“宇宙で歯磨き・口腔ケア” オーラルピース 宇宙プロジェクトとは
私たちは世界の宇宙を愛する、宇宙飛行を目指す皆様の宇宙飛行・生活経験、また将来の宇宙飛行計画に向けての訓練や準備生活から得られるニーズに応え、
医学博士・工学博士・農学博士・歯学博士・薬学博士・医師・歯科医師・獣医師・歯科衛生士・看護師・介護士・言語聴覚士等から編成されるプロジェクトチームにより、
日本の国立研究機関の産学官連携による乳酸菌バイオテクノロジー研究・グリーンテクノロジー・先端特許技術をベースに、世界の医療・介護現場や災害現場で用いられる人類にとって有用性の高い研究・技術を、さらに宇宙生活においても応用すべく、
人類すべての叡智と技術を結集して、宇宙生活時代の人類発展に寄与する、宇宙で暮らすために必要な製品の研究・開発・製造を行い、人類の宇宙進出を支えます。
21世紀の先端の研究・技術による宇宙用歯磨き・口腔ケア製品として、飲める成分の歯みがき・口腔ケア製品、口腔衛生保湿剤をはじめとした、宇宙用パーソナルケア製品の研究・開発に世界に先駆けて取り組み、
地球の自然環境や世界中の人々の意識、技術・産業の世代交代が、新しい宇宙時代に向けて急激に大きく変わりつつあるいま、世界一の研究・医療・科学・テクノロジー・衛生・ヘルスケア・ものづくり先進国である日本から宇宙生活時代への道を拓きます。
飲める成分の歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品「オーラルピース」
課題テーマおよび課題解決策の概要:
プロジェクトメンバーの末期癌で闘病した父親の口腔内トラブルを目の当たりし、うがいや吐き出しが困難な人のために2013年に開発された歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品「オーラルピース」は、虫歯菌・歯周病菌・誤嚥性肺炎原因菌・口臭原因菌・カンジダ菌に、これまでの抗生剤や合成殺菌剤、植物毒系抗菌剤と同等以上で、超低濃度で瞬時にアプローチしながら副作用がなく、飲み込んでしまっても安全ということが大きな特徴です。
その特徴から、医療・介護の現場にとどまらず、水の使用の限られる災害被災地やアウトドア、乳幼児やペットへの使用、妊婦や健康に気遣う人、またコロナ禍における感染予防としての口腔衛生に支持されている製品です。
九州大学大学院農学研究院、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科、国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部等との産学官の共同研究により、これまでにない安全性と臨床効果を追求し、日本発の菌で菌を制す乳酸菌抗菌ペプチド・バイオテクノロジー研究をベースに開発、これ一つで「歯磨き」「口腔内の清浄」「虫歯予防」「歯周病予防」「口臭予防」「口内保湿」を実現します。
口腔内のトラブル原因菌に超低濃度で瞬時にアプローチする、乳酸菌バクテリオシン特許製剤「ネオナイシン-e®」配合(特許第5750552号)。植物性の食品である「おから」に住む清潔な乳酸菌から作られる世界の保健機関で安全性が評価された乳酸菌抗菌ペプチド「ナイシン」と、飲み込んでも安全な水と天然由来の植物性の食品成分のみでつくられ、腸管内で速やかに分解・消化。すすぎが簡単。
日本の産学官の技術革新・グリーンテクノロジーにより実現したケミカル物質フリー、またアルコール(エタノール)も無添加だからみんなでどこでも使え、環境負荷も少ないSDGs対応製品です。
またプロジェクトとして、全国の障害者の仕事創出・収入向上という社会課題の解決、災害被災地支援活動という社会活動にも挑戦しています。
当初はうがいや吐き出しが出来ない要介護高齢者や障害者のために開発された歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品、口腔衛生保湿剤「オーラルピース」ですが、水の使用の限られ超節水を求められる、また乾燥し喉の渇く宇宙生活で用いていただくことにより、安全そしてミニマムな成分で、健康や全ての入り口である口腔内を清潔・健康に潤いを保ち、宇宙で働く皆様の健康やQOL向上に繋がると考えられます。
そして無機質な機械に囲まれた宇宙生活において、オーラルピースに配合された天然ミント精油により、地球の豊かな自然を思い出し、気分転換やメンタルヘルスという心身双方の健康にも効果が期待できます。
さらに地上での活用としては、日本の産学官連携発のこの革新的な技術は、医療・介護市場にとどまらず、水不足環境下での歯磨き・口腔ケア・オーラルケア、水の使用の限られる災害被災地・紛争地に役立つ防災分野、副作用のないウィルス感染予防分野、ケミカル成分不使用による環境を汚さないアウトドア・環境保護分野、ベビー・マタニティ分野、ペット・動物分野、さらに安全な皮膚用衛生分野といった様々な方面の大きな人類の発展に寄与するものと考えられます。
オーラルピースプロジェクトの取り組みについて
口腔内のトラブル原因菌への優れた抗菌効果がありながら、飲み込んでも安全な乳酸菌ペプチド特許製剤「ネオナイシン」(特許第5750552号)配合の、飲める成分の口腔ケア製品。
歯磨き・口腔ケア・オーラルケアが困難な方に対し、体内吸収しても安全な成分で、負担なく行いたいという医療・介護現場のニーズに応え、これまでにない安全性と臨床効果を追求し、九州大学大学院農学研究院、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科、国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部等との産学官連携による、世界最先端の菌で菌を制す乳酸菌抗菌ペプチド・バイオテクノロジー研究をベースに10年以上の研究期間を経て2013年に開発。
国内でも10兆円を超え増加する高齢者介護コストを引き下げると共に、全国の障害者が事業に携わり仕事と収入を創出する取り組みを行い、横浜ビジネスグランプリ最優秀賞・ジャパンベンチャーアワード最優秀賞・日本農芸科学技術賞・グッドデザイン賞など様々な賞を受賞。
また飲み込んでも安全で水がなくても使える・生分解性が高く環境に優しい特徴から、要介護高齢者や闘病者・障害者にとどまらず、水の使用が限られる災害被災地や登山などのアウトドア、乳幼児やペット、妊婦、家族の健康を気遣う方などへの有用性が評価され、日本からヨーロッパ・アメリカ・オセアニア・アジアをはじめ世界中に輸出展開しています。
また熊本大震災以降より、広島土砂災害、千葉台風災害をはじめとした水の使用が限られる水不足環境下の被災地支援活動を積極的に行い、新型コロナ禍以降においてはクラスターの発生した横浜港に停泊していたダイヤモンドプリンセス号や横浜市の障害者入所施設に対し、口腔衛生による重症化回避のため製品の無償提供支援活動を行っています。
オーラルピース災害被災地支援活動
これ一つで毎日の、歯磨き・口腔ケア・オーラルケアによる「口腔内の清浄」「口内保湿」「口臭予防」「歯周ケア」「舌ケア」「粘膜ケア」「虫歯予防」「口腔内マッサージ」「ドライなマウス予防」「唾液の補助」「誤嚥性の肺トラブル予防」そして「感染予防ケア」までのトータルケアを同時に実現、「歯みがき剤」「口内保湿剤」「洗口液」「マウスウォッシュ」「マウススプレー」「携帯用歯みがき」としても使用でき、日本の国立大学の研究成果により、健康を気遣う人のニーズ、医療・介護現場のニーズ、新型コロナ時代の世界のニーズ、宇宙生活時代の人類の新たな歯みがきニーズに応えます。
口腔内のトラブル原因菌に超低濃度で瞬時にアプローチする、清潔な植物性食品由来の乳酸菌ペプチド製剤「ネオナイシン-e®」により、口臭・歯周・虫歯・舌・歯茎・口腔・粘膜・感染予防ケア*を簡単・負担なく可能に。飲み込んでも安全な食べられる成分とオーガニック成分のみでつくられているので、腸管内で速やかに分解・消化。発泡剤も炭酸カルシウム(研磨剤)・炭酸水素ナトリウム(研磨剤)も刺激成分も不使用でしっかり磨け、磨き残しが少ない。
日本の産学官の技術革新・グリーンテクノロジーにより実現したケミカルフリー、難分解性の合成殺菌剤や植物樹脂・植物抗菌剤も無配合、また口腔乾燥による口臭の原因となりうるアルコール(エタノール)も無添加だからみんなで使える。フッ素(チタン腐食成分)無配合でインプラントでも使える。糖分無配合で虫歯の心配なく使える。すすぎも簡単。自然環境に排出されても微生物により速やかに生分解され、微生物生態系に影響を与えない、流した先にある海を汚さない、地球を美しく保つ環境調和型の製品でもあります。
また同時に口腔内の保湿を実現。唾液の洗浄作用を高めることでステイン(色素)の付着を予防して白い歯を維持すると共に、乾燥した場所や、マスク着用の口呼吸から乾燥しがちな口腔内を潤して口臭を予防。
さらに天然ミント精油を配合。合成香料やフレーバーは不使用。マスク着用で気になる口臭をフレッシュなイタリアンミントの息に変え、感染予防とスメルエチケットを負担なく両立。宇宙生活時代に対応する新しい口腔衛生剤・オーラルケア製品です。
愛する人に。家族の健康に気をつけ、日々の食べるものや口に入れるものに安全性を求める方。日々の健康・予防ケアを心掛けている方。誤嚥・誤飲の心配のある、うがいや吐き出しが難しい要介護のお年寄りから闘病中の方、医療・介護の現場で。
歯磨き剤を飲み込んでしまう乳幼児や化学成分が苦手な方、妊娠中・授乳中・妊活中の方。歯が生え始めた赤ちゃんの初めての歯みがきに。大切な家族であるペットにも。ヴィーガンの方にも。
また水の貴重な災害現場、アウトドア、宇宙生活に。そして美しい地球の環境を守りたい方にも。すべての方に毎日お使いいただける、からだにも地球にもやさしい製品。そして心にも気持ちの良い製品です。
オーラルピースの開発着手時より宇宙での活用を目指していましたが、その夢が実現しましたら、九州大学や国立長寿医療研究センター等との産学官の研究努力や日本発の特許技術への10年に及ぶ取り組みが実を結ぶ形となります。
また障害のあるメンバーが携わる製品が宇宙で活用されるという、これまでにないニュースや、世界中の数億人に及ぶ障害のある方々やその家族に夢や希望、勇気をもたらすことになります。
今後、宇宙仕様の歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品として、さらなる研究開発を進めていく計画です。
またオーラルピースの持つ技術革新・研究成果を宇宙という新しい分野に役立てると共に、宇宙および地上生活における人類の発展に寄与する研究、これまでも行って参りましたプロジェクトを通した災害被災地支援や収入の少ない全国の障害者の仕事と収入の創出、美しい地球の自然環境の保護、という社会貢献活動をより加速して参ります。
これまでの宇宙での歯磨き・口腔ケア・オーラルケアの課題とは
これまでの宇宙生活における歯磨き・口腔ケア・オーラルケアの課題は、以下と想定されます。
●水が限られた環境で、うがいや吐き出しが難しいことから、歯磨き後の歯磨き剤をタオルに吐き出す、もしくはそのまま飲み込むことも多いと考えられます。
●持ち物やゴミを増やさないことも必要であることから、数ヶ月間にわたり歯磨き後はそのまま飲み込むというケースも考えられます。
●常にエアコンの風の中にある乾燥した宇宙生活では、口が乾きやすく、ドライマウスになりやすい状況と考えられます。
参考:ドライマウスが引き起こすトラブルは、以下です。
・唾液が減ることで、唾液の洗浄作用が弱まり、口腔内細菌が増え、虫歯・歯周病・口臭になりやすい。
・唾液が減ることで、唾液の洗浄作用が弱まり、細菌の塊である歯垢(プラーク)が出来やすく、それが石灰化して歯石となりやすい。
・唾液が減ることで、唾液の洗浄作用が弱まり、食事のステインが歯につきやすくなる。
・口腔内が乾燥することで、より多くの水分が必要と感じてしまう。
●NASA(アメリカ航空宇宙局)で採用されている歯磨き剤は市販の歯磨き粉とされ(当社調査による)、飲み込むことが困難と想像されます。
●1900年代の処方と考えられる、これまでの搭載歯磨き粉は、研磨剤(リン酸一水素カルシウム)と合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)にフッ素とサッカリン(人工甘味料)、合成香料(フレーバー)、合成保存料を配合した一般的なハミガキ粉でした(当社調査による)。長期の飲用については副作用、腸内細菌への影響、健康被害などのリスクがあり得ます。
参考:一般の歯磨き粉(特に合成界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウムや高濃度フッ素、その他の化学物質含む歯磨き剤)は体内に吸収されてしまう経皮毒であり、歯磨き後は吐き出しが必須です。もし少量でも飲み込み続けると、化学物質過敏症や様々な病気の原因になります。そしてそれは、恐ろしいことに、発症するまで数年から数十年はかかる場合もあります。
●また飲み込んでも安全な口腔ケア用抗菌製剤も発明されていない1900年代の技術でもあり、口腔内のトラブルを起こす虫歯菌や歯周病菌、またプラーク・歯石の原因となる口腔内細菌への効果がないものと思われます。
参考:1980年代初頭、NASAのジョンソン宇宙センターと連携するヒューストンの退役軍人省病院の口腔疾患研究所の歯科コンサルタントが、宇宙用の練り歯磨き剤を開発しています。その練り歯磨きの特徴は、これまでの一般的な歯磨き粉から発泡剤を排除し、泡が出ないことでした。子供にも使える製品として一般市場での販売も行いましたが、1980年代中頃には生産・販売を終了しているとのことです。(当社調査による)
●宇宙生活では時間が貴重であり、効果的にスピーディーに歯磨き・口腔ケアを行いたいニーズがありますが、効果的・簡単に歯磨き・口腔ケアができる、口腔内細菌への対応や、飲み込んでも安全な搭載歯磨き・口腔ケア製品が無い現状と考えられます。
●宇宙生活では、口腔内細菌への効果の高い成分、時間を要さず簡単ながら効果的な成分、副作用なく飲み込んでも安全な成分、歯磨きだけではなくドライマウスにも対応する成分、本来人間が持つ唾液の働きを助ける成分、などから作られる新しい研究・技術による宇宙用歯磨き・口腔ケア・オーラルケア製品が求められていると考えられます。
宇宙生活に必要とされる宇宙用ケア製品の研究開発
2021年1月現在、地上の医療・介護、水の使用の限られる災害・登山の現場などで活用されているオーラルピースの宇宙生活によりフィットした「宇宙歯磨き」の研究開発に着手を開始いたしました。
宇宙生活に最適なケア製品のプロトタイプの原型の研究開発を進めております。
今後、宇宙用ケア製品の研究開発の進捗について、宇宙でのパーソナルケアについてのコラム等、随時アップして参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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