世界保健機関(WHO)が虫歯予防のためにフッ素(フッ化物)の使用を推奨し始めた背景には、米国の水道水フロリデーションの影響が大きく関与しています。1945年、米国・ミシガン州グランドラピッズで世界初の水道水フロリデーションが開始され、その後、米国歯科医師会(ADA)や当時の米国公衆衛生局(PHS)がこれを積極的に支持しました。
1950年代になると、アメリカの影響を受けてWHOもフロリデーションを推奨し始め、1969年には公式に支持を表明しました。その後、1980年代以降もフッ化物の使用が虫歯予防に有効であるとする報告書を発表し、各国に導入を勧める立場をとり続けました。
しかし、近年になりフッ素の微量摂取が子供の認知発達に悪影響を与え、IQの低下や発達障害を引き起こす可能性が世界中の多くの研究から指摘されるようになりました。これを受け、アメリカでは2024年9月に裁判が行われ、その結果、フッ素の虫歯予防への使用に対する規制が始まりました。
さらに、アメリカはWHOからの脱退を進める動きを見せており2025年1月20日に脱退を表明、アルゼンチンは2025年2月5日にこれに追随、状況は急速展開しています。これにより、WHOのフッ素推奨政策も安全性エビデンスを失い、今後は規制方向といわれています。
2025年世界は大きく変わり、過去に進められた虫歯予防へのフッ化物政策の背景や真実、推進者を透明性をもって明らかにし、1950年代冷戦時代のアメリカの新エネルギー産業と共に70年に渡り国民や子供たちに推進された脳への副作用のある、人類のフッ化物虫歯予防政策は終焉を迎えようとしています。
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参考情報:
「The Fluoride Deception(フッ素の欺瞞)」クリストファー・ブライソン著 https://amzn.asia/d/0wVAY1v
元BBC放送の著名報道記者・テレビプロデューサーであるクリストファー・ブライソンによる虫歯予防のフッ素推進の背景に迫るドキュメンタリー。本書は、大企業や機関によるフッ素の安全性に関する歴史的な保証との強力な結びつきを記録しています。本書はスリラーのように読めますが、200ページに及ぶ出典注、数年間にわたる調査報道、数多くの科学者へのインタビュー、そしてマンハッタン計画や原子力委員会の新たに公開された資料を含むアーカイブ研究によって裏付けられています。本書は、産業時代の大いなる秘密の物語の掘り起こしに他なりません。それは、冷戦時代における最も有害な環境汚染物質であり、職場での深刻な毒物であったフッ素が、いかにして私たちの飲料水や歯磨き粉に加えられるようになったのかを明らかにするものです。
「水道水のフロリデーションに賛成でも反対でも、中立でも、この本は読む価値があります。第3章まで読めば、フロリデーション反対の論拠が非常に説得力のあるものであることに気づくでしょう。本書は優れた小説のように読みやすく書かれています。」 — The Water Exchange
「[ブライソンの] 調査と卓越した筆力により、60年以上にわたるフッ素隠蔽と欺瞞の衝撃的な真実が明らかにされる。彼の表現は見事で、一般市民が抗議し行動を求める社会的な話題となる可能性がある。」 — Washington Free Press
「この驚くべき記録と科学的発見の集大成は、歯ブラシを持つすべての消費者にとって必読の書である。」 — E Magazine
「クリストファー・ブライソンが、フッ素の生物学的作用に関する科学文献を徹底的に調査し、長年にわたる議論を包括的にまとめたことが適切な注目を集め、その影響が真剣に考慮されることを切に願う。」 — アルヴィド・カールソン(2000年ノーベル生理学・医学賞受賞者)
著者について
クリストファー・ブライソンは、受賞歴のある調査報道記者であり、元BBCの敏腕テレビプロデューサーでもある。1980年代後半にはBBCワールドサービス、NPR(全米公共ラジオ)、The Atlanta Constitution で事件を報道。The Kwitny Report にてジョージ・ポーク賞およびシドニー・ヒルマン賞を受賞した。彼の報道は The Manchester Guardian、The Christian Science Monitor、Lingua Franca、BBC などにも掲載され、多岐にわたる調査を手掛けた。1998年には、ヒストリーチャンネルのドキュメンタリーでナショナル・ヘッドライナー賞を受賞。現在、妻のモリー、息子のオーウェンとともにニューヨーク市に在住。
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日本独自の最新研究経過(出典:文部科学省 KAKEN: 科学研究費助成事業データベース 抜粋)
*フッ素曝露の神経系への影響:感受性を考慮した検討
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K10612/
研究機関:防衛医科大学校 医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛
研究期間 (年度) :2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード: フッ素 / 神経毒性 / 二世代 / 行動学試験 / ラット / F1動物 / 成長抑制 / オープンフィールド試験 / PPI test / 尿管結紮 / 飲み水 / 体重変化 / 感受性 / 環境汚染
*妊娠期低濃度フッ素曝露による自閉症行動の検討
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19K07808/
研究機関:順天堂大学 医学部
研究期間 (年度) :2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード: フッ素 / 発達機能障害 / 行動試験 / 自閉症スペクトラム症 / 神経伝達物質 / ふっ素 / 自閉症スペクトラム障害 / ASD / 妊娠期曝露
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本件、最新版を以下の記事にまとめました。どうぞよろしくお願い申し上げます。2025年1月20日
虫歯予防のフッ素、子供のIQ低下で米規制へ。米国主要メディア報道 (最新版)
https://oralpeace.com/news/news-news/33862
参考情報
判決文:2024年9月24日
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf
米国国家毒性プログラム(NTP)フッ素曝露と神経発達および認知に関する科学的知見の現状に関する系統的レビュー: 2024年8月
https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08
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アメリカの最新情報例→
https://x.com/search?q=FLUORIDE&src=typed_query&f=live
日本の最新情報例→
https://x.com/search?q=%E3%83%95%E3%83%83%E7%B4%A0&src=typed_query&f=live
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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。
愛する人にはオーラルピース
写真:CNNニュース