オーラルピースがグッドデザイン賞を受賞 社会的意義の高さと優れたデザイン性により口腔ケア製品で初の快挙!!
オーラルピースが、このたび2017年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
口腔ケア製品としての受賞は過去になく、歯磨き・口腔ケア製品として初の快挙となります。
オーラルピースのデザイン性と技術・効果・製品・社会的意義をすべて含めた革新性を評価していただけました!!
「オーラルピース」
https://www.g-mark.org/award/describe/45840
製品名称:オーラルピース
製品概要:
口腔内のトラブル原因菌への優れた殺菌効果がありながら、飲み込んでも安全な世界的に革新的な特許製剤ネオナイシン配合の口腔ケア製品。口腔ケアが困難な方に対し、体内吸収しても安全な成分で、負担なく行いたいニーズに、九州大学等との世界最先端の乳酸菌バイオテクノロジー研究をベースに、100%天然由来原料で作られた口腔ケア製品をリーズナブルな価格で提供。国内でも9兆円を超え増加する高齢者介護コストを引き下げると共に、全国の障害者が事業に携わり仕事と収入を創出する取り組み、また製品を通じた家族のストーリーや支え合う社会づくりまでをデザイン、日本発のグローバルソーシャルブランドとして世界展開しています。
受賞企業:株式会社トライフ (神奈川県)
受賞番号:17G131142
2017年度グッドデザイン賞受賞概要:
口腔内のトラブル原因菌への優れた殺菌効果がありながら、飲み込んでも安全な世界的に革新的な特許製剤ネオナイシン配合の口腔ケア製品。口腔ケアが困難な方に対し、体内吸収しても安全な成分で、負担なく行いたいニーズに、九州大学等との世界最先端の乳酸菌バイオテクノロジー研究をベースに、100%天然由来原料で作られた口腔ケア製品をリーズナブルな価格で提供。国内でも9兆円を超え増加する高齢者介護コストを引き下げると共に、全国の障害者が事業に携わり仕事と収入を創出する取り組み、また製品を通じた家族のストーリーや支え合う社会づくりまでをデザイン、日本発のグローバルソーシャルブランドとして世界展開しています。
プロデューサー:株式会社トライフ CEO 手島大輔
ディレクター:株式会社トライフ COO 植田グナセカラ貴子
デザイナー:STUDIO 峯崎ノリテル
発売:2013年7月
販売地域:国内・海外共通仕様
背景:
高齢化社会の世界最先端を行く日本では近年、高齢者を中心に一日約300人の方が口腔内の細菌が引き起こす誤嚥性肺炎により死亡。歯周病と疾病の関係性や、歯の本数とアルツハイマーの相関が明らかにされ、口腔ケアが重要視されています。年間9兆円を超え増え続ける介護コストの引き下げのために、口腔ケアの充実が叫ばれていますが、従来の口腔ケア剤(石油由来合成殺菌剤、アルコール等)は飲み込むと体内の常在菌までを殺菌しリスクが危惧され、口腔ケアに手がつけられない、水のみで行う場合が多く、口腔内QOLも依然低いまま。吐き出しやうがいが難しく誤飲の多い人に簡単に口腔ケアができる、殺菌効果がありながら飲み込んでも安全な口腔ケア剤発明へのニーズがありました。一方、日本の障がい者人口は約790万人。働く意志があっても多くは仕事がなく低収入の現状。全国各地で障害者が自立生活していける仕事を創出する必要性が背景にありました。
経緯とその成果:
Oral(口の中の)Peace(菌の均衡・心の安寧)を表現するナチュラルでシンプルなデザイン。
デザイナーの想い:
オーラルピースは、プロデューサーの闘病中の父が抗癌剤の影響で口内炎等に悩まされたことで安全な口腔ケア製品のニーズに気づき、また障害者の低収入と仕事創出の必要性を知ったことから生み出されました。ブランドの根底にあるのは、家族のストーリーです。製品デザインとしては、乳幼児から高齢者まで使用できる、飲み込んでも安心な天然由来の口腔ケア製品として、医療現場でも用いられる本格的な製品でありながら、パッケージは親しみやすくかつ洗練されたものに。また山登りギアとしての格好良さ、乳幼児が使い洗面所でも映えるかわいさ、一目でわかる視認性、元気になる明るさ。日本発のグローバルブランドとして世界展開するにあたり海外市場で通用するユニバーサル性を意図しています。さらに製品や出荷、販売にも障害者が携わることを踏まえ、それぞれの製品を識別しやすいこと等にも配慮しました。
仕様:
ジェル、リキッドの2種が、高齢者向け(グリーン)・乳幼児向け(オレンジ)・アウトドア向け(ブルー)・ペット向け(ベージュ)の4タイプある8SKU構成。乳幼児から高齢者まで使用、医療現場でも用いられる製品でありながら、親しみやすくかつ洗練されたデザイン。一目でわかる視認性、海外で通用するユニバーサル性、社会問題の解決を企図するソーシャルプロダクトとしての世界観を表現する口腔ケア製品になりました。
審査委員の評価:
介護・医療の現場で支持される飲み込んでも安全なオーラルケア商品。グローバル性を意識したパッケージデザイン。そして、障害者の仕事と収入を創出する取り組みも背後にあり、それらを含めた仕組みがパッケージになっているから、海外展開も可能。それらすべてが評価された。
グッドデザイン賞とは、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。