虫歯予防のフッ素は、食べ物にも含まれますが赤ちゃんや子供に安全ですか?

これまで歴史的に人類が食べてきた物にもフッ素は含まれるが安全濃度

フッ素は自然界に広く分布しており、多いもので紅茶や海藻、微量で日本茶(緑茶)、以下ごく微量で他の食品にも含まれています。

塩やお茶、食品、さらには人体にも自然界由来のフッ素が含まれており、「フッ化物はまったく安全だ」と主張する人もいます。また、「塩も濃度によっては毒になるのだから、フッ素も適量であれば安全だ」という意見もあります。しかし、歯磨き粉や洗口液に含まれるフッ素の濃度は、生き物が生息可能な自然界の濃度の約1,000倍にも及びます。そのため、塩などと比較しても、フッ素濃度における暴露レベルはまったく異なる話なのです。

また、虫歯予防の無機フッ素化物などのフッ素化物は、植物や生物、海水等の自然界から集めてつくり出す技術はなく、高濃度のフッ素を含む鉱物である蛍石(フロライト)から精製される化学物質で、そのフッ素濃度レベルが自然界の植物や生物から作られる食品とは全く違います。

食品  フッ素濃度
(mg/L, ppm)
紅茶 1.0~4.0
海藻 0.5~2.0
0.2~2.0
緑茶 0.1~0.6
野菜 0.05~0.5
味噌 0.1~0.5
0.01~0.2
0.01~0.1
果物 0.01~0.1

食品でフッ素濃度が高いものは紅茶です。お茶の葉には、主成分である覚醒作用があり集中力を高める「カフェイン(200~400mg/L(200~400ppm))」以外に、産地によって土壌や水から吸収されたフッ素が含まれており、濃度が高い場合があります。

紅茶:1.0~4.0mg/L(1.0~4.0ppm、紅茶は土壌フッ素量の多いインド産が多い、濃い紅茶ではさらに高くなる場合がある)
日本茶(緑茶):0.3~0.6 mg/L(0.3~0.6ppm、通常の抽出濃度)
コーヒー:0.1~0.6 mg/L(0.1~0.6ppm、通常の抽出濃度)

海藻はフッ素を含む海水中(約1.3ppm)の成分を吸収するため、比較的多く含まれています。

魚は骨ごと摂取の場合は高濃度となり、骨や魚卵に多く含まれる傾向があります。

赤ちゃんや子供、妊活中や妊婦さん、授乳中のママは、アルコールやカフェイン、コーヒーや緑茶を何リットルも、濃い紅茶を何杯も、魚の骨や昆布、味噌や塩を何キロも、飲み過ぎ食べ過ぎに注意が必要です。

ただ、歴史的に人類が食べてきた自然の食べ物からのフッ素暴露量は、普通の食事量であれば安全で、高濃度フッ素汚染地域以外の生物や植物に含まれる自然界の微量のフッ素摂取は歴史的にも生物や植物、人類に安全といえます。

一方、高濃度フッ素暴露は「歯磨き粉の方が暴露リスクや量が桁違いに高い」と指摘されています。

 

一度で1,000倍以上の高濃度フッ素暴露リスク 1ppm程の水道水や食品より1,000ppm以上の歯磨き粉や洗口液の方が桁違いに摂取量を高める 経皮吸収にも注意

アメリカのフッ素を添加した水道水のフッ素濃度(一般的に0.7~1.5 ppm)や緑茶(一般的に0.3~0.6 ppm)と比べると、歯磨き粉などで1,000ppm以上の高濃度フッ素を含む製品の誤飲や経皮吸収は、フッ素暴露リスクが大幅に高いと言えます。以下の点がその理由です。

1. フッ素濃度の違い
水道水中のフッ素濃度は0.7~1.5 ppmと非常に低く、飲料水として摂取される際、少量のフッ素が徐々に体内に入るレベルです。そして2〜3リットル以上の水も一度には飲むことができず、フッ素濃度が劇的に増えることは少なく安心です。

一方、歯磨き粉のフッ素濃度は通常100ppm以上で、大人用では1,500ppmに達することもあります。このため、歯磨き粉を口に残す、または間違ってほんの一部を誤飲するだけでも、一度のミスの摂取量で水道水の数100~数1,000倍となり得ます。

2. 吐き出しても残るリスク
歯磨き粉は、通常の使用でも口内に残留しやすく、特に子供や乳幼児は完全に吐き出すことが難しいため、フッ素が唾液と混じり吸収されるリスクが高まります。

経皮毒の観点から、口腔粘膜は腕などの皮膚の10~20倍の吸収率があるため、微量でも口腔内にフッ素が残ると高い吸収率で体内に取り込まれやすくなります。

フッ素が体内に取り込まれるリスクは、濃度が高く吸収率の高い歯磨き粉や洗口液の使用による経口暴露・経皮吸収の方が、日常的に飲用するフッ素添加の水道水に比べてはるかに高いと言えます。そのため、特に乳幼児や子供向けの高濃度フッ素製品の使用には慎重な配慮が必要です。

 

過去の世界保健機関(WHO)による高濃度フッ素配合製品の誤飲防止指導

世界保健機関(WHO)は、2020年にフッ化物配合歯磨き粉の使用について以下のガイドラインを示しています。

フッ化物濃度: 歯磨き粉中のフッ化物濃度は、年齢に関係なく1,000~1,500 ppmが推奨されています。ただし、子供(特に6歳以下)の場合は、過剰摂取や誤飲防止のために使用量の管理と保護者の監督が重要としています。

  • 3歳未満:米粒大(0.1 g)を使用し、誤飲防止を徹底。
  • 3~6歳:豆粒大(0.25 g)を使用し、飲み込まないよう監督。
  • 6歳以上・成人:1 gを適切に使用し、すすぎを最小限に。

これらの推奨事項は、2020年12月24日発表された、WHOの公式文書「Fluoride toothpaste 1. Summary statement of the proposal for inclusion」に記載されています。

過去のWHO基準での一回の歯磨きでのフッ素の体内摂取量(1,000 ppm〜1,450 ppm)仮定

年齢層 使用量 (g) 飲み込む割合 1,000 ppm 製品の摂取量 (mg) 1,450 ppm 製品の摂取量 (mg)
3歳未満 0.1 50% 0.05 0.0725
100% 0.1 0.145
3~6歳 0.25 50% 0.125 0.18125
100% 0.25 0.3625
6歳以上・成人 1 10% 0.1 0.145
100% 1 1.45

以上の様に、2020年の世界保健機関(WHO)においても6歳未満の乳幼児のフッ素摂取には注意と監督を徹底する様に呼びかけています。また推奨する1日2回の歯磨きで妊婦であるママは、2024年の赤ちゃんへの最新リスク摂取量に近づく可能性もあり注意が必要です。

また世界保健機関(WHO)は、6歳未満の子供に対するフッ化物洗口を推奨していません。(WHOの1994年のテクニカルレポート「Fluorides and Oral Health」(Technical Report Series No. 846))

世界保健機関(WHO)では、乳幼児のフッ素暴露についての危険性から、3歳未満は米粒大を使用し誤飲防止を徹底、3~6歳は豆粒大を使用し飲み込まないよう監督と、ごく少量を使用しフッ素は「決して飲み込まない様」に指導しています。

さらにこのレポートでは、世界保健機関(WHO)が6歳未満の子供にフッ化物洗口を推奨しない理由として、誤飲リスクやフッ素症の懸念について述べています。

 

高濃度フッ素配合製品の濃度による暴露レベル

最新の判決では、水道水の場合でフッ素濃度0.7 ppm=0.00007%=0.7 mg/Lでの子供の脳への影響リスクが指摘しており、それ以上の高濃度フッ素が配合された歯磨き粉の一日の歯磨き回数と継続使用日数を考慮し、誤飲や経皮吸収による口腔粘膜からのフッ素摂取量による脳への影響リスクに気をつける必要があります。

フッ素配合製品の濃度によるリスクレベルを整理すると以下の通りです。判決によって認められたリスクを基にした基準を0.7 ppmすると、高濃度のフッ素が含まれる歯磨き粉は、誤飲や経皮吸収によるリスクが増加すると考えられます。

配合フッ素濃度 (ppm) % 表記 mg/L リスクレベル(水道水の何倍か) 同等リスク水道水量     製品1グラムあたりのフッ素量 (mg) 製品0.1グラムあたりのフッ素量 (mg)
0.7 ppm 0.00007% 0.7 基準リスクレベル
10 ppm 0.001% 10 約14倍の濃度 約14 L 0.01 0.001
100 ppm 0.01% 100 約143倍の濃度 約143 L 0.1 0.01
500 ppm 0.05% 500 約714倍の濃度 約714 L 0.5 0.05
1000 ppm 0.1% 1000 約1,429倍の濃度 約1,429 L 1 0.1
1450 ppm 0.145% 1450 約2,071倍の濃度 約2,071 L(2トン) 1.45 0.145

これらの数値からわかるように、フッ素濃度が高まるほど誤飲や粘膜吸収によるリスクも増加します。

実際に市販されているフッ素配合の赤ちゃんや子供向け歯磨き粉には、配合したフッ素の配合量(ppm値)を明記せずに販売している製品もあり、女性や乳幼児ははっきりしない量の市販製品による安全基準値以上のフッ素暴露リスクに直面している現状があります。

そして大人用の高濃度フッ素1,500ppm配合製品には100gあたり150mgのフッ素が配合されており、赤ちゃんがお腹の中にいるママ、未来のママや赤ちゃんはより多くのフッ素を過剰摂取するリスクが危惧されます。

また口から入る毒を「経口毒」、口腔粘膜を含む皮膚から吸収される毒を「経皮毒」と言いますが、口腔粘膜による「経皮毒」の吸収率は、腕の皮膚が1とすれば、口の中の粘膜は10~20倍とされ、実際には想像以上のフッ素が口残りし、口腔粘膜から赤ちゃんや乳幼児、子供や妊婦の母体、胎児に暴露されていることになります。

 

家族にあり得る歯磨き粉の使いすぎや誤飲などによる過剰フッ素暴露

家族の安心のために最新の安全情報データから紐解いて、上記の表の様に、

妊娠や授乳中の愛する人が、

1450ppmの高濃度フッ素配合歯磨き粉を、

通常使用量の1グラム(1〜2cm程度)使用して誤飲や粘膜吸収をした場合、フッ素摂取量は1.45mgに相当します。

使用した1グラム歯磨き粉のうち10%(0.1グラム)の口残りで、フッ素0.145mgに相当します。

最新の判決では、妊娠中の母親の尿に含まれるフッ化物0.28 mg/L(0.28ppm、超微量の**0.000028%**に相当)ごとに、子供のIQが1ポイント低下することが予測されると結論付けられています。

歯磨きの回数や粘膜吸収、誤飲や口残りにより、大切な赤ちゃんへのリスク指摘摂取量に近づく可能性があります。

・・・

また大事な自分の赤ちゃんや愛しい子や孫が、

1,000ppmの子供用フッ素配合歯磨き粉を、

推奨の米粒大(0.1 g)や豆粒大(0.25 g)より少し多めの、1グラムを歯ブラシに出し使用して全部を誤飲や粘膜吸収をした場合、フッ素摂取量は1mgに相当します。

使用した1グラム歯磨き粉のうち50%(0.5グラム)の口残りで、フッ素0.5mgに相当します。

最新の判決ではフッ素化物0.7 mg/L (0.7ppm)水道水でも、粉ミルクで育った乳児の IQ に影響が出る可能性があると指摘しています。つまり乳児が飲む1日の水を1リットルとすると、フッ素化物を0.7mg /日を摂取することでのIQ低下リスク報告となります。

こちらも歯磨きの回数や毎日の歯ブラシにつける歯磨き粉の量、飲み込みがちな子供たちは、リスク指摘摂取量に近づく可能性があります。

 

乳幼児はフッ素を排泄できず、経口摂取した80~90%を長期間にわたって体内蓄積してしまうので注意

特に排泄機能が未成熟な子供がフッ素配合歯磨き粉を日常的に使用すると、吐き出しても一定量のフッ素が体内や脳内に蓄積され、長期間にわたって影響を受ける可能性が高まります。

乳幼児と大人では、フッ素の摂取後の排泄能力が大きく異なります。この違いは主に腎臓の機能成熟度に起因します。新生児や乳幼児は、腎臓の機能が未成熟なため、フッ素や添加物など化学物質を効率的に排泄する能力が低くなります。

大人と乳幼児のフッ素化物摂取による排泄と蓄積の比較

項目 大人 乳幼児
フッ素吸収率 50~60% 80~90%
尿中排泄割合 50~60% 10~20%
体内蓄積割合 40~50% 80~90%
排出までの期間 24~48時間 より長期間
骨への取り込み 比較的少ない 多く取り込まれる

乳幼児では摂取したフッ素の約10~20%しか尿中に排泄されません。残りの80~90%は体内に保持され、骨の形成過程などに取り込まれます。腎臓の機能が成熟するにつれ、徐々にフッ素の排泄能力が向上しますが、完全に成熟するのは2~3歳以降です。

一方大人の場合は、腎臓が十分に発達しているため、摂取したフッ素の約50~60%が尿中に排泄されます。乳幼児では摂取したフッ素の80~90%が体内に保持されるのに対し、大人では40~50%程度です。リスクの差は、乳幼児は排泄効率が低いため、摂取すると体内や脳内の松果体などにフッ素が蓄積しやすく、影響を及ぼすリスクが高まります。

 

フッ素化物の排泄プロセスと乳幼児への蓄積リスク

フッ素は摂取後、胃や小腸で吸収され、血流を通じて骨などに取り込まれます。一部は唾液や汗で排泄されますが、大半は腎臓を通じて尿中に排出されます。健康な大人では摂取したフッ素の約50~60%が数時間以内に尿中に排出され、24~48時間で多くは体外に排出されます。

一方、乳幼児は腎機能が未熟で、摂取したフッ素の約80~90%が長期間にわたって体内や脳内に残り、骨や松果体などに蓄積されやすい状態にあります。このため、神経発達への影響が懸念されています。特に体重当たりの摂取量が多くなりがちな乳幼児は、大人よりも健康リスクが高いと考えられます。

このように、毎日の少量の誤飲や粘膜吸収でも蓄積による健康リスクが考えられるため、特に子供や妊娠中、授乳中のフッ素配合製品の使用については、各個人の十分なメリットとリスクの考察と自己選択が必要です。

そのうえで妊娠中や新生児の乳歯にも虫歯予防にフッ素塗布が必要と思う方は、歯科医院での歯科医師や歯科衛生士による処置が細心の注意と唾液吸引と共に行い、フッ素の誤飲や粘膜吸収の心配が少ない方法と考えられ、お近くの歯科医院に通院されることが推奨されます。

 

フッ素化物の脳の松果体への蓄積と不眠やアルツハイマーのリスク

フッ素(特に虫歯予防のフッ素化物)が脳の松果体(pineal gland)に及ぼす影響については、さまざまな研究が行われています。

松果体(pineal gland)は、脳の中心に位置する重要な内分泌器官で、光を感じ、体内時計を調整するホルモン「メラトニン」を分泌し、睡眠と覚醒のリズムを管理します。近年、神経科学の分野では、松果体が集中力、創造性、直感力、さらには知能や判断力の向上に寄与する可能性が注目されています。

西洋医学や神経科学では、松果体の健康が体全体のリズムや精神的な安定性に重要であるとされています。近代西洋医学前の人類医学の歴史では、松果体は「第三の目」と呼ばれるエネルギーセンター(第6チャクラ)と関連づけられ、洞察力や心身の調和を司ると考えられてきました。

第六感とは、一般的に人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に加えて、通常の感覚では説明できない「直感的な感覚や知覚能力」を指します。

この小さな器官は、人間の知的・精神的能力を支える基盤として、最新科学と伝統医学の両側面からその重要性が評価されています。

1997年にイギリスの研究では、フッ化物が松果体に蓄積しやすいことが示されました。この研究では、松果体がフッ素を吸収しやすく、結果として松果体の石灰化(カルシウムやリン酸塩の結晶が沈着し、組織が硬くなる現象)が進む可能性が指摘されています。

松果体の機能低下によるメラトニン分泌の減少は、不眠や概日リズム障害を引き起こす可能性があります。一部の研究者は、松果体の石灰化が神経変性疾患(アルツハイマー病やパーキンソン病など)や老化や、免疫力の低下に関連する可能性を指摘しています。

フッ素と松果体の関係に関する研究は進行中であり、特に人間への長期的な影響についてさらなるデータが必要です。飲料水や歯磨き粉からのフッ素摂取量を適切に調整し、潜在的なリスクを最小化することが求められています。

脳内メラトニン分泌による良い睡眠とリカバリーを求める方は、一定時期フッ素摂取を行わない場合の、睡眠や集中力、判断力や体調の変化などの様子を見てみることも各個人にとってできる実験といえ、試しに一度行ってみる価値はあると考えます。

以上のことを鑑みると、成長中の小さな赤ちゃんの、神経が脳まで直接通った柔らかい乳歯に、超高濃度フッ素を投与することは、発達中のごく小さな脳や松果体にリスクが生じることはないのか、我が子のためには安全性の確認が必要と考えられます。

赤ちゃんや乳幼児が、初めてフッ素を口に入れる時に驚くほど大泣きして嫌がる事や吐くこと、毎日のフッ素での歯磨きを嫌がるというのは、幼いなりにも賢い人間の本能が持つ直感的な感覚から、フッ素の味がどうしても受け入れられないものなのか、理由は口では説明できないが神経毒から自らの脳を守る、できる限りの抵抗であったかと見れるか反応観察が必要です。

 

フッ素は男の脳にも影響する、筋トレ中や妊活中の愛する人にも注意

またフッ素暴露により男性の内分泌機関や生殖機能へのリスクも指摘されています。テストステロン等の男性ホルモン低下による、やる気減退、生産性低下、筋肉減少、体力低下、鬱、更年期障害また性欲や生殖機能の低下により、少子化につながる可能性が以下の研究で指摘されています。

2003年にメキシコでフッ素(3.0 ppm)を含む飲料水に曝露している 160 人の男性について、フッ素摂取と性ホルモンレベルに関する疫学研究を実施。高曝露群では低曝露群に比較して血清中の卵胞刺激ホルモン(FSH)が有意に高く(p<0.005)、インヒビン B、遊離テストステロン、プロラクチン32は有意に低かった(p<0.005)。3~27 mg F/日でのフッ素曝露は生殖系の細胞に影響を与えるとしている(Ortiz-Perez et al. 2003)。

特にテストステロンの低下は、筋トレに励んでいる方や体力の維持を心がけている方、最近元気のない方や男性ホルモンの低下する年齢の方、テストステロン療法を行っている方や妊活中の方、仕事やスポーツを充実させたい方にとっては、避けるべきであるとされています。

 

子供の脳の発達にパパやママが注意すべき時は  

 

高い知能と豊かな人生への影響について

メディアが伝える様に脳へのダメージによる発達障害、ADHDや不注意のリスクの増加などを含む子供の知能指数(IQ)の低下は人生に深刻な被害をもたらし、研究ではIQが1~2ポイント低下するだけで、例えば教育達成度(知能・学力・成績・偏差値・進路)、雇用状況(就職・転職)、生産性(能力・集中力・観察力・理解力・判断力・想像力・行動力等)、賃金の低下(所得格差・貧困格差)につながることが分かっています。

また子供だけでなく大人にとっても高齢層の認知機能の低下(物忘れ・アルツハイマー・呆け・介護)、勤労世代の生産性(仕事・能力・判断力・成績・昇進・元気・賃金)の低下など様々なリスクが米国においては指摘されています。

高い知力を有することは現代社会において、体力と同様に人生を豊かにするといわれ、世界中の親たちは子供たちの将来の幸せを願っています。

 

自分の情報や知識レベルに合わせた判断で我が子を守る

ただ過剰暴露リスクが指摘される高濃度フッ素配合製品について、今回の判決の全アメリカ国民が使用する水道水への強制フッ素添加、集団フッ素暴露と異なり、高濃度フッ素歯磨き粉は約1ドルという安価でどこでも買える現状では、自己選択で消費者はフッ素を使用・購入しないで回避する個人の自由があり、FDA(アメリカ食品医薬品局)による一般市場に流通している高濃度フッ素配合歯磨き粉や洗口液等への流通規制は、先になるであろうと予測されています。(すでにフッ素配合歯磨き製品への危険毒性表記規制あり)

よって、妊娠中や赤ちゃん子供のいる消費者で、子供の成長発達に興味のある方は、我が子の健康と未来を自分自身の情報収集と自己選択、自己防衛で守っていくことが必要とされています。

フッ素の水道水への添加による集団暴露については、人権的な側面として情報弱者や所得の低い人々には回避できない不当なリスクと判決されていますが、市販のフッ素配合製品の消費者の自己選択は個人の自由となり、個人・能力主義のアメリカ社会においては、それぞれの親の情報収集力や自己判断力など親世代の知能や能力の違いにより、子供世代の能力や所得格差をさらに広げ格差社会を助長する要因や、格差の自己責任論の深化にもなりうると指摘されています。

IQ・知能指数は50〜80%が親からの遺伝要素といわれ、成人後は親からの遺伝影響が80%になるといわれていますが、5歳程までの幼少期は環境や教育により遺伝的な限界を超えてIQ・知能指数を高める可能性を持っています。よって胎児や幼少期は脳の保護と健康に加え、環境や教育が重要とされます。

幼少期の環境や教育の質は、成人後のIQ・知能指数だけでなく、学業成績、職業選択、社会的スキルにも影響を与えます。脳が守られ、教育が豊かな環境で育った子供は、自己制御能力や創造性、問題解決能力においても優れた能力を発揮する傾向があります。

 

いつ頃から高濃度フッ素暴露の脳への危険性が指摘され始めたのか

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参考情報

虫歯予防のフッ素、子供のIQ低下で米規制へ。米国主要メディア報道 2024年 9月24日
https://oralpeace.com/news/news-news/33862

判決文:2024年9月24日
https://fluoridealert.org/wp-content/uploads/2024/09/Court-Ruling.pdf

米国国家毒性プログラム(NTP)フッ素曝露と神経発達および認知に関する科学的知見の現状に関する系統的レビュー: 2024年8月
https://ntp.niehs.nih.gov/publications/monographs/mgraph08

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今後のアメリカでの最新動向を見守っていきましょう。

愛する人にはオーラルピース

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