【最新の歯磨き・口腔ケア方法について 2021年版】
歯磨き・口腔ケアについてのお役立ち情報を以下にまとめております。ぜひご覧ください。 介護と口腔ケア https://oralpeace.com/older_people コロナウィルスと歯磨き ...
悪玉菌のみを制し、善玉菌のみを増やす事は出来ますか?
現代科学においては、 1.「すべての人体常在菌を善・悪に分類出来ていない・出来ない」 2.「同じ生きものを善・悪で分類して、片方だけを制し・減らしたり、片方だけを育て・増やしたり出来るテクノロジーはない」 ということがあります。 ...
ウイルスと口腔ケアの関係は?
神奈川県歯科医師会によれば、歯みがき・口腔ケアを徹底し、お口の中を清潔に保つとインフルエンザの発症率が10分の1に激減したとの報告があります。 お口の中を清潔にしていないと、口腔内トラブルの原因となる菌が増殖してプラーク(歯垢)になります。 このプラークには、肺炎球菌やウイルスのほか、重篤な感染の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌などの細菌も含まれています。 またマスクをして口呼吸になると、お口の中が渇いて雑菌が増殖します。 ...
口腔内の常在菌は外部のばい菌やウィルスの侵攻を防ぐ免疫効果があると考えられますが、殺菌してしまっても良いのでしょうか?
外部からのばい菌やウィルスを口腔内において有益な常在菌が有害菌を顕著に制御しているという報告はまだありません。 空気と食べ物の中にいる様々な菌が絶えず口と鼻に侵入してきますが、その退治役は唾液やその先の胃酸とされています。 健康な人は口腔内の常在菌を殺菌する必要がありませんが、虫歯や歯周病、プラークがたくさんある状態の人の口腔内は、総細菌数が増え、悪い菌が繁殖してバランスを崩した状態といえます。 つまり、皮膚に怪我をして悪い菌が感染し、皮膚常在菌が負けて化膿している状況と似ています。 ...
歯磨きだけで虫歯や歯周病は予防できますか?
虫歯や歯周病予防に最も効果的なのは歯磨きです。 しかし歯を磨くだけでは完全な予防は難しいです。 歯磨きで出来ることは、「虫歯・歯周病の原因を除去すること」と「虫歯・歯周病の進行を止めること」の2つです。 丁寧な歯磨きが、虫歯や歯周病の発生率を下げてくれます。 ...
口臭とは?
病的な口臭は3種と言われています。 (1)虫歯:深く進行してしまった虫歯があると、虫歯菌によって分解されたたんぱく質が口臭を発生させます。 (2)歯周病:虫歯と同様に、歯周病菌が歯周ポケット内からの滲出液や、みがき残しなどのたんぱく質を分解し腐敗させます。 そのときに発生する「メチルメルカプタン」などの揮発性硫化化合物VSCが強烈な悪臭を放ちます。 ...
誤嚥性肺炎とは
日本では誤嚥性肺炎による死亡は一日約300人といわれ、その96%は65歳以上の高齢者となっています。 口腔内には多種多様の細菌が住んでおり、病気や加齢などにより飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔の細菌や逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなります。 その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。 寝ている間に発症することも多く、高齢者では命にかかわるケースも少なくない病気です。 ...
歯周病の進行は?
第一段階:歯周病菌は出産直後の人間の口腔内には存在しません。 生後しばらくして歯が生え始めて離乳食を取るようになると、徐々に感染していきます。 最初の感染は親からの「口移し」だと考えられています。 乳歯に感染した細菌はやがて永久歯へと矛先を変え、そこに長く居座ることになります。 ...
歯周病の原因となる細菌とは?
歯周病の原因となる細菌は、歯周ポケット(歯肉溝:しにくこう)内の歯肉縁下のプラーク内にいます。 歯肉縁下とは、歯のうちで歯肉縁上よりも下の部分です。 具体的には、ポルフィモナス・ジンジバリス、スペロヘータ、プレボテーラ・インターメディア、バクテロイデス・フォーサイサス、アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンスなどが歯周炎を引き起こす細菌として良く知られています。 これらは、グラム陰性菌に属します。
歯周病の原因は?
原因はさまざまですが、その最たるものは虫歯と同じように細菌です。 歯周病は細菌感染症です。 口腔内で歯周病細菌の攻撃する力が身体の防御する力より強い時に発症します。