オーラルピースに、「フッ素」を配合してますか?

オーラルピースは飲み込んでも安全な食品認可成分のみから作ること、新生児からお年寄り、インプラントの方、ペットまで毎日安心して使える製品、をコンセプトとしているため、フッ素は無配合としています。

日本の厚生労働省では、2010年代の規制緩和により、2017年に大人用歯磨きには歯磨き粉のフッ化物イオン濃度の上限が高濃度の1,500ppmまで引き上げられ、2023年1月には新生児〜乳幼児向け製品についても500ppmから1,000ppmと高濃度配合許可に引き上げるという高濃度配合を許可しています。

現在フッ素は市販歯磨き・口腔ケア製品に高濃度の1,000〜1,500ppmまで配合して良いことになっていますが、歯磨きの際に歯牙に塗布される実際のフッ素量は分からず、毎日毎回の歯磨きの際に体内に摂取してしまうフッ素量も人によって大きく異なります。
 

世界の保健機関のフッ素の経口摂取リスクは、「子供のIQ(知能指数)の低下」、「男性生殖機能の低下」、「甲状腺細胞損傷」、「骨折」、「歯のフッ素症(斑状歯」等と指摘しています。
 

・IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。

・メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

・・・・


先進的なヨーロッパやアメリカの人々や、健康を気遣う知識層の、子供や学生、男性や家族の飲料水や歯磨き粉によるフッ素の経口摂取についての回避行動には、理由があると考えられます。


大切なご家族のため、飲み水等にppm単位(100万分の1、1ppm = 0.0001%)のごく
微量での健康被害報告や配合が規制されているフッ素について、500ppmを超える高濃度フッ素製品を「飲み込まないように」、誤飲や経口摂取にお気を付けていただけますようお願い申し上げます。

虫歯を予防するために歯質強化として家族の歯にフッ素が必須とお考えの方は、素人考えでヒトへのリスク量を超えたフッ素の毎日の体内摂取・飲み込みを避け、歯科医院にて歯科医師・歯科衛生士による定量微量の丁寧な歯牙への塗布処置をお勧めします。

またインプラントの方は、フッ素はチタン腐食成分ですので、フッ素配合製品のご使用はお控えください。

オーラルピースユーザー様にとって、ご家族や愛する人の将来を考えた、ご自身での賢い自己選択が、規制緩和により生まれた自然界ではあり得ない量の単一成分や物質を濃縮し超高濃度に配合し、人類の歴史上これ以上ない高濃度配合を謳い販売拡大する機能性表示食品やサプリメント、歯磨き商材等の過剰摂取からの取り返しのつかない副作用から、家族の命や健康、知能指数(IQ)や進路、少子化回避などの将来を、自分自身で自ら守ることにつながると考えます。
 

参考情報:内閣府 食品安全委員会 「フッ素」評価書 詳細 通知
PDF https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kya20030703211&fileId=201
一覧 https://www.fsc.go.jp/fsciis/evaluationDocument/show/kya20030703211


●フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム及びフッ化スズのラ
ットに対する経口半数致死量(LD50)はそれぞれ、31~126.3 mg F/kg 体重、75~102 mg F/kg 体重、45.7 mg F/kg 体重と報告されている(IARC1982 、 ATSDR 2003 、 Whitford 1987 、 Whitford 1990、Velazquez-Guadarrama et al. 2005)。

600 ppm投与群の雄4匹が13週目と14週目に、雌9匹が8週目から18週目に、300 ppm投与群の雄1匹が19週目に死亡(NTP 1990)。

Wistar ラット(雄、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、2、4、6 ppm:0、0.05、0.1、0.15 mg F/kg 体重/日)の 6 か月間飲水投与試験が行われた。全投与群で精巣、精巣上体及び腹側前立腺の重量の減少、精子の運動性、密度の低下並びに一次精母細胞、二次精母細胞及び精子細胞の数の減少が認められた(Gupta et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 6 匹)にフッ化ナトリウム(0、4.5 、9.0ppm:0、0.1、0.2 mg F/kg 体重/日)を妊娠初日から離乳期(21 日間)まで飲水投与した後、雄の児動物(各投与群 32~34 匹)を 90 日間投与せずに飼育する試験が行われた。全投与群で精子形成及びステロイド合成の減少による生殖障害が認められた(Reddy et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、1.1、2.3 mg F/kg 体重/日)の妊娠初日から出産後 9 日までの飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 36 に示す。出生児動物(雌雄、各群 4 匹)に対する影響を調べた結果、2.3 mg/kg体重/日の投与群で学習、記憶、協調行動及び血圧に影響が現れた。また、全投与群の児動物の雄に交尾行動の減少が認められた(Bera et al. 2007)。

Wistar ラット(雌、各投与群 10 匹)にフッ化ナトリウム(0、150 ppm:0、3.4 mg F/kg 体重/日)を授乳中の 21 日間飲水投与した後、離乳後の雄の児動物(各投与群 6 匹)に 12 週間飲水投与する試験が行われた。投与群で認められた毒性所見を表 38 に示す。雄児動物に LDH 活性の上昇並びにコハク酸脱水素酵素(SDH)活性、ATPase 活性の低下が認められた。その他、精子密度及び精子生存率の低下並びに異常精子数の増加も認められた(Liu et al. 2008)。

Oryctolagus cuniculus ウサギ(雄、各投与群 5 匹)におけるフッ化ナトリウム(0、9、18 mg F/kg 体重/日)の 30 日間飲水投与試験が行われた。各投与群で認められた毒性所見を表 41 に示す。両投与群で精子数の減少、精子の運動性、受精能の低下が認められた(Chinoy et al. 1991)。

Wistar ラットによる、高濃度(45 mg F/L)フッ化ナトリウムの長期間(20 か月)飲水投与試験では、甲状腺細胞 DNA の有意な損傷が認められた(Ge et al. 2005)。

Ortiz-Perez らは、メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施した。被験者は飲料水のみを介してフッ素に曝露した低曝露群 27 人と、飲料水曝露に加えてフッ素に 1 年以上職業曝露した高曝露群133 人に分類された。尿中のフッ素濃度等から推定された曝露量は、高曝露群で 3.4~27.4 mg F/日、低曝露群で 2~13 mg F/日と推定された。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。また、インヒビン B に対する FSH の作用が低曝露群と比較して低かった。一方、精子の指標(精子濃度、精子運動性、形態)にはいずれの曝露群でも異常は認められなかった。著者らは、3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

異なるフッ化物濃度の飲料水を摂取する中国の二つの地域の 512 人の子ども(8~13 歳)を対象に二重盲検法で IQ(知能指数)テストが行われた。高濃度地域(Wamiao)の飲料水のフッ化物平均濃度は 2.47±0.79(範囲 0.57~4.50 mg/mL)で、低濃度地域(Xinhuai)の飲料水のフッ化物平均濃度は 0.36±0.15(範囲 0.18~0.76 mg/mL)であった。テスト対象は石炭の煙気、工業汚染、だん茶の摂取など他の有意なフッ化物源に曝露されておらず、飲料水が唯一のフッ化物曝露源であった。Wamiao 地域の子どもの尿中フッ化物濃度は 3.47±1.95(範囲 0.90~12.50)mg/mL で、Xinhuai 地域では 1.11±0.39(範囲 0.47~2.50)mg/mL であった。IQ テストの結果、Wamiao 地域(高曝露地域)の子どもの IQ(92.2 ± 13.00)は Xinhuai 地域(低曝露地域)の子どもの IQ(100.41 ± 13.21)と比べて低く、カットオフ値を IQ80 未満、ベンチマークレスポンスを 10%とした時の 10%影響に対するベンチマーク濃度(BMC10)は 2.32 ppm、10%影響に対するベンチマーク濃度信頼下限値(BMCL10)は 1.85 ppm であった(Xiang et al. 2003)。

歯のフッ素症(斑状歯)は、歯が石灰化する年齢(前歯は 8 歳ぐらいまで)にフッ化物に過剰に曝露されることで起こる。歯のフッ素症は、軽度の場合は歯の 50%が白濁し、重度の場合は歯が茶色~黒色に着色し穴が開く(US EPA 1985a)。外見を損なう歯のフッ素症(中等度から重度)が毒性又は有害影響であるかどうかについてはかなりの議論がある。EPA は、このような歯のフッ素症は毒性又は有害影響ではなく、美容上の影響であるとした(US EPA 1985a)。歯のフッ素症と飲料水のフッ化物濃度の関係についての疫学研究は米国で多く実施された(US EPA 1985a)。これらに基づくと、美容上問題となる歯のフッ素症の NOAEL は、飲料水中のフッ化物濃度として約 1.0 ppm である。子どもの体重を 20 kg、1 日の飲水量を 1.0 L とし、食物からのフッ化物の摂取量を 0.01 mg/kg 体重/日(US EPA1985a)とすると、飲料水中フッ化物 1 ppm の NOAEL は、0.06 mg/kg体重/日と一致する。データが高感受性集団(子ども)でのみ得られているため、不確実係数は 1 が適切である。骨フッ素症になるには、1 人当たり20 mg/日以上で 20 年間のフッ化物摂取、すなわち 0.28 mg/kg 体重/日が必要であるとされてきた(US EPA 1985b)。ヒトの骨フッ素症の NOELは未知であるが、フッ化物曝露の安全濃度の決定は可能である。米国では飲料水中のフッ化物濃度が 4 ppm(1 日 2 L 飲水)で骨フッ素症が起きたケースはない(US EPA 1985a)。体重 70 kg の大人が 0.01 mg/日のフッ化物を食物から摂取し、8 mg/日のフッ化物を飲料水から摂取(フッ化物濃度 4 ppm、1 日 2 L 飲水)するならば、全体で 0.12 mg/kg 体重/日の摂取量となる。したがって、フッ化物 0.12 mg/kg 体重/日の量は、厳しいエンドポイントにおける安全曝露濃度である。

厚生労働省(2003)我が国における水質基準の見直しの際の評価の概要は以下のとおりである。フッ素は、必須元素と考えられているが、必ずしも明確な根拠は示されていなく、最小栄養学的必須摂取量も設定されていない。経口摂取による急性毒性の発現には 1 mg/kg/ 日の摂取が必要であるとされている(Janssen et al. 1988)。数多くの疫学研究からは、飲料水濃度2 mg/L以上で虫歯の予防効果が特に子どもにおいて増強されることが報告されており、この作用は少なくとも約0.5 mg/L以上の濃度が必要であるとされている。しかし、0.9~1.2mg/Lの範囲の飲料水中のフッ素濃度は、軽度の斑状歯を12~46%のヒトに発生させることも報告されている。より高濃度の飲料水濃度では、骨へのフッ素沈着が認められ、骨の内部構造変化も引き起こすことが報告されている。最近のいくつかの研究からは1.4 mg/L以上で骨へのフッ素沈着の発生頻度や骨折リスクが増加するとされているが、診断基準の曖昧さや飲料水以外、主に食物からのフッ素の摂取量の扱い方などについて、不確実性が残っているとしている。総合的には14 mg/日以上の総フッ素摂取量では明らかな骨への有害影響があり、約6 mg/日以上の総フッ素摂取量では有害影響のリスクを増加させることを示唆する知見が認められると結論している(IPCS 2002)。


世界のフッ素入り歯磨き剤に関する情報

近年、ヨーロッパやアメリカなどの先進国でフッ素入り歯磨き粉の使用を避ける傾向が見られる理由は、フッ素の潜在的なリスクに対する懸念からです。

フッ素は虫歯を予防する効果が確認されている一方で、特に子供や妊婦に対しては注意が必要とされています。以下に主な要因とリスクをまとめました。

フッ素入り歯磨き粉の避ける理由:
知的発達への懸念: 最近の研究では、子供の過剰なフッ素摂取が知的発達に影響を与える可能性が指摘されています​ (Nordic Nature)​。

医学的敏感性: 個々の体質によっては、フッ素に対して過敏反応を示す人もおり、皮膚の問題や胃の不調などを引き起こすことがあります​ (Boka )​。

歯の変色(フッ素症): 子供が成長する過程で過剰にフッ素を摂取すると、歯のエナメル質が適切に形成されず、白い斑点や変色を引き起こすことがあります​ (Wayzata Dental)​​ (Boka )​。

フッ素のリスク:
過剰摂取による歯の変色や骨の問題
高濃度のフッ素が誤って摂取された場合、消化器系の障害を引き起こすことがある
非常に高い濃度での摂取は、腎臓や心臓に機能障害を引き起こすリスクがある​ (Nordic Nature)​
フッ素は水だけでなく空気中にも存在し、様々な経路で人体に暴露する

これらのリスクに対する懸念から、特に小さな子供や妊婦には、フッ素の摂取量に注意が必要とされています。フッ素を含む歯磨き粉の代わりにフッ素フリーの製品を選ぶ消費者が増えており、同時に歯科医院での歯科医師や歯科衛生士による歯牙へのフッ素の直接塗布による虫歯予防の徹底と無駄なフッ素の体内吸収を防ぐ動きが大きなものになっており、新しい時代のグリーンテクノロジーによる代替新製品はフッ素の潜在的なリスクを避けつつ、乳酸菌抗菌ペプチド製剤「ネオナイシン-e」等の虫歯予防を支援する成分を含んでいます。

ヨーロッパなどでは、フッ素の使用についてさまざまな意見がありますが、適切な使用と適量が推奨されています。個々のニーズに合わせた選択を行うことが重要です。フッ素のリスクと利点を理解し、個々の健康状態やニーズに基づいて適切な製品を選択することが勧められています。

フッ素の子供の知能指数(IQ)への影響に関する研究は、特に高フッ素地域に住む子供たちの認知発達に悪影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。主な研究結果によると、高フッ素曝露を受けた子供は、低フッ素地域に住む子供たちに比べてIQスコアが平均で約7ポイント低いとされています​ (Harvard School of Public Health)​​ (BioMed Central)​。

これらの研究は主に中国で行われ、中国のいくつかの地域では天然に高いフッ素濃度が存在するため、フッ素の影響を研究するのに適した環境があります。研究結果は一貫して、フッ素の高濃度曝露が子供たちのIQ低下と関連していることを示しており、フッ素曝露が脳の発達に及ぼす潜在的な毒性の証拠とされています​ (BioMed Central)​​ (Harvard DASH)​。

フッ素の潜在的なリスクを考慮して、多くの研究者や公衆衛生の専門家は、特に子供の脳の発達に重要な影響を与える可能性があるため、フッ素曝露の量を慎重に管理することを推奨しています。これはフッ素がその他の有害物質(例えば鉛や水銀)と同様に、脳の機能に悪影響を与える可能性があることから、特に子供に対してはフッ素の使用に注意を払うべきだとされています​ (Harvard School of Public Health)​。

これらの研究成果は、フッ素の使用についてより安全なガイドラインを設けることの重要性を浮き彫りにし、特に子供や妊婦に対するフッ素の曝露を制限することが推奨されています。フッ素曝露のリスクを避けるため、適切な予防策とともに、フッ素フリーまたは低フッ素の歯磨き粉の使用が検討されるべきでしょう。

海外のフッ素無配合の歯磨き製品を選ぶ消費者層とは

安全なオーラルケア製品を選ぶ人たちは以下の様な方々であり、世界で増え続けるフッ素無配合の新しい歯磨き製品またオーラルピースについては、新しい世代の人たちのための製品といえます。

健康への意識が高く勉強家である:
これらの親は子供の健康と安全を最優先に考え、化学物質の摂取に慎重です。フッ素の可能な副作用についての情報に敏感で、自然派やオーガニック製品を好む傾向があります。

情報に基づく選択をする:
現代の親はインターネットや社会的な議論を通じて多くの情報にアクセスできます。彼らはフッ素のリスクに関する最新の研究を調べ、その情報に基づいて意思決定を行います。

環境への配慮:
環境に配慮する親は、子供の健康だけでなく、製品が環境に及ぼす影響も重視します。フッ素が自然界に与える影響についても懸念し、環境負荷の低い製品を選びます。

イノヴェーター層のフッ素無配合製品およびオーラルピースの購買重視点

安全性の確保:
フッ素無配合であることを重視する親は、その製品が子供の口腔内で使用しても安全であると感じるため、安心して使用できます。

健康的な成分:
自然由来の成分を使用している場合、化学物質に敏感な子供やアレルギー体質の子供にも適していると考えられます。

教育的価値:
子供に安全で健康的なライフスタイルを教える一環として、体や環境に優しい製品を選ぶことが、親にとって重要な教育ツールとなり得ます。

これらの特性から、オーラルピースは、子供の健康を第一に考え、自然派製品を好む世界中の先進的な親に喜ばれています。

私たちオーラルピースプロジェクトの関係者親たちは、子供達を新生児から10歳児になるまで、フッ素塗布やフッ素配合の歯磨き粉を使用せず育児をおこなってきましたが、どの子供達も虫歯になったことはありません。またプロジェクトメンバーの大人等も虫歯になった人はいません。別にフッ素無しでも虫歯になりません。

子供が虫歯になる方は、磨き方、仕上げ磨き、歯磨き習慣、食生活、衛生管理等がフッ素や歯磨剤以上に大きな影響を持ちますので、正しい歯磨き習慣を徹底していただくことをお勧めいたします。

また、「虫歯予防にフッ素」に強い信念と利益相反のある方は、歯牙へのフッ素の塗布は歯科医院で歯科医師と歯科衛生士による丁寧で有効な塗布措置を、日々の歯磨きではどの程度歯牙に塗布されるか、どの程度飲み込むかが分からない高濃度フッ素入りの製品ではなく、体に優しい成分の歯磨き剤を選び、
歯牙への塗布による虫歯予防と毎日のフッ素の無駄な誤飲摂取を分けて、フッ素を虫歯予防に賢く利用することが家族の健康を自ら守ることとして大切といえます。

フッ素配合製品を強く推奨する背景

また歯磨剤などにフッ素を配合して虫歯予防推進を強く唱える人や企業、団体には、どの様な経済的背景や動機があるのかについては以下に要約できます。

フッ素(フッ化物)の歯磨剤への使用とその背後にある経済的背景や動機については、さまざまな視点から理解することができます。ここでは、フッ素を歯磨剤に配合することを推進する人々や企業の動機、フッ素の化学的製造過程、関連する産業、フッ素が使用されることによって利益を得る企業、そしてフッ素の使用に関する副作用の懸念に触れます。

1. フッ素配合を推進する背景と動機
フッ素を歯磨剤に配合することは、主に医療コストの削減、虫歯予防が目的です。フッ素が歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防する効果があることは、多くの研究で証明されています。そのため、国費の削減、公衆衛生の観点から、政府機関や歯科関連の団体、さらには製薬・歯磨剤メーカーがフッ素を推奨しています。

しかし、フッ素の使用を推進する背景には、以下の経済的・産業的要素が関与しています。

a. 製薬・歯磨剤メーカーの利益
歯磨剤市場は非常に競争が激しく、企業は差別化を図るためにフッ素をはじめとする「科学的に証明された」成分を使用しています。フッ素を使用した製品は虫歯予防効果があると広く認識されているため、消費者に信頼されやすいという利点があります。このため、大手の歯磨剤メーカーはフッ素配合の製品を開発し、販売しています。

b. フッ素のサプライチェーン
フッ素は、フッ化水素酸や蛍石(フルオライト)などの化学原料から作り出されます。これらの原料は化学工業で広く使われており、アルミニウム産業やガラス製造業、化学工業が主要なフッ素の消費者です。このため、フッ素が多く使用されることで、これらの産業や原料を供給する企業が大きな利益を得ます。

c. 主要生産企業
フッ素化合物を製造する企業には、世界のグローバル化学企業が含まれます。これらの化学産業体は、フッ素化合物を供給し、歯磨剤市場だけでなく、アルミニウム製造や冷媒産業にもフッ素を提供しています。フッ素の使用が拡大することで、これらの産業体はフッ素の需要増加による利益を享受します。

2. フッ素の副作用に関する懸念

フッ素は、公衆衛生において虫歯予防に有効であるとされ医療費や国費の削減に有効である一方で、過剰摂取や長期的な使用に関する懸念も存在します。いくつかの研究では、フッ素の長期間の摂取が知能指数(IQ)の低下やその他の健康リスクに関連している可能性が指摘されています。このような懸念から、特にフッ素の使用に対して反対する声もあります。

3. なぜフッ素を推奨するのか?

それでもなおフッ素を推奨する人や企業の動機としては、以下の要素が挙げられます。

a. 公衆衛生の観点
フッ素が虫歯予防に効果的であることは広く知られており、フッ素入りの水道水や歯磨剤の使用は多くの国で公衆衛生政策の一環として導入されています。特に、経済的に恵まれない地域では、フッ素による虫歯予防が歯科医療コストの削減につながり国費の削減に寄与すると考えられています。

b. 科学的証拠への信頼(売りやすさ)
フッ素の効果に関する多くの科学的研究が、特に適切な量での使用が安全かつ有効であるとしているため、これらの研究を基にしてフッ素を支持する人々や団体や企業が存在します。基礎研究や新たな研究開発のコストが不要で、安く高価格製品が作れます。新技術など大きな投資を必要とする研究や研究機関との連携、優秀な研究職の社員が不要となり、コスト安く製品が作ることができ、利益の拡大を容易にします。

c. 経済的利益(企業・団体の利益)
フッ素入り製品の販売を推進する企業やフッ素を供給する化学産業の経済的利益も、フッ素使用を推奨する動機の一つです。フッ素が多く使用されることで、関連産業全体が利益を得る仕組みが形成され全てがプロモートされています。また歯科医療機関での歯牙へのフッ素塗布は、歯科医療従事者の収入と結びついています。

フッ素を配合した歯磨剤の使用を推進する背景には、国費の削減のための公衆衛生の観点から虫歯予防が挙げられますが、それを支える経済的利益や産業、利益団体の存在も重要な要素です。しかし、フッ素が虫歯予防に有効である一方で、過剰摂取のリスクや副作用の懸念も存在します。

結論

以上のことから、フッ素の摂取に関する嗜好や利益的立場は世界中でそれぞれ、空気中や飲料、歯磨剤からの一日のフッ素摂取量や体質、知能指数も世界人口のケース分であり、世界中の人々がそれぞれ持つ宗教観や価値観、知能指数や個性、嗜好やダイバーシティと同じ様に多様であって良いと考えられます。海外においては、肉もビーガン食も同じスーパーで、フッ素入りや無配合を謳う製品が同じ売り場に存在し、それぞれを好む消費者がそれぞれが好きな製品を購入し使用しています。

宗教観や多民族、所得や価値観の異なる人々がエリア別に暮らす、また日本以上に学歴社会である米国の歯磨剤市場におけるトレンド趨勢は、我が子のIQに興味のある富裕層や知識層、教育熱心な消費者、評価の高い学区エリアでの消費行動は、フッ素入りの水道水は飲用せずミネラルウォーターを購入して飲用、フッ素を配合していない比較的高額なナチュラル歯磨き製品を家族や子供への使用に選択する傾向です。

一方それ以外の高齢層や低所得者層の多くは家計の節約を優先し、フッ素配合の水道水の飲用と、虫歯予防での医療費削減のため低価格帯のフッ素化物配合ケミカル歯磨き製品を選択する傾向にあります。ナチュラルやオーガニック製品を選ぶ消費者層の住むエリアにはWhole Foods Market等の高級自然スーパーがあり、低価格訴求店舗の歯磨き製品の品揃えとも大きな違いがあります。(DTC 2024 RD)

平等主義で単一民族国家の日本では分かりにくいことですが、日本以上の学歴社会で、アメリカなど様々な人種・民族・宗教・価値観・知能レベル・所得・社会的地位・家族構成の異なる人々が多様性を持って、犯罪率や学力別学校区の違いよって住宅価格や税金などの生活コストが正比例し、それぞれ同じ様な価値観や所得、知的レベルの人々がエリア別に暮らす社会では、それぞれの価値観や所得レベル、嗜好や判断を他の人にも押し付ける、自分の意見が正論だと主張し他の意見を排除するという様な価値観の押し付けはナンセンスといえます。各個人がそれぞれが自身の正しい知識と価値観を持ち、自立して様々な意見にある背景や動機を理解し、他人や噂はともかく自己責任で判断するのがスマートといえます。

オーラルピースピースプロジェクトにおいては、フッ素の良い点や課題を正しく消費者個人個人が、ネット上に溢れる利害関係者の主張や、一方的な価値観による他者の評価、不確かな情報を鵜呑みにせず、AIなどを用いて世界の研究機関等の情報ソースを直接知り、それぞれ個人の価値観で大切な家族や子供の将来ための製品や生き方を、真剣に選択することが大切と考えています。

愛する人にはオーラルピース

ChatGPTex

========================

海外保健最新情報

2024年9月24日米国での判決結果について

The Fluoride Action Network
Federal Court Rules That Water Fluoridation Poses an “Unreasonable Risk” to Children
https://fluoridealert.org/content/federal-court-rules-that-water-fluoridation-poses-an-unreasonable-risk-to-children/
The ruling requires the EPA to take regulatory action to eliminate the risk, in a decision that could end the use of water fluoridation chemicals throughout the U.S.
September 26, 2024 | Stuart Cooper

和訳
連邦裁判所、水道水フッ化物は子供に「不当なリスク」をもたらすと判決

この判決は、米国環境保護庁(EPA)にリスクを排除するための規制措置を講じるよう求めており、この決定により、米国全土で水道水フッ化物の使用が終結する可能性があります。

連邦裁判所での先例となる7年間の法廷闘争の後、北カリフォルニア地区連邦地方裁判所は歴史的な判決を下し、米国環境保護庁(EPA)に水道水フッ化物の実施によって子供の健康にもたらされる「不当なリスク」を排除するための規制措置を講じるよう命じました。

この判決は、EPAと、米国歯科医師会や米国疾病予防管理センターなどのフッ化物添加推進者にとって大きな損失です。裁判所は、75年以上にわたって主張されてきた安全性の主張が実際には証拠に裏付けられていないと判断したからです。

上級裁判官のエドワード・チェン氏は次のように書いている。

「裁判所は、1リットルあたり0.7ミリグラム(「mg/L」・0.7PPM・0.00007%)の水のフッ素化(米国で現在「最適」とみなされているレベル)は、子供のIQを低下させる不当なリスクをもたらすと判断した。裁判所は、そのような傷害の不当なリスクがあり、EPAに規制対応を要求できるほどのリスクがあると判断する。」

「全体として、フッ化物が人間の健康にリスクをもたらすことを立証する実質的で科学的に信頼できる証拠がある。フッ化物は子供のIQの低下と関連しており、米国の飲料水のフッ化物レベルに非常に近い投与量では危険である。IQの低下は深刻な被害をもたらす。研究では、IQが1~2ポイント低下するだけで、例えば教育達成度、雇用状況、生産性、賃金の低下につながることがわかっている。」

判決では、EPA がどのような対策を講じなければならないかは具体的には示されていないが、毒性物質規制法 (TSCA) では、裁判所が化学物質が不当なリスクをもたらすと判決した場合、EPA は法律によりそのリスクを制限または排除する義務がある。

チェン判事は、フッ化物添加を禁止することを含め、フッ化物添加を規制するためのさまざまな選択肢について説明したが、次のように警告した。

「しかし、この裁判所の判決に直面して EPA ができないことが 1 つあります。それは、そのリスクを無視することです。」

判決全文を読む(英文)
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf

判決から注目すべき抜粋をいくつか紹介します。

3 ページ: この訴訟では、フッ化物が人間の健康に危険をもたらすかどうかについてほとんど争いがありません。実際、EPA の専門家も、ある程度の量のフッ化物への曝露は危険であることに同意しています。また、妊娠中の母親のフッ化物への曝露が、その子孫の IQ 低下と関連していることを証明する十分な証拠があります。

5 ページ: プールされたベンチマーク用量分析では、妊娠中の母親の尿に含まれるフッ化物 0.28 mg/L (0.28PPM)ごとに、子供の IQ が 1 ポイント低下することが予測されると結論付けられました。これは非常に懸念される問題です。なぜなら、米国の妊娠中の母親の尿中のフッ化物濃度は、中央値で 0.8 mg/L (0.8PPM)から、曝露の程度に応じて 1.89 mg/L (1.89PPM)の範囲にあるからです。危険レベルとこれらの曝露レベルの間に十分な余裕がないだけでなく、多くの場合、曝露レベルは危険レベルの 0.28 mg/L(0.28PPM) を超えています。

5 ページ: 毒物学的に決定された危険レベル 0.28 mg/L (0.28PPM)が十分に実証されていないと判断されたとしても、記録にある証拠は、フッ化物添加飲料水が健康被害のリスクをもたらすことをほぼ疑いなく証明しています。

6 ページ: EPA のデフォルトの誤差範囲では、人間の感受性のばらつきのため、危険レベルと曝露レベルの間に 10 倍の係数が必要です。ここでは、さらに大きな誤差 (100 倍) が必要です。これは、方法論 (4 mg/L ・4PPM)の危険レベルを導き出す) が、観察された最も低い有害影響レベル (「LOAEL」) を使用しているためです。この方法論では、不確実性のレベルがさらに高まります (したがって、10 倍ではなく 100 倍の誤差が適用されます)。ただし、デフォルトの 10 倍の誤差のみが必要な場合でも、フッ化物曝露の安全レベルは 0.4 mg/L (4 mg/L (危険レベル) を 10 で割った値) になります。米国の「最適な」水道水フッ化物添加レベル 0.7 mg/L(0.7PPM) は、妊婦とその子孫にとっての安全レベル 0.4 mg/L (0.4PPM)のほぼ 2 倍です。

77 ページ: 記録にある科学文献は、危険が存在するという高いレベルの確実性を示しています。フッ化物は IQ の低下と関連しています。このリスク評価で使用する適切な出発点と曝露レベルに関して、基礎データから不確実性が示されています。しかし、それらの不確実性は、不合理なリスクの発見を弱めるものではありません。さまざまな出発点、曝露レベル、および測定基準のいずれかを使用するすべてのシナリオにおいて、適用される不確実性要因を考慮すると、リスクが存在します。

78 ページ: フッ化物と IQ の低下との関連に関するデータセットには、かなりの確実性があります。つまり、フッ化物と IQ の間に統計的に有意な悪影響があることを示す強力な証拠があります。

TP モノグラフは、19 件の高品質研究のうち 1 件を除くすべてでこの関係を観察しました (¶¶ 34-36 を参照)。また、NTP モノグラフの締め切り日以降に出版された文献でも同じ関係を観察しました (¶ 37 を参照)。また、前述のさまざまな理由により、相反する証拠は、フッ化物と IQ 低下のこの繰り返される一貫した関係にはほとんど影響しません (¶ 39 を参照)。さらに、研究間で完全な一貫性は期待されていません。Dkt. No. 414、2024 年 2 月 9 日、裁判記録、1172:23-1173:6 (Savitz) を参照。特に、より低い曝露レベルでこの関係を観察することは本質的に困難であるにもかかわらず、そのようなレベルを評価する研究では、フッ化物と IQ 低下の間に統計的に有意な関係が観察されました。¶¶ 42-44 を参照。もう一度、この発見を裏付ける証拠の幅広さを理解するために、EPA は他の状況でのはるかに少ないデータに基づいて LOAEL を特定しました。たとえば、EPA が改正 TSCA に従って実施したメチレンのリスク評価では、EPA はマウスの子を対象に実施した 1 件の研究 (Fredriksson 他、1992 年) の分析から得た発達神経毒性の LOAEL を使用しました。メチレンのリスク評価の 262 ページを参照してください。これを、ここでの POD の根拠となる 4 mg/L(0.4PPM) LOAEL の根拠となる、人間集団を対象とした 6 件 (水中のフッ化物) および 9 件 (尿中のフッ化物) の高品質な疫学的研究と比較してください。Dkt No. 431-2、裁判証拠 68、39、41 ページ (eTable 4)。記録にある科学文献は、危険性が存在するという高い確実性を示しています。フッ化物は IQ の低下と関連しています。質的証拠の方が優れています。

76 ページ: 影響を受ける集団の規模は膨大です。約 2 億人のアメリカ人の飲料水には、濃度 0.7 mg/L (0.7PPM)のフッ化物が意図的に添加されています。Dkt. No. 421、206-07 ページ (議論なし) を参照してください。その他のアメリカ人は、フッ化物添加水で製造された市販の飲料や食品の消費を通じて、間接的にフッ化物添加水にさらされています。

76 ページ: 約 200 万人の妊婦と、粉ミルクのみで育てられた 30 万人以上の乳児がフッ化物添加水にさらされています。毎年、水のフッ化物添加にさらされる妊婦と粉ミルクのみで育てられた乳児の数は、EPA が不当なリスクがあると判断する使用条件にさらされる全人口を上回っています。EPA は、影響を受ける人口が 500 人未満の場合にリスクを不当と判断するに至っています。

フッ化物アクション ネットワークの弁護士、マイケル コネット氏は、「裁判所は、EPA が長い間拒否してきたことを行いました。つまり、EPA のリスク評価フレームワークをフッ化物に適用したのです。これは歴史的な決定です。」と述べています。そして、EPA の規制手続きを待つ間、政策立案者は「本当に神経毒を飲料水に加えるべきなのか」と自問すべきだろう。

背景
この訴訟は、1976 年の毒性物質規制法 (TSCA) に基づいて提起された。この法律は、化学物質が公衆衛生に不当なリスクをもたらし、規制されるべきかどうかを EPA が評価するよう市民が請願することを許可している。また、請願が却下された後、市民団体が法廷で EPA に異議を申し立てる権限も与えている。TSCA は、化学物質が一般市民または影響を受けやすい集団に不当なリスクをもたらすことが判明した場合、化学物質の「特定の使用」を禁止する権限を EPA に与えている。

FAN は 2016 年 11 月に TSCA の第 21 条に基づく市民請願書を EPA に提出し、水へのフッ化物添加化学物質の添加禁止を求めた。 EPAが私たちの請願を却下したとき、FANは2017年に連邦裁判所に訴訟を起こし、消費者擁護団体、食品と水の監視団体、フッ素化に反対するママたち、公衆衛生協会、米国環境医学アカデミー、国際口腔医学・毒性学アカデミーなど、自分自身や子供たちを代表する数人の個人が加わりました。

2020年6月にZoomで2週間の審理が行われた後、裁判所が国立毒性プログラム(NTP)によるフッ素の神経毒性に関する体系的レビューの最終決定を待っていたため、審理は一時停止されました。

しかし、2022年に、フッ素化推進派の利益団体からの圧力により、NTPの報告書は米国保健福祉省の高官によって公表を阻止されました。原告は、情報公開法を通じて入手した、この介入を暴露する文書を裁判所に提出しました。

この発見により、報告書を公開することを義務付ける法的合意が成立し、チェン氏は NTP の報告書草案を使用して裁判を進めるべきだと裁定しました。

2 回目で最終段階の審理裁判は、2024 年の冬に数週間にわたって行われた。そして先月、NTP はようやく報告書の最初の部分を発表し、フッ化物への曝露が「子供の IQ の低下と一貫して関連している」という「大量の」証拠を発見した。付随する NTP のメタ分析は、査読付きジャーナルに近々掲載される予定である。

米国で市民の請願が裁判にかけられたのは今回が初めてであり、市民グループが TSCA 第 21 条に基づいて裁判に勝ったのも今回が初めてです。この裁判は、市民グループが、公平な競争の場を設ける TSCA の規定に基づき、法廷で専門家が宣誓して、フッ素化に関する科学の完全な客観的な審査を成功裏に獲得した初めての裁判でもありました。

初期のメディア報道
大手メディアはこのニュースを急速に取り上げており、これまでに以下の主要メディアが報道しています:

-CBS ニュース: 連邦裁判所、水道水中のフッ化物に関する訴訟で EPA に不利な判決
https://www.cbsnews.com/news/epa-fluoride-drinking-water-federal-court-ruling/

-ブルームバーグ法律事務所: EPA はフッ化物の子供への IA リスクを軽減する必要があると裁判所が判断
https://news.bloomberglaw.com/environment-and-energy/epa-must-reduce-fluorides-risks-to-childrens-iq-court-says

-The Defender: 水道水中のフッ化物は子供に「不当なリスク」をもたらすと連邦裁判所が判決
https://childrenshealthdefense.org/defender/fluoridation-risk-kids-landmark-decision/

-Dr. Bicuspid:米国裁判所 – 水中のフッ化物は危険、対処が必要
https://www.drbicuspid.com/dental-practice/legal-issues/article/15684672/us-court-fluoride-in-water-risky-must-be-addressed?braze_int_id=641337d8bdb39f0001014e9c&braze_ext_id=63d7f14619ef38833c515db7

–CNN:水中のフッ化物はEPAの新たな措置に値するほどの危険があると判事が判断
https://www.cnn.com/2024/09/25/health/epa-fluoride-drinking-water/index.html#

-ロイター:EPAはフッ化物添加水が子供の知能指数に及ぼす危険に対処する必要がある、と米国裁判所が判断
https://www.reuters.com/world/us/epa-must-address-fluoridated-waters-risk-childrens-iqs-us-judge-rules-2024-09-25/

-ザ・ヒル:判事がEPAに飲料水中のフッ化物の知能指数への潜在的な影響に対処するよう命じる
https://thehill.com/policy/healthcare/4898893-epa-ordered-address-fluoride-drinking-water-iq/

–ポリティコ:フッ化物に関する判決でEPAは規制措置を迫られる
https://www.eenews.net/articles/fluoride-ruling-pushes-epa-for-regulatory-action/

-AP通信/ABCニュース:飲料水中のフッ化物はEPAの新たな措置に値するほどの危険があると判事が判断
https://abcnews.go.com/Health/wireStory/fluoride-drinking-water-poses-risk-merit-new-epa-114106787

・・・

次のステップ

裁判所は規則制定手続きを開始し、フッ化物添加化学物質が発達中の脳に及ぼす危険を制限または排除する新しい規制を策定するよう命じました。

虫歯は簡単に埋めることができますが、子供の脳へのダメージは永久的で、その影響は一生続きます。脳の発達障害に関しては、やり直しのチャンスはありません。

2024年9月26日 | スチュアート・クーパー
==========================================

Food & Water Watch
Court Requires EPA to Strengthen Regulations on Fluoride in Drinking Water
https://www.foodandwaterwatch.org/2024/09/26/fluoride-drinking-water-lawsuit-victory/
Research shows that adding fluoride to drinking water may pose an unreasonable risk to public health. Our lawsuit now compels the EPA to address this threat.
By Mitch Jones Published Sep 26, 2024

和訳
連邦裁判所は米国環境保護庁に水道水中のフッ素に規制強化を求める判決

研究により、飲料水にフッ化物を添加すると、公衆衛生に不当なリスクをもたらす可能性があります。米国環境保護庁はこの脅威に対処するよう求められました。

何十年もの間、地方自治体は飲料水にフッ化物を添加するという連邦政府の勧告に従ってきました。公共水道システムは、歯の健康を促進する目的で、米国の 2 億 700 万人以上の人々にフッ化物添加飲料水を提供しています。しかし、高濃度のフッ化物は子供に有害な神経毒性効果をもたらすという科学的証拠が積み重なっています。そして今、米国環境保護庁 (EPA) はこれらのリスクを考慮し、飲料水のフッ化物に関する規制を改訂しなければなりません。

Food & Water Watch がこれらのリスクを知り始めたとき、私たちは行動を起こさなければならないと分かりました。そこで私たちは2016年に、同盟市民団体とともに米国環境保護庁にフッ化物添加を制限または禁止するよう求める請願書を提出し、その後米国環境保護庁が私たちの請願を却下したため訴訟を起こしました。今年9月、連邦裁判所は広範な科学的証拠を検討した後、私たちに有利な判決を下しました。

裁判所が記したように、私たちは「米国で規定されているフッ化物添加の最適レベルである0.7 mg/Lのレベルでの水道水フッ化物は、『コストやその他の非リスク要因を考慮せずに、健康や環境に不当な危害を与えるリスク』がある」ことを証明しました。その結果、もはやそのリスクを無視できず、規制を強化しなければなりません。

フッ化物は子供に神経毒性のリスクをもたらす
飲料水へのフッ化物添加(フッ化物の添加)は、ADHD、子供の平均IQの低下、高齢者の認知障害と関連しています。神経毒性の影響は、特に粉ミルクで育てられた乳児、アフリカ系アメリカ人、栄養不良の人々によく見られます。

これらのリスクは、世界中の信頼できる研究の圧倒的多数で発見されています。たとえば、カナダとメキシコでの最近の研究では、妊婦のフッ化物濃度と子供の健康問題との関連が見つかりました。これらの問題には、IQの低下、ADHDや不注意のリスクの増加が含まれます。

別のカナダの研究では、飲料水にフッ化物を添加した地​​域で粉ミルクで育った乳児は、フッ化物を添加していない地域に住む乳児と比較して、非言語的知能スコアが低いことがわかりました。粉ミルクで育った乳児は母乳で育った乳児よりも多くの水を消費し、したがってフッ化物を添加した地​​域に住んでいる場合はより多くのフッ化物を摂取するため、より高いフッ化物曝露のリスクにさらされる傾向があります。

これは正義にかかわる問題で、低所得の家族や有色人種の家族は粉ミルクを使用する可能性が高いことが多いです。たとえば、ある研究では、低所得のヒスパニック系移民女性は早期に粉ミルクを使用する可能性がかなり高いことがわかりました。

米国では現在、フッ化物を1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)に制限していますが、科学者はその制限を下回るレベルで平均IQの低下を観察しています。公衆衛生局が推奨する「最適」濃度である 0.7 mg/L (0.7PPM、0.00007%)でも、粉ミルクで育った乳児の IQ に悪影響が出る可能性があります。

飲料水中のフッ化物には予防的アプローチが必要
米国以外では、フッ化物添加はそれほど一般的ではありません。西ヨーロッパでは、人口の 97% がフッ化物を添加していない水を飲んでいます。フッ化物を添加していない西側諸国では、米国と同様に虫歯が減少しています。

水道水へのフッ化物添加が一般的になったのは数十年前で、当時科学者は反対のことが真実であると信じていました。しかし、それ以来、科学は大きく進歩しました。今では、フッ化物を飲むことは、健康に大きなリスクをもたらすことがわかっています。

有害物質規制法(米国で有害物質を規制する基本法)に基づき、米国環境保護庁は、化学物質が一般大衆または「影響を受けやすい集団」に「不当なリスク」をもたらす場合、特定の化学物質の使用を規制する権限を持っています。これは、高齢者、妊婦、乳児など、危険な化学物質にさらされることによる健康への悪影響に対してより脆弱である可能性のある人々のグループを指します。裁判所自身が指摘したように、200 万人以上の女性と乳児がフッ化物添加の影響を受けています。

裁判所は、フッ素添加のリスクは不合理であり、これらの規制を強化するために行動しなければならないと判決を下しました。この判決は、フッ素添加飲料水に関連する深刻な人体健康リスクを示す大規模で増え続ける科学の重要な認識を表しています。この裁判所は科学を検討し、それに応じて行動しました。今、米国のすべての人、特に最も脆弱な乳幼児をこの既知の健康上の脅威から保護する新しい規制を実施することで対応する必要があります。

フード&ウォーターウォッチ
ミッチ・ジョーンズ 2024年9月26日

=============================================

 

CBS News HEALTHWATCH
Federal court rules against EPA in lawsuit over fluoride in water
https://www.cbsnews.com/news/EPA-fluoride-drinking-water-federal-court-ruling/
By Alexander Tin Edited By Allison Elyse Gualtieri
September 25, 2024 / 11:46 AM EDT / CBS News USA

和訳
米国CBSニュース ヘルスウォッチ 2024年9月25日
連邦裁判所、水道水フッ化物訴訟で米国環境保護庁に不利な判決
アレクサンダー・ティン アリソン・エリス・グアルティエリ編集
2024年9月25日 / 午前11時46分(東部夏時間)/ CBSニュース アメリカ

カリフォルニア州の連邦裁判所は火曜日遅く、環境保護庁に不利な判決を下し、米国の飲料水供給における現在推奨されているフッ化物レベルによる潜在的な健康リスクの懸念について当局に行動を起こすよう命じた。

エドワード・チェン地方裁判所判事による判決は、水道水へのフッ化物添加を継続することの利点がリスクを上回るかどうかという議論が高まる中、フッ化物を虫歯予防に推奨してきた公衆衛生団体と支援する企業に打撃を与える。

環境非営利団体のフード&ウォーター・ウォッチとフッ化物アクション・ネットワークなどの市民団体は米国環境保護庁に、地域の水道会社によるフッ素添加に反対する請願を却下された後、ほぼ10年間法廷で争ってきた。

エドワード・チェン判事は、判決は「フッ化物添加水が公衆衛生に有害であると確実に結論付けるものではない」と慎重に述べたが、その潜在的なリスクの証拠は、環境保護庁に行動を取らせるのに十分であると述べた。

「全体として、フッ化物が人間の健康にリスクをもたらすことを立証する、科学的に信頼できる証拠がある。フッ化物は子供のIQの低下と関連しており、米国の飲料水のフッ化物濃度に非常に近い投与量では危険である」とエドワード・チェン判事は判決文に記した。

判事の判決は、先月終了した国立衛生研究所の毒物学プログラムによる調査を引用しており、この調査では「高濃度」のフッ化物が子供の知能指数の低下と関連していると結論づけられている。

米国小児科学会は、他の調査ではフッ化物のリスクと利点について異なる結論が出ていると述べ、国立衛生研究所の報告書の妥当性に疑問を呈している。米国小児科学会は、歯を虫歯から守るためにフッ化物入りの歯磨き粉をフッ化物入りの水と組み合わせて使用することを引き続き推奨しているフッ素推進グループの一つである。

米国疾病管理予防センターは、飲料水へのフッ化物の添加を20世紀の最大の公衆衛生上の成果の1つとして長い間称賛しており、フッ化物を使用して虫歯率を減らす現代の歯磨き粉やその他の歯科製品の使用への道を開いた。

報告書では、米国の飲料水に通常含まれるフッ化物曝露の低レベルについてさらに調査する必要があるとしているが、エドワード・チェン判事は、そのレベルでは「安全性が十分といえない」と裁定した。

エドワード・チェン判事は、妊娠中の母親のフッ化物曝露がより高い可能性があるとする、以前に発表された研究を指摘した。環境保護庁の専門家は、それらの高いフッ素レベルは、人々が現在、食品や歯磨き粉、その他の歯科製品を通じて化学物質に曝露している他の方法による部分もある可能性があると裁判所に伝えていた。

判事は、「危険レベルとこれらの曝露レベルの間に十分な安全性の余裕がないだけでなく、実際に多くの人にとっては曝露レベルが危険レベルを超えている」と記した。

専門家は、フッ化物入り歯磨き粉やその他の歯科製品がほぼ普遍的に採用されていることを、飲料水に化学物質を添加する必要がなくなった証拠として挙げている。海外の他の国々は、水道水にフッ化物を添加しなくても虫歯率を削減したと主張している。

米国疾病管理予防センターは、水道水へのフッ素添加を継続することが、依然として「年齢、学歴、所得水準にかかわらず、コミュニティーの全員にフッ素を届ける最も費用対効果の高い方法」であると主張している。

エドワード・チェン判事は、判決を受けて環境保護庁が取ることのできる選択肢は数多くあるが、その選択肢は、現在の濃度でのフッ素のリスクに関する警告ラベルの貼付から、飲料水へのフッ素添加の規制強化に向けた措置まで多岐にわたる。

「しかし、この裁判所の判決を前に米国環境保護庁ができないことが1つある。それは、そのリスクを無視することだ」と同氏は書いている。

シリ&グリムスタッド法律事務所のパートナーで、訴訟を起こした団体の主任弁護士であるマイケル・コネット氏は、法律により米国環境保護庁はフッ素のリスクを取り除く措置を取ることが義務付けられていると述べた。

「我々の立場からすると、飲料水へのフッ素化学物質の添加によるリスクを取り除く明白な方法は、添加をやめることだ」と同氏はCBSニュースに語った。

判事の判決は、2016年に議会で可決された化学物質安全法に基づいてこれらの団体が起こした訴訟に端を発している。この法律により、環境保護庁が彼らの請願を却下した後、彼らは法廷で環境保護庁に異議を申し立てる権限が与えられた。

最高裁が今年初めに覆した最近のいわゆる「シェブロン原則」とは異なり、2016年の法律では、請願者が環境保護庁の却下に異議を申し立てる場合、裁判官は環境保護庁の専門知識に従う必要はないとされていた。

代わりに、この法律は、証拠の優勢性(可能性が高い場合)がフッ化物による「不当なリスク」をもたらす可能性があることを示しているかどうかを判断するのはエドワード・チェン判事に委ねていた。

コネット氏は、この判決は、団体が法律を利用して一般市民の国、政府への請願を裁判に持ち込むことができた初めてのケースだと述べた。

「裁判官がこの事件の判決を下すのに要した時間の長さは、裁判所がこの判決を急いで下したわけではないことを示している。裁判所は時間をかけて、広範囲にわたる証言と証拠を検討した。したがって、これは決して急いで下したものではなく、むしろその逆だった」と彼は述べた。
===============================================

 

REUTERS
EPA must address fluoridated water’s risk to children’s IQs, US judge rules
https://www.reuters.com/world/us/epa-must-address-fluoridated-waters-risk-childrens-iqs-us-judge-rules-2024-09-25/
By Nate Raymond
September 25, 20249:37 AM PDT USA

和訳
米国ロイター通信 2024年9月25日
米国環境保護庁はフッ化物添加水が子供のIQに及ぼすリスクに対処しなければならないと判決
ネイト・レイモンド 2024年9月25日午前9時37分

2024年9月25日(ロイター) – カリフォルニア州の連邦判事は、飲料水中のフッ化物に関する規制を強化するよう米国環境保護庁に命じた。同化合物は、現在全国的に一般的なレベルでは、子供に不当な潜在的リスクをもたらすとしている。

サンフランシスコの米国地方裁判所判事エドワード・チェン氏は火曜日、虫歯予防のために飲料水にフッ化物を添加する現在の慣行は、子供の脳の発達に不当なリスクをもたらすという判決を下し、複数の市民団体の側に立って新たな見解を示した。

エドワード・チェン判事は、擁護団体が陪審員なしの裁判で、フッ化物が有害物質規制法に基づく環境保護庁の規制対応を必要とするほどの不当な危害リスクをもたらすことを証明したと述べた。

「記録にある科学文献は、危険が存在することを高いレベルで確実に示している。フッ化物はIQの低下と関連している」と書いている。

しかし判事は、フッ化物添加水が公衆衛生を危険にさらすと確信を持って結論付けているわけではないと強調した。

この判決は、2017年に米国環境保護庁を訴えた団体連合を率いた環境保護団体「フード&ウォーター・ウォッチ」から歓迎された。米国環境保護庁は、公共飲料水からフッ化物添加化学物質を禁止することを検討するよう求める、いわゆる国民の請願を却下していた。

「裁判所の歴史的な判決は、すべての人にとってより良く、より安全なフッ化物基準への道を開くのに役立つはずだ」と、擁護団体の弁護士マイケル・コネット氏は水曜日の声明で述べた。環境保護庁は、この判決を再検討中であると述べた。

米国の水は1945年以来フッ化物添加されているが、歯の損傷やその他のリスクの可能性に対処するため、推奨レベルはその後引き下げられている。

現在、2億人以上のアメリカ人、つまり人口の約75%が、飲料水にフッ化物を添加している。推奨濃度は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)である。

アメリカの地方自治体は自主的にフッ化物を水に添加している。フッ素関連企業から支援を受ける医師や歯科医は、まだ歯茎から生えていない子供の歯を保護する事にもフッ素化物配合の歯磨き粉を推奨している。米国のこの現状は、フッ化物添加飲料水が殆どないヨーロッパの国々とは異なる。

====================================================

Fox News USA
Federal judge orders EPA further regulate fluoride in drinking water due to concerns over lowered IQ in kids
https://www.foxnews.com/health/federal-judge-orders-epa-further-regulate-fluoride-drinking-water-due-concerns-over-lowered-iq-kid
Municipalities have been adding fluoride to water supplies for decades to prevent tooth decay but critics have long questioned its potential side effects
By Michael Dorgan  Published September 26, 2024 8:40am EDT

和訳
米国フォックスニュース 2024年9月26日
連邦判事が米国環境保護庁に対し、子どものIQ低下に関する懸念から、水道水中のフッ素添加の規制命令
アメリカの地方自治体は、虫歯予防のため何十年も水道水にフッ素を添加してきたが、専門家たちはその潜在的な副作用について長い間疑問を呈していた

アメリカではフッ化物は数十年にわたって水道水に添加されてきたが、カリフォルニア州の連邦判事は、高濃度のフッ化物は子供の知的発達に「不当なリスク」をもたらす可能性があるとして、米国環境保護庁(EPA)にフッ化物の規制強化を命じた。

米国連邦地方裁判所のエドワード・チェン判事は火曜日、現行の規定レベルで摂取した場合のフッ化物の健康リスクに関する科学的証拠は、2016年毒性物質規制法(TSCA)に基づくより厳格な規制を必要とするとの判決を下した。同法は、工業用化学物質が健康リスクをもたらすかどうかを検討するよう市民が環境保護庁に請願する法的手段を提供している。

エドワード・チェン判事は80ページに及ぶ判決文で、フッ化物が有害かどうかについては「議論の余地なく有害」と述べ、環境保護庁にそのリスクを下げる措置を講じるよう命じたが、どのような措置を講じるべきかについては言及しなかった。

「実際、環境保護庁の専門家も、ある程度の暴露ではフッ化物が有害であることに同意している」と判事は述べた。 「そして、妊娠中の母親のフッ化物への曝露が、その子の IQ 低下と関連していることは、十分な証拠によって立証されている。」

水中のフッ化物は知能低下と関連している
「1981 年から 1984 年にかけて、フッ化物が骨硬化症、エナメル質フッ素症、心理的および行動的問題などの悪影響と関連していることは争われた」とチェン氏は述べた。

同時に、同氏は裁判所の判決が「フッ化物添加水が公衆衛生に有害であると確実に結論付けるものではない」と書いている。「むしろ、改正毒性物質規制法で要求されているように、裁判所はそのような被害の不当なリスクがあると判断しており、そのリスクは環境保護庁に規制対応を義務付けるに十分なものである。

「この命令は、その対応がどのようなものでなければならないかを正確に指示するものではない。改正毒性物質規制法は、第一審の決定を環境保護庁に委ねている。しかし、この裁判所の判決を前に環境保護庁ができないことが1つある。それは、そのリスクを無視することだ」とエドワード・チェン判事は付け加えた。

「裁判所が問題の化学物質が不当なリスクをもたらすと改めて判断した場合、環境保護庁にその化学物質に関する規則制定を行うよう命じる」と同判事は述べた。「環境保護庁には第一審で回答する権限が与えられている。規制措置は、単なる警告ラベルの義務付けから化学物質の禁止まで多岐にわたる」

米国環境保護庁の広報担当者ジェフ・ランディス氏はAP通信に対し、環境保護庁はこの決定を検討中だがそれ以上のコメントは控えるとした。

フロリダ州立大学の研究者で、妊婦のフッ素濃度上昇の影響を研究しているアシュリー・マリン氏は、連邦判事が米国の水道水フッ化物推奨レベルが子供に及ぼす神経発達リスクについて判断を下したのは初めてだと話す。

マリン氏はこれを「米国のフッ化物添加論争でこれまで見た中で最も歴史的な判決」と呼んだ。

写真
現在、2億人以上の米国人、つまり人口の約75%がフッ化物添加水を飲んでいる。
青い背景の前で開いた歯磨き粉のチューブ、キャップ、歯ブラシのクローズアップ写真。多くのブランドの歯磨き粉にフッ化物が添加されている

飲料水に含まれるフッ化物は脳に害を及ぼすか?
1950年、連邦当局は虫歯予防のために水道水のフッ素化を承認し、数年後にフッ素入り歯磨き粉ブランドが市場に登場した後も、その推進を続けた。1945年、ミシガン州グランドラピッズは水道水にフッ素を添加した世界初の都市となった。

専門家は長い間、フッ素で歯を洗うことは、フッ素を摂取することのリスクとは比較にならないと述べてきた。後者は有害な神経毒性効果を引き起こす可能性がある。

2015年以来、連邦保健当局は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)のフッ素化レベルを推奨している。それ以前の50年間、推奨される上限は1.2(1.2PPM、0.00012%)だった。「実験証拠により、重度のエナメル質フッ素症、骨折のリスク、潜在的な骨格フッ素症などの副作用とフッ素の関連性がますます確立されたため」と裁判官は述べた。骨格フッ素症は、骨の脆弱化、硬直、痛みを引き起こす可能性のある障害だ。

世界保健機関は飲料水中のフッ化物の安全限度を1.5と定めている。これとは別に、環境保護庁は長年、水道システムには水1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)を超えるフッ化物が含まれていてはならないという要件を設けている。

この訴訟は、フッ化物が原因であると言われる子供のIQ低下について米国環境保護庁に調査を請願した市民擁護団体、フード・アンド・ウォーター・ウォッチによって起こされた。米国環境保護庁は、飲料水のフッ化物添加を禁止または制限するよう同団体が2016年に請願したが、これを却下していた。

フード・アンド・ウォーター・ウォッチと数人の共同請願者はその後、フッ化物を摂取した場合の毒性に関する科学的証拠が積み重なっていることを理由に、環境保護庁に行動を強制するよう訴えた。

「本日の判決は、フッ化物添加飲料水に関連する深刻な人体健康リスクを示す大規模かつ増え続ける科学的根拠を重要な形で認めたものだ」と同団体は声明で述べた。

写真
カリフォルニア州ヒールズバーグの飲料水にフッ化物を添加する工場の水道事業の現場監督。(マイケル・マコール/サンフランシスコ・クロニクル、ゲッティイメージズ経由)

「裁判所は科学を検討し、それに応じた行動をとった。今、環境保護庁は、すべての米国人、特に最も脆弱な乳幼児をこの既知の健康上の脅威から十分に保護する新しい規制を実施することで対応しなければならない。」

火曜日の判決は、米国国立毒性プログラムによる72件のヒト疫学研究と入手可能な文献のレビューを引用し、フッ化物が子供のIQ低下と関連していると結論付けた。

「環境保護庁の専門家がフッ化物が危険であると認識しているにもかかわらず、環境保護庁はリスク評価のさまざまな段階で技術的な点を指摘し、フッ化物が不当なリスクをもたらさないと結論付けている」とエドワード・チェン判事は述べ、「環境保護庁は主に、危険レベルと、より低い曝露レベルでの投与量と反応の正確な関係が完全には明らかではないと主張している。しかし環境保護庁のフッ素化物が子供のIQ低下に影響はないという主張には説得力がない。」と判決した。

=============================

CNN News
Fluoride in drinking water poses enough risk to merit new EPA action, judge says
https://www.cnn.com/2024/09/25/health/epa-fluoride-drinking-water/index.html
By Associated Press Published 3:38 PM EDT, Wed September 25, 2024
NEW YORK (AP) USA
https://apnews.com/article/fluoride-ruling-drinking-water-ccdfa11138600ab0838ebf979cbaead2
BY MIKE STOBBE Updated 2:07 PM GMT-7, September 25, 2024


和訳
米国CNNニュース
米国ニューヨークAP通信 2024年9月25日
飲料水中のフッ素はリスクが十分にあるため、米国環境保護庁は新たな行動を取る必要があると判決

連邦判事は、飲料水中のフッ化物濃度が高いと子供の知的発達に危険を及ぼす可能性があるため、米国環境保護庁に対し、飲料水中のフッ化物をさらに規制するよう命じた。

米国地方判事のエドワード・チェン氏は、水に通常添加されるフッ化物の量が子供のIQを低下させるかどうかは確かではないと警告したが、研究が進むにつれて、そのIQ低下リスクの可能性があると結論付けた。チェン氏は米国環境保護庁に対し、そのリスクを軽減する措置を講じるよう命じたが、どのような措置を講じるべきかについては言及しなかった。

この判事の判決は、前世紀の公衆衛生上の最大の成果の1つとして称賛されてきた慣行に対するもう一つの印象的な異議である。米国疾病予防管理センターによると、フッ化物は、通常の摩耗で失われたミネラルを補充することで歯を強化し、虫歯を減らす。

先月、連邦機関は「中程度の確信を持って」、子供のフッ化物への曝露レベルが高いこととIQが低いことの間には関連があると判断した。国立毒性学プログラムは、飲料水の推奨限度の約2倍のフッ化物レベルに関する研究に基づいて結論を下した。

訴訟の被告である米国環境保護庁は、より低いレベルのフッ化物への曝露がどのような影響を与えるかは明らかではないと主張した。しかし、「環境保護庁は危険レベルと曝露レベルの間に余裕があることを確認する必要がある。そして十分なマージンがなければ、その化学物質はリスクをもたらす」とチェン氏は火曜日に下した80ページの判決文で述べた。

「簡単に言えば、米国の飲料水への曝露レベルでの健康リスクは、連邦法の下で米国環境保護庁による規制対応を引き起こすのに十分高い」と彼は書いた。

米国環境保護庁の広報担当者ジェフ・ランディス氏は、米国環境保護庁は決定を検討中だがそれ以上のコメントはしないと述べた。

1950年、連邦当局は虫歯予防のために水道水のフッ素化を承認し、数年後にフッ素入り歯磨き粉ブランドが市場に登場した後もそれを推進し続けた。

研究者によると、フッ素はさまざまな供給源から摂取できるが、米国人にとっては飲料水が主な供給源である。疾病予防管理センターは、公のデータによると、現在、米国人口のほぼ3分の2がフッ素添加飲料水を飲んでいる。

2015年以来、連邦保健当局は水1リットルあたり0.7ミリグラム(0.7PPM、0.00007%)のフッ素化レベルを推奨している。それ以前の 50 年間、推奨される上限は1.2(1.2PPM、0.00012%) だった。世界保健機関は、飲料水中のフッ化物の安全限度を 1.5 (1.5PPM、0.00015%)に設定している。

これとは別に、米国環境保護庁は長年にわたり、水道システムには水1リットルあたり4ミリグラム(4PPM、0.0004%)を超えるフッ化物が含まれていてはならないという要件を設けている。この基準は、骨のフッ素症 (骨が弱くなり、硬直し、痛みを引き起こす可能性のある障害) を防ぐことを目的としている。

しかし、過去 20 年間の研究で、フッ化物と脳の発達との関連という別の問題が示唆されている。研究者は、発育中の胎児や、粉ミルク入りの水を摂取する可能性のある幼児への影響について疑問を抱いていた。動物実験では、フッ化物が学習、記憶、実行機能、行動を司る脳領域の神経化学細胞機能に影響を与える可能性があることが示された。

サンフランシスコの米国地方裁判所で審理されたこの訴訟は、2017年に始まった。原告団の筆頭は、非営利の環境保護団体「フード&ウォーター・ウォッチ」だった。エドワード・チェン地方裁判所判事は2020年に国家毒性プログラムの報告書の結果を待つため訴訟を一時停止したが、2024年初めにこの訴訟に関する弁護士の弁論を聞いた。

「私たちの見解では、水にフッ化物化学物質を添加することによるリスクを排除する唯一の効果的な方法は、添加をやめることです」と、原告側の主導弁護士であるマイケル・コネット氏は水曜日の電子メールで述べた。

=================================

参考情報

本判決に対し、フッ素化物関連企業より支援されてきたグループの米国歯科医師会(ADA)は反発、フッ素化物の有用性を再主張する立場に
https://adanews.ada.org/ada-news/2024/september/judge-orders-epa-to-address-impacts-of-fluoride-in-drinking-water/
和訳
カリフォルニア州の連邦判事が環境保護庁(EPA)に対し、飲料水中のフッ素に関する規制措置を取るよう命じた後、アメリカ歯科医師会(ADA)は、地域の水道水フッ素化は安全であり、歯や虫歯予防の口腔衛生に役立つとする立場を再主張した。

「判決では、米国環境保護庁は水道水へのフッ素の添加をただちに禁止するものではないが、フッ素の摂取による子供の知能指数低下へのリスク喚起等の行動を起こす必要がある」とする。

アメリカ歯科医師会(ADA)は9月25日の声明で、虫歯予防のために適切なレベルでの水道水フッ素化を「断固として支持する」と述べた。

米国連邦地方裁判所のエドワード・チェン判事は、9月24日の判決で、判決はフッ化物添加水が公衆衛生に有害であると「確実に結論付ける」ものではないが、「飲料水中のフッ化物が知能指数低下の潜在的リスクをもたらすという証拠がある」と明言した。「IQ低下の深刻さ、および米国民が4ポイント以上のIQ低下を経験するリスクがあるという十分な記録上の裏付けを考慮すると、問題となっている危険の深刻さは、問題となっているリスクが不合理であると判断する上で有利である」とチェン判事は記した。

いくつかの市民団体は、改正された有害物質規制法に基づいて、フッ化物が不合理な子供の脳への危害のリスクをもたらし、米国環境保護庁の対応を必要とするほどのケースを確立するよう請願した。改正された有害物質規制法は、化学物質が不合理な健康被害のリスクをもたらすかどうかを検討するよう市民が環境保護庁に請願することを可能にしている。

この判決は、2024年8月に米国保健福祉省の国立毒性学プログラムが「フッ化物への曝露と神経発達および認知に関する科学の現状に関する報告書」を発表した後に下された。8月の報告書では、推奨限度の2倍以上の水を飲むことは、子供のIQの低下と「一貫して関連している」ことがわかった。報告書では、この発見は、疾病管理予防センターが現在推奨している水道水のフッ化物添加の最適レベル(0.7 mg/L・0.7PPM・0.00007%)の2倍以上(≥1.5 mg/L・1.5PPM・0.00015%)のフッ化物への曝露に限定されていると指摘している。

しかし米国歯科医師会は、米国保健福祉省の国立毒性学プログラムの最新の研究報告は、虫歯予防の公衆衛生政策の検討のために現在のフッ化物添加慣行を変更することを正当化する新たな決定的な証拠を提供していないと反論主張した。

米国歯科医師会は、虫歯を予防し口腔の健康を促進するために必要な方法として、水道水のフッ化物添加を引き続き支持している。同協会はフッ化物添加を 20 世紀の 10 大公衆衛生上の成果の 1つに挙げ、75 年以上にわたり科学的証拠がフッ化物添加が安全で効果的であることを示してきたことを指摘している。

米国歯科医師会長のリンダ・J・エドガー歯科医師は声明で、「口腔衛生は不可欠であり、フッ化物添加は子供と大人の虫歯を少なくとも 25% 予防することが証明されていると述べ、虫歯予防へのフッ化物添加のメリットは明確だ」と歯への有用性を改めて主張する一方で、米国保健福祉省の国立毒性学プログラムによる最新の研究成果に基づいた裁判の判決である、子供のIQ低下等の脳への副作用リスクの研究結果と判決結果は受け入れられない立場を主張した。

2024年9月24日、連邦裁判所は8月に発表された最新の米国保健福祉省の国立毒性学プログラムによる研究報告に基づき、最新の科学研究ではフッ素が子供のIQ低下にリスクを及ぼす可能性がある証拠が明らかになったとし、米国環境保護庁がそのリスクを軽減するための措置を講じる必要があると判決を下した。

米国での本裁判は、複数の市民団体が米国環境保護庁に対し、フッ素が健康に与えるリスクを評価するよう求め、2017年から約7年の歳月をかけて科学的な調査と審議が行われた。そして母親の会はじめ家族の健康や子供を思う市民団体の思いが、70年間に渡りフッ素化物を推進してきた団体や企業の今後や、アメリカの子供達の未来を変える上記判決が下されている。

=================================

The Final Resolution to the Decades-Long Fluoride Debate on Dental Caries Prevention in the United States
To prevent tooth decay in children, lactic acid bacteria antibacterial peptide “Neonisin e” is a new green technology other than fluoride, which has the risk of lowering IQ.
DTC world newest green technology and investment opportunity from Japan 2024 09
和訳

70年に渡るアメリカの虫歯予防に関するフッ素化物論争が7年間の裁判で決着

2025年以降は子供の虫歯予防には、フッ素に代替するグリーンテクノロジーの勃興予想

20世紀の1950年代より始まった、歯の表面にフッ素化物を付着させコーティングする事でう蝕(虫歯菌による酸蝕)を予防するという公衆衛生方法は、21世紀となりフッ素の摂取による子供の知能指数の低下リスクという副作用が米国で科学的な研究結果として出揃い、2024年末に7年間に及ぶ裁判の結果、70年間繰り広げられたフッ素化物推進企業や利権団体と家族の健康を願う市民団体とのフッ素化物論争の決着を見る事になりました。

現在日本では、2010年代の規制緩和により、2017年に大人用歯磨きには歯磨き粉のフッ化物イオン濃度の上限が高濃度の1,500ppmまで引き上げ、2023年1月には新生児〜乳幼児向け製品についてもこれまでの500ppmから1,000ppmに引き上げるという高濃度配合を許可、日本市場には高濃度フッ素配合のオーラルケア製品が溢れ、支援されるフッ素推進団体はフッ素の有用性と安全性を強調する立場であり、日本の親や妊婦、少子化となった日本の乳幼児は高濃度フッ素配合製品の誤飲による知能低下のリスクに晒されています。

フッ素摂取は超微量での規制強化へ

今回の判決で裁判所は、1リットルあたり0.7ミリグラム(「mg/L」)の水のフッ素化(米国で現在「最適」とみなされているレベル)は、子供のIQを低下させる不当なリスクをもたらすと判断しています。

フッ素の濃度「1リットルあたり0.7ミリグラム(mg/L)」は、0.7 ppm(parts per million)です。PPMとmg/Lは、1リットルの水に対して同じ意味を持つ単位なので、0.7 mg/L = 0.7 ppm となります。%にした場合は、0.00007%となり超微量の単位での脳への影響が指摘されています。

リスク摂取量としては、人が一日に飲用する水は2〜3リットルといわれており(乳幼児はより少ない)、0.7 ppmフッ素濃度の水道水で計算すると、ごく微量の1.5〜2mgのフッ素で脳へのダメージリスクが今回の判決で指摘されていることになります。

「経口毒」と「経皮毒」への注意が必要

また口から入る毒を「経口毒」、口腔粘膜を含む皮膚から吸収される毒を「経皮毒」と言いますが、口腔粘膜による「経皮毒」の吸収率は、腕の皮膚が1とすれば、口の中の粘膜は10~20倍とされ、実際には想像以上のフッ素が口残りし、口腔粘膜から赤ちゃんや乳幼児、子供や妊婦の母体、胎児に暴露されていることになります。

日本で許可されている赤ちゃんや子供用のフッ素1,000 ppm配合の歯磨き剤には、1グラムあたり1ミリグラムのフッ素を含んでいることを意味します。つまり、100gの歯磨き剤には約100mgのフッ素が含まれています。

よって1グラムの歯磨き粉を赤ちゃんや乳幼児が誤飲や経皮吸収することで1ミリグラムのフッ素を摂取することになり、一日の歯磨きでの誤飲や経皮吸収で子供や胎児のIQ低下につながる脳へのダメージリスク量を超えてしまう可能性があります。100gの製品を使い切る頃には100mgのフッ素を誤飲により摂取するというリスクも考えられます。

今回の判決では、水道水の場合で0.7 ppm=0.00007%=0.7 mg/L、つまり一度の歯磨きに使う歯磨き粉の量1グラムあたり0.0007mgの濃度での子供の脳への影響リスクが指摘しており、それ以上の高濃度フッ素が配合された歯磨き粉の一日の歯磨き回数と継続使用日数を考慮し、誤飲や経皮吸収による口腔粘膜からのフッ素摂取量による脳への影響リスクに気をつける必要があります。

フッ素配合製品の濃度によるリスクレベル

フッ素配合製品の濃度によるリスクレベルを整理すると以下の通りです。判決によって認められた脳損傷リスクを基にした基準を0.7 ppmすると、それを超える濃度のフッ素が含まれる歯磨き粉は、誤飲や経皮吸収によるリスクが増加すると考えられます。

配合フッ素濃度 (PPM) % 表記 mg/L 製品1グラムあたりのフッ素量 (mg) リスクレベル(基準の何倍か) 同等のリスク水道水量
0.7 PPM 0.00007% 0.7 mg/L 0.0007 mg 基準リスクレベル
10 PPM 0.001% 10 mg/L 0.01 mg 約10倍の濃度・リスク 水道水10L分
100 PPM 0.01% 100 mg/L 0.1 mg 約100倍の濃度・リスク 水道水100L分
500 PPM 0.05% 500 mg/L 0.5 mg 約500倍の濃度・リスク 水道水500L分
1000 PPM 0.1% 1000 mg/L 1 mg 約1000倍の濃度・リスク 水道水1トン分
1450 PPM 0.145% 1450 mg/L 1.45 mg 約2000倍の濃度・リスク 水道水2トン分

これらの数値からわかるように、フッ素濃度が高まるほど誤飲や粘膜吸収によるリスクも増加します。

特に、リスク基準値0.7ppmの10倍濃度の10ppm以上のフッ素を含む歯磨き粉は、乳幼児や小児が口に入れた分のすべてを吐き出さず、一部を唾液と共に誤飲した場合や口腔粘膜からの経皮吸収により、基準値以上の量を摂取してしまうリスクが高くなると考えられます。

実際に日本で市販されているフッ素配合の赤ちゃんや子供向け歯磨き粉には、配合したフッ素の配合量(ppm値)を明記せずに販売している製品が多く、日本の女性や乳幼児ははっきりしない量の市販製品によるフッ素暴露での知能低下のリスクに直面している現状があります。

そして大人用の高濃度フッ素1,500ppm配合製品には100gあたり150mgのフッ素が配合されており、お母さんとなる胎児のいる女性、妊婦はより多くのフッ素を誤飲するリスクがあり、生まれてくる大切な赤ちゃんの知的発達への影響が危惧されます。

現実にあり得るフッ素配合製品によるリスク基準値以上のフッ素暴露リスク

上記の表の様に、妊婦や授乳中の母親が、

1450ppmの高濃度フッ素配合歯磨き粉を、

1グラム使用して誤飲や粘膜吸収をした場合、その摂取量は危険レベルの0.7ppmのフッ素濃度の水道水約2トン分に相当します。

使用した1グラムのうち10%(0.1グラム)の誤飲や粘膜吸収で摂取で、水道水約200リットル分のフッ素に相当します。

たとえ1%(0.01グラム)の誤飲や粘膜吸収でも、0.7ppmフッ素水道水の20リットル分(ヒトが1日に必要とする水分量2〜3リットルの約10倍)に相当します。

入念にうがいや吐き出しを行い、0.1%(0.001グラム)分が口残りしたとしても、人間が1日に必要な水分量である2リットル分の0.7ppmフッ素水道水に相当するフッ素摂取量となります。

同じ様に、

1000ppmの場合は歯磨き粉1グラムで水道水1トン分、うち10%(0.1mg)摂取で水道水100リットル分、わずか1%(0.01mg)摂取でも10リットル分に相当するフッ素摂取量(基準値以上)。

500ppm製品の場合は1グラムで水道水500リットル分、うち10%(0.1mg)で水道水50リットル分、わずか1%(0.01mg)でも5リットル分に相当するフッ素摂取量(基準値以上)。

100ppm製品の場合は1グラムで水道水100リットル分、うち10%(0.1mg)で水道水10リットル分、に相当するフッ素摂取量(基準値以上)。

10ppm製品の場合は1グラムで水道水10リットル分、うち10%(0.1mg)で水道水1リットル分、に相当するフッ素摂取量(虫歯予防に有効と米国で採用されているフロリデーション水道水濃度同等、リスク指摘フッ素0.7ppm水道水1リットル強分)、

となり、

実際には、現在市販されているフッ素配合と表記された歯磨き粉や洗口液を使用した場合は、現在指定の適量を守った場合でも、今回の最新判決で指摘されたリスク基準以上のフッ素を摂取している可能性となり注意が必要です。

今回の判決では、妊娠中の母親の尿に含まれるフッ化物0.28 mg/L(0.28ppm、超微量の**0.000028%**に相当)ごとに、子供のIQが1ポイント低下することが予測されると結論付けられています。

このように、毎日の少量の誤飲や粘膜吸収でも、蓄積による健康リスクが考えられるため、特に子供や妊娠中、授乳中のフッ素配合製品の使用については、各個人の十分なメリットとリスクの考察と自己選択が必要です。

水道水よりもフッ素配合歯磨き粉の方が暴露リスクが高い

そしてフッ素摂取は、「水道水からよりもフッ素配合製品からの方がリスクが大幅に高い」と指摘されています。アメリカのフッ素を添加した水道水のフッ素濃度(一般的に0.7~1.5 ppm)と比べると、歯磨き粉などで100 ppm以上の高濃度フッ素を含む製品の誤飲や経皮吸収は、フッ素暴露リスクが大幅に高いと言えます。以下の点がその理由です。

1. フッ素濃度の違い
水道水中のフッ素濃度は0.7~1.5 ppmと非常に低く、飲料水として摂取される際、少量のフッ素が徐々に体内に入るレベルです。そして2〜3リットル以上の水も一度には飲むことができず、フッ素濃度が劇的に増えることは少なく安心です。

一方、歯磨き粉のフッ素濃度は通常100 ppm以上で、大人用では1500 ppmに達することもあります。このため、歯磨き粉を口に残す、または間違ってほんの一部を誤飲するだけでも、一瞬一度の摂取量で水道水の数10~数100倍となり得ます。

2. 吐き出しても残るリスク
歯磨き粉は、通常の使用でも口内に残留しやすく、特に子供や乳幼児は完全に吐き出すことが難しいため、フッ素が唾液と混じり吸収されるリスクが高まります。

経皮毒の観点から、口腔粘膜は腕などの皮膚の10~20倍の吸収率があるため、微量でも口腔内にフッ素が残ると高い吸収率で体内に取り込まれやすくなります。

3. 誤飲時のフッ素摂取量の比較
歯磨き粉のフッ素含有量を例にとると、100 ppm以上の製品を1 g誤飲すると、単純計算で約0.1 mgのフッ素を一度に摂取することになります。フッ素添加水道水で同じ量のフッ素に曝露されるには、約100リットル以上の水を飲む必要があります。

特に子供がフッ素配合歯磨き粉を日常的に使用すると、吐き出しても一定量のフッ素が体内に蓄積され、長期間にわたって影響を受ける可能性が高まります。

また歯牙へのフッ素塗布には9,000ppmという、今回の判決でのリスク基準値0.7ppmの一万倍に近い超高濃度のフッ素化物を用いる場合もあり、ごく微量の唾液への混入や口腔粘膜からの経皮吸収、口残り等による、高濃度フッ素暴露には細心の注意が必要です。

さらに毒性の高い高濃度フッ素配合製品が街中で一般販売されている現状は、いたずらや犯罪性のあるものも含め、何者かによる飲料や井戸、水源、土壌、作物等への悪意のある高濃度フッ素の無断添加等の毒物混入のリスク、

また各家庭内からの高濃度フッ素製品の河川や自然環境中への排出や、製品廃棄による水源、土壌、作物汚染リスクも指摘されています。

結論:フッ素が体内に取り込まれるリスクは、濃度が高く吸収率の高い歯磨き粉や洗口液の使用による経口暴露・経皮吸収の方が、日常的に飲用するフッ素添加の水道水に比べてはるかに高いと言えます。そのため、特に乳幼児や子供向けの高濃度フッ素製品の使用には慎重な配慮が必要です。

一般流通製品の規制は先の予想 妊婦や子育て世代の自己防衛の必要性

ただ大きなリスクが指摘されるフッ素配合製品について、今回の判決の全アメリカ国民が使用する水道水への強制フッ素添加、集団フッ素暴露と異なり、自己選択で消費者はフッ素配合製品を購入使用・購入しないで回避する個人の自由があり、FDA(アメリカ食品医薬品局)による一般市場に流通している高濃度フッ素配合歯磨き粉や洗口液等への流通規制は、少し遅れて先になるであろうと予測されています。

よって、妊娠中や赤ちゃん子供のいる消費者で、子供の成長発達に興味のある方は、我が子の健康と未来を自分自身の情報収集と自己選択、自己防衛で守っていくことが必要とされています。

フッ素の水道水への添加による集団暴露については、人権的な側面として情報弱者や所得の低い人々には回避できない不当なリスクと判決されていますが、市販のフッ素配合製品の消費者の自己選択は個人の自由となり、学歴・能力・実力主義のアメリカ社会においては、それぞれの親の情報収集力や自己判断力など知能や能力また嗜好の違いにより、子供世代の格差社会をさらに広げる要因や自己責任論の深化にもなりうると指摘されています。

人間のIQ・知能指数は50〜80%が親からの遺伝要素といわれ、成人後は親からの遺伝影響が80%になるといわれていますが、5歳程までの幼少期は環境や教育により遺伝的な限界を超えてIQ・知能指数を高める可能性を持っています。よって胎児や幼少期は脳の保護と健康に加え、環境や教育が重要とされます。

幼少期の環境や教育の質は、成人後のIQ・知能指数だけでなく、学業成績、職業選択、社会的スキルにも影響を与えます。脳が守られ、教育が豊かな環境で育った子供は、自己制御能力や創造性、問題解決能力においても優れた能力を発揮する傾向があります。

知能と人生への影響について

逆に、米国メディアが伝える様に脳へのダメージによる発達障害、ADHDや不注意のリスクの増加などを含む子供の知能指数(IQ)の低下は人生に深刻な被害をもたらし、研究ではIQが1~2ポイント低下するだけで、例えば教育達成度(知能・学力・成績・進路)、雇用状況(就職・転職)、生産性(能力・集中力・観察力・理解力・想像力等)、賃金の低下(所得格差・貧困格差)につながることが分かっています。

また子供だけでなく大人にとっても知能指数・IQは生活に大切で、フッ素の摂取による高齢層の認知機能の低下(物忘れ・アルツハイマー・呆け・介護)、勤労世代の生産性(仕事・能力・判断力・成績・昇進)の低下、賃金の低下など様々なリスクが米国においては指摘されています。

今回の判決を逆に考えれば、現在歯磨き粉からフッ素を摂取している子供や大人は、フッ素摂取を中止した場合には、知能指数や成績の維持と受験や就職の成功、能力や生産性の維持による所得向上、元気に自立した老後生活につながる可能性も示唆されていることになり、情報収集力がありこの最新事実を知り信じて行動をとった人は、家族にとってより良い人生をもたらす可能性も指摘されています。

最も注意すべき子供の年齢は

成人の脳の松果体へのダメージにも注意

フッ素(特にフッ化物)が脳の松果体(pineal gland)に及ぼす影響については、さまざまな研究が行われています。松果体は脳内の小さな内分泌器官で、睡眠と覚醒を調整するホルモンであるメラトニンの分泌に関与しています。この領域へのフッ素の影響については、科学界で議論が続いています。

フッ素の蓄積と松果体の石灰化
1994年にイギリスの研究者ジェニファー・ルーク博士によって行われた研究では、フッ化物が松果体に蓄積しやすいことが示されました。この研究では、松果体がフッ素を吸収しやすく、結果として松果体の石灰化が進む可能性が指摘されています。

石灰化した松果体は、メラトニンの分泌能力が低下する可能性があるとされています。これが、睡眠の質の低下や生体リズムの乱れを引き起こす可能性があるという懸念があります。

動物実験からの知見
動物実験では、フッ素の過剰摂取が松果体の構造や機能に悪影響を及ぼす可能性があることが示されています。一部の研究では、フッ素の摂取がメラトニンの生成量を減少させ、思春期の開始時期に影響を与える可能性が指摘されています。フッ化物が松果体内でカルシウムと結合し、石灰化を進行させるメカニズムが考えられています。

人間への影響に関する議論
人間における松果体へのフッ素の影響を直接的に評価した研究はまだ限られています。一部の疫学研究では、フッ素濃度の高い地域に住む人々が、フッ素濃度の低い地域の人々と比べて松果体の石灰化が進んでいる可能性が示唆されています。ただし、これらの研究は限られたサンプルに基づいており、明確な因果関係を示すには追加の研究が必要です。

成人健康への潜在的影響(不眠やボケ
松果体の機能低下によるメラトニン分泌の減少は、不眠や概日リズム障害を引き起こす可能性があります。一部の研究者は、松果体の石灰化が神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など)老化に関連する可能性を指摘しています。

フッ素と松果体の関係に関する研究は進行中であり、特に人間への長期的な影響についてさらなるデータが必要です。飲料水や歯磨き粉からのフッ素摂取量を適切に調整し、潜在的なリスクを最小化するための政策が求められています。これらの情報は、現在の科学的知見に基づいており、引き続き新たな研究が行われることでより明確な結論が得られることが期待されています。

男性のテストステロン低下による生産性や生殖機能低下、筋肉減少、少子化への影響も指摘 筋トレ中の方は注意

また子供や女性、妊婦、また脳へのダメージだけでなく、フッ素暴露により男性の内分泌機関や生殖機能へのリスクも指摘されています。テストステロン等の男性ホルモン低下による、やる気減退、生産性低下、筋肉減少、体力低下、鬱、更年期障害また性欲や生殖機能の低下により、少子化につながる可能性が以下の研究で指摘されています。

メキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

特にフッ素暴露によるテストステロンの低下は、筋トレに励んでいる方や体力の維持を心がけている方、最近元気のない方や男性ホルモンの低下する年齢の方、テストステロン療法を行っている方や妊活中の方、仕事やスポーツを充実させたい方にとっては、避けるべきであるとされています。

男性にとっても、フッ素1450ppm配合歯磨き粉を2グラム分誤飲もしくは粘膜吸収した場合は約3mgのフッ素摂取となり、毎日の歯磨きで、メキシコでの研究が明らかにしたテストステロン低下や男性生殖機能へのリスク摂取量に達してしまう危険性も指摘されており、筋トレ中や多くの男性の方にも注意が必要です。

いつ頃からフッ素の脳への危険性が指摘され始めたのか

フッ素が脳に与える影響についての懸念は、1990年代頃から本格的に研究され始めました。以下のような研究が、フッ素と神経発達に対する懸念を高めるきっかけとなりました:

  1. 1990年代から2000年代初頭 – 一部の研究により、フッ素が高濃度で曝露された場合、神経毒性がある可能性が指摘されました。この時期の研究は主に動物実験や発展途上国での事例をもとに行われ、脳や神経発達へのリスクについてのデータが収集されました。
  2. 2000年代後半から2010年代 – カナダや中国、メキシコなどの研究において、妊娠中の母親が高濃度のフッ素に曝露されると、子供のIQ低下のリスクが高まる可能性があることが報告されました。この頃から、特に子供の神経発達に影響する可能性が注目され始め、研究の質も高まりました。
  3. 2010年代後半から2020年代初頭 – 神経毒性とフッ素の関連を示すエビデンスが蓄積され、IQや神経発達リスクに対する懸念が科学界でさらに強まりました。2019年のカナダの研究や、米国環境保護庁(EPA)や国立毒性プログラム(NTP)による評価もこの懸念を支持し、神経発達リスクを確認する報告が出されました。
  4. 2024年の米国判決 – 9月24日に、米国連邦裁判所がフッ素のリスクに関する規制強化を命じる判決を下し、フッ素が子供の知能指数(IQ)に与えるリスクについての懸念が法律的にも大きく取り上げられました。この判決により、水道水におけるフッ素濃度の再評価と規制強化の義務が生じ、今後も研究が続くと考えられます。

このように、フッ素の脳や神経への影響についての懸念は長期にわたって存在し、特にこの20~30年で科学的エビデンスが増え、懸念が強まりました。

なぜヨーロッパ人の方がフッ素を避ける傾向にあるのか

ヨーロッパではアメリカに比べてフッ素添加が広く受け入れられていない理由は、歴史的背景、健康リスクへの懸念、そして異なる公衆衛生政策に基づいています。以下がその主な要因です:

  1. 歴史的背景と慎重な政策
    ヨーロッパでは、フッ素添加水の普及が進んだ時期でも、アメリカほど積極的に導入されませんでした。フッ素の効果や安全性について慎重な意見が多く、一部の研究者や政府がリスクを指摘していたため、政策として採用する国が少なかったのです。結果として、水道水のフッ素添加はヨーロッパでは例外的な措置とされ、フッ素を直接添加しなくても虫歯予防が可能という考えが広まりました。
  2. フッ素の健康リスクへの懸念
    フッ素が神経や骨に与える影響についての科学的研究が蓄積するにつれ、ヨーロッパではフッ素を避けるべきとする意見が強まっていきました。特に近年の研究で、フッ素の神経毒性や知能低下リスクが報告されると、一部の地域でフッ素添加を再評価したり、完全に禁止する動きが増えました。
  3. 欧州連合(EU)の厳しい規制
    EUでは、環境や健康に関する規制が厳格であるため、フッ素についてもリスクが疑われる段階から抑制する姿勢が取られました。EUの規制に従うことで、加盟国の多くがフッ素添加水を提供せず、虫歯予防は他の方法で実現する方針が一般的です。
  4. 代替手段の普及と教育
    ヨーロッパでは、フッ素に依存しない虫歯予防策として、歯科医による定期的なケアや食生活改善、歯磨きの普及が徹底されています。また、フッ素の代替として効果がある他の成分や技術が研究・導入され、特にフッ素フリーの歯磨き粉も一般的です。
  5. 消費者の健康意識
    ヨーロッパの消費者は、天然素材やオーガニック製品への志向が強く、フッ素のような添加物に対しても敏感です。健康へのリスクが少しでも示唆される成分には注意を払い、選択肢があれば、より安全で自然な製品を好む傾向があります。

これらの要因により、ヨーロッパではアメリカやその他の国々と異なり、フッ素の添加があまり推奨されず、消費者もフッ素を避ける傾向が続いています。

今回のアメリカの判決についても世界のSNSの多くでは、アメリカに次いでヨーロッパの消費者が日々多くの投稿を行なっており、フッ素の危険性についての欧米の人々の議論の高まりと最新科学情報、そして日本国内とのギャップを知ることができます。

ヨーロッパ、アメリカの今に見る日本の将来について

日本においても虫歯予防へのフッ素化物推進と健康リスクについて長年論争状態にありましたが、今回のアメリカでの最新判決に日本も従う未来となると予想されます。

今後アメリカと同じくフッ素化物関連企業より支援を受けてきたロビーの訴訟対策等での反論もあり、子供のフッ素摂取の安全性を主張する企業や関係者は残ると思われますが、アメリカでの判決と同じ様に最新の科学情報に基づいて明らかにすることが、世界の最新安全情報や国民の意見に耳を傾け、高齢化が進み危機的少子化となった日本の未来を背負う数少ない子供達と子育て世代、教育機関の国際競争力や知能とプレゼンスを高める、社会全体へのチェンジアクションと期待されます。

また能力差による所得格差が広がった日本においては、子育て世代の当事者である親は、様々な利益的立場の情報がネット上で錯綜するなか、AIや自動翻訳等を活用し海外最新情報などの我が子にとって有用な情報を直接自ら知り情報リテラシーを高めることで、知的発達や進路など我が子の能力開発や教育、そして将来の所得や生活について、親の自助努力、自己責任による自己選択と自己防衛で大きく変わっていく時代になりつつあるされています。また多くの我が子の原因不明の発達障害や知的障害に悩む障害児の親等の当事者にとっても、海外主要メディアの報道は自身の家族の未来を守る有益な情報になり得るとされます。

実際に、アメリカの子育て世代の当事者である親や医療関係者においても、水道水のフッ素化物添加について、公衆衛生による虫歯予防や医療費の削減には賛成とする一方で、実際に親として大切な我が子に限っては、リスクを知ったフッ素添加水道水を自身の赤ちゃんのミルクや子供への飲用や料理に用いる事は行わない(自分の子供には浄水器の水かミネラルウォーターを購入してミルク・飲用・料理用とする。米国の浄水器産業やミネラルウォーター産業は巨大であり、水道水へのフッ素添加廃止には砂糖産業と同じく利益的反対の立場である)、また我が子には少ながらず体内摂取のリスクのある高濃度フッ素配合歯磨き製品は避ける(自分の子供にはフッ素化物フリーの歯磨き製品を使用する。米国では近年フッ素無配合オーラルケア製品の成長率が高くなっている)、そしてその選択を所得レベルや価値観、利益的立場の異なる人たちには押し付けないケースが多く見られました。

今後アメリカの教育熱心な親たちなど消費者イノヴェーター層がどの様な消費行動に変化していくか、旧来の歯磨き製品企業はどうフッ素無配合製品の拡充を行っていくのか、市場動向が注目されます。

21世紀のアメリカおよび世界市場での赤ちゃん子供の虫歯予防は「ネオナイシン-e」配合の「オーラルピース」に注目が集まる

また今回の歴史的判決を受け、21世紀の人類の子供の虫歯予防の技術メインストリームは、20世紀までのフッ素コートによるう蝕防止から、フッ素に置き換わる新しい飲み込んでも安全な宇宙技術として活用される、う蝕原因の虫歯菌を殺菌しながら飲み込んでも安全な日本の乳酸菌抗菌ペプチド特許製剤「ネオナイシe」等の代替テクノロジーの研究開発など新産業への挑戦、人や環境に優しい新グリーンテクノロジー企業への投資マネーのシフトと市場の活性化、高い知能と創造力を要する未来の科学者や研究機関の育成、最も重要な歯科医療関係者による丁寧な歯磨き指導等の公衆衛生等が、人類にとって最も大切な子供達の、知能を高め人類の未来を拓く、未来に向かって前向きな真の貢献にとなると注目されています。

===========================================================

ChatGPTX

知能指数(IQ)とフッ素の関係については、いくつかの研究が行われていますが、その因果関係については依然として議論が続いています。主に子供の知能発達への影響が研究されており、以下の点が注目されています。

1. フッ素とIQに関する研究結果
フッ素濃度とIQの低下:一部の研究では、フッ素濃度が高い地域の子供において、IQが低下する傾向が見られると報告されています。特に、発展途上国などで高濃度のフッ素に暴露されている子供たちの一部では、知能発達に負の影響がある可能性が指摘されています。
妊婦のフッ素摂取:妊娠中の母親が高濃度のフッ素に曝露されると、その子供のIQに影響を及ぼす可能性があるとする研究もあります。2024年のアメリカの判決では、妊婦の尿中フッ素濃度と子供のIQ低下リスクの関連が指摘され、フッ素の曝露を減らす必要性が議論されています。

2. フッ素摂取量と経路
水道水のフッ素化:特に子供や妊婦が高濃度のフッ素に日常的に曝露されると、脳や神経系への影響がある可能性が指摘されています。
歯磨き粉からのフッ素摂取:フッ素配合の歯磨き粉を誤飲した場合や、経皮吸収による摂取もリスク要因とされています。フッ素配合濃度が高い歯磨き粉を使用する際には、特に乳幼児への使用に注意が求められます。

3. フッ素のリスク評価の課題
フッ素のメリットとリスクのバランス:フッ素は、適量を守ることで虫歯予防に有効とされていますが、高濃度のフッ素曝露によるリスクも考慮する必要があります。研究の中には、フッ素の曝露レベルが高い場合にのみIQへの影響が見られるとするものもあるため、曝露量と曝露経路の制御が重要とされます。

まとめ

アメリカでの歴史的な判決により、子供の虫歯予防におけるフッ素使用のリスクが見直され、代替技術としての新しいグリーンテクノロジーへの注目が集まっています。この流れの中で、日本の乳酸菌抗菌ペプチド「ネオナイシン-e」を使用した「オーラルピース」は、飲み込んでも安全で、虫歯菌に対する抗菌効果があり、未来の虫歯予防の新たなメインストリームとして期待されています。

以下が要点です:

  1. 判決の背景:アメリカで70年以上続いたフッ素の虫歯予防効果と健康リスクについての論争が、2024年に裁判で決着し、子供の知能に影響を及ぼす可能性があるとの科学的証拠が認められました。
  2. 日本でのフッ素濃度の問題:日本でも高濃度フッ素配合の歯磨き粉が販売されていますが、乳幼児へのフッ素暴露が懸念されています。
  3. 代替技術「ネオナイシン-e」:安全かつ効果的な抗菌効果を持つネオナイシン-eを配合したオーラルピースは、フッ素に代わる次世代の口腔ケア技術として注目されています。
  4. 市場の展望:アメリカや世界市場で、フッ素に代わる安全なグリーンテクノロジーとしての地位を確立し、21世紀の子供の虫歯予防の新たなスタンダードとして広がっていく可能性があります。

今回の判決によって、知能や健康に配慮した製品を選ぶ消費者が増える中、オーラルピースは子供の虫歯予防における新しい選択肢として、世界的な評価を得る可能性が高まっています。

===================================================

最新情報追加

The HighWire(約一時間の特集番組)
放送日: 2024年10月31日
EXPERT ATTORNEY EXPOSES DECADES OF FLUORIDE HARMS
「専門弁護士が虫歯予防のフッ素の長年にわたる有害性を暴露」
https://thehighwire.com/ark-videos/expert-attorney-exposes-decades-of-fluoride-harms/

*以上のYoutubeの画面右下設定の「字幕ON」「自動翻訳ON」「英語(自動生成)>>日本語」で、日本語の翻訳字幕付きで見ることができます。

和訳(番組要約)
2024年10月31日に放送された「The HighWire」のエピソードでは、弁護士のマイケル・コネット氏が出演し、飲料水へのフッ素添加が人々の健康に与える長年の影響について詳しく解説しました。

主な内容:

・歴史的な裁判の勝利
: コネット氏は、フッ素の使用に関する訴訟で環境保護庁(EPA)に対して歴史的な勝利を収めました。

・フッ素の健康への影響: 彼は、フッ素が人間の健康に与える有害な影響について、特に子供のIQ低下との関連性を強調しました。

・情報の隠蔽: フッ素の有害性に関する情報が数十年にわたり隠蔽されてきたことを指摘し、その背景や理由についても言及しました。

・今後の展望: この裁判の結果が、今後の水道水フッ素添加の政策や公衆衛生にどのような影響を及ぼすかについても議論されました。

このエピソードは、フッ素添加のリスクとその隠蔽に関する重要な情報を提供しています。

=====

Robert F. Kennedy Jr
投稿日:2024年11月7日
https://x.com/RobertKennedyJr/status/1852812012478398923
On January 20, the Trump White House will advise all U.S​. water systems to remove fluoride from public water. Fluoride is an industrial waste associated with arthritis, bone fractures, bone cancer, IQ loss, neurodevelopmental disorders, and thyroid disease. President ​and First Lady want to Make America Healthy Again.
午後1:36 · 2024年11月2日 2,409.5万件の表示

和訳
次期トランプ政権で保健福祉長官を指名されている弁護士のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(70)は、
「2025年1月20日の就任初日にホワイトハウスは全米の水道水からフッ素の除去を勧告する」とXに投稿

ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、2024年11月初旬に、トランプ新政権が2025年1月20日の就任初日に、米国全土の水道システムからフッ素を除去するよう勧告する予定であると発言しました。

ケネディ氏は、フッ素は産業廃棄物であり、関節炎、骨折、骨がん、IQ低下、神経発達障害、甲状腺疾患などの健康問題と関連していると主張しています。

この発言は、ケネディ氏がトランプ次期政権で保健福祉長官に指名される可能性が報じられている中で行われました。彼は、政府の医療機関を近代化し、エビデンスに基づく科学に基づいた政策を推進することを目指しています。

しかし、フッ素の水道水への添加は、虫歯予防のための公衆衛生施策として長年にわたり実施されており、アメリカ歯科医師会(ADA)などの一部の公衆衛生推進団体と支援企業はその安全性と有効性をこれまで支持してきました。

しかし近年の研究では、フッ素の過剰摂取が子供のIQ低下と関連する可能性が指摘されており、2024年9月にカリフォルニアでフッ素規制についての歴史的判決が下されています。

ケネディ保健福祉長官次期候補の意思決定は、人類の健康へのフッ素の再評価を促すものであり、今後の動向に注目が集まっています。

=====

アメリカでの最新情報→
https://x.com/search?q=FLUORIDE&src=typed_query&f=live

日本の最新情報(海外とのギャップあり)→
https://x.com/search?q=%E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0&src=typed_query&f=live

===================================================

今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。

愛する人にはオーラルピース

 



2024年9月27日 米国 カリフォルニア時間

 

この記事のシェアはこちらから!

Go to Top