オーラルピースに、「フッ素」を配合してますか?

オーラルピースは飲み込んでも安全な食品認可成分のみから作ること、新生児からお年寄り、インプラントの方、ペットまで毎日安心して使える製品、をコンセプトとしているため、フッ素は無配合としています。

日本の厚生労働省では、2010年代の規制緩和により、2017年に大人用歯磨きには歯磨き粉のフッ化物イオン濃度の上限が高濃度の1,500ppmまで引き上げられ、2023年1月には新生児〜乳幼児向け製品についても500ppmから1,000ppmと高濃度配合許可に引き上げるという高濃度配合を許可しています。

現在フッ素は市販歯磨き・口腔ケア製品に高濃度の1,000〜1,500ppmまで配合して良いことになっていますが、歯磨きの際に歯牙に塗布される実際のフッ素量は分からず、毎日毎回の歯磨きの際に体内に摂取してしまうフッ素量も人によって大きく異なります。
 

世界の保健機関のフッ素の経口摂取リスクは、「子供のIQ(知能指数)の低下」、「男性生殖機能の低下」、「甲状腺細胞損傷」、「骨折」、「歯のフッ素症(斑状歯」等と指摘しています。
 

・IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。

・メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

・・・・


先進的なヨーロッパやアメリカの人々や、健康を気遣う知識層の、子供や学生、男性や家族の飲料水や歯磨き粉によるフッ素の経口摂取についての回避行動には、理由があると考えられます。


大切なご家族のため、飲み水等にppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく
微量での健康被害報告や配合が規制されているフッ素について、500ppmを超える高濃度フッ素製品を「飲み込まないように」、誤飲や経口摂取にお気を付けていただけますようお願い申し上げます。

虫歯を予防するために歯質強化として家族の歯にフッ素が必須とお考えの方は、素人考えでヒトへのリスク量を超えたフッ素の毎日の体内摂取・飲み込みを避け、歯科医院にて歯科医師・歯科衛生士による定量微量の丁寧な歯牙への塗布処置をお勧めします。

またインプラントの方は、フッ素はチタン腐食成分ですので、フッ素配合製品のご使用はお控えください。

オーラルピースユーザー様にとって、ご家族や愛する人の将来を考えた、ご自身での賢い自己選択が、規制緩和により生まれた自然界ではあり得ない量の単一成分や物質を濃縮し超高濃度に配合し、人類の歴史上これ以上ない高濃度配合を謳い販売拡大する機能性表示食品やサプリメント、歯磨き商材等の過剰摂取からの取り返しのつかない副作用から、家族の命や健康、知能指数(IQ)や進路、少子化回避などの将来を、自分自身で自ら守ることにつながると考えます。
 

参考情報:内閣府 食品安全委員会 「フッ素」評価書 詳細 通知
PDF https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kya20030703211&fileId=201
一覧 https://www.fsc.go.jp/fsciis/evaluationDocument/show/kya20030703211


●フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム及びフッ化スズのラ
ットに対する経口半数致死量(LD50)はそれぞれ、31~126.3 mg F/kg 体重、75~102 mg F/kg 体重、45.7 mg F/kg 体重と報告されている(IARC1982 、 ATSDR 2003 、 Whitford 1987 、 Whitford 1990、Velazquez-Guadarrama et al. 2005)。

600 ppm投与群の雄4匹が13週目と14週目に、雌9匹が8週目から18週目に、300 ppm投与群の雄1匹が19週目に死亡(NTP 1990)。

Wistar ラット(雄、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、2、4、6 ppm:0、0.05、0.1、0.15 mg F/kg 体重/日)の 6 か月間飲水投与試験が行われた。全投与群で精巣、精巣上体及び腹側前立腺の重量の減少、精子の運動性、密度の低下並びに一次精母細胞、二次精母細胞及び精子細胞の数の減少が認められた(Gupta et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 6 匹)にフッ化ナトリウム(0、4.5 、9.0ppm:0、0.1、0.2 mg F/kg 体重/日)を妊娠初日から離乳期(21 日間)まで飲水投与した後、雄の児動物(各投与群 32~34 匹)を 90 日間投与せずに飼育する試験が行われた。全投与群で精子形成及びステロイド合成の減少による生殖障害が認められた(Reddy et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、1.1、2.3 mg F/kg 体重/日)の妊娠初日から出産後 9 日までの飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 36 に示す。出生児動物(雌雄、各群 4 匹)に対する影響を調べた結果、2.3 mg/kg体重/日の投与群で学習、記憶、協調行動及び血圧に影響が現れた。また、全投与群の児動物の雄に交尾行動の減少が認められた(Bera et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)にフッ化ナトリウム(0、150 ppm:0、3.4 mg F/kg 体重/日)を授乳中の 21 日間飲水投与した後、離乳後の雄の児動物(各投与群 6 匹)に 12 週間飲水投与する試験が行われた。投与群で認められた毒性所見を表 38 に示す。雄児動物に LDH 活性の上昇並びにコハク酸脱水素酵素(SDH)活性、ATPase 活性の低下が認められた。その他、精子密度及び精子生存率の低下並びに異常精子数の増加も認められた(Liu et al. 2008)。

Oryctolagus cuniculus ウサギ(雄、各投与群 5 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、9、18 mg F/kg 体重/日)の 30 日間飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 41 に示す。両投与群で精子数の減少、精子の運動性、受精能の低下が認められた(Chinoy et al. 1991)。

Wistar ラットによる、高濃度(45 mg F/L)フッ化ナトリウムの長期間(20 か月)飲水投与試験では、甲状腺細胞 DNA の有意な損傷が認められた(Ge et al. 2005)。

Ortiz-Perez らは、メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施した。被験者は飲料水のみを介してフッ素に曝露した低曝露群 27 人と、飲料水曝露に加えてフッ素に 1 年以上職業曝露した高曝露群133 人に分類された。尿中のフッ素濃度等から推定された曝露量は、高曝露群で 3.4~27.4 mg F/日、低曝露群で 2~13 mg F/日と推定された。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。また、インヒビン B に対する FSH の作用が低曝露群と比較して低かった。一方、精子の指標(精子濃度、精子運動性、形態)にはいずれの曝露群でも異常は認められなかった。著者らは、3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

異なるフッ化物濃度の飲料水を摂取する中国の二つの地域の 512 人の子ども(8~13 歳)を対象に二重盲検法で IQ(知能指数)テストが行われた。高濃度地域(Wamiao)の飲料水のフッ化物平均濃度は 2.47±0.79(範囲 0.57~4.50 mg/mL)で、低濃度地域(Xinhuai)の飲料水のフッ化物平均濃度は 0.36±0.15(範囲 0.18~0.76 mg/mL)であった。テスト対象は石炭の煙気、工業汚染、だん茶の摂取など他の有意なフッ化物源に曝露されておらず、飲料水が唯一のフッ化物曝露源であった。Wamiao 地域の子どもの尿中フッ化物濃度は 3.47±1.95(範囲 0.90~12.50)mg/mL で、Xinhuai 地域では 1.11±0.39(範囲 0.47~2.50)mg/mL であった。IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。

歯のフッ素症(斑状歯)は、歯が石灰化する年齢(前歯は 8 歳ぐらいまで)にフッ化物に過剰に曝露されることで起こる。歯のフッ素症は、軽度の場合は歯の 50%が白濁し、重度の場合は歯が茶色~黒色に着色し穴が開く(US EPA 1985a)。外見を損なう歯のフッ素症(中等度から重度)が毒性又は有害影響であるかどうかについてはかなりの議論がある。EPA は、このような歯のフッ素症は毒性又は有害影響ではなく、美容上の影響であるとした(US EPA 1985a)。歯のフッ素症と飲料水のフッ化物濃度の関係についての疫学研究は米国で多く実施された(US EPA 1985a)。これらに基づくと、美容上問題となる歯のフッ素症の NOAEL は、飲料水中のフッ化物濃度として約 1.0 ppm である。子どもの体重を 20 kg、1 日の飲水量を 1.0 L とし、食物からのフッ化物の摂取量を 0.01 mg/kg 体重/日(US EPA1985a)とすると、飲料水中フッ化物 1 ppm の NOAEL は、0.06 mg/kg体重/日と一致する。データが高感受性集団(子ども)でのみ得られているため、不確実係数は 1 が適切である。骨フッ素症になるには、1 人当たり20 mg/日以上で 20 年間のフッ化物摂取、すなわち 0.28 mg/kg 体重/日が必要であるとされてきた(US EPA 1985b)。ヒトの骨フッ素症の NOELは未知であるが、フッ化物曝露の安全濃度の決定は可能である。米国では飲料水中のフッ化物濃度が 4 ppm(1 日 2 L 飲水)で骨フッ素症が起きたケースはない(US EPA 1985a)。体重 70 kg の大人が 0.01 mg/日のフッ化物を食物から摂取し、8 mg/日のフッ化物を飲料水から摂取(フッ化物濃度 4 ppm、1 日 2 L 飲水)するならば、全体で 0.12 mg/kg 体重/日の摂取量となる。したがって、フッ化物 0.12 mg/kg 体重/日の量は、厳しいエンドポイントにおける安全曝露濃度である。

厚生労働省(2003)我が国における水質基準の見直しの際の評価の概要は以下のとおりである。フッ素は、必須元素と考えられているが、必ずしも明確な根拠は示されていなく、最小栄養学的必須摂取量も設定されていない。経口摂取による急性毒性の発現には 1 mg/kg/ 日の摂取が必要であるとされている(Janssen et al. 1988)。数多くの疫学研究からは、飲料水濃度2 mg/L以上で虫歯の予防効果が特に子どもにおいて増強されることが報告されており、この作用は少なくとも約0.5 mg/L以上の濃度が必要であるとされている。しかし、0.9~1.2mg/Lの範囲の飲料水中のフッ素濃度は、軽度の斑状歯を12~46%のヒトに発生させることも報告されている。より高濃度の飲料水濃度では、骨へのフッ素沈着が認められ、骨の内部構造変化も引き起こすことが報告されている。最近のいくつかの研究からは1.4 mg/L以上で骨へのフッ素沈着の発生頻度や骨折リスクが増加するとされているが、診断基準の曖昧さや飲料水以外、主に食物からのフッ素の摂取量の扱い方などについて、不確実性が残っているとしている。総合的には14 mg/日以上の総フッ素摂取量では明らかな骨への有害影響があり、約6 mg/日以上の総フッ素摂取量では有害影響のリスクを増加させることを示唆する知見が認められると結論している(IPCS 2002)。


世界のフッ素入り歯磨き剤に関する情報

近年、ヨーロッパやアメリカなどの先進国でフッ素入り歯磨き粉の使用を避ける傾向が見られる理由は、フッ素の潜在的なリスクに対する懸念からです。

フッ素は虫歯を予防する効果が確認されている一方で、特に子供や妊婦に対しては注意が必要とされています。以下に主な要因とリスクをまとめました。

フッ素入り歯磨き粉の避ける理由:
知的発達への懸念: 最近の研究では、子供の過剰なフッ素摂取が知的発達に影響を与える可能性が指摘されています​ (Nordic Nature)​。

医学的敏感性: 個々の体質によっては、フッ素に対して過敏反応を示す人もおり、皮膚の問題や胃の不調などを引き起こすことがあります​ (Boka )​。

歯の変色(フッ素症): 子供が成長する過程で過剰にフッ素を摂取すると、歯のエナメル質が適切に形成されず、白い斑点や変色を引き起こすことがあります​ (Wayzata Dental)​​ (Boka )​。

フッ素のリスク:
過剰摂取による歯の変色や骨の問題
高濃度のフッ素が誤って摂取された場合、消化器系の障害を引き起こすことがある
非常に高い濃度での摂取は、腎臓や心臓に機能障害を引き起こすリスクがある​ (Nordic Nature)​
フッ素は水だけでなく空気中にも存在し、様々な経路で人体に暴露する

これらのリスクに対する懸念から、特に小さな子供や妊婦には、フッ素の摂取量に注意が必要とされています。フッ素を含む歯磨き粉の代わりにフッ素フリーの製品を選ぶ消費者が増えており、同時に歯科医院での歯科医師や歯科衛生士による歯牙へのフッ素の直接塗布による虫歯予防の徹底と無駄なフッ素の体内吸収を防ぐ動きが大きなものになっており、新しい時代のグリーンテクノロジーによる代替新製品はフッ素の潜在的なリスクを避けつつ、乳酸菌抗菌ペプチド製剤「ネオナイシン-e」等の虫歯予防を支援する成分を含んでいます。

ヨーロッパなどでは、フッ素の使用についてさまざまな意見がありますが、適切な使用と適量が推奨されています。個々のニーズに合わせた選択を行うことが重要です。フッ素のリスクと利点を理解し、個々の健康状態やニーズに基づいて適切な製品を選択することが勧められています。

フッ素の子供の知能指数(IQ)への影響に関する研究は、特に高フッ素地域に住む子供たちの認知発達に悪影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。主な研究結果によると、高フッ素曝露を受けた子供は、低フッ素地域に住む子供たちに比べてIQスコアが平均で約7ポイント低いとされています​ (Harvard School of Public Health)​​ (BioMed Central)​。

これらの研究は主に中国で行われ、中国のいくつかの地域では天然に高いフッ素濃度が存在するため、フッ素の影響を研究するのに適した環境があります。研究結果は一貫して、フッ素の高濃度曝露が子供たちのIQ低下と関連していることを示しており、フッ素曝露が脳の発達に及ぼす潜在的な毒性の証拠とされています​ (BioMed Central)​​ (Harvard DASH)​。

フッ素の潜在的なリスクを考慮して、多くの研究者や公衆衛生の専門家は、特に子供の脳の発達に重要な影響を与える可能性があるため、フッ素曝露の量を慎重に管理することを推奨しています。これはフッ素がその他の有害物質(例えば鉛や水銀)と同様に、脳の機能に悪影響を与える可能性があることから、特に子供に対してはフッ素の使用に注意を払うべきだとされています​ (Harvard School of Public Health)​。

これらの研究成果は、フッ素の使用についてより安全なガイドラインを設けることの重要性を浮き彫りにし、特に子供や妊婦に対するフッ素の曝露を制限することが推奨されています。フッ素曝露のリスクを避けるため、適切な予防策とともに、フッ素フリーまたは低フッ素の歯磨き粉の使用が検討されるべきでしょう。

海外のフッ素無配合の歯磨き製品を選ぶ消費者層とは

安全なオーラルケア製品を選ぶ人たちは以下の様な方々であり、世界で増え続けるフッ素無配合の新しい歯磨き製品またオーラルピースについては、新しい世代の人たちのための製品といえます。

健康への意識が高く勉強家である:
これらの親は子供の健康と安全を最優先に考え、化学物質の摂取に慎重です。フッ素の可能な副作用についての情報に敏感で、自然派やオーガニック製品を好む傾向があります。

情報に基づく選択をする:
現代の親はインターネットや社会的な議論を通じて多くの情報にアクセスできます。彼らはフッ素のリスクに関する最新の研究を調べ、その情報に基づいて意思決定を行います。

環境への配慮:
環境に配慮する親は、子供の健康だけでなく、製品が環境に及ぼす影響も重視します。フッ素が自然界に与える影響についても懸念し、環境負荷の低い製品を選びます。

イノヴェーター層のフッ素無配合製品およびオーラルピースの購買重視点

安全性の確保:
フッ素無配合であることを重視する親は、その製品が子供の口腔内で使用しても安全であると感じるため、安心して使用できます。

健康的な成分:
自然由来の成分を使用している場合、化学物質に敏感な子供やアレルギー体質の子供にも適していると考えられます。

教育的価値:
子供に安全で健康的なライフスタイルを教える一環として、体や環境に優しい製品を選ぶことが、親にとって重要な教育ツールとなり得ます。

これらの特性から、オーラルピースは、子供の健康を第一に考え、自然派製品を好む世界中の先進的な親に喜ばれています。

私たちオーラルピースプロジェクトの関係者親たちは、子供達を新生児から10歳児になるまで、フッ素塗布やフッ素配合の歯磨き粉を使用せず育児をおこなってきましたが、どの子供達も虫歯になったことはありません。またプロジェクトメンバーの大人等も虫歯になった人はいません。別にフッ素無しでも虫歯になりません。

子供が虫歯になる方は、磨き方、仕上げ磨き、歯磨き習慣、食生活、衛生管理等がフッ素や歯磨剤以上に大きな影響を持ちますので、正しい歯磨き習慣を徹底していただくことをお勧めいたします。

また、「虫歯予防にフッ素」に強い信念と利益相反のある方は、歯牙へのフッ素の塗布は歯科医院で歯科医師と歯科衛生士による丁寧で有効な塗布措置を、日々の歯磨きではどの程度歯牙に塗布されるか、どの程度飲み込むかが分からない高濃度フッ素入りの製品ではなく、体に優しい成分の歯磨き剤を選び、
歯牙への塗布による虫歯予防と毎日のフッ素の無駄な誤飲摂取を分けて、フッ素を虫歯予防に賢く利用することが家族の健康を自ら守ることとして大切といえます。

以上のことから、フッ素の摂取に関する嗜好や利益的立場は世界中でそれぞれ、空気中や飲料、歯磨剤からの一日のフッ素摂取量や体質、知能指数も世界人口のケース分であり、世界中の人々がそれぞれ持つ宗教観や価値観、知能指数や個性、嗜好やダイバーシティと同じ様に多様であって良いと考えられます。海外においては、肉もビーガン食も同じスーパーで、フッ素入りや無配合を謳う製品が同じ売り場に存在し、それぞれを好む消費者がそれぞれが好きな製品を購入し使用しています。

宗教観や多民族、所得や価値観の異なる人々がエリア別に暮らす、また日本以上に学歴社会である米国の歯磨剤市場におけるトレンド趨勢は、我が子のIQに興味のある富裕層や知識層、教育熱心な消費者、評価の高い学区エリアでの消費行動は、フッ素入りの水道水は飲用せずミネラルウォーターを購入して飲用、フッ素を配合していない比較的高額なナチュラル歯磨き製品を家族や子供への使用に選択する傾向です。

一方それ以外の高齢層や低所得者層の多くは家計の節約を優先し、フッ素配合の水道水の飲用と、虫歯予防での医療費削減のため低価格帯のフッ素化物配合ケミカル歯磨き製品を選択する傾向にあります。ナチュラルやオーガニック製品を選ぶ消費者層の住むエリアにはWhole Foods Market等の高級自然スーパーがあり、低価格訴求店舗の歯磨き製品の品揃えとも大きな違いがあります。(DTC 2024 RD)

平等主義で単一民族国家の日本では分かりにくいことですが、日本以上の学歴社会で、アメリカなど様々な人種・民族・宗教・価値観・知能レベル・所得・社会的地位・家族構成の異なる人々が多様性を持って、犯罪率や学力別学校区の違いよって住宅価格や税金などの生活コストが正比例し、それぞれ同じ様な価値観や所得、知的レベルの人々がエリア別に暮らす社会では、それぞれの価値観や所得レベル、嗜好や判断を他の人にも押し付ける、自分の意見が正論だと主張し他の意見を排除するという様な価値観の押し付けはナンセンスといえます。各個人がそれぞれが自身の正しい知識と価値観を持ち、自立して様々な意見にある背景や動機を理解し、他人や噂はともかく自己責任で判断するのがスマートといえます。

オーラルピースピースプロジェクトにおいては、フッ素の良い点や課題を正しく消費者個人個人が、ネット上に溢れる利害関係者の主張や、一方的な価値観による他者の評価、不確かな情報を鵜呑みにせず、AIなどを用いて世界の研究機関等の情報ソースを直接知り、それぞれ個人の価値観で大切な家族や子供の将来ための製品や生き方を、真剣に選択することが大切と考えています。

愛する人にはオーラルピース

ChatGPTex

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【最新海外保健情報】2024年9月24日米国での判決結果について

 

CNN News
Fluoride in drinking water poses enough risk to merit new EPA action, judge says
https://www.cnn.com/2024/09/25/health/epa-fluoride-drinking-water/index.html
By Associated Press Published 3:38 PM EDT, Wed September 25, 2024
NEW YORK (AP) USA
https://apnews.com/article/fluoride-ruling-drinking-water-ccdfa11138600ab0838ebf979cbaead2
BY MIKE STOBBE Updated 2:07 PM GMT-7, September 25, 2024


和訳
米国CNNニュース
米国ニューヨークAP通信
2024年9月25日
飲料水中のフッ素はリスクが十分にあるため、米国環境保護庁は新たな行動を取る必要があると判決

連邦判事は、飲料水中のフッ化物濃度が高いと子供の知的発達に危険を及ぼす可能性があるため、米国環境保護庁に対し、飲料水中のフッ化物をさらに規制するよう命じた。

米国地方判事のエドワード・チェン氏は、水に通常添加されるフッ化物の量が子供のIQを低下させるかどうかは確かではないと警告したが、研究が進むにつれて、そのIQ低下リスクの可能性があると結論付けた。

チェン氏は米国環境保護庁に対し、そのリスクを軽減する措置を講じるよう命じたが、どのような措置を講じるべきかについては言及しなかった。

この判事の判決は、前世紀の公衆衛生上の最大の成果の1つとして称賛されてきた慣行に対するもう一つの印象的な異議である。米国疾病予防管理センターによると、フッ化物は、通常の摩耗で失われたミネラルを補充することで歯を強化し、虫歯を減らす。

先月、連邦機関は「中程度の確信を持って」、子供のフッ化物への曝露レベルが高いこととIQが低いことの間には関連があると判断した。米国国立毒性学プログラムは、飲料水の推奨限度の約2倍のフッ化物レベルに関する研究に基づいて結論を下した。

訴訟の被告である米国環境保護庁は、より低いレベルのフッ化物への曝露がどのような影響を与えるかは明らかではないと主張した。しかし、「環境保護庁は危険レベルと曝露レベルの間に余裕があることを確認する必要がある。そして十分なマージンがなければ、その化学物質はリスクをもたらす」とチェン氏は火曜日に下した80ページの判決文で述べた。

「簡単に言えば、米国の飲料水への曝露レベルでの健康リスクは、連邦法の下で米国環境保護庁による規制対応を引き起こすのに十分高い」と彼は書いた。

米国環境保護庁の広報担当者ジェフ・ランディス氏は、米国環境保護庁は決定を検討中だがそれ以上のコメントはしないと述べた。

1950年に虫歯予防のために水道水のフッ素化を承認し、数年後にフッ素入り歯磨き粉ブランドが市場に登場した後もそれを推進した。

研究者によると、フッ素はさまざまな供給源から摂取できるが、米国人にとっては飲料水が主な供給源である。疾病予防管理センターは、公のデータによると、現在、米国人口のほぼ3分の2がフッ素添加飲料水を飲んでいる。

2015年以来、連邦保健当局は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)のフッ素化レベルを推奨している。それ以前の 50 年間、推奨される上限は1.2(1.2PPM、0.00012%) だった。世界保健機関は、飲料水中のフッ化物の安全限度を 1.5 (1.5PPM、0.00015%)に設定している。

これとは別に、米国環境保護庁は長年にわたり、水道システムには水1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)を超えるフッ化物が含まれていてはならないという要件を設けている。この基準は、骨のフッ素症 (骨が弱くなり、硬直し、痛みを引き起こす可能性のある障害) を防ぐことを目的としている。

しかし、過去 20 年間の研究で、フッ化物と脳の発達との関連という別の問題が示唆されている。研究者は、発育中の胎児や、粉ミルク入りの水を摂取する可能性のある幼児への影響について疑問を抱いていた。動物実験では、フッ化物が学習、記憶、実行機能、行動を司る脳領域の神経化学細胞機能に影響を与える可能性があることが示された。

サンフランシスコの米国地方裁判所で審理されたこの訴訟は、2017年に始まった。原告団の筆頭は、非営利の環境保護団体「フード&ウォーター・ウォッチ」だった。エドワード・チェン地方裁判所判事は2020年に国家毒性プログラムの報告書の結果を待つため訴訟を一時停止したが、2024年初めにこの訴訟に関する弁護士の弁論を聞いた。

「私たちの見解では、水にフッ化物化学物質を添加することによるリスクを排除する唯一の効果的な方法は、添加をやめることです」と、原告側の主導弁護士であるマイケル・コネット氏は水曜日の電子メールで述べた。

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REUTERS
EPA must address fluoridated water’s risk to children’s IQs, US judge rules
https://www.reuters.com/world/us/epa-must-address-fluoridated-waters-risk-childrens-iqs-us-judge-rules-2024-09-25/
By Nate Raymond
September 25, 20249:37 AM PDT USA

和訳
米国ロイター通信
2024年9月25日

米国環境保護庁はフッ化物添加水が子供のIQに及ぼすリスクに対処しなければならないと判決
ネイト・レイモンド 2024年9月25日午前9時37分

2024年9月25日(ロイター) – カリフォルニア州の連邦判事は、飲料水中のフッ化物に関する規制を強化するよう米国環境保護庁に命じた。フッ素化物は、現在全国的に一般的なレベルでは、子供に不当な潜在的リスクをもたらすとしている。

サンフランシスコの米国地方裁判所判事エドワード・チェン氏は火曜日、虫歯予防のために飲料水にフッ化物を添加する現在の慣行は、子供の脳の発達に不当なリスクをもたらすという判決を下し、複数の市民団体の側に立って新たな見解を示した。

エドワード・チェン判事は、擁護団体が陪審員なしの裁判で、フッ化物が有害物質規制法に基づく環境保護庁の規制対応を必要とするほどの不当な危害リスクをもたらすことを証明したと述べた。

「記録にある科学文献は、危険が存在することを高いレベルで確実に示している。フッ化物はIQの低下と関連している」と書いている。

しかし判事は、フッ化物添加水が公衆衛生を危険にさらすと確信を持って結論付けているわけではないと強調した。

この判決は、2017年に米国環境保護庁を訴えた団体連合を率いた環境保護団体「フード&ウォーター・ウォッチ」から歓迎された。米国環境保護庁は、公共飲料水からフッ化物添加化学物質を禁止することを検討するよう求める、いわゆる国民の請願を却下していた。

「裁判所の歴史的な判決は、すべての人にとってより良く、より安全なフッ化物基準への道を開くのに役立つはずだ」と、擁護団体の弁護士マイケル・コネット氏は水曜日の声明で述べた。環境保護庁は、この判決を再検討中であると述べた。

米国の水は1945年以来フッ化物添加されているが、歯の損傷やその他のリスクの可能性に対処するため、推奨レベルはその後引き下げられている。

現在、2億人以上のアメリカ人、つまり人口の約75%が、飲料水にフッ化物を添加している。推奨濃度は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)である。

アメリカの地方自治体は自主的にフッ化物を水に添加している。歯茎から生えていない子供の歯を保護する事にもフッ素化物配合の歯磨き粉を推奨している。米国のこの現状は、フッ化物添加飲料水が殆どないヨーロッパの国々とは異なる。

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Food & Water Watch
Court Requires EPA to Strengthen Regulations on Fluoride in Drinking Water
https://www.foodandwaterwatch.org/2024/09/26/fluoride-drinking-water-lawsuit-victory/
Research shows that adding fluoride to drinking water may pose an unreasonable risk to public health. Our lawsuit now compels the EPA to address this threat.
By Mitch Jones Published Sep 26, 2024

和訳
連邦裁判所は米国環境保護庁に水道水中のフッ素に規制強化を求める判決

研究により、飲料水にフッ化物を添加すると、公衆衛生に不当なリスクをもたらす可能性があります。米国環境保護庁はこの脅威に対処するよう求められました。

何十年もの間、地方自治体は飲料水にフッ化物を添加するという連邦政府の勧告に従ってきました。公共水道システムは、歯の健康を促進する目的で、米国の 2 億 700 万人以上の人々にフッ化物添加飲料水を提供しています。しかし、高濃度のフッ化物は子供に有害な神経毒性効果をもたらすという科学的証拠が積み重なっています。そして今、米国環境保護庁 (EPA) はこれらのリスクを考慮し、飲料水のフッ化物に関する規制を改訂しなければなりません。

Food & Water Watch がこれらのリスクを知り始めたとき、私たちは行動を起こさなければならないと分かりました。そこで私たちは2016年に、同盟市民団体とともに米国環境保護庁にフッ化物添加を制限または禁止するよう求める請願書を提出し、その後米国環境保護庁が私たちの請願を却下したため訴訟を起こしました。今年9月、連邦裁判所は広範な科学的証拠を検討した後、私たちに有利な判決を下しました。

裁判所が記したように、私たちは「米国で規定されているフッ化物添加の最適レベルである0.7 mg/Lのレベルでの水道水フッ化物は、『コストやその他の非リスク要因を考慮せずに、健康や環境に不当な危害を与えるリスク』がある」ことを証明しました。その結果、もはやそのリスクを無視できず、規制を強化しなければなりません。

フッ化物は子供に神経毒性のリスクをもたらす
飲料水へのフッ化物添加(フッ化物の添加)は、ADHD、子供の平均IQの低下、高齢者の認知障害と関連しています。神経毒性の影響は、特に粉ミルクで育てられた乳児、アフリカ系アメリカ人、栄養不良の人々によく見られます。

これらのリスクは、世界中の信頼できる研究の圧倒的多数で発見されています。たとえば、カナダとメキシコでの最近の研究では、妊婦のフッ化物濃度と子供の健康問題との関連が見つかりました。これらの問題には、IQの低下、ADHDや不注意のリスクの増加が含まれます。

別のカナダの研究では、飲料水にフッ化物を添加した地​​域で粉ミルクで育った乳児は、フッ化物を添加していない地域に住む乳児と比較して、非言語的知能スコアが低いことがわかりました。粉ミルクで育った乳児は母乳で育った乳児よりも多くの水を消費し、したがってフッ化物を添加した地​​域に住んでいる場合はより多くのフッ化物を摂取するため、より高いフッ化物曝露のリスクにさらされる傾向があります。

これは正義にかかわる問題で、低所得の家族や有色人種の家族は粉ミルクを使用する可能性が高いことが多いです。たとえば、ある研究では、低所得のヒスパニック系移民女性は早期に粉ミルクを使用する可能性がかなり高いことがわかりました。

米国では現在、フッ化物を1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)に制限していますが、科学者はその制限を下回るレベルで平均IQの低下を観察しています。公衆衛生局が推奨する「最適」濃度である 0.7 mg/L (0.7PPM、0.00007%)でも、粉ミルクで育った乳児の IQ に悪影響が出る可能性があります。

飲料水中のフッ化物には予防的アプローチが必要
米国以外では、フッ化物添加はそれほど一般的ではありません。西ヨーロッパでは、人口の 97% がフッ化物を添加していない水を飲んでいます。フッ化物を添加していない西側諸国では、米国と同様に虫歯が減少しています。

水道水へのフッ化物添加が一般的になったのは数十年前で、当時科学者は反対のことが真実であると信じていました。しかし、それ以来、科学は大きく進歩しました。今では、フッ化物を飲むことは、健康に大きなリスクをもたらすことがわかっています。

有害物質規制法(米国で有害物質を規制する基本法)に基づき、米国環境保護庁は、化学物質が一般大衆または「影響を受けやすい集団」に「不当なリスク」をもたらす場合、特定の化学物質の使用を規制する権限を持っています。これは、高齢者、妊婦、乳児など、危険な化学物質にさらされることによる健康への悪影響に対してより脆弱である可能性のある人々のグループを指します。裁判所自身が指摘したように、200 万人以上の女性と乳児がフッ化物添加の影響を受けています。

裁判所は、フッ素添加のリスクは不合理であり、これらの規制を強化するために行動しなければならないと判決を下しました。この判決は、フッ素添加飲料水に関連する深刻な人体健康リスクを示す大規模で増え続ける科学の重要な認識を表しています。この裁判所は科学を検討し、それに応じて行動しました。今、米国のすべての人、特に最も脆弱な乳幼児をこの既知の健康上の脅威から保護する新しい規制を実施することで対応する必要があります。

フード&ウォーターウォッチ
ミッチ・ジョーンズ 2024年9月26日

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The Fluoride Action Network
Federal Court Rules That Water Fluoridation Poses an “Unreasonable Risk” to Children
https://fluoridealert.org/content/federal-court-rules-that-water-fluoridation-poses-an-unreasonable-risk-to-children/
The ruling requires the EPA to take regulatory action to eliminate the risk, in a decision that could end the use of water fluoridation chemicals throughout the U.S.
September 26, 2024 | Stuart Cooper

和訳
連邦裁判所、水道水フッ化物は子供に「不当なリスク」をもたらすと判決

この判決は、米国環境保護庁(EPA)にリスクを排除するための規制措置を講じるよう求めており、この決定により、米国全土で水道水フッ化物の使用が終結する可能性があります。

連邦裁判所での先例となる7年間の法廷闘争の後、北カリフォルニア地区連邦地方裁判所は歴史的な判決を下し、米国環境保護庁(EPA)に水道水フッ化物の実施によって子供の健康にもたらされる「不当なリスク」を排除するための規制措置を講じるよう命じました。

この判決は、EPAと、米国歯科医師会や米国疾病予防管理センターなどのフッ化物添加推進者にとって大きな損失です。裁判所は、75年以上にわたって主張されてきた安全性の主張が実際には証拠に裏付けられていないと判断したからです。

上級裁判官のエドワード・チェン氏は次のように書いています。

「裁判所は、1リットルあたり0.7ミリグラム(「mg/L」・0.7PPM・0.00007%)の水のフッ素化(米国で現在「最適」とみなされているレベル)は、子供のIQを低下させる不当なリスクをもたらすと判断しました。裁判所は、そのような傷害の不当なリスクがあり、EPAに規制対応を要求できるほどのリスクがあると判断します。」

「全体として、フッ化物が人間の健康にリスクをもたらすことを立証する実質的で科学的に信頼できる証拠がああります。フッ化物は子供のIQの低下と関連しており、米国の飲料水のフッ化物レベルに非常に近い投与量では危険です。IQの低下は深刻な被害をもたらします。研究では、IQが1~2ポイント低下するだけで、例えば教育達成度、雇用状況、生産性、賃金の低下につながることがわかっています。」

判決では、EPA がどのような対策を講じなければならないかは具体的には示されていないが、毒性物質規制法 (TSCA) では、裁判所が化学物質が不当なリスクをもたらすと判決した場合、EPA は法律によりそのリスクを制限または排除する義務があります。

チェン判事は、フッ化物添加を禁止することを含め、フッ化物添加を規制するためのさまざまな選択肢について説明したが、次のように話しました。

「この裁判所の判決に直面して EPA ができないことが 1 つあります。それは、そのリスクを無視することです。」

判決全文(英文)
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf

判決から注目すべき抜粋をいくつか紹介します。

3 ページ: この訴訟では、フッ化物が人間の健康に危険をもたらすかどうかについてほとんど争いがありません。実際、EPA の専門家も、ある程度の量のフッ化物への曝露は危険であることに同意しています。また、妊娠中の母親のフッ化物への曝露が、その子孫の IQ 低下と関連していることを証明する十分な証拠があります。

5 ページ: プールされたベンチマーク用量分析では、妊娠中の母親の尿に含まれるフッ化物 0.28 mg/L (0.28PPM)ごとに、子供の IQ が 1 ポイント低下することが予測されると結論付けられました。これは非常に懸念される問題です。なぜなら、米国の妊娠中の母親の尿中のフッ化物濃度は、中央値で 0.8 mg/L (0.8PPM)から、曝露の程度に応じて 1.89 mg/L (1.89PPM)の範囲にあるからです。危険レベルとこれらの曝露レベルの間に十分な余裕がないだけでなく、多くの場合、曝露レベルは危険レベルの 0.28 mg/L(0.28PPM) を超えています。

5 ページ: 毒物学的に決定された危険レベル 0.28 mg/L (0.28PPM)が十分に実証されていないと判断されたとしても、記録にある証拠は、フッ化物添加飲料水が健康被害のリスクをもたらすことをほぼ疑いなく証明しています。

6 ページ: EPA のデフォルトの誤差範囲では、人間の感受性のばらつきのため、危険レベルと曝露レベルの間に 10 倍の係数が必要です。ここでは、さらに大きな誤差 (100 倍) が必要です。これは、方法論 (4 mg/L ・4PPM)の危険レベルを導き出す) が、観察された最も低い有害影響レベル (「LOAEL」) を使用しているためです。この方法論では、不確実性のレベルがさらに高まります (したがって、10 倍ではなく 100 倍の誤差が適用されます)。ただし、デフォルトの 10 倍の誤差のみが必要な場合でも、フッ化物曝露の安全レベルは 0.4 mg/L (4 mg/L (危険レベル) を 10 で割った値) になります。米国の「最適な」水道水フッ化物添加レベル 0.7 mg/L(0.7PPM) は、妊婦とその子孫にとっての安全レベル 0.4 mg/L (0.4PPM)のほぼ 2 倍です。

77 ページ: 記録にある科学文献は、危険が存在するという高いレベルの確実性を示しています。フッ化物は IQ の低下と関連しています。このリスク評価で使用する適切な出発点と曝露レベルに関して、基礎データから不確実性が示されています。しかし、それらの不確実性は、不合理なリスクの発見を弱めるものではありません。さまざまな出発点、曝露レベル、および測定基準のいずれかを使用するすべてのシナリオにおいて、適用される不確実性要因を考慮すると、リスクが存在します。

78 ページ: フッ化物と IQ の低下との関連に関するデータセットには、かなりの確実性があります。つまり、フッ化物と IQ の間に統計的に有意な悪影響があることを示す強力な証拠があります。

76 ページ: 約 200 万人の妊婦と、粉ミルクのみで育てられた 30 万人以上の乳児がフッ化物添加水にさらされています。毎年、水のフッ化物添加にさらされる妊婦と粉ミルクのみで育てられた乳児の数は、EPA が不当なリスクがあると判断する使用条件にさらされる全人口を上回っています。EPA は、影響を受ける人口が 500 人未満の場合にリスクを不当と判断するに至っています。

フッ化物アクション ネットワークの弁護士、マイケル コネット氏は、「裁判所は、EPA が長い間拒否してきたことを行いました。つまり、EPA のリスク評価フレームワークをフッ化物に適用したのです。これは歴史的な決定です。」と述べています。そして、EPA の規制手続きを待つ間、今後も「本当に神経毒を飲料水に加えるべきなのか」自ら考えるでしょう。

背景
この訴訟は、1976 年の毒性物質規制法 (TSCA) に基づいて提起された。この法律は、化学物質が公衆衛生に不当なリスクをもたらし、規制されるべきかどうかを EPA が評価するよう市民が請願することを許可している。また、請願が却下された後、市民団体が法廷で EPA に異議を申し立てる権限も与えている。TSCA は、化学物質が一般市民または影響を受けやすい集団に不当なリスクをもたらすことが判明した場合、化学物質の「特定の使用」を禁止する権限を EPA に与えています。

FAN は 2016 年 11 月に TSCA の第 21 条に基づく市民請願書を EPA に提出し、水へのフッ化物添加化学物質の添加禁止を求めた。 EPAが私たちの請願を却下したとき、FANは2017年に連邦裁判所に訴訟を起こし、消費者擁護団体、食品と水の監視団体、フッ素化に反対するママたち、公衆衛生協会、米国環境医学アカデミー、国際口腔医学・毒性学アカデミーなど、自分自身や子供たちを代表する数人の個人が加わりました。

2020年6月にZoomで2週間の審理が行われた後、裁判所が米国国立毒性プログラム(NTP)によるフッ素の神経毒性に関する体系的レビュー(https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08)の最終決定を待っていたため、審理は一時停止されました。

しかし2022年に、フッ素化推進派の利益団体からの圧力により、NTPの報告書は米国保健福祉省の高官によって公表を阻止されました。
原告は、情報公開法を通じて入手した、この介入を暴露する文書を裁判所に提出しました。

この発見により、報告書を公開することを義務付ける法的合意が成立し、チェン氏は NTP の報告書草案を使用して裁判を進めるべきだと裁定しました。

2 回目で最終段階の審理裁判は、2024 年の冬に数週間にわたって行われた。そして先月、NTP はようやく報告書の最初の部分を発表し、フッ化物への曝露が「子供の IQ の低下と一貫して関連している」という「大量の」証拠を発見しました。付随する NTP のメタ分析は、査読付きジャーナルに近々掲載される予定です。

米国で市民の請願が裁判にかけられたのは今回が初めてであり、市民グループが TSCA 第 21 条に基づいて裁判に勝ったのも今回が初めてです。この裁判は、市民グループが、公平な競争の場を設ける TSCA の規定に基づき、法廷で専門家が宣誓して、フッ素化に関する科学の完全な客観的な審査を成功裏に獲得した初めての裁判でもありました。

初期のメディア報道
大手メディアはこのニュースを急速に取り上げており、これまでに以下の主要メディアが報道しています:

-CBS ニュース: 連邦裁判所、水道水中のフッ化物に関する訴訟で EPA に不利な判決
https://www.cbsnews.com/news/epa-fluoride-drinking-water-federal-court-ruling/

-ブルームバーグ法律事務所: EPA はフッ化物の子供への IA リスクを軽減する必要があると裁判所が判断
https://news.bloomberglaw.com/environment-and-energy/epa-must-reduce-fluorides-risks-to-childrens-iq-court-says

-The Defender: 水道水中のフッ化物は子供に「不当なリスク」をもたらすと連邦裁判所が判決
https://childrenshealthdefense.org/defender/fluoridation-risk-kids-landmark-decision/

-Dr. Bicuspid:米国裁判所 – 水中のフッ化物は危険、対処が必要
https://www.drbicuspid.com/dental-practice/legal-issues/article/15684672/us-court-fluoride-in-water-risky-must-be-addressed?braze_int_id=641337d8bdb39f0001014e9c&braze_ext_id=63d7f14619ef38833c515db7

–CNN:水中のフッ化物はEPAの新たな措置に値するほどの危険があると判事が判断
https://www.cnn.com/2024/09/25/health/epa-fluoride-drinking-water/index.html#

-ロイター:EPAはフッ化物添加水が子供の知能指数に及ぼす危険に対処する必要がある、と米国裁判所が判断
https://www.reuters.com/world/us/epa-must-address-fluoridated-waters-risk-childrens-iqs-us-judge-rules-2024-09-25/

-ザ・ヒル:判事がEPAに飲料水中のフッ化物の知能指数への潜在的な影響に対処するよう命じる
https://thehill.com/policy/healthcare/4898893-epa-ordered-address-fluoride-drinking-water-iq/

–ポリティコ:フッ化物に関する判決でEPAは規制措置を迫られる
https://www.eenews.net/articles/fluoride-ruling-pushes-epa-for-regulatory-action/

・・・

次のステップ

裁判所は規則制定手続きを開始し、フッ化物添加化学物質が発達中の脳に及ぼす危険を制限または排除する新しい規制を策定するよう命じました。

虫歯は埋めることができますが、子供の脳へのダメージは永久的で、その影響は一生続きます。脳の発達障害に関しては、やり直しのチャンスはありません。

2024年9月26日 | スチュアート・クーパー

ChatGPTX

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CBS News HEALTHWATCH
Federal court rules against EPA in lawsuit over fluoride in water
https://www.cbsnews.com/news/EPA-fluoride-drinking-water-federal-court-ruling/
By Alexander Tin Edited By Allison Elyse Gualtieri
September 25, 2024 / 11:46 AM EDT / CBS News USA

和訳
米国CBSニュース
2024年9月25日
連邦裁判所、水道水フッ化物訴訟で米国環境保護庁に不利な判決
アレクサンダー・ティン アリソン・エリス・グアルティエリ編集
2024年9月25日 / 午前11時46分(東部夏時間)/ CBSニュース アメリカ

カリフォルニア州の連邦裁判所は火曜日遅く、環境保護庁に不利な判決を下し、米国の飲料水供給における現在推奨されているフッ化物レベルによる潜在的な健康リスクの懸念について当局に行動を起こすよう命じた。

エドワード・チェン地方裁判所判事による判決は、水道水へのフッ化物添加を継続することの利点がリスクを上回るかどうかという議論が高まる中、フッ化物を虫歯予防に推奨してきた公衆衛生団体と支援する企業に打撃を与える。

環境非営利団体のフード&ウォーター・ウォッチとフッ化物アクション・ネットワークなどの市民団体は米国環境保護庁に、地域の水道会社によるフッ素添加に反対する請願を却下された後、ほぼ10年間法廷で争ってきた。

エドワード・チェン判事は、判決は「フッ化物添加水が公衆衛生に有害であると確実に結論付けるものではない」と慎重に述べたが、その潜在的なリスクの証拠は、環境保護庁に行動を取らせるのに十分であると述べた。

「全体として、フッ化物が人間の健康にリスクをもたらすことを立証する、科学的に信頼できる証拠がある。フッ化物は子供のIQの低下と関連しており、米国の飲料水のフッ化物濃度に非常に近い投与量では危険である」とエドワード・チェン判事は判決文に記した。

判事の判決は、先月終了した国立衛生研究所の毒物学プログラムによる調査を引用しており、この調査では「高濃度」のフッ化物が子供の知能指数の低下と関連していると結論づけられている。

米国小児科学会は、他の調査ではフッ化物のリスクと利点について異なる結論が出ていると述べ、国立衛生研究所の報告書の妥当性に疑問を呈している。米国小児科学会は、歯を虫歯から守るためにフッ化物入りの歯磨き粉をフッ化物入りの水と組み合わせて使用することを引き続き推奨しているフッ素推進グループの一つである。

米国疾病管理予防センターは、飲料水へのフッ化物の添加を20世紀の最大の公衆衛生上の成果の1つとして長い間称賛しており、フッ化物を使用して虫歯率を減らす現代の歯磨き粉やその他の歯科製品の使用への道を開いた。

報告書では、米国の飲料水に通常含まれるフッ化物曝露の低レベルについてさらに調査する必要があるとしているが、エドワード・チェン判事は、そのレベルでは「安全性が十分といえない」と裁定した。

エドワード・チェン判事は、妊娠中の母親のフッ化物曝露がより高い可能性があるとする、以前に発表された研究を指摘した。環境保護庁の専門家は、それらの高いフッ素レベルは、人々が現在、食品や歯磨き粉、その他の歯科製品を通じて化学物質に曝露している他の方法による部分もある可能性があると裁判所に伝えていた。

判事は、「危険レベルとこれらの曝露レベルの間に十分な安全性の余裕がないだけでなく、実際に多くの人にとっては曝露レベルが危険レベルを超えている」と記した。

専門家は、フッ化物入り歯磨き粉やその他の歯科製品がほぼ普遍的に採用されていることを、飲料水に化学物質を添加する必要がなくなった証拠として挙げている。海外の他の国々は、水道水にフッ化物を添加しなくても虫歯率を削減したと主張している。

米国疾病管理予防センターは、水道水へのフッ素添加を継続することが、依然として「年齢、学歴、所得水準にかかわらず、コミュニティーの全員にフッ素を届ける最も費用対効果の高い方法」であると主張している。

エドワード・チェン判事は、判決を受けて環境保護庁が取ることのできる選択肢は数多くあるが、その選択肢は、現在の濃度でのフッ素のリスクに関する警告ラベルの貼付から、飲料水へのフッ素添加の規制強化に向けた措置まで多岐にわたる。

「しかし、この裁判所の判決を前に米国環境保護庁ができないことが1つある。それは、そのリスクを無視することだ」と同氏は書いている。

シリ&グリムスタッド法律事務所のパートナーで、訴訟を起こした団体の主任弁護士であるマイケル・コネット氏は、法律により米国環境保護庁はフッ素のリスクを取り除く措置を取ることが義務付けられていると述べた。

「我々の立場からすると、飲料水へのフッ素化学物質の添加によるリスクを取り除く明白な方法は、添加をやめることだ」と同氏はCBSニュースに語った。

判事の判決は、2016年に議会で可決された化学物質安全法に基づいてこれらの団体が起こした訴訟に端を発している。この法律により、環境保護庁が彼らの請願を却下した後、彼らは法廷で環境保護庁に異議を申し立てる権限が与えられた。

最高裁が今年初めに覆した最近のいわゆる「シェブロン原則」とは異なり、2016年の法律では、請願者が環境保護庁の却下に異議を申し立てる場合、裁判官は環境保護庁の専門知識に従う必要はないとされていた。

代わりに、この法律は、証拠の優勢性(可能性が高い場合)がフッ化物による「不当なリスク」をもたらす可能性があることを示しているかどうかを判断するのはエドワード・チェン判事に委ねていた。

コネット氏は、この判決は、団体が法律を利用して一般市民の国、政府への請願を裁判に持ち込むことができた初めてのケースだと述べた。

「裁判官がこの事件の判決を下すのに要した時間の長さは、裁判所がこの判決を急いで下したわけではないことを示している。裁判所は時間をかけて、広範囲にわたる証言と証拠を検討した。したがって、これは決して急いで下したものではなく、むしろその逆だった」と彼は述べた。

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Fox News USA
Federal judge orders EPA further regulate fluoride in drinking water due to concerns over lowered IQ in kids
https://www.foxnews.com/health/federal-judge-orders-epa-further-regulate-fluoride-drinking-water-due-concerns-over-lowered-iq-kid
Municipalities have been adding fluoride to water supplies for decades to prevent tooth decay but critics have long questioned its potential side effects
By Michael Dorgan  Published September 26, 2024 8:40am EDT

和訳
米国フォックスニュース
2024年9月26日
連邦判事が米国環境保護庁に対し、子どものIQ低下に関する懸念から、水道水中のフッ素添加の規制命令
アメリカの地方自治体は、虫歯予防のため何十年も水道水にフッ素を添加してきたが、専門家たちはその潜在的な副作用について長い間疑問を呈していた

アメリカではフッ化物は数十年にわたって水道水に添加されてきたが、カリフォルニア州の連邦判事は、高濃度のフッ化物は子供の知的発達に「不当なリスク」をもたらす可能性があるとして、米国環境保護庁(EPA)にフッ化物の規制強化を命じた。

米国連邦地方裁判所のエドワード・チェン判事は火曜日、現行の規定レベルで摂取した場合のフッ化物の健康リスクに関する科学的証拠は、2016年毒性物質規制法(TSCA)に基づくより厳格な規制を必要とするとの判決を下した。同法は、工業用化学物質が健康リスクをもたらすかどうかを検討するよう市民が環境保護庁に請願する法的手段を提供している。

エドワード・チェン判事は80ページに及ぶ判決文で、フッ化物が有害かどうかについては「議論の余地なく有害」と述べ、環境保護庁にそのリスクを下げる措置を講じるよう命じたが、どのような措置を講じるべきかについては言及しなかった。

「実際、環境保護庁の専門家も、ある程度の暴露ではフッ化物が有害であることに同意している」と判事は述べた。 「そして、妊娠中の母親のフッ化物への曝露が、その子の IQ 低下と関連していることは、十分な証拠によって立証されている。」

水中のフッ化物は知能低下と関連している
「1981 年から 1984 年にかけて、フッ化物が骨硬化症、エナメル質フッ素症、心理的および行動的問題などの悪影響と関連していることは争われた」とチェン氏は述べた。

同時に、同氏は裁判所の判決が「フッ化物添加水が公衆衛生に有害であると確実に結論付けるものではない」と書いている。「むしろ、改正毒性物質規制法で要求されているように、裁判所はそのような被害の不当なリスクがあると判断しており、そのリスクは環境保護庁に規制対応を義務付けるに十分なものである。

「この命令は、その対応がどのようなものでなければならないかを正確に指示するものではない。改正毒性物質規制法は、第一審の決定を環境保護庁に委ねている。しかし、この裁判所の判決を前に環境保護庁ができないことが1つある。それは、そのリスクを無視することだ」とエドワード・チェン判事は付け加えた。

「裁判所が問題の化学物質が不当なリスクをもたらすと改めて判断した場合、環境保護庁にその化学物質に関する規則制定を行うよう命じる」と同判事は述べた。「環境保護庁には第一審で回答する権限が与えられている。規制措置は、単なる警告ラベルの義務付けから化学物質の禁止まで多岐にわたる」

米国環境保護庁の広報担当者ジェフ・ランディス氏はAP通信に対し、環境保護庁はこの決定を検討中だがそれ以上のコメントは控えるとした。

フロリダ州立大学の研究者で、妊婦のフッ素濃度上昇の影響を研究しているアシュリー・マリン氏は、連邦判事が米国の水道水フッ化物推奨レベルが子供に及ぼす神経発達リスクについて判断を下したのは初めてだと話す。

マリン氏はこれを「米国のフッ化物添加論争でこれまで見た中で最も歴史的な判決」と呼んだ。

写真
現在、2億人以上の米国人、つまり人口の約75%がフッ化物添加水を飲んでいる。
青い背景の前で開いた歯磨き粉のチューブ、キャップ、歯ブラシのクローズアップ写真。多くのブランドの歯磨き粉にフッ化物が添加されている

飲料水に含まれるフッ化物は脳に害を及ぼすか?
1950年、連邦当局は虫歯予防のために水道水のフッ素化を承認し、数年後にフッ素入り歯磨き粉ブランドが市場に登場した後も、その推進を続けた。1945年、ミシガン州グランドラピッズは水道水にフッ素を添加した世界初の都市となった。

専門家は長い間、フッ素で歯を洗うことは、フッ素を摂取することのリスクとは比較にならないと述べてきた。後者は有害な神経毒性効果を引き起こす可能性がある。

2015年以来、連邦保健当局は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)のフッ素化レベルを推奨している。それ以前の50年間、推奨される上限は1.2(1.2PPM、0.00012%)だった。「実験証拠により、重度のエナメル質フッ素症、骨折のリスク、潜在的な骨格フッ素症などの副作用とフッ素の関連性がますます確立されたため」と裁判官は述べた。骨格フッ素症は、骨の脆弱化、硬直、痛みを引き起こす可能性のある障害だ。

世界保健機関は飲料水中のフッ化物の安全限度を1.5と定めている。これとは別に、環境保護庁は長年、水道システムには水1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)を超えるフッ化物が含まれていてはならないという要件を設けている。

この訴訟は、フッ化物が原因であると言われる子供のIQ低下について米国環境保護庁に調査を請願した市民擁護団体、フード・アンド・ウォーター・ウォッチによって起こされた。米国環境保護庁は、飲料水のフッ化物添加を禁止または制限するよう同団体が2016年に請願したが、これを却下していた。

フード・アンド・ウォーター・ウォッチと数人の共同請願者はその後、フッ化物を摂取した場合の毒性に関する科学的証拠が積み重なっていることを理由に、環境保護庁に行動を強制するよう訴えた。

「本日の判決は、フッ化物添加飲料水に関連する深刻な人体健康リスクを示す大規模かつ増え続ける科学的根拠を重要な形で認めたものだ」と同団体は声明で述べた。

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カリフォルニア州ヒールズバーグの飲料水にフッ化物を添加する工場の水道事業の現場監督。(マイケル・マコール/サンフランシスコ・クロニクル、ゲッティイメージズ経由)

「裁判所は科学を検討し、それに応じた行動をとった。今、環境保護庁は、すべての米国人、特に最も脆弱な乳幼児をこの既知の健康上の脅威から十分に保護する新しい規制を実施することで対応しなければならない。」

火曜日の判決は、米国国立毒性プログラムによる72件のヒト疫学研究と入手可能な文献のレビューを引用し、フッ化物が子供のIQ低下と関連していると結論付けた。

「環境保護庁の専門家がフッ化物が危険であると認識しているにもかかわらず、環境保護庁はリスク評価のさまざまな段階で技術的な点を指摘し、フッ化物が不当なリスクをもたらさないと結論付けている」とエドワード・チェン判事は述べ、「環境保護庁は主に、危険レベルと、より低い曝露レベルでの投与量と反応の正確な関係が完全には明らかではないと主張している。しかし環境保護庁のフッ素化物が子供のIQ低下に影響はないという主張には説得力がない。」と判決した。

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The Wall Street Journal
https://www.wsj.com/politics/policy/rfk-jr-boosts-fluoride-critics-72f7e361?utm_source=chatgpt.com
掲載日:2024年11月28日
Fluoride Backlash Spreads, Giving Critics a Boost
Nearly 20 communities have halted the practice since October, and 60 other places have votes or discussions scheduled. ‘We have a forest fire.’
By Kris Maher Nov. 28, 2024 5:00 am ET

和訳
ウォール・ストリートジャーナル
虫歯予防のフッ素への反発が広がり、批判派を後押し
2024年10月以降、アメリカで約20の自治体が水道水へのフッ素化物添加を中止し、さらに60の地域で投票や議論が予定されています。「私たちは今、森林火災のような状況です」との声も。
記事一部要約:
米国では虫歯予防のフッ化物をめぐる議論がますます一般的になっています。(写真:Gregory Rec/ポートランド・プレス・ヘラルド/ゲッティイメージズ)
2024年9月に連邦判事が画期的な判決を下し、現在アメリカ全土で一般的な水道水中のフッ化物濃度が、子どもたちに不合理なリスクをもたらしていると認定しました。一方で、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、トランプ政権が全米の水道システムにフッ化物添加を停止するよう助言すると発言しました。・・・・

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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。

愛する人にはオーラルピース

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初稿:2024年9月27日 米国 カリフォルニア時間
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