週末の土曜日は、鶴見大学で行われた第24回日本口腔感染症学会にて「3DSにおけるネオナイシンの可能性(第一報)」という演題で、歯科衛生士の黒田晴美さんが研究発表を行いました。
発表後は会場より多くの質問が寄せられ、この研究の臨床現場における有用性の高さを感じました。
今後のさらなる研究により、安心して短時間に歯周病の改善を試みる治療が実現すれば、多くのお困りの方にお役に立てる一つの方法が示唆されました。
3DSとは「Dental Drug Delivery System」の略で、抗菌剤と殺菌消毒薬を専用のマウスピースに注入・お口に装着することで、歯周病菌や虫歯菌に直接作用させ、除菌効果を高め悪いプラーク(歯垢)の定着を集中的に抑える治療法です。