認知症の患者さん、子供がオーラルピースのジェルを1本分食べてしまいました。大丈夫でしょうか?

オーラルピースは、そのような誤飲リスクへの対応を目指して日本の産学官の連携により新たに研究開発された製品です。
すべて飲み込んでも安全な食品原料のみを用いる方針で開発されました。
ネオナイシンに含まれる、1928年にイギリスでチーズの中から発見されたナイシンAのみは、食品添加物として日本の厚生労働省で使用量の制限が定められていますが、
オーラルピース製品については、日本の厚生労働省が定めるナイシンA の使用制限量よりはるかに低くなっています。
また日本の厚生労働省での使用認可は世界先進国の保健機関に大幅に遅れましたが、1969年に世界保健機関WHOにて安全認定され、世界50か国で使用されてきたナイシンAは、
イギリスやフランスなどのヨーロッパ先進国の保健機関においては、その安全性からチーズなどの食品への使用量は「無制限」とされており、
アメリカ合衆国FDAにおいてはナイシンAは、「塩」・「ゴマ」・「スパイス」と同じく、食べても安全な食品として1988年にGRAS認定されており、
その安全性は先進国の保健機関で担保されています。
参考に、食品の安全性を評価する米国GRAS(generally recognized as safe)判定とは以下の通りです。
米国食品医薬品局(FDA)は食品添加物について、人体への安全性を評価する科学的な試験と厳しい安全基準である「無害であるという論理的な確実性」を証明するための諸々のデータと検証を元に、GRAS(generally recognized as safe)つまり一般に安全であると認められる判定を行なっています。
「ナイシン」は1988年に様々な検証を経て、「塩」、「酢」、「スパイス」、「辛子」、「醤油」などと同じく、GRAS判定を受けています。
また、日本の厚生労働省による「ナイシン」評価資料も参考にしていただけます。
厚生労働省 食品安全委員会 添加物専門調査会
2007年8月 ナイシン評価書
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/10/dl/s1024-15d.pdf
詳しくは、「ネオナイシン」のホームページをご覧ください。
また誤飲により、免疫力の源である腸内フローラを殺菌してしまう可能性のある、石油由来の合成殺菌剤、アルコール(エタノール)、パラベンやフェノキシエタノールなどの合成保存料、
アルカローシスの原因となる炭酸水素ナトリウム(重曹)、塩分、
多飲により下痢の原因となってしまうキシリトール、
など副作用のある物質も無配合として研究開発を進めました。
これは、九州大学をはじめとした日本の国立研究機関の研究の革新性と安全性が生み出した、世界の他にはない、日本の研究・技術の優位性となっています。
よって、認知機能の低下した患者さんやうがいや吐き出しが難しい乳幼児が安心して使える成分といえます。
ただ、アレルギーのある認知症の方や小さなお子様の手に届かない場所に保管していただくことをお願いいたします。

この記事のシェアはこちらから!

一覧に戻る
Go to Top