参考情報
70年に渡るアメリカの虫歯予防に関するフッ素化物論争が7年間の裁判で歴史的判決 2024年 9月24日
https://oralpeace.com/news/news-news/33862
判決文:2024年9月24日
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf
米国国家毒性プログラム(NTP)フッ素曝露と神経発達および認知に関する科学的知見の現状に関する系統的レビュー: 2024年8月
https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08
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特に排泄機能が未成熟な子供がフッ素配合歯磨き粉を日常的に使用すると、吐き出しても一定量のフッ素が体内や脳内に蓄積され、長期間にわたって影響を受ける可能性が高まります。
乳幼児と大人では、フッ素の摂取後の排泄能力が大きく異なります。この違いは主に腎臓の機能成熟度に起因します。新生児や乳幼児は、腎臓の機能が未成熟なため、フッ素や添加物など化学物質を効率的に排泄する能力が低くなります。
大人と乳幼児のフッ素化物摂取による排泄と蓄積の比較
項目 |
大人 |
乳幼児 |
フッ素吸収率 |
50~60% |
80~90% |
尿中排泄割合 |
50~60% |
10~20% |
体内蓄積割合 |
40~50% |
80~90% |
排出までの期間 |
24~48時間 |
より長期間 |
骨への取り込み |
比較的少ない |
骨の形成過程で多く取り込まれる |
乳幼児では摂取したフッ素の約10~20%しか尿中に排泄されません。残りの80~90%は体内に保持され、骨の形成過程などに取り込まれます。腎臓の機能が成熟するにつれ、徐々にフッ素の排泄能力が向上しますが、完全に成熟するのは2~3歳以降です。
一方大人の場合は、腎臓が十分に発達しているため、摂取したフッ素の約50~60%が尿中に排泄されます。乳幼児では摂取したフッ素の80~90%が体内に保持されるのに対し、大人では40~50%程度です。リスクの差は、乳幼児は排泄効率が低いため、摂取すると体内や脳内にフッ素が蓄積しやすく、成育発達に影響を及ぼすリスクが高まります。
フッ素化物の排泄プロセスと乳幼児への蓄積リスク
フッ素は摂取後、胃や小腸で吸収され、血流を通じて骨などに取り込まれます。一部は唾液や汗で排泄されますが、大半は腎臓を通じて尿中に排出されます。健康な大人では摂取したフッ素の約50~60%が数時間以内に尿中に排出され、24~48時間で多くは体外に排出されます。
一方、乳幼児は腎機能が未熟で、摂取したフッ素の約80~90%が長期間にわたって体内や脳内に残り、骨や松果体などに蓄積されやすい状態にあります。このため、神経発達への影響が懸念されています。特に体重当たりの摂取量が多くなりがちな乳幼児は、大人よりも健康リスクが高いと考えられます。
このように、毎日の少量の誤飲や粘膜吸収でも蓄積による健康リスクが考えられるため、特に子供や妊娠中、授乳中のフッ素配合製品の使用については、各個人の十分なメリットとリスクの考察と自己選択が必要です。
そのうえで妊娠中や新生児の乳歯にも虫歯予防にフッ素塗布が必要と思う方は、歯科医院での歯科医師や歯科衛生士による処置が細心の注意と唾液吸引と共に行い、フッ素の誤飲や粘膜吸収の心配が少ない方法と考えられ、お近くの歯科医院に通院されることが推奨されます。
自分の情報や知識レベルに合わせた判断で我が子を守る
ただリスクが指摘される高濃度フッ素配合製品について、今回の判決の全アメリカ国民が使用する水道水への強制フッ素添加、集団フッ素暴露と異なり、高濃度フッ素歯磨き粉は約1ドルという安価でどこでも買える現状では、自己選択で消費者はフッ素を使用・購入しないで回避する個人の自由があり、FDA(アメリカ食品医薬品局)による一般市場に流通している高濃度フッ素配合歯磨き粉や洗口液等への流通規制は、先になるであろうと予測されています。(すでにフッ素配合歯磨き製品への危険毒性表記規制あり)
よって、妊娠中や赤ちゃん子供のいる消費者で、子供の成長発達に興味のある方は、我が子の健康と未来を自分自身の情報収集と自己選択、自己防衛で守っていくことが必要とされています。
フッ素の水道水への添加による集団暴露については、人権的な側面として情報弱者や所得の低い人々には回避できない不当なリスクと判決されていますが、市販のフッ素配合製品の消費者の自己選択は個人の自由となり、個人・能力主義のアメリカ社会においては、それぞれの親の情報収集力や自己判断力など親世代の知能や能力の違いにより、子供世代の能力や所得格差をさらに広げ格差社会を助長する要因や、格差の自己責任論の深化にもなりうると指摘されています。
IQ・知能指数は50〜80%が親からの遺伝要素といわれ、成人後は親からの遺伝影響が80%になるといわれていますが、5歳程までの幼少期は環境や教育により遺伝的な限界を超えてIQ・知能指数を高める可能性を持っています。よって胎児や幼少期は脳の保護と健康に加え、環境や教育が重要とされます。
幼少期の環境や教育の質は、成人後のIQ・知能指数だけでなく、学業成績、職業選択、社会的スキルにも影響を与えます。脳が守られ、教育が豊かな環境で育った子供は、自己制御能力や創造性、問題解決能力においても優れた能力を発揮する傾向があります。
高い知能と豊かな人生への影響について
米国メディアが伝える様に脳へのダメージによる発達障害、ADHDや不注意のリスクの増加などを含む子供の知能指数(IQ)の低下は人生に深刻な被害をもたらし、研究ではIQが1~2ポイント低下するだけで、例えば教育達成度(知能・学力・成績・偏差値・進路)、雇用状況(就職・転職)、生産性(能力・集中力・観察力・理解力・判断力・想像力・行動力等)、賃金の低下(所得格差・貧困格差)につながることが分かっています。
また子供だけでなく大人にとっても知能指数・IQは生活に大切で、フッ素の摂取による高齢層の認知機能の低下(物忘れ・アルツハイマー・呆け・介護)、勤労世代の生産性(仕事・能力・判断力・成績・昇進・元気)の低下、賃金の低下など様々なリスクが米国においては指摘されています。
高い知力を有することは現代社会において、体力と同様に人生を豊かにするといわれ、世界中の親たちは子供たちの将来の幸せを願っています。
子供の脳の発達にパパやママが注意すべき時は
人間の人生の中で、脳に影響を与える可能性が高い時期は、胎児期から乳幼児期だとされています。この結論は、近年の研究やレビューから以下の点で支持されています。
1. 胎児期(妊娠中)
背景: 胎児の脳は妊娠中期(第2トリメスター)から急速に発達し、この時期に外部からの影響を受けやすい。
研究結果:
カナダの研究(2019年)では、妊婦の尿中フッ素濃度が高い場合、その子どものIQが低下する傾向が示されています。
特に男児のIQに影響が大きいとの結果が多い。
胎盤を通じて母親の体内のフッ素が胎児の発達中の脳に影響を及ぼすと考えられています。
2. 乳幼児期(0~2歳頃)
背景: この時期は脳の発達が著しく、神経系の形成が進む時期であり、外部の化学物質への感受性が高い。
リスク要因:
粉ミルクをフッ素濃度の高い水で調整した場合、乳幼児が過剰なフッ素に曝露される可能性があります。
松果体(脳の内分泌器官)が発達中であり、フッ素の沈着による機能低下が指摘されています。
影響: 幼児期の過剰なフッ素摂取が、認知能力やIQに長期的な影響を与える可能性があるとする研究があります。
3. 幼児期(3~7歳)
背景:引き続き脳の発達が続き、IQに環境や学習が影響を与える時期です。脳の保護と教育が重要です。
リスク要因:
高濃度フッ素の場合、適量以上を誤飲、蓄積リスクで過剰暴露の可能性が高い。
4. 学童期(8歳以上)
背景:学力や社会性が求められ、成績やコミュニケーション力、受験や勉強に脳の発達が影響する。
この時期あたりから学校のテストなどで子供の学力や知能差が分かり始める。
リスク要因:
高濃度フッ素の場合、適量以上を誤飲、蓄積リスクで過剰暴露の可能性が高い。
なぜ以上の時期が最も危険か
・脳の発達期: 脳の神経回路やシナプス形成が最も活発に行われる時期であり、この過程がフッ素などの外部要因に敏感。
・排泄能力の未発達: 乳幼児は腎臓機能が未熟であり、フッ素を体外に排出する能力が低いため、体内に蓄積しやすい。
この時期に母親や乳幼児が過剰なフッ素に曝露されないようにすることが、子どもの健康な脳発達のために特に重要です。研究の多くはフッ素の影響を防ぐために、妊娠中や授乳中、乳幼児期のフッ素摂取を適切に管理することを推奨しています。
子供は6歳〜12歳の間に乳歯から永久歯に生え変わります。たとえ赤ちゃんの頃からの乳歯が虫歯になっても、体の他の排泄機能等の成長に伴って6歳以降には、その後に丈夫な永久歯が生えてきます。フッ素化物による歯牙の強化が依然必要と思う親は、子供の腎臓と排泄機能が発達した6歳以降の永久歯からの方が、総じてリスクを下げられると考えられます。
フッ素化物の脳の松果体への蓄積と不眠やアルツハイマーのリスク
フッ素(特に虫歯予防のフッ素化物)が脳の松果体(pineal gland)に及ぼす影響については、さまざまな研究が行われています。
松果体(pineal gland)は、脳の中心に位置する重要な内分泌器官で、体内時計を調整するホルモン「メラトニン」を分泌し、睡眠と覚醒のリズムを管理します。近年、神経科学の分野では、松果体が集中力、創造性、直感力、さらには知能や判断力の向上に寄与する可能性が注目されています。
西洋医学や神経科学では、松果体の健康が体全体のリズムや精神的な安定性に重要であるとされています。近代西洋医学前の人類医学の歴史では、松果体は「第三の目」と呼ばれるエネルギーセンター(第6チャクラ)と関連づけられ、洞察力や心身の調和を司ると考えられてきました。
この小さな器官は、人間の知的・精神的能力を支える基盤として、最新科学と伝統医学の両側面からその重要性が評価されています。
1997年にイギリスのサリー大学の研究者ジェニファー・ルーク博士によって行われた研究では、フッ化物が松果体に蓄積しやすいことが示されました。この研究では、松果体がフッ素を吸収しやすく、結果として松果体の石灰化(カルシウムやリン酸塩の結晶が沈着し、組織が硬くなる現象)が進む可能性が指摘されています。
松果体の機能低下によるメラトニン分泌の減少は、不眠や概日リズム障害を引き起こす可能性があります。一部の研究者は、松果体の石灰化が神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など)や老化や、免疫力の低下に関連する可能性を指摘しています。
フッ素と松果体の関係に関する研究は進行中であり、特に人間への長期的な影響についてさらなるデータが必要です。飲料水や歯磨き粉からのフッ素摂取量を適切に調整し、潜在的なリスクを最小化することが求められています。
脳内メラトニン分泌による良い睡眠とリカバリーを求める方は、一定時期フッ素摂取を行わない場合の、睡眠や集中力、判断力や体調の変化などの様子を見てみることも各個人にとってできる実験といえ、試しに一度行ってみる価値はあると考えます。
以上のことを鑑みると、成長中の小さな赤ちゃんの、神経が脳まで直接通った柔らかい乳歯に、超高濃度フッ素を投与することは、発達中のごく小さな脳や松果体にリスクが生じることはないのか、我が子のためには安全性の確認が必要と考えられます。
赤ちゃんや乳幼児が、初めてフッ素を口に入れる時に驚くほど大泣きして嫌がる事や吐くこと、毎日のフッ素配合歯磨き粉での歯磨きを嫌がるというのは、幼いなりにも賢い人間の本能が持つ直感から、フッ素の味がどうしても受け入れられないものなのか、理由は口では説明できないが毒から自らを守る、できる限りの抵抗と見れるか反応観察が必要です。
フッ素は男の脳にも影響する、筋トレ中や妊活中の愛する人にも注意
また子供や女性、妊婦、また脳へのダメージだけでなく、フッ素暴露により男性の内分泌機関や生殖機能へのリスクも指摘されています。テストステロン等の男性ホルモン低下による、やる気減退、生産性低下、筋肉減少、体力低下、鬱、更年期障害また性欲や生殖機能の低下により、少子化につながる可能性が以下の研究で指摘されています。
2003年にメキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。
特にテストステロンの低下は、筋トレに励んでいる方や体力の維持を心がけている方、最近元気のない方や男性ホルモンの低下する年齢の方、テストステロン療法を行っている方や妊活中の方、仕事やスポーツを充実させたい方にとっては、避けるべきであるとされています。
男性にとっても、フッ素1450ppm配合歯磨き粉を2グラム分誤飲もしくは粘膜吸収した場合は約3mgのフッ素摂取となり、毎日の歯磨きで、メキシコでの研究が明らかにしたテストステロン低下や男性生殖機能へのリスク摂取量に達してしまう危険性も指摘されており注意が必要です。
筋トレ中や多くの男性の方にも一定期間の「フッ素抜き」による、筋肉量やテストステロン数値、やる気や性欲の変化などを、自身で一度試してしてみるのも良い判断基準になり得るとされます。
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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。
愛する人にはオーラルピース