参考情報
虫歯予防のフッ素、子供のIQ低下で米規制へ。米国主要メディア報道 2024年 9月24日
https://oralpeace.com/news/news-news/33862
判決文:2024年9月24日
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf
米国国家毒性プログラム(NTP)フッ素曝露と神経発達および認知に関する科学的知見の現状に関する系統的レビュー: 2024年8月
https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08
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世界保健機関(WHO)は、2020年にフッ化物配合歯磨き粉の使用について以下のガイドラインを示しています。
フッ化物濃度: 歯磨き粉中のフッ化物濃度は、年齢に関係なく1,000~1,500 ppmが推奨されています。ただし、子供(特に6歳以下)の場合は、使用量の管理と保護者の監督が重要としています。
- 3歳未満:米粒大(0.1 g)を使用し、誤飲防止を徹底。
- 3~6歳:豆粒大(0.25 g)を使用し、飲み込まないよう監督。
- 6歳以上・成人:1 gを適切に使用し、すすぎを最小限に。
これらの推奨事項は、2020年12月24日発表された、WHOの公式文書「Fluoride toothpaste 1. Summary statement of the proposal for inclusion」に記載されています。
WHO基準での一回の歯磨きでのフッ素の体内摂取量(1,000 ppm〜1,450 ppm)仮定
年齢層 |
使用量 (g) |
飲み込む割合 |
1,000 ppm製品の摂取量 (mg) |
1,450 ppm製品の摂取量 (mg) |
3歳未満 |
0.1 |
50% |
0.05 |
0.0725 |
100% |
0.1 |
0.145 |
||
3~6歳 |
0.25 |
50% |
0.125 |
0.18125 |
100% |
0.25 |
0.3625 |
||
6歳以上・成人 |
1 |
10% |
0.1 |
0.145 |
100% |
1 |
1.45 |
以上の様に、2020年の世界保健機関(WHO)においても6歳未満の乳幼児のフッ素摂取には注意と監督を徹底する様に呼びかけています。また推奨する1日2回の歯磨きで妊婦であるママは、前述の2024年の赤ちゃんへの最新リスク摂取量に近づく可能性もあり注意が必要です。
また世界保健機関(WHO)は、6歳未満の子供に対するフッ化物洗口を推奨していません。(WHOの1994年のテクニカルレポート「Fluorides and Oral Health」(Technical Report Series No. 846))
このレポートでは、6歳未満の子供にフッ化物洗口を推奨しない理由として、誤飲リスクやフッ素症の懸念について述べられています。
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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。
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