むという表現はNG、必ず「吐き出す」「拭き取る」と書かなくてはいけない。また製品の「安全性を担保」する表現は禁止)
・「ムシ歯を防ぐ」他
(理由:「口腔化粧品」の場合は製品にその効能があるわけではなく「ブラッシング」により実現する効果であり、「ブラッシングにより」という表現を必ず記載しなければならない。またその他の「歯周○」や「誤嚥性肺○」等の「病名」表記は禁止)
・「殺菌する」
(理由:前述のように「医薬部外品・薬用」成分として、数千万円のコストと数年の時間をかけて「薬用成分」として許認可を受けた成分しか殺菌については表現できないため。また「医薬部外品・薬用」製品に、新規成分を「添加のみ」する場合においても、数千万円のコストと数年間の時間が必要となります。資金に余裕のある大企業には出来ることですが、新しい研究成果を事業化しようとする中小企業やベンチャー企業には資金・リソース的に難しく実質の新規参入障壁)
以上のことから、もし人類に有用な新しい研究や技術革新(イノベーション)が生まれたとしても、その真実を消費者に伝えることは困難な仕組みになっており、進化しない旧来の技術を組み合わせたコモディティ製品の広告・価格競争、大資本企業の寡占市場、技術革新を必要としない産業化、優秀な人材が集まらない産業化、新たな研究や技術を消費者が享受できない消費者不利益、グローバル競争における競争力の喪失につなげてしまう可能性があります。
オーラルピースプロジェクトとしては、以上のコンプライアンスに準拠しながら、真摯で誠実な新しい研究や技術革新は、世界中のお困りの方にお役に立てることと考え、様々な営利団体の利害関係が錯綜する障壁にも挑戦していくことが人類の発展や、国民・世界の人の健康や命を守ることに寄与するという信念を持って仕事に取り組んでいます。
人類の健康や発展に有益に寄与する研究成果や真実は、学会発表や論文、報道ニュースを通して世界中にお伝えしていけましたらと思います。
オーラルピースにどのような効果・効能があるのかは、消費者・国民の皆様が以上のことから汲み取っていただき、各自でインターネット等から多くの情報を得ていただき、自分にとっての有用性を判断していただけましたら大変助かります。
アルコール(エタノール)、石油系原料、化学合成成分、ハチミツ・プロポリスなどを使用していませんので、赤ちゃんから妊婦さん、授乳中の方、妊活中の方、お年寄りまでご家族でどなたでも、「飲み込んでも安全な水と植物成分、のみで作られた歯磨きジェル」としてお使いいただけます。
オーラルピースは、旧国立等の小児病院や大学病院のICUにても使用されている口腔衛生剤です。
ただミントは清涼感が得られるミント味になっていますので、ミント味の苦手な小さなお子様にはオレンジやオリジナル(緑)をおすすめしています。
ただ「オーラルピース クリーン&ホワイト」は、人間用に清涼感が得られるように爽快感のあるミント味となっています。
ミント味が苦手なワンちゃんには、ペット用として香味を抑えた「オーラルピース フォーペット」に「オーラルピース クリーン&ホワイト」を少量加えてお使いいただくことをお勧めいたします。
しかし、過敏反応やアレルギーは人それぞれで、世界の人口と同じ数のケースがあります。
もし不安な場合はごく簡易的な方法ですが、他の製品も含めて、ご自身でパッチテストを行うことをおすすめ致します。
絆創膏に製品をしみ込ませて肌に貼り一定時間をおいて様子を見ます。赤みなどのアレルギーが出る製品は体に合わないと考えられ、ご使用を控えるという判断方法もあります。口腔内と肌は基本的に異なりますが、簡便な方法としての一例です。
まず、多彩なアレルゲンとなるものの中で、表示義務のある食品から考えます。
1 アレルギー表示が義務づけられている項目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)
2 推奨されている項目(アワビ、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、酒、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、山芋、リンゴ、ゼラチン)
以上のアレルギーに繋がる成分は使用しておりません。
【大豆について】
オーラルピースに入っている乳酸菌抗菌ペプチド製剤ネオナイシンは、おからに住む乳酸菌の生み出すペプチドを使用しているだけですので、大豆をオーラルピースに使用している訳ではありません。製品製造時、乳酸菌は除菌排除されていますので、オーラルピースには、大豆成分は一切入っていません。
入っているのは、乳酸菌の産生したペプチド(ナイシン)です。このペプチドは、低分子のためこれ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
【食品増粘剤であるキサンタンガムの原料となる「トウモロコシ」について】
前述の大豆と同じく、トウモロコシをオーラルピースに使用している訳ではありません。
製品に粘度をつけるために配合をしている食用増粘剤のキサンタンガムは、トウモロコシ等(デンプンを含む他の植物でも良い)から抽出したデンプンを発酵させて作られるものですが、実際にキサンタンガムとなった場合、アレルギーの原因となる成分は除去され、精製されたクリアな無色透明の増粘剤となります。
この精製された食用増粘剤は、これ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
体質やアレルギー、個性は人それぞれであり、世界の人口と同じ数のケースがあると考えられます。
ご自身にアレルギー物質がございます場合は、ご各自で成分表をご確認、担当医師にご確認された上で、使用の可否を判断して頂きます様お願い申し上げます。
それは、増粘剤の原料としてトウモロコシ由来のデンプンを用いているものであり、トウモロコシそのものを配合しているわけではないためです。
製品に粘度をつけるために配合をしている食用増粘剤のキサンタンガムは、トウモロコシ等(デンプンを含む他の植物でも良い)から抽出したデンプンを発酵させて作られるものですが、実際にキサンタンガムとなった場合、アレルギーの原因となる成分は除去され、精製されたクリアな無色透明の増粘剤となります。
この精製された食用増粘剤は、これ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
オーラルピースは、トウモロコシなどの植物由来原料を用いて製品が作られていますが、すべて精製された成分となりますので、それら植物によるアレルギー反応の出現は考えにくいことであり、ご安心してお使いいただけましたらと存じます。
しかし、体質やアレルギー、個性は人それぞれであり、世界の人口と同じ数のケースがあると考えられます。
医学的根拠によらず独自の判断で気になる方は、ご自身で使用の是非を判断して頂きます様お願い申し上げます。
歯磨き粉は泡で油汚れを落としているわけではなく、使用時の「磨いた感」を得る目的で合成界面活性剤・石鹸を配合する場合が多いですが、食べ物ではなく、口腔内でも不要なものと判断しオーラルピースでは不使用としています。
オーラルピースは、「磨いた感」は発泡剤・合成界面活性剤ではなく、清掃助剤である「ネオナイシン-e®」と天然由来のミント精油等で得られるようにしています。
すべて飲み込んでも安全な食品原料のみを用いる方針で開発されました。
ネオナイシンに含まれる、1928年にイギリスでチーズの中から発見されたナイシンAのみは、食品添加物として日本の厚生労働省で使用量の制限が定められていますが、
オーラルピース製品については、日本の厚生労働省が定めるナイシンA の使用制限量よりはるかに低くなっています。
また日本の厚生労働省での使用認可は世界先進国の保健機関に大幅に遅れましたが、1969年に世界保健機関WHOにて安全認定され、世界50か国で使用されてきたナイシンAは、
イギリスやフランスなどのヨーロッパ先進国の保健機関においては、その安全性からチーズなどの食品への使用量は「無制限」とされており、
アメリカ合衆国FDAにおいてはナイシンAは、「塩」・「ゴマ」・「スパイス」と同じく、食べても安全な食品として1988年にGRAS認定されており、
その安全性は先進国の保健機関で担保されています。
参考に、食品の安全性を評価する米国GRAS(generally recognized as safe)判定とは以下の通りです。
米国食品医薬品局(FDA)は食品添加物について、人体への安全性を評価する科学的な試験と厳しい安全基準である「無害であるという論理的な確実性」を証明するための諸々のデータと検証を元に、GRAS(generally recognized as safe)つまり一般に安全であると認められる判定を行なっています。
「ナイシン」は1988年に様々な検証を経て、「塩」、「酢」、「スパイス」、「辛子」、「醤油」などと同じく、GRAS判定を受けています。
また、日本の厚生労働省による「ナイシン」評価資料も参考にしていただけます。
厚生労働省 食品安全委員会 添加物専門調査会
2007年8月 ナイシン評価書
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/dl/s1024-15d.pdf
詳しくは、「ネオナイシン」のホームページをご覧ください。
また誤飲により、免疫力の源である腸内フローラを殺菌してしまう可能性のある、石油由来の合成殺菌剤、アルコール(エタノール)、パラベンやフェノキシエタノールなどの合成保存料、
アルカローシスの原因となる炭酸水素ナトリウム(重曹)、塩分、
多飲により下痢の原因となってしまうキシリトール、
など副作用のある物質も無配合として研究開発を進めました。
これは、九州大学をはじめとした日本の国立研究機関の研究の革新性と安全性が生み出した、世界の他にはない、日本の研究・技術の優位性となっています。
よって、うがいや吐き出しが難しい、認知機能の低下した患者さんや乳幼児が安心して使える成分といえます。
ただ、アレルギーのある認知症の方や小さなお子様の手に届かない場所に保管していただくことをお願いいたします。
まず、多彩なアレルゲンとなるものの中で、表示義務のある食品から考えます。
1 アレルギー表示が義務づけられている項目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生)
2 推奨されている項目(アワビ、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、クルミ、酒、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、山芋、リンゴ、ゼラチン)
以上のアレルギーに繋がる成分は使用しておりません。
【大豆について】
オーラルピースに入っている乳酸菌抗菌ペプチド製剤ネオナイシンは、おからに住む乳酸菌の生み出すペプチドを使用しているだけですので、大豆をオーラルピースに使用している訳ではありません。製品製造時、乳酸菌は除菌排除されていますので、オーラルピースには、大豆成分は一切入っていません。
入っているのは、乳酸菌の産生したペプチド(ナイシン)です。このペプチドは、低分子のためこれ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
【食品増粘剤であるキサンタンガムの原料となる「トウモロコシ」について】
前述の大豆と同じく、トウモロコシをオーラルピースに使用している訳ではありません。
製品に粘度をつけるために配合をしている食用増粘剤のキサンタンガムは、トウモロコシ等(デンプンを含む他の植物でも良い)から抽出したデンプンを発酵させて作られるものですが、実際にキサンタンガムとなった場合、アレルギーの原因となる成分は除去され、精製されたクリアな無色透明の増粘剤となります。
この精製された食用増粘剤は、これ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
体質やアレルギー、個性は人それぞれであり、世界の人口と同じ数のケースがあると考えられます。
ご自身にアレルギー物質がございます場合は、ご各自で成分表をご確認、担当医師にご確認された上で、使用の可否を判断して頂きます様お願い申し上げます。
口腔内乾燥、口渇のことです。
オーラルピース クリーン&モイスチュアは、口腔内を保湿する機能の技術から、人体に安全に口腔内を清潔にする乳酸菌ペプチドの発明により、保湿(モイスチュア・ドライマウス対策)と清浄(クリーン・口腔衛生)を同時に実現した、日本が誇る九州大学発の新技術による21世紀のハイブリッドな口腔衛生保湿製品といえます。
是非一度お試しいただけましたら幸いです。
ドライマウスは、口腔内に細菌が増えて不潔となり、感染症、口臭や虫歯、歯周病、誤嚥性肺炎の原因にもなり得ます。
オーラルピース クリーン&モイスチュアは、口腔内を保湿する機能の技術から、人体に安全に口腔内を清潔にする乳酸菌ペプチドの発明により、保湿(モイスチュア・ドライマウス対策)と清浄(クリーン・口腔衛生)を同時に実現した、日本が誇る九州大学発の新技術による21世紀のハイブリッドな口腔衛生保湿製品を目指して2013年に開発されました。
旧来製品との消費者価格の違いも、国立大学機関による研究背景や高い機能性と人体への安全性と、低環境負荷という高い付加価値による、効果実験データやエビデンス等の客観的信頼性を検証し、世界中の消費者の皆様に、一歩進んだ消費者便益差異を実感いただくことで納得していただける高付加価値製品を目指しています。
ご質問の他社様製品の詳細はご存じ上げませんが、皆さま各自でご自身の好みに合ったブランドを選んでいただくことが、選ばれるブランド側も含めて双方がハッピーな出会いであると考えます。
ぜひ私たちの様々な活動を知っていただき、オーラルピースプロジェクトのファンになっていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それは、増粘剤の原料としてトウモロコシ由来のデンプンを用いているものであり、トウモロコシそのものを配合しているわけではないためです。
製品に粘度をつけるために配合をしている食用増粘剤のキサンタンガムは、トウモロコシ等(デンプンを含む他の植物でも良い)から抽出したデンプンを発酵させて作られるものですが、実際にキサンタンガムとなった場合、アレルギーの原因となる成分は除去され、精製されたクリアな無色透明の増粘剤となります。
この精製された食用増粘剤は、これ自体が抗原とはなりにくいだけでなく、消化管で容易に分解してしまうため、生体内のタンパク質などの高分子と結合してアレルゲンとなることは考えにくい事です。
オーラルピースは、トウモロコシなどの植物由来原料を用いて製品が作られていますが精製された成分となりますので、また配合量からしてもそれらによるアレルギー反応の出現は考えにくいことであり、ご安心してお使いいただけましたらと存じます。
しかし、体質やアレルギー、個性は人それぞれであり、世界の人口と同じ数のケースがあると考えられます。
医学的根拠に依らず独自の判断で気になる方は、担当医師にご確認された上で、使用の可否を判断して頂きます様お願い申し上げます。
自然界の微生物によりすみやかに生分解され、微生物生態系を壊さず、環境に負荷をかけず、地球や人を守ります。
=====
「オーラルピース」の歯みがきジェルで流した先にある海を汚さない
植物由来の乳酸菌抗菌ペプチドを配合し、天然由来の食品とオーガニック成分のみで作られた歯磨きジェルは、飲み込んでも安心な成分100%!研磨剤や化学成分が入っていないので、ブクブクと口をゆすいで流しても海を汚染せず、人にも地球にも優しい。低刺激ながらミントの爽快感もある。
(Text by 「HANAKO No1190」ハナコのSDGsライフスタイルブック 気持ちのいい生活の、選び方 エシカルアクション Supported by ACOTE )
植物由来の食品成分のみで作られるため、その役目を終えて環境に排出された場合、自然界の生態系で速やかに代謝・再利用され、環境への影響や汚染のリスクもきわめて低い特徴があります。
まさに環境調和型のオーラルケア製品と言えます。
一方、石油由来の合成殺菌剤や抗生物質、濃縮植物抗菌剤などの多くは分解しにくい「難分解性」という特徴を持っており、また分解したとしてもその分解物が自然界で毒性を示したりすることもあります。
その毒性作用は強く長く続くため、自然界の生態系とくに微生物生態系に対して悪影響を及ぼすことが懸念されています。
昨今、先進国はじめ世界中で、難分解性のプラスチックごみが海洋生態系に悪影響を及ぼしているといった問題が話題になっており、生分解性の良いプラスチックへの切り替えや環境汚染リスクの少ない容器への代替など、環境に調和した「生分解性」に優れた原料への関心が世界的に大いに高まっています。
これらの世の中の方向性は逆行することなく、未来においては、地球にとって優しく、持続可能性が高く、人類に有益な新しい環境適応型製品が世の中の主流に取って代わっていくものと容易に想像できます。
またオーラルピースは限られた化石原料である石油から作られるものではなく、植物由来のおからの中に住む乳酸菌と食用植物という持続可能性の高い、環境への負荷の少ない材料から作れるという特徴もあります。
このような背景から、次世代に美しい地球を残すためにも、多くの皆様にオーラルピースをお使いいただけましたら嬉しいです。
自然の川の場合は、水中に住むたくさんの微生物がその役割を果たして、環境が成り立っています。
その浄化槽には微生物が住むようにしており、体やお皿を洗った汚れた水を微生物が食べて生分解させ、水をきれいにしています。
それは都会も同じことで、下水道によって流された排水は下水処理場に集められ、そこで微生物により生分解させて、水を浄化しているのです。
口腔内の細菌を殺菌する石油由来の合成殺菌剤や合成保存料、合成界面活性剤や合成香料、また樹木の樹脂や高濃度の樹液などを含む歯みがき剤は、難分解性で生分解できない、つまり微生物が食べることができない、また微生物も殺してしまうことになります。
よって山小屋やキャンプ場、登山時には、化学合成成分を配合したオーラルケア製品の使用は禁止されているケースが多いのです。
多くの人に分かりやすい例で言えば、下水処理場から排出された水は、生分解されない合成香料の臭いがするのを近所の川や海などで経験したことがあるかと思います。当然、臭いのない難分解性の化学成分も自然に放出されています。
もし、多くの人が毎日何度も使い下水に流し続けた場合、自分たちが住む地球環境や水に住む生物、また自分たちが日々食べる海産物などはどうなるか、想像に易いことです。
自分たちの汚した水を生分解してくれる微生物にやさしいということも、自分たちや子供たちの健康にとっては大切なこと。
先進国では、環境に排出されるオーラルケア製品においても、微生物生態系に影響のない「生分解性の高い製品」が注目されています。
世界では、企業の都合・利益だけではなく自分たちの健康のため、また受け継いだこの美しい緑の地球を、子供たちの世代にも残していくことも大切と、多くの人々が気づき始めた時代に変わりつつあります。
薬機法により化粧品の有効期間は生産から3年未満と定められているためです。
実質は3年以上経っても、生産から3年目の次の日から品質が激変するわけではありません。
長期保存された製品の使用による想定できないリスクを製造責任者が永遠に保証できないという意味です。
また高温多湿や衛生環境の悪い場所での保管・使用のリスクを想定して、また保存状態の悪い方のクレームリスクを回避するために開封後は3か月を目安にお使いいただくことを推奨しています。
通常の使用で衛生状態良く保っている方、製品が清潔に保たれた状況であれば、開封後3か月を超えての使用もまったく問題ございません。
一般的にジェルの粘度を高めるには、これまでの合成ポリマーや高分子化合物、合成増粘剤等を添加することで可能となります。
しかし、その場合うがいや吐き出しが苦手なお年寄りや乳幼児、化学合成成分を摂取したくない妊婦等の使用、また自然環境への排出に課題が生じてしまいます。
また寒天などの増粘効果のある食品を配合すると腐敗しやすくなる問題が浮上し、合成保存料やアルコール(エタノール)の配合が必要になってしまうという課題が生じます。
オーラルピースの保湿・増粘成分には水溶性の高い、衛生的に保たれ、食品にも使われる植物由来のグリセリンとキサンタンガムを使用しています。
水と植物由来成分のみでの処方、製品の水溶性・生分解性と、手に取りやすい粘度をバランスさせることは難しく、試行錯誤を重ねた結果、水と植物由来成分をある程度の粘度に高める微細な処方バランスと独自の製法により製品化を実現できました。
しかし、グリセリンを多く含む自然石鹸が湿気の多いお風呂場で溶けてしまう様に、グリセリンには大気中の水分を取り込む性質があります。
使用後にキャップをちゃんと閉めない、湿気の多い場所に長期放置する等により、大気中の水分を取り込み緩くなってしまう場合があります。また歯ブラシや手に水気が多くあると、たれて乗せにくくなってしまいます。
そのために、手に取りやすい粘度を保つためには、使用後はキャップをしっかり締める、高湿の場所に保管しない、水気をとったブラシや手に取る等のご使用方法にご配慮をいただけましたら幸いです。
ただ、ジェルは口腔内に滞留しやすく、また歯ブラシや指に取りやすくジェル状にしております。そのために、植物由来の増粘剤であるキサンタンガムを微量配合しています。
一方、スプレーは直接スプレーしやすく、また水に溶かしやすく液状にしております。増粘剤のキサンタンガムは無配合としています。
以上の、使用感や滞留、溶解といった使用シーンやケースに応じたそれぞれに使いやすい処方としておりますので、ご使用方法によってジェルとスプレーをお使い分けいただけましたらと存じます。
オーラルピースのチューブパッケージには、アルミチューブタイプとラミネートチューブタイプがあります。
プラスチックチューブ・容器(プラスチックのみで出来ていてペコペコと出た中身が戻ってしまう、中身が無くなった容器内に空気が入り隙間ができる、太陽に透かしたら中身残量が透けて見えるもの)タイプは、「非常にコストが安い」、「片手で開けられる」というメリットはありますが、「機密性が低く腐敗しやすく、合成保存料を多く配合する必要」がある、「遮光性が保てず中身の成分が劣化しやすい」というデメリットがあります。
以上の理由から、食品とオーガニック成分というデリケートな成分で作られるオーラルピースでの採用は見送っております。
アルミチューブタイプの利点は、「密閉性・遮光性が高く一度足出した中身が戻らない」ので、「衛生状態良く保てる」メリットがあります。一方で、「片手で開けられない」、「出過ぎることがある」、「チューブが切れてしまう」といった「使いにくい」というデメリットがあります。
2013年のオーラルピースのデビュー時から、アルミチューブは機密性が高く、合成保存料を使用していないオーラルピースには最適であるという理由から、今まで採用しています。
しかし医療・介護の現場や家庭での日々の使用において、使い勝手の悪さに関する(片手で開けられない、アルミが切れてしまう、最後まで中身が出し切れない等)ご意見も数多く頂戴しておりました。
一方、2017年より採用を始めたラミネートチューブタイプは、最新技術による「アルミバリア ラミネーション(ABL)」を採用、外側から「PB、PET、アルミ、PB」のレイヤーを重ねた素材となっております。
ラミネートにアルミ層を挟み込むことにより、アルミチューブ同等の機密性、遮光性が担保できる上、プラスチックチューブに比べて、内容物が揮発せず、中身が保護できる特性を持っています。
経時試験(温度40度、湿度75% etc)で6か月間置いても劣化がなく、アルミチューブの機能性を残しつつ、医療・介護現場や家庭での使いやすさの要望に応えるべく更に利便性も加味して開発したもので、従来のアルミチューブの特性は十分担保されています。
容器のコストは高いですが、アルミチューブの機能性のメリットと、プラスチックチューブの使いやすさのメリットを兼ね備えたチューブとなります。
オーラルピースでは、多くの患者様や消費者の皆様のお声を反映し、中身成分の研究開発だけでなく、パッケージへの最新技術の活用も行っていければと考えています。
オーラルケア製品のチューブ・容器への配慮、採用チューブ・容器のクオリティの確認は、使用後にハサミなどでチューブや容器を切り開いて内面を見てみることで確認できます。
皆様各自でのチェックをお勧めいたします。
歯磨き剤や洗口液等の製品を作るには、製品の保存のために合成保存料(パラベン・別名パラオキシ安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸K、フェノキシエタノール、PG・別名プロピレングリコール、BG・別名ブチレングリコール等)、アルコール(エタノール)、合成殺菌剤(CPC・別名塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム等)や強アルカリ水等を配合する必要が出てきます。
製品として成立させるためには、製品容器の中の微生物や菌を合成保存料や殺菌剤で殺菌して無菌状態にし、保存できる様にする必要があり、特に水分の多いマウスウォッシュには防腐のための合成保存料や合成殺菌剤を多く必要とします。
オーラルピースには、乳酸菌そのもの(生菌・死菌ともに)は配合せず、乳酸菌が作り出すペプチドを精製したものを配合しているので、合成保存料や殺菌剤を添加することにより、同時に配合した生菌を殺菌し内容物の活性・効果が失われてしまうという事はないですが、合成保存料や殺菌剤を配合した場合、うがいや吐き出しが苦手な乳幼児やお年寄り、ペット、化学合成成分を摂取したくない妊婦等の使用、口腔湿潤剤としての使用には課題が生じてしまいます。
よって、世界中でお困りの以上の方々のニーズに応える新しい製品の開発・研究に多くの労力と時間を割きました。
マウスウォッシュとしてもお使いいただけるリキッドタイプのクリーン&モイスチュア スプレーは、水分量を減らし、合成保存料や合成殺菌剤、アルコール(エタノール)を必要とせず、天然由来の成分にて保存ができる処方、内容物を外部から触れることのできない(汚染されにくい)容器としています。
うがい用のマウスウォッシュとしてお使いになりたい場合は、ご家庭でコップの水にクリーン&モイスチュア スプレーをスプレーし薄めて、使用時に水分量を増やしてお使いいただけましたら幸いです。
厳しい衛生・生産、厳密な出荷前検査体制による、無菌状態でのオートメーション一貫生産による医薬品レベルの製品として、衛生管理の世界一の基準を持つ日本で国内生産されています。
唯一オーラルピース クリーン&モイスチュア オリジナル(グリーン)スプレーは、同じく厚生労働省および薬機法により認可を受けた新潟県の生産工場により、厳しい衛生・生産管理職員の指導と厳密な出荷前検査体制のもと、
無菌室の中で、外箱の生産、容器のチェック、生産ロットナンバーの刻印、荷物の梱包と発送までの業務等を、
障害者の仕事創出と経済的自立の実現を目指して、障害のあるメンバーの力を借り、
医薬品レベルの製品を衛生管理の世界一の基準を持つ日本の薬機法のレギュレーションに則り国内生産を行っています。
お口に入れる製品として、すべてのアイテムが医薬品レベルの厳しい衛生管理体制のもと、オーラルピース製品は日本で国内製造され、
厳密な日本およびヨーロッパをはじめとした世界保健省の厳しいレギュレーションを満たし、世界の医療機関そして宇宙開発機関に製品提供されています。
日々高い品質を目指すべく研究開発および生産に努めておりますので、皆様におかれましてはぜひ安心してお使いいただけましたら幸いです。
実際にオーラルピースについては、安価な石の粉と合成界面活性剤を混ぜてチューブに詰めた「歯磨き粉」とは異なり、基礎研究から独自原料の生産、高価なオーガニック原料の配合、攪拌・充填・生産管理、パッケージングや箱の資材、特許管理、薬事管理、また障害者支援施設への支援、クリエイティブ、広報、店格の高い百貨店等への流通、消費者・顧客対応など、カテゴリー的に安価と思われる口腔ケア製品といっても激安で済む訳はなく、同じ工場で同じ工程で作られる数千円〜一万円以上の化粧水や美容液と同様の手間ひまやコストがかかっています。
しかし製品の効果と安全性を追求しながらもリーズナブルな価格での提供も、オーラルピースのコンセプトとしています。
良い製品とは価格を含めたもの。継続的に日常使いできる家計に無理のない価格を目標として、その価格での製品を実現するべく工場、流通のパートナー全員で様々な工夫と努力を重ねてゼロベースから開発を行っています。
毎日使う口腔ケア製品としてのあるべき価格や製品内容に対する適正な価格のあり方を正直に追求し、企業努力により、オーラルピースをご愛用いただいている方のために、よりお求めやすい価格を目指しております。
(クリーン&モイスチュア ジェル 80gの場合、1mlあたり15円。)
現在、世界中がインターネットにて知の共有ができる時代になりました。歯みがき・口腔ケア製品に含まれる成分やその価格、製品の研究背景なども容易に各自で調べることが可能です。
皆さまにおかれましても口腔ケア製品を選択購入される場合には、売り手が謳う効果表現や提示価格を鵜呑みにすることなく、製品パッケージに表示されている「配合全成分」を確認して各成分につきネット検索していただき、また製品の研究背景などを調べていただき、その製品が価格に対して価値のあるものかどうか、製品づくりにどのような企業姿勢で研究・生産を行なっているのか、判断して賢い選択をしていただくことをお勧めいたします。
今後ともオーラルピースは、本研究や製品、事業に、価値と共感を感じていただける方のために、付加価値の高い、より良い製品づくりに誠実に取り組んでまいりますので、何卒ごご理解、協力をいただけますようお願い申し上げます。
●お近くに販売店のない方へ
ご近所でお買い物に便利な、お店・病院・歯科医院・病院売店・薬局・調剤薬局・売店・福祉売店・介護ショップ・セレクトショップ・自然食品店・オーガニックショップ・飲食店・美容院・サロン・ペットショップ等、またご自身がご利用されている施設・サービス事業所等がありましたら、そちらでのお取り扱いを進めますので、ぜひお店・施設の方にオーラルピースの取り扱い・お取り寄せのお願いをしていただけますようお願い申し上げます。
またインターネットが使え、ご自宅・お届け先への配送が便利な方は公式オンラインストアをご利用ください。公式オンラインストアでのお買い上げによる梱包・発送業務はハンディキャップのあるメンバーにより行われ、社会参加と収入の向上に役立てられます。
オーラルピース公式オンラインショップ
https://oralpeace.stores.jp/
●お電話によるご注文が便利な方へ
インターネット環境がない等、お電話でのご注文が便利な方は、電話注文窓口:0120-43-5511 生活アートクラブ「エコデパ ジャパン」(祝祭日を除く月〜金 9:00〜18:00)、よりお買い求めいただけます。
*本電話番号はご注文専用であり、ご質問等のお問い合わせはコンタクトフォームよりお願い申し上げます。
●オーラルピースのお取り扱いにお力をいただける全国の医療機関・薬局・お店・施設の方へ
地域の患者様やお客様へのオーラルピースのご提供にお力をいただけます、お店・病院・歯科医院・病院売店・薬局・調剤薬局・売店・福祉売店・介護ショップ・セレクトショップ・自然食品店・オーガニックショップ・飲食店・美容院・サロン・ペットショップ・施設・サービス事業所等の実店舗の方は、お気軽にコンタクトフォームにご連絡をいただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
家族の健康や環境問題への意識の高い海外の消費者のために作られるナチュラル・オーガニック系製品とは、
化石(石油)原料を用いず持続生産可能な植物原料を使用する、植物は農薬を用いず限りなく有機栽培やワイルドクラフトの原料を使用する、人体や環境に影響のある化学合成成分・添加物を使用しない等々のコンセプトで、製品を作ることを目指している点は同じと思います。
そしてオーラルピースも、15年以上ヨーロッパのオーガニック基準に基づいた様々なオーガニック製品・口腔ケア製品の企画・開発に携わってきたメンバーにより開発が行われ、現在も国際的なオーガニック製品基準に基づき認証工場で生産されております。
オーガニック製品認証マークについてですが、オーラルピースも2017年までは各製品ヨーロッパのオーガニック認証を取得、製品にマークを記載していました。しかし、認証会社(認証ビジネス団体)からの請求は多額であり、認証マーク掲載に期待以上の効果はなく、認証費用を消費者価格に転化する判断をせずに、認証会社への支払いと製品への掲載は取りやめ、認証基準に従った製品づくりのみを継続することにしました。
つまりオーラルピースは世界にあるオーガニック認証付きの製品と同様品質であると言えます。
しかし、今までのオーガニック・自然派製品、ハーブ・漢方薬では、治療薬として多様化する様々な疾患へのニーズに応えられなかった現実があります。
新たな時代の医療・健康ニーズに応えるため、これまでの効果が期待できそうな各種植物エキスを多数配合する「足し算の製品づくり」と、健康のため化学合成成分を極力不使用とする「引き算の製品づくり」に、まったく異なる次元への「掛け算」を目指し、新しい時代のバイオテクノロジーをベースとした日本の先進科学・医療技術によるR&Dを融合させ、現代の臨床上の課題に応える基礎研究、特許技術の開発と新しい時代の製品づくりに挑んでいる点が異なるといえます。
具体的には、時代が求める、食品に使用可能な原料であっても石油由来成分を使用せず、天然・植物由来であっても化学合成した成分やアルコール(エタノール)を使用しない製品づくりは当然として、以上に加え、先進的な研究機関との産学連携により、効果と安全性の両立を目指し10年以上の歳月をかけて発明された、動物や地球環境に優しい植物由来の乳酸菌バクテリオシン製剤「ネオナイシン-e」を配合している、研究・技術立国である日本発の世界市場向け口腔ケア製品であることが大きな違いです。
また、その研究や技術を単なる営利目的ではなく、