製品について

【知覚過敏のメカニズム】どうして知覚が過敏になるのでしょうか?歯が滲みないために

知覚が過敏になるのメカニズムは、歯と歯肉の境目の「象牙質」を「研磨剤(コンパウンド・石の粉・木炭等)」を含む歯磨き粉で削ってしまうことが一番の原因です。
歯を全体的に覆っている白っぽい部分が「エナメル質」、歯と歯肉の境目で少し色が濃くなっている部分を「象牙質」といいます。
「象牙質」は強く歯ブラシでこすると象牙質は比較的に柔らかいため、「エナメル質」より先に削れて、波に削られた岩のようになってしまいます。
また「象牙質」には、細かい穴(象牙細管)が開いていて、そこから、直接神経に刺激が伝わるので、冷たいものが特にしみるのです。
歯周病などでも歯茎や歯槽骨(しそうこつ)は下がりますが、さらに「研磨剤(コンパウンド・石の粉・木炭等)」を配合した歯磨き粉で、「象牙質」や「エナメル質」を削ってしまう事が最大の原因です。
また、「発泡剤(界面活性剤・石鹸)」入りの歯磨き粉を使うと、口から泡があふれ出る前に磨こうと焦って強くみがいたり、泡があふれでた時が終了(時間制限)になっている方が非常に多いと思います。
焦って強く磨くと、「研磨剤(コンパウンド・石の粉・木炭等)」はさらに歯を削ってしまう可能性があります。

2022-07-04T11:12:00+09:00

炭酸カルシウム(研磨剤・石灰石)や炭酸水素ナトリウム(研磨剤・重曹)はオーラルピースに配合していますか?

オーラルピースは食べてしまっても安全な食品原料のみで作られており、食品ではない研磨剤(コンパウンド・石の粉等)は配合しないようにしています。
研磨剤(コンパウンド・石の粉等)は、歯の表面を削り取ることで白くすることができますが、削り過ぎた場合元には戻らない、削りすぎで知覚過敏になってしまう、歯周に溜まってしまう可能性がある等の課題がありました。
またカルシウム類は宇宙など水が貴重な場所では、歯石がつきやすいという課題もあります。
よってオーラルピースについては、炭酸カルシウム(炭酸Ca・研磨剤・石灰石の粉・運動場の白いライン引きの粉・チョークの原料)・炭酸水素Na(重曹)・ゼオライト(沸石)・泥(クレイ・モンモリナイト)・チャコール(木炭)、マイクロビーズ(プラスチック)等の研磨剤(コンパウンド・石の粉等)は使用しない処方と致しました。
オーラルピースは、食べられる成分のみで安心して使用でき、エナメル質・象牙質を傷つけることなく一定時間歯を丁寧にブラッシングして歯を白くすることや、電動歯ブラシでのご利用にも適しています。
また口腔用保湿ジェルとしても口腔内に塗布して使用できます。
「歯を白く保つ」ということに関して当研究チームでは、過去の時代ではスタンダードであった、歯みがき「粉」で歯のエナメル質。象牙質を削り取って歯を白く見せるという方法ではなく、良質な歯ブラシによる丁寧なブラッシングによる日々の自宅メンテナンス。
年に一度、数ヶ月に一度の、歯科医院・クリニックでの処置によるホワイトニング処置が、お肌のシミ取りと同じように、効果と安全性を両立する美しく白い歯を保つリーズナブルな方法として推奨しています。
しかし、研磨剤がお好みの方は、炭酸カルシウム・ゼオライト・クレイ・木炭等のパウダーは、ネットショップで入手できますので、オーラルピースと合わせてお使いいただけましたら幸いです。

2022-07-04T11:11:53+09:00

「ネオナイシン-e」と他の「乳酸菌培養・発酵エキス」等との違いは?

「ネオナイシン-e」の成分上の表示は、「乳酸菌培養エキス」・「梅果実エキス」・「ダマスクローズ油」となります。

「ネオナイシン-e」は、以上の成分の合剤となるためです。

「乳酸菌培養・発酵エキス」とは乳酸菌を発酵させた液体であり、多くの場合はヨーグルトの上澄みのようなものです。そしてその発酵液の中には、水分や不純物、塩分など多くのものが混濁しています。

「ネオナイシン-e」に使用している「乳酸菌培養エキス」は他の発酵液とは異なり、乳酸菌を発酵させた発酵液から、乳酸菌が作り出した抗菌ペプチド「ナイシンA」のみを独自のバイオテクノロジー技術により単独分離・高度精製したものとなります。

乳酸菌発酵液からは10分の1程の量しか取り出すことはできない、製造コストも手間も10倍以上かかる、純度の高い乳酸菌抗菌ペプチド液としての「高精製ナイシンA」となります。

高精製された「ナイシンA」は、その純度や精製度、安定性や効果について、通常の乳酸菌の発酵液とは100倍以上の差が出ます。

九州大学等との産学連携により研究開発された特許取得成分「ネオナイシン-e」は、成分表示上は他の「乳酸菌培養・発酵エキス」等と同じ表示名称ですが、その内容が異なります。

2024-04-15T14:21:04+09:00

「動物(人・家畜等)由来の乳酸菌(人や動物の糞便等に住む菌)」はオーラルピースに使用していますか?

一切使用していません。
前述の様に、この点は九州大学農学部の食品にも活用できる乳酸菌バクテリオシン研究の世界第一人者の研究者をはじめとした長く深い研究の背景による、世界的に大きなオーラルピースの優位性となります。
オーラルピースは、「お口に入れる」製品として、
人や家畜の糞便等から発見された、「動物」の腸管内の「排泄物」等に住む「動物由来の菌」ではなく、
「ネオナイシン-e®︎」の生産時に活用する乳酸菌についても、
福岡県産の「おから」から発見された「植物」であり、「食べ物」に住む「植物由来の菌」である「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」を使用しています。
皆様のお口に入れる乳酸菌の種類・由来については、それぞれ菌の名前からインターネット等で調べていただくことをお勧めいたします。

2022-07-04T11:11:39+09:00

オーラルピースに用いられる乳酸菌は何由来ですか?

オーラルピースには乳酸菌自体は配合されていませんが、「ネオナイシン-e®︎」は乳酸菌から作り出されます。
その生産に用いられる乳酸菌について、以下に説明いたします。
食べれるイメージの「乳酸菌」といってもその生息場所・由来は様々です。
イメージの良い「乳酸菌」といっても、菌種・菌株によって全く異なるものになります。
地面や河川、虫や動物、人間由来の乳酸菌等もあります。また動物の腸管(糞便)や排泄物、ドブやヘドロに生息する乳酸菌もいます。
歯磨きができないが虫歯・歯周病になっていない人の口に溜まった歯垢(プラーク)から発見した乳酸菌や、他人の糞便や垢から発見された乳酸菌などもあります。
そして実際には、乳幼児や子供の糞便や歯垢の菌よりも、大人の糞便や歯垢の菌株の方が強い場合が多く、製品には大人の人間の糞便や歯垢から分離した菌を用いていることが多いのが実情です。
しかし、これまで世界中の研究機関による乳酸菌研究の実用化に際し、そうした他の人の糞便や歯垢を発酵してつくるヨーグルトや飲料、口腔製品は、消費者志向として自身や家族、子供や患者さんの口には入れたくない、という大きな課題がありました。
また、それらの糞便由来や歯垢由来の菌の「発酵物」に混入するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)については、その生息場所から雑菌への力がある可能性はありますが、「ナイシンA」以外の抗菌ペプチド(バクテリオシン)はWHOはじめ世界の保健機関、日本の厚生労働省でも安全性の検証がされていない未認可物質となっています。
オーラルピースに配合される乳酸菌「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」は、清潔で安全な食べ物である、福岡県産の豆腐のおからから発見された乳酸菌です。
そして、世界中で認可された乳酸菌抗菌ペプチド「ナイシンA」を量産する植物由来の食品に生息する乳酸菌であり、日本乳酸菌学会元会長である九州大学の園元謙二名誉教授の数十年に渡る研究成果です。
オーラルピースに用いている乳酸菌は、豆腐のおからという食べられる植物由来の食べ物の中から見つかった清潔で安全な乳酸菌を活用しております。
 
皆様のお口に入れる乳酸菌の種類・由来については、それぞれ菌の名前からインターネット等で調べていただくことをお勧めいたします。

2022-07-04T11:11:33+09:00

オーラルピースには「乳酸菌」自体は配合していますか?

配合していません。
オーラルピースには、乳酸菌が作り出す乳酸菌ペプチドを高純度に精製したバクテリオシン製剤「ネオナイシン-e®︎」(清掃助剤)を配合しています。
口腔ケア製品に「乳酸菌」自体を配合しようとした場合の臨床上の効果について、世界中の研究機関によるこれまでの課題は、「ネオナイシン」のホームページをご覧いただけましたら幸いです。
また、「乳酸菌」と「抗菌物質」や「保存料」、「アルコール(エタノール)」「合成殺菌剤」、「炭酸水素ナトリウム(重曹・アルカリ)」等を「一緒に配合した製品は成立しない」という大きな課題がありました。
それは、乳酸菌バクテリオシンなどの「抗菌物質」、パラベン・フェノキシエタノール・安息香酸Na・ソルビン酸K・アルコール(エタノール)・BG(ブチレングリコール)・グレープフルーツ種子エキス・酸などの「保存料」、また「合成殺菌剤」や「炭酸水素ナトリウム(重曹・アルカリ)」は、一緒に配合した生物である「乳酸菌」を殺してしまうためです。
またヨーグルトの様に冷蔵保存ではなく、常温で保存・使用できる口腔ケア製品とする場合は、「乳酸菌」が生きていては腐ってしまうので、殺菌する事が必要となります。
よって、「乳酸菌」も「抗菌物質」等もどちらも配合されている製品は、「効果を想起させる成分を両方配合した」ことにはなりますが、
実際は「抗菌物質」等により「乳酸菌」は死滅しており、使用や臨床においては意味のないものになってしまうという課題がありました。
オーラルピースには、乳酸菌が作り出すペプチドを精製した「ネオナイシン-e®︎」を配合しており、「乳酸菌」自体の配合はしない処方となっております。

2022-07-04T11:11:26+09:00

炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)はオーラルピースに配合していますか?

配合していません。

炭酸水素ナトリウム(重曹)とはアルカリ性の物質で、汚れを浮かせ油脂やたんぱく質を破壊・分解する作用があります。

また粒子が大きく水に溶けにくいという性質があり、キッチン周りの研磨剤として重宝されています。

炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)を配合した歯みがき剤は、キッチンにある重曹で作れることからキッチンコスメとして自然志向の人達によって家庭でも作られてきました。

しかし現代の世界中の口腔臨床現場においては、歯みがきや口腔ケアへの使用について推奨されない様々な課題がありました。

オーラルピースについても、開発において様々な検証がなされましたが、以下の理由により配合しない処方にいたしました。

まず、「研磨作用によって歯が削れてしまう」という課題です。

炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)は頑固な汚れを落とすクレンザーにも配合されているほど、研磨作用の強い物質です。

米国歯科医師会(ADA)においては、炭酸水素ナトリウム(重曹)の粒子は市販されている歯磨剤のどの研磨成分よりも粒子が荒く大きいとされ、ヤスリやクレンザーで歯を磨く行為と同じということで推奨されてないとのことです。

連日研磨するとエナメル質が日々削られ、いずれ知覚過敏の症状が出る、虫歯になりやすくなる、歯の表面についた傷に色素が残りやすくなり黄ばみの原因となる、最終的には
中の象牙質が見え歯が白色を超えて灰色になってしまう可能性があります。

そして削れてしまった歯は元には戻りませんので、注意が必要です。

次に、「塩分の過剰摂取を招く」という課題です。

炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)は塩と同じくナトリウム化合物で構成されています。

健康な人でも1日に摂取できる炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)の量は5グラム以下とされています。

炭酸水素ナトリウム(重曹・研磨剤・アルカリ)による歯磨きやうがいで誤って飲み込んでしまうと、塩分を過剰摂取することになります。また、飲みこまなくても口腔内粘膜から塩分は吸収されてしまいます。

とくに腎臓・心肺機能に低下が見られる方、塩分やナトリウム制限を受けている方、高血圧の方、持病で塩分の摂取を制限されている方は注意が必要となります。

また、健康な方でも塩分過剰摂取は、むくみなどの代謝異常の症状やアルカローシス等につながるという課題がありました。

次に、「口内がアルカリ傾くと歯石の付着の原因になる」という課題です。

進化してきた人類の口腔内はお肌と同じ弱酸性に保つように生理機能しており、口の中のPHを一定に保ち、原因菌の働きを抑え、歯の再石灰化作用を進める働きがあります。

人間の口内は唾液により弱酸性に保たれていますが、アルカリに傾いた口内は歯石が付着しやすくなります。

歯石は細菌の集まりである歯垢(プラーク)がアルカリによって石灰化したもので、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。

イメージとして、食事によって酸性に傾いた口内を中和することで歯の再石灰化を促進し虫歯予防に繋がるかもしれない、という期待もありますが、実際には再石灰化は唾液のミネラルにより行われます。

虫歯も口内が酸性になるからできるのではなく、口腔内に住む虫歯菌が糖を分解して出す酸によって歯が溶かされてできます。

また通常の口腔内の弱酸性は虫歯菌を活性化させるわけではない(アルカリ性に傾けても虫歯菌を不活化できない)ので、一時的に口腔内をアルカリに傾けても意味がない、また虫歯菌を退治することはできない(その前に口腔粘膜や皮膚組織が損傷してしまう)、逆に歯石のリスクが高まるという臨床上の課題がありました。

特に宇宙など水が貴重な環境では、歯石がつきやすくなると考えられています。

最後に、「アルカリによる強い刺激で口腔粘膜にダメージを与える」という課題です。

強いアルカリに処理すると一般的な細菌を殺菌、ウイルスを不活化することができます。

強アルカリは、塩素や次亜塩素酸といった消毒薬と同じように、医療機器やキッチンの消毒には適しますが、様々な菌と成り立っている人の体への使用にはダメージを与えてしまう課題がありました。

細菌も殺菌しますが、薬傷により口腔内粘膜を構成するたんぱく質を破壊し、歯茎や歯周の皮膚組織を傷つけ、口腔粘膜を荒らし口腔内状態を悪化、また歯周トラブルの原因をつくってしまう可能性があります。

皮膚組織やたんぱく質を破壊する特徴から動物の骨格標本を作る際には、炭酸水素Na(重曹)で煮たりします。

また、油で汚れたキッチン道具や目詰まりしたセラミックフィルター、車やバイクの部品などを重曹を加えて煮ると油分やタンパク質が分解し、とてもきれいになります。重曹は100均ショップで売っているのでぜひお試しください。

以上のことから、炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)は、要介護高齢者、闘病者、塩分を控え健康に気遣う人、口腔粘膜の弱い赤ちゃんには使用できないという口腔臨床上の課題がありました。

よってオーラルピースについては、配合しない処方としております。

しかし、炭酸水素Na(重曹・研磨剤・アルカリ)がお好きな方は、食品用の重曹がスーパーなどで売っていますので、各自ご注意のうえご使用いただけましたらと存じます。

2024-04-15T14:03:05+09:00

塩素や二酸化塩素(CIO2)、亜塩素酸Na、次亜塩素酸Na、塩素系ガス等の漂白剤はオーラルピースに配合していますか?

漂白剤やプールの消毒・除菌に用いられる塩素や二酸化塩素(CIO2)、亜塩素酸Na、次亜塩素酸Na、塩素系ガス等は配合していません。
オーラルピースは、うがいや吐き出しが難しい介護が必要な高齢者、闘病者や障害のある方でも使用できる製品を目指して研究開発に多くの時間を割いてきました。
塩素や塩素系ガスの作用、副作用、人体への影響については、皆さま各自でインターネットでお調べください。

2022-07-04T11:11:08+09:00

オーラルピースに使用している原料はすべて植物・プラントベース 原料なのでしょうか?

オーラルピースの全成分は、水以外は全て植物(食品)から作られたものです。
限りのある石油などの化石原料ではなく、持続生産可能で環境に優しい植物原料で全て作られます。
またオーラルピースは、お口に入れる製品として、
「ネオナイシン-e®︎」の生産時に活用する乳酸菌についても、
人や動物の糞便等から発見された、「動物」の腸管内の「排泄物」等に住む「動物由来の菌」ではなく、
福岡県産の「おから」から発見された「植物」であり、「食べ物」に住む「植物由来の菌」である「Lactococcus lactis(ラクトコッカス ラクティス)菌」を使用しています。

2022-07-04T11:11:01+09:00

食品原料として未認可の成分はオーラルピースに使用していますか?

オーラルピースは、うがいや吐き出しが難しい、乳幼児や介護が必要な高齢者、闘病者や障害のある方でも使用できる製品を目指して開発されています。
本来、食べ物として人類が古来から口にしてきた食品、世界の保険機関で安全性が検証された植物由来の食品原料のみでの製品の研究開発に、多くの時間を割いてきました。
よって化学合成成分、石油由来成分、たとえ植物でも食用としての歴史のないもの、は使用していません。
また食品原料と認められたものでも、化学合成成分や石油由来の成分は無配合とする方針で開発されました。
また、配合した乳酸菌成分が産出するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)についても、世界の保健機関や日本の厚生労働省で安全性の検証を経て、食品もしくは食品添加物として認可されていないものについては、一切使用していません。
食べれるイメージの「乳酸菌」といっても様々で、人の口の中の歯垢(プラーク)から取った乳酸菌や、他人の口の中や排泄物等から摂取した乳酸菌は、食品として未認可物質であり、口腔ケア製品に適さない課題がありました。
オーラルピースに配合されている成分は、製品表記上の成分は当然のこととして、乳酸菌の「発酵物」に混入するであろう抗菌ペプチド(バクテリオシン)についても未認可のものの配合は避け、
WHOで認可され、米国でGRAS認定され、日本の厚生労働省でも安全性の検証を経て食品として認可された「ナイシンA」のみを使用するように研究開発しています。

2022-07-04T11:10:54+09:00
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