虫歯予防のフッ素の急性・慢性中毒量以下での、新たに2024年9月の米国の最新判決で指摘された、子供のIQ低下リスクについて

虫歯予防のフッ素、子供のIQ低下で米規制へ。米国主要メディア報道 2024年 9月24日
https://oralpeace.com/news/news-news/33862

判決文:2024年9月24日
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf

米国国家毒性プログラム(NTP)フッ素曝露と神経発達および認知に関する科学的知見の現状に関する系統的レビュー: 2024年8月
https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08

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21世紀になって判明した中毒量以下の超低濃度での子供のIQ低下リスク

アメリカの最新判決で注意しなければならないのは、これまで安全指導されてきたフッ素のリスク基準値と、最新の科学研究から子供の脳へのダメージとIQの低下が指摘されているフッ素のリスク摂取量の桁違いについてです。

これまでフッ素の子供の脳へのダメージについての研究がない中、人類が知り得る科学情報に基づいての、フッ素摂取上限量の指導は、見た目で反応から明らかに毒と分かる、「急性中毒(悪心・嘔吐)」と「慢性中毒(斑状歯・骨硬化症)」になる量についてが主でした。

「急性中毒(悪心・嘔吐)」については、
中毒量は体重1kg当たりフッ素量2mg(フッ化ナトリウム3.7mg)とされ、4~5歳児(標準体重20kg)の見込み中毒量はフッ素量40mgとなり、フッ素濃度900ppmの歯磨き粉の場合では 約45gを一度に飲み込んだ場合に相当するので事故は起きにくく安全、
とされてきました。

「慢性中毒(斑状歯・骨硬化症)」については、
米国では現在まで水道水のフッ化物を1リットルあたり4mg(4ppm、0.0004%)以下に制限し骨や歯への障害は生じさせず安全、
とされてきました。

しかし、今までの人類科学では、また見た目には分からない、子供への悪影響が最新の裁判で明らかになります。

フッ素濃度0.7ppmでも乳児のIQに悪影響がある可能性が判明

科学者はこれまでのフッ素摂取量の制限をはるかに下回るレベルで、子供の平均IQの低下を観察しています。今回の判決では、公衆衛生局が推奨する「最適」濃度である 0.7 mg/L (0.7ppm、0.00007%)でも、粉ミルクで育った乳児の IQ に悪影響が出る可能性があると指摘しました。

カテゴリー

従来の知識

最新の知見(20249月判決)

急性中毒(悪心・嘔吐)

中毒量:体重1kgあたりフッ素2mg(フッ化ナトリウム3.7mg

– 45歳児の場合、フッ素40mg(歯磨き粉約45g)を一度に摂取すると発生。

事故は起きにくいとされる。

新たな知見は特に示されていない。

慢性中毒(斑状歯・骨硬化症)

米国では水道水フッ素濃度を1Lあたり4mg4ppm)以下に制限。

骨や歯への障害が起きないとされる。

特に新しいデータや判決の言及なし。

子供の脳への影響

従来は研究不足で未確認。

フッ素濃度0.7ppm(公衆衛生局推奨の「最適濃度」)でも乳児のIQに悪影響がある可能性が判明。

科学的進展

身体症状(嘔吐、斑状歯)など外見的に分かる影響に基づいてリスクを評価。

外見では分からない脳への影響(IQ低下)が明らかに。

– 21世紀以降の研究データを基に20249月の判決で初めてリスクが指摘される。

これまでの人類科学において、身体への影響である嘔吐や斑状歯などの急性・慢性中毒は症状が分かりやすく注意がされてきましたが、脳への影響である赤ちゃんや子供のIQ低下については見た目では分からない事でした。

この20年の科学データの蓄積からのエビデンスにより、21世紀そして2024年9月に人類史上初めて判明したリスクとこれからの子供たちを守る最新のニュースといえます。

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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。

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