合成界面活性剤(発泡剤・乳化剤)はオーラルピースに使用していますか?
使用しておりません。
使用しておりません。
塩、海塩、ミネラル塩、炭酸水素Na(重曹)、は含みません。
塩分は製品の防腐用途としては便利ですが、塩分の口腔粘膜からの直接摂取が好ましくない方もいらっしゃいます。
オーラルピースは、食品原料100%でありながら、塩分やアルコール(エタノール)、合成保存料に頼らない保存技術を研究開発しています。
塩がお好みの方は、市販の塩をオーラルピースに合わせてお使いいただけましたら幸いです。
配合していません。
人工甘味料のキシリトールは、砂糖と同じ甘さでカロリーが抑えられ、砂糖の代用として用いられています。
しかし、犬にとっては禁避成分となっています。キシリトールはインスリンの分泌を強く刺激し、急激な低血糖症を引き起こします。
中毒症状としては、嘔吐、下痢、痙攣、黄疸等で、1 kg当たり0.5 g以上の摂取量では、肝臓の壊死が起こるといわれ、死に至ることもある危険な中毒とされていますので注意が必要です。
キシリトールの犬への作用、副作用、体への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べいただくか、かかりつけの獣医師にご相談ください。
配合していません。
キシリトールは虫歯菌のエサにならない、砂糖に代わる甘味料ですが、摂取しすぎるとお腹がゆるくなるという課題があります。よって、オーラルピースには無配合といたしました。
キシリトールの甘味が好きな方は、ネットショップなどで購入できますので、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
オーラルピースは飲み込んでも安全な食品認可成分のみから作ること、新生児からお年寄り、インプラントの方、ペットまで毎日安心して使える製品、をコンセプトとしているため、フッ素は無配合としています。
日本の厚生労働省では、2010年代の規制緩和により、
こちらも、ヒノキチオールや茶カテキン、甘草エキス等と同じく、配合していません。
その理由は以下です。
植物は、自分を食べてしまう生物に対抗・忌避するため生物への忌避成分を進化させてきました。
そうでないと地球での数億年にわたる種の生存競争の中で、全ての植物が動物や微生物、菌に食べられて絶滅してしまうためです。
つまり植物というものの成分には、すべての生物や細菌を忌避する能力があります。
さらに実験上で菌への殺菌・抑制効果が得るためには、水分を飛ばして乾燥させ粉状にしたり、蒸留して精油化したり、エキス化するなど濃縮することが必要になります。
そのままでは安全な食べられる野菜や果物であっても、植物の成分は以上のように濃縮すれば、ほぼ全ての細菌や微生物を抑制する効果を持ちます。
しかしそのままでは人体に安全な植物でも、高濃度にした場合に生物・人体・腸内細菌などに安全な物質かどうかは検証しきれていないものが多く存在します。
一方、抗菌性への期待であれば、「ネオナイシン-e®︎」の働きは植物粉末や植物エキスの数千倍となります。
生物や人体、腸内細菌への副作用が危惧される濃縮植物成分を活用するより、安全な抗菌物質が世界で求められていました。
また、植物エキスや粉末には色素が多く含まれ、歯にステインが付着し黄色くしてしまうなどの副作用があります。
よって臨床上の効果や副作用を鑑みると、リスク/ベネフィットの観点から、オーラルピースには、漢方薬や植物粉末などの成分は配合しない方針で開発されました。
漢方や植物粉末がお好みの方は、スーパーなどで入手していただき、ご使用いただけましたら幸いです。
配合していません。
「ネオナイシン-e®︎」の働きは、ティーツリーの約1,000倍です。つまり1,000分の一の量で、副作用なく同じ効果が得られます。
ティーツリーは、オーストラリア原産の樹木で、虫や動物から食べられないために忌避成分(毒性)を発達させてきました。そのことによって濃縮した樹液や精油は、生物を殺菌するまでの抗菌性を持ちます。
しかし、赤ちゃんやペット、妊婦さんをはじめとした方々、日々の経口摂取には注意が必要です。
ティーツリーオイルに含有される皮膚刺激物質(1,8–シネオール)の量は様々で、この化合物の含有量が高い製品では、一部の人に皮膚のかぶれや接触性皮膚炎、アレルギー反応がみられる可能性があります。酸化したティーツリー油(空気と接触していた精油)は、新鮮なティーツリー油と比較してアレルギー反応を引き起こす可能性が高いとされています。
またティーツリー油は飲用してはいけません。
主に子供で中毒をおこし、眠気、見当識障害、発疹および運動失調(腕や脚の筋肉の制御が不能になり、バランスや協調性を失う)の原因とされます。ティーツリー油を1/2カップ飲用した後に昏睡状態に陥った例が報告されています。
さらに米国において1990年代に高濃度でティーツリーの木の葉を蒸留した精油が配合された商品を猫のに与えた後に具合が悪くなるケースがNational Animal Poison …
配合していません。
ヒノキチオールや高濃度カテキン、マスティック樹脂や松ヤニ等と同じ理由です。
人間やペットなどの生物に対して、作用よりも副作用の方が大きくなる課題があるためです。
多くの植物は、虫や草食動物に食べられて絶滅しないために、生物に対する毒性、忌避性を発達させ進化し、この地球の数百万年に及ぶ厳しい生存競争に生き抜いてきました。
毒性の強い植物は虫や草食動物も食べられないのと同様で、人間も食べられません。
特に人間が食べられる野菜や果物などの植物は、自然の森の中で食べられる植物がごく僅かである様に、地球上の植物全体の中でごく少数の植物に限られています。
しかし、そのままでは食べられ安全な野菜や果実も、またお庭や身近にある大体の植物も、ご家庭でも煮煎じて高濃度にすれば細菌や生物を殺すことのできる力を持ちます。
わかりやすい例で言えば、植物を蒸留した精油に菌やウイルスは繁殖しません。
しかし、そのままでは安全と思われる植物も、高濃度にして細菌・生物をも殺菌する力を持つ物質にした場合は、生物である人間やペットへの副作用が大きい、また口に入れることが難しい味となり口腔ケア製品として成立せず、効果の期待できる量の配合は口に入れられず、実際の製品はイメージとは異なり意味がなくなってしまう、という大きな課題がありました。
以上のことから、超低濃度でも効果を発揮する天然製剤の開発が世界中で求められていました。
ヒノキチオールや茶カテキン、他の植物エキスと同じ理由で、配合していません。
甘草という漢方薬から摂れるグリチルリチン酸ジカリウムという成分は、日本の薬機法では薬用成分として従前に認可された成分であり、皮膚の炎症を抑える効果が期待されています。
そして薬用成分なので、この成分を製品に一部配合することで「医薬部外品・薬用」にすることができます。
しかし、歯科・口腔外科における臨床現場においては、皮膚の炎症に対して使用されることはないので、オーラルピースについては無配合としています。
また食品への添加は認可されてはいますが、甘草は古来から人間が好んで食べてきた食べ物でもないので、味も不味いという課題がありました。
また海外の歯磨き・口腔ケア製品では、薬機法で「医薬部外品・薬用」の分類はないので、「医薬部外品・薬用」にするためのテクニックとしてのグリチルリチン酸ジカリウムを製品に一部配合することで「医薬部外品・薬用」にする必要はなく、グリチルリチン酸ジカリウム配合の歯磨き・口腔ケア製品も日本のようにはないのが現状です。
グリチルリチン酸ジカリウム(甘草エキス)がお好みの方、口腔内への効果を試してみたい方は、ネットショップなどで甘草(リコリス)エキスが販売されていますので、オーラルピースと合わせてご使用いただけましたら幸いです。
副作用としてグリチルリチン酸ジカリウム(甘草エキス)は、体内に塩分をためる働きがあるため、腎臓に疾患のある方は控えた方が良いとされています。
ご注意の上ご使用いただけましたらと存じます。